次の日、イッセーは彩海学園にて魔力の測定検査の為に・・・学園の裏にある
小さな建物に向かって行った。
そこは小さな研究所で嘗ては魔族の誰かが研究用として作られたところで
あるのだが学園はそこを買い取って部活棟の一つとして運用されることとなり
現在は彩海学園が保有しているのだ。
そんなところにイッセーは入ってみると中は綺麗であった。
嘗ては木造の場所らしいであったのだが今やコンクリート製である。
イッセーは恐る恐る中に入って・・・ある部屋に向かった。
そこは・・・・。
「ここか。」
そこは・・・・《オカルト研究部》と呼ばれる部屋であった。
そして失礼いたしますと言って中に入ってみると・・・。
「うわあ・・・何だこの部屋は?」
怪しさ満点であった。
室内の床から天井に至るまでそこらかしこに面妖な文字が記されており
巨大な魔法陣もあった。
後はソファーが幾つかとデスクが何台かあった。
そこには・・・・男子と女子が2人ずついた。
一人はイッセーと同学年であると同時に・・・イケメンでありイッセー達
変態3人組が最も嫌う人間。
「木場 佑斗」である。
もう一人は1年生で眼鏡をかけた中世的な少年。
その見た目から実は女の子じゃないのかと言われるほどの・・・少年
「橘 七緒」である。
後の女子はというと・・・。
その見た目から小学生だと言われれば信じたくなるような見た目をした・・・
無表情で羊羹を食べている少女。
「塔城 子猫」である。
そして最後に黒髪のポニーテールで大和撫子と呼ばれている・・・
リアス・グレモリー以上の胸部装甲を持った少女
「姫島 朱乃」である。
イッセーは特に・・・姫島の胸部装甲をえへへへとにやにやと見つめていた。
すると後ろから・・・声が聞こえた。
「来たわね、兵藤 イッセー君」
リアス・グレモリーと・・・。
「げ!南宮先生!!」
「げ!とはなんだ、げ!とは!!教師に向かってナンダその口調は!!」
南宮先生がそこにいた。
よく見ると幾つもの箱を持っていた。
そしてそれを置くと南宮先生はこう言った。
「こいつは対魔用の宝石が幾つもあってな。こいつで魔力を封じている。」
「必要に応じて解除されるようになっているがまあ、そういう事はあるまい。」
そう言いながら南宮先生はイッセーに向かってこう言った。
「それじゃあ兵藤、そこの魔法陣に入れ。」
「ええと・・・それでどうするんです?」
イッセーはそう聞くと南宮先生はこう答えた。
「その魔法陣は私が特別に描いた奴でな、本来ならばインスタント魔術を
使わなければいけないのだが特別に認めて貰った奴だ。その中に入っておけ。
そこでお前の魔力の診断を行う。」
そう言うとイッセーを魔法陣の中央に行かせた。
するとリアス・グレモリーはイッセーに向けてこう言った。
「それじゃあ兵藤君。貴方の魔力を測定するけど大丈夫よ。
落ち着いていれば何とかなるから。」
そう言って落ち着かせるとイッセーは魔法陣の中央に行くと・・・
新たな来訪者が現れた。
それは・・・。
「またかよ・・・。」
「仕方がねえだろ?アンタを監視しとけよってグレンに言われたんだから。」
古城はイッセーに向けてそう言うと南宮先生はこう言った。
「それでは始めるぞ。」
そう言うと・・・魔法陣が輝きだしたのだ。
「え、何だコレ!?」
「黙れ、今この魔法陣は貴様を認識するために読み込んでいるんだ。」
南宮先生はそう言ってイッセーを黙らすと・・・暫くして魔法陣から
光が消えたのだ。
「あのう・・・これで終わりですか?」
イッセーはそう聞くと南宮先生はこう答えた。
「まあ待て。今度は先ほど測定した魔力を・・・暁、貴様確かカウンターを
持っているよな。」
「あ・・・ああ。グレンの奴が計測用に持って行けって言われてな。」
そう言って古城は懐から小さな非接触型の体温計の様な物を出すと
南宮先生はそれを取って先ほどの魔法陣に写し取って計測させてみると・・・。
「は?」
目を丸くしてそう言ったのだ。
どうしたんだと思って他の人達も見ると・・・・。
「これは・・・。」
「あちゃ~。」
「・・・無様。」
「あらあら~。困りましたわねえ。」
「これは・・・前代未聞ね。」
「前途多難だなこいつは。」
佑斗、七緒、子猫、朱乃、リアス、古城の順でそう言うとイッセーは
こう言った。
「イヤなんですか皆のその表情って・・・もしかして俺の魔力が
測定不可能なんですか!?」
上限超えてと聞くが・・・南宮先生はそれを聞いて首を横に振ってこう答えた。
「いや・・・逆だ。」
「貴様の魔力は・・・子供以下だ。」
「・・・・・へ?」
イッセーはそれを聞いて目を丸くするが南宮先生はこう続けた。
「貴様の魔力が子供以下・・・然も魔族だろうが人間であろうが関係なくだ。」
「・・・それって・・・つまり。」
イッセーはまさかと思って聞いてみた。
まさかここでお払い箱なのかとそう思っているとリアスはこう答えた。
「ああ・・・よく聞いてね兵藤君。」
「これはね・・・転送も兼ねていてね。インスタント魔術で呼び出した人の
場所に自動的に行けれるんだけど・・・これって一定の魔力が必要で貴方は・・・どうも転送できないようねえ。」
「そんな!じゃあどうするんですか俺!?」
クビなんですかと聞くとリアスはこう答えた。
「そうねえ・・・暫くは自転車漕いでインスタントの転送魔術のチラシ配りを
新聞配達と一緒にやってるからそれを中心にして呼ばれた場合・・・
重複していたらイッセーは自転車で来てもらうって事にしましょ。」
それで如何ですかとリアスは南宮先生に向けてそう聞くと南宮先生は
こう答えた。
「そうだな、幸いお前はこいつを使わなくても大丈夫な程度・・・
と言うか必要0と言うのが分かったからな。私はこれで失礼させるぞ。」
そう言うと古城はこう言って出て行った。
「さあてと・・・俺はグレンに報告っと。」
そう言った後にイッセーは膝から崩れ落ちてこう言った。
「そんな~~~~~~~~~~~~!!」
次回は・・・どないしよ?