そして所変わって冥界では・・・戦闘が激しさを増していた。
「暁・・・君?」
「よう副生徒会長、済まねえがちょっとばかり荒れるぜ!」
古城はそう言ってロキの方に視線を向けるとロキはほうと古城に向けて
こう言った。
「バランスブレイク・・・禁手か、成程成程神殺しと言われるだけあって中々
オーラが違うようだが・・・悪いが貴様程度が私に勝てる可能性は無きに等しいと
思え!」
ロキはそう言って古城目がけて氷を放つが古城はそれに対して腕を出すと音声が
流れた。
『DIVID!DIVAID!!』
その音声と共に氷の威力が何やら薄まったかのような感じがしたが
古城は避けてこう言った。
「糞!やっぱ神相手だと半減がしにくいか!!」
「成程な、これが半減か。今後の成長次第では私に届くかどうかは・・・
まあ定かではないな。」
そう言っているがロキは内心こう思っていた。
「(こいつとあのロンギヌスならば対処可能だろうが問題は奴の中にある・・・
言いようもないナニカだな。)」
そう思っているとロキはヴァナルガンドに向けてこう言った。
「ヴァナルガンド、奴を殺せ。焼き尽くして塵とせよ。」
うおおおおおおおおおおおおおオン!
その言葉にヴァナルガンドは遠吠えで答えて古城目がけて攻撃しようとすると・・ヴァナルガンドの横から魔法の攻撃が放たれた。
「今のは・・・ロスヴァイセか。」
「ロキ様!これ以上はやらせはしません!!」
「やれるものならばやってみるが良い。」
ロキはそう言ってヴァナルガンドに対して目標をロスヴァイセに変更させると
ヴァナルガンドは先ほどの攻撃に対する怒りからであろう、ロスヴァイセに対して
青白い炎を放つとロスヴァイセはそれに対して先ほどと同威力の攻撃で相殺した。
そんな中古城は椿をソーナの元に降ろすとこう言った。
「皆は転移魔法で脱出して増援を呼んでくれ、俺達がその間を食い止める。」
「待ってください!今ここで貴方達が時間を稼いだとしても神を相手に・・・
無茶苦茶です!」
「貴方は・・・死ぬのが怖くないんですか?」
椿の言葉に他の面々が皆そうであった、あんなに強い相手にどうして
立ち向かえるんだと思っていると古城はああなと言ってこう答えた。
「簡単だ、俺達を信じてくれる人達がいる。そして俺達はそれに応えたい・・・そんだけだな。」
古城がそう言って空高く飛んで向こうに戻っていくのを椿達は
唯々見ることでしか出来なかった。
ーーくくくく、あんなかっこつけをよく言えたな本当
「うるせえぞアル、だけど厄介だぜあいつは。」
ーー当たり前だ、悪神とはいえ神だ。俺の能力が通用しない理由が
あれだからな。
「ああ、こっちはじり貧だ。グレン達は?」
ーーグレンと深夜は回復を終えているから今はあの金ぴか鎧のフェンリルと
黒服ナースのフェンリルを相手取っている、ヴァナルガンドはあのヴァルキリーがやっているが向こうが危ない。俺達はあっちに援護するぞ。
「おお!行くぜ相棒!!」
ーーおおよ!!
「くう・・・やはり腐ってもヴァナルガンド!この強さは厄介ですね!!」
「そうか?私からすれば貴様の力も大したものだが・・・これで終いと
行こう。」
ロキがそう言ったと同時に氷の槍を創り出すとロスヴァイセ目がけて投げるが
ロスヴァイセはそれに対して魔法で攻撃して打ち落とすがその一瞬の間に・・・ヴァナルガンドはロスヴァイセの背後に回り込むとこう言った。
「だが攻撃だけでは私は止めれてもヴァナルガンドはどうだろうな?」
「な!」
しまったと言わんばかりにロスヴァイセは目を瞑って痛みを受け入れようと
するが・・・一向に起きないため何でだと思って見開くとそこで目にしたのは・・
「よう、大丈夫か?」
ヴァナルガンドの口元に黑い粒子が飛んでいてそれで防御している
古城の姿がそこにあった。
「うおらあ!」
古城はそう言ってヴァナルガンドをはねのけると今度はロスヴァイセを
お姫様抱っこして去ろうとするがヴァナルガンドは逃がさないと言わんばかりに
青白い炎を吐くが古城との間に・・・鏡が現れると鏡はその攻撃で破壊されたと
同時に青白い炎は逆にヴァナルガンドに対して反射されたのだ。
ぐおおおおおおおおおおおおおおお!
ヴァナルガンドはその攻撃に悲鳴を上げるのを見て何だと古城は
そう思っているとそこで目にしたのは・・・
・・・・・ミラーアリスを使った椿の姿が見えた。
「生徒会・・・脱出していなかったって言うか向こうに行ってるだと!
何で!?」
援軍を呼んでほしいって言ったのにと言うがロスヴァイセがこう答えた。
「恐らくですが彼らは貴方達と共に戦いたいのでしょう、この冥界を
守るために。」
「全く・・・好き勝手やってくれるなおい!」
古城はそう言ってロキに目を向けようとすると・・・転移魔法陣が
空に浮かぶのが見えた。
「な・・・何だあれは。」
古城はまたなんだと思っていると雲が渦を巻き始めたのだ。
「空が・・・荒れる。」
「この魔力・・・まさか!」
ロスヴァイセがそう言ったと同時に雷鳴が鳴り響いた。
『『!?』』
一体何なんだと思って空を見上げるとロキはその正体に対して・・・
嫌なやつ見たような表情をするとロキはこう言った。
「やはり来たか・・・ソー!」
「お前を止めに来たぞ、わが弟よ。」
次回はロキ対ソー。