弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 吸血描写があります。


吸血

ヴァナルガンドの咆哮と同時に青白い炎が襲いかかるも小百合が菊理の結界で

防御するもハティとスコティが両端から現れるとそれをハティに対してグレンの

真昼ノ夜と美十の火愚土、スコティに対しては深夜の白虎丸で防御し、

典人の覚世で翻弄させてきた。

 グルルルルと唸りながらヴァナルガンドは其の爪を小百合に対して睨みつけて

攻撃しようとすると古城が現れて黒霧で先ほどの青白い炎が出せないように口を

切り裂くがヴァナルガンドはぎゃああああああああああああああああ!!と

悲鳴を上げるがヴァナルガンドは其の爪を使って古城を白竜皇の鎧事・・・

切り裂こうとするが古城はやばいと思って黒霧で防御するもそれ事・・・

切り裂かれたのだ。

 

 「が・・・・は・・・・!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「古城ーーー!」

 「古城君!!」

 

 

 

 

 

 

 グレンと椿姫は大声でそう言いながら椿姫が駆け寄るとヴァナルガンドが

踏みつぶそうとするかのように攻撃しようとして・・・ロスヴァイセが

それから守るかのように巨大な魔法陣が現れて防御した。

 

 「何しているのですか!速く彼を避難させて下さい!!」

 ロスヴァイセがそう言うと椿姫は古城を肩に背負うかのように連れて行くのを

見るとロスヴァイセは良かったと思ってこう続けた。

 「彼は私を助けてくれました・・・今度は私が!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「古城君!古城君!!古城君!?」

 「あ・・・ぐうう・・・。」

 「傷が酷いです!菊理でも神の受けた攻撃は治したことが無いので

大丈夫なのかどうかやってみます!」

 そう言って札を一枚抜いて古城に当てると回復の光があふれ出るが・・・

傷の治りが遅かったのだ。

 「何で・・・効きづらい!」

 『こいつは第4真祖だ!吸血鬼にして最強の一角、体の構造が常人とは

違うだけではなくその体内には12の眷属が宿っているのだが・・・恐らく

体内にある眷属が治癒を邪魔しているのだろうな。』

 「白竜皇!貴方が・・・まさか彼がその。」

 椿姫はそれを聞いて驚いているが白竜皇はこう続けた。

 『そうだ、だがこの事はこいつの妹には内緒にしてある。そして

これを知っているのは戦鬼隊と優一郎達、最後に南宮しか知らない、

黙っていてくれないか?』

 「何故私に対して」

 『お前は古城に対して恩義がある、幾らお前がシトリー家の眷属だと

聞いていてもこいつの事に対して無理やり眷属にすることは無いだろうしな。』

 「・・・分かりました、この事は内密にしておきますが・・・!!」

 そう言っていると古城の体から・・・雷が出てきたのだ。

 「これは・・・」

 『いかん!こいつの眷属が暴れ始めてる!!早急に血を与えなければ

こいつの内側から眷属が暴走するぞ!?』

 「「!?」」

 それを聞いて小百合と椿姫は驚いていた、第4真祖ともなれば眷属の

その力は一体で核兵器並みの力なのだから。

 「このままではここら辺一体が崩壊してしまう!今まさにあっちでは神クラスの兄弟喧嘩、こっちでは眷属の暴走・・・どうしたら。」

 そう言っていると近くで・・・爆発音と同時に土煙が出た。

 「一体何が・・・ロスヴァイセさん!?」

 椿姫はボロボロになったロスヴァイセを見てそんなと思っていると

ロスヴァイセは周りを見てこう呟いた。

 「この状況から見て・・・厄介なようですね。」

 ロスヴァイセはそう言うとずりずりと近づいて古城のすぐ近くに寄ると白竜皇に向けてこう聞いた。

 「その血は・・・私でも・・・良いですか?」

 『・・・どういう意味だ?』

 アルビオンがそう聞くとロスヴァイセはこう答えた。

 「今私は・・・戦えません・・・ですので。」

 そう言っているとアルビオンは暫く考えていると椿姫がこう聞いた。

 「それなら私も手伝います!私も彼に救われましたから・・・お願いします!」

 椿姫がそう言うとアルビオンは暫くして・・・こう答えた。

 『分かった・・・俺の鎧を一時的に解除する、だが気を付けて身を構えておけ。こいつは今まで俺の力で暴走する眷属を封印してきた・・・何が起こるか

分からないから覚悟しておけ。』

 アルビオンがそう言って自らの鎧を解除するとそこに現れたのは・・・

ボロボロになった古城がそこにいた。

 「「古城君(さん)!」」

 椿姫とロスヴァイセが古城を見ると古城が息を荒げながら2人に向けて

こう言った。

 「逃げろ・・・暴走・・・したら・・・どうなるか」

 分からねえぞと言うと古城の魄刀を抜くと2人は頷いて先ずは椿姫が首筋に

傷を付けると血が出てきたのだ。

 すると椿姫はそれを一掬いして口に含むと其の儘唇に触れた。

 「!?」

 古城はそれに驚いていると血が沸騰するかのような感覚に襲いかかったのだ。

 「あ・・・があ!」

 古城は魘されるかのようにやばいと思っていると今度はロスヴァイセが

自身の血を口の中に含んで同じように・・・口移しで飲ませたのだ。

 すると古城が胸を抑え込むかのようにむくりと体を起こすと其の儘先ずは

椿姫の首に古城の歯から犬歯が出てきて食い込むかのように噛んだ。

 「あ・・・う。」

 椿姫は頬を赤ラメながら古城を抱きしめるかのように掴んでいると

ロスヴァイセも近づいてこう言った。

 「古城さん・・・私も。」

 そう言うと古城はそれに気づいて其の儘ロスヴァイセに嚙みついた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「このままじゃ・・・持たない!」

 小百合はそう言って襲ってきているヴァナルガンドの攻撃を受け止めているが

此の儘じゃあ不味いと感じたのであろう小百合は更に強くしようとすると

背後から・・・何かを感じた瞬間に古城はこう呟いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「『焔光の夜伯(カレイドブラッド)の血脈を受け継ぎし者・・・暁 古城が、汝の枷を解き放つーー!!」




 次回は眷属が出ます。
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