「誰だ・・・あいつは。」
古城がそう呟くとロスヴァイセがこう呟いた。
「ソー様・・・?」
「ソー?」
「はい、以前とある理由で追放処分となされましたが何時もとは感じが違う。」
「何が違うんだ?」
「はい・・・今まではその何と言いますか・・・厚顔不遜と言うか自分の力に
絶対の力を持ちその強さはまるで苛烈な炎の如きものでしたが今はまるで・・・
大地に根付く大樹の如く強さの中に何か・・・意思を感じます。」
そして上空では
「ロキ、これ以上の蛮行は父上が見過ごせん。そして俺が来た以上お前をこれ以上放って置くことも出来ぬから・・・貴様は俺が倒す。」
「黙れ愚かな兄よ、貴様を殺して私はお前よりも優れていることを
証明してみせる。」
そう言ったと同時に辺り一帯に互いの神としての気迫が覆うとゴールデンハティとブラックコスティがびくりとした瞬間に2人は人型から・・・狼型に戻ったのだ。
『『!?』』
それを見て古城達は驚くとアルビオンがこう言った。
ーー古城、ここは一度降りるぞ。今此の儘にいれば間違いなく巻き込まれるぞ!
「お・・・おおそうだな、ロスヴァイセさん、椿姫副生徒会長。俺達は
降りるから着いて来てくれ。」
それを聞いて椿姫ははいと答えて直ぐに降りて行った。
「邪魔者は大人しく下に行ったようだ、中々どうして自分達の力量を
計れる者達が多くて助かるな。」
「これで俺達の力を余すことなく使える・・・行くぞロキ。」
「来いソー・・・我々の因縁に決着と行こう。」
そう言って互いに獲物を構えて・・・戦いが始まった。
「これが・・・神同士の戦いかよ・・・!」
「衝撃波だけでここ迄とは・・・!」
「ここでは巻き込まれます・・・皆様もっと離れて!」
ロスヴァイセの言葉に全員が離れていった。
「何故こんなことをした!」
「王になる為だ!王になることで私は父に認められるのだ!!」
「そんなことしなくてもお前は我々の兄弟だ!」
「兄弟ではなかったのだ!私はおぞましき化け物の子だったのだ!!」
「其の為に同盟を無くすことが北欧神話の為になるとでも言うのか!?」
「ああそうだ!三竦みなんかの同盟よりも我々のみで解決するべきだ!!
カオスブリケード等恐るるに足らない!?」
「だがそれでも我々だけでは対処できんぞ!だからこそ父上は同盟を結んで
完璧に対処したほうが皆の為だ!!」
「ならばその前にこれ迄被害を被り多くを失った種族の遺族や我々の民に対して魔王や上層部が謝罪すべきなのに何故奴らはそれをせずに
いきなり同盟しようと言って来て奴らは我らを何だと思っているのだ!」
ロキはそう言いながら分身を放つがソーはそれら全てを雷鳴で倒すが
ロキは背後から奇襲を仕掛けてきて来るもソーはそれを受け止めるとソーは
ロキに向かってこう言った。
「俺は弟とは戦えない!」
「私は弟でもなければ何でもないのだ!血も繋がっていなければ
種族すらも違う!!私は!・・・
・・・・・初めから違っていたのだ・・・!!」
ロキは振り絞るかのようにそういうとロキはソーに向けてこう続けた。
「何故そこまで落ち着いて・・・いや!何故そこまで腑抜けたのだ!!
地球で何かあったのか!?・・・女か!」
「・・・・・」
「そーか!ならばお前を倒した後にヴァナルガンドと共にその女に
会いに行って・・・町諸共滅ぼしてやる!!」
「!・・・ロキーーー!」
ソーはそれを聞いて怒りに燃えてロキ相手に猛攻を加えるとロキはソーに向けてこう続けた。
「そうだ・・・お前は何時もそのやり方がふさわしいんだよ!」
そう言いながらロキはソーの猛攻を受け止めながら戦いを続けた。
「おいおいおい何だよこの兄弟喧嘩はよ・・・!」
グレンはそう言いながらロキとソーの戦いを見てあははと溜息付きながら
冷や汗を掻いていると古城が現れてこう言った。
「大丈夫かグレン!?」
「おお古城か・・・此の儘だとここら辺一体が荒地以前になっちまうぜ?」
グレンは古城に向けてそう言うと古城はグレンからこう聞いた。
「それで、どうするんだよこの状況?」
「そうだな・・・俺達の目的は既に達していると思うからここは引くべきだと思っているがお前らどうする?」
そう聞くと古城は・・・こう答えた。
「俺は残るべきだと思う。」
「ほう・・・それは何でだ?」
グレンがそう聞くと古城はこう続けた。
「例え兄弟がこの戦いを終わらせたとしても間違いなく他の勢力共とは因縁が残っちまう、悪魔と天使が特にな。」
そう言って確かにとソーナは頷いていると古城はこう続けた。
「それにだ・・・どうやら俺達を只では帰させねえようだ。」
そう言って他の方に視線を向けるとそこに現れたのは・・・ヴァナルガンドと
ハティ・コスティであった。
「ああ・・・そのようだな。」
グレンはそう言うと魄刀を構えてこう言った。
「あいつらの力は化け物級だ、仕留めるぞ手前ら。」
『了解!』
その言葉に全員が立ち向かうとロスヴァイセがこう言った。
「私も参ります、北欧の一人としてここで戦わないのは恥です。」
そう言って向かって行くとソーナは私もと思っていると巡が止めてこう言った。
「待ってください会長!私達では彼らに・・・あの狼たちには勝てません!」
それを聞いて他のメンバーもこう続けた。
「そうですよ!元ちゃんもやれてしまったし!」
「私達程度じゃ・・・勝てませんよ。」
そう言う声が聞こえるのを聞いてソーナはそれでもと思っている中椿姫が
前に・・・古城の元に走って行った。
「椿姫!」
ソーナはそれを見て止めようとしている中椿姫はこう思っていた。
「(古城君!・・・私程度ではどうにもならないかもしれませんが・・・
それでも!)」
次回も続く。