弦神島における非日常的な日々   作:caose

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 終わった。


ゲーム終了

 「チェックメイトね、ソーナ・シトリー。」

 シークヴァイラがそう言うとソーナはぎりりと歯軋り鳴らしていると椿姫が前に立った。

 「会長の邪魔はさせません。」

 そう言って薙刀を構えているが次の瞬間に・・・だだだだだだだだだだ!と言う

銃声と共に椿姫が・・・倒れると同時に光となって消えた。

 『シトリー家クイーン リタイア。』

 アナウンスの声を聴いてソーナは・・・ああああと小さく声を上げる事しか

出来なかった。

 今までの自分が考えていたであろうレーティングゲームとは全く違うこの状況にソーナはシークヴァイラに向けてこう言った。

 「貴方は・・・何の為にこのような事を?」

 そう聞くとシークヴァイラは・・・あっけからんにこう答えた。

 「何を言っているの?これはレーティングゲーム、己の眷属の力を最大限に

見せつけると共に私達の眷属をどれだけ強くできるのかを多くの人間に見せることで我々の家の価値を高めさせ己の武を更に昇華させるといういわば各家における

代理戦争の一環に過ぎません、それがレーティングゲームよ。」

 それを聞いてソーナはこう呟いた。

 「そんな事・・・レーティングゲームは・・・悪魔達の興行で・・・多くの人達を楽しませて・・・そして・・・冥界の・・・全ての発展に」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「他種族を従えさせそして見世物にすることのどこが健全的で冥界の為に

なるのかしら?」

 そう言ったと同時に懐からハンドガンを引き抜いてソーナに向けた瞬間に

ソーナはそれを見て恐怖して・・・魔力で水を生成すると大声でこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「うわあああああああああ!」

 そしてその儘水で出来た巨大な龍をシークヴァイラ目がけてぶつけようとして

そして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・巨大な雷がソーナの頭上に落ちた。

 「が・・・・・ああ。」

 其の儘ソーナは倒れかけたその時にシークヴァイラはソーナに向けて

こう言った。

 「夢は夢の儘見た方が幸せ、ですがそれを叶えさせようとするのならば

手段を選んで正々堂々など・・・愚の骨頂ですね。」

 そう言った瞬間にシークヴァイラは手を銃のような形にしてこう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「パン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『シトリー家キング リタイア、勝者・・・シークヴァイラ・アガレス』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『全く、一般人用のレーティングゲームの学校を造ると言っておきながら

試合内容はアガレス家はポーン3つと引き換えに全滅と言うシトリー選手は最悪な

黒星スタートとなりましたね。』

 『然し今回のアガレス家は中々前例もない攻撃でしたねえ、眷属全員に

アンダーグラウンドで手に入れた武器を手に入れ。そこに魔法や科学技術を

組み込ませることでより洗練させつつ実践的な戦いが出来るようになったという

正に臨機応変しつつ今風な戦いを使うという悪魔達からすれば中には

ルール違反と言う声がありますが?』

 『いえいえ、ルールの穴を突き。策略を練り、敵を翻弄させ、最後に勝利する。ゲームのやり方は人それぞれ、ですが私からしたらあのような残念な

負け方をした人にゲームの教えを請いたいなどと誰も思いたくないですなあ。』

 『ハハハハハ確かに、然しアガレス家にまさかトランスフォーマーを眷属として加えていたとなるとこれは今後のレーティングゲームにおいてダークホースと

呼ばれるでしょうな。』

 『確かに、ミューテーションピースでナイトの駒ですが転生に成功し

それどころかISや眷属の種族も様々。今後のレーティングゲーム次第では

彼女がトップランクの地位に就くのは時間の問題でしょうな、今後とも

目が離せない戦いが続きそうです。』

 では次の話題へとと言ってセラフォルーはテレビを消してこう言った。

 「何さ何さ何さあいつらソーちゃんの事をまるで負けて嬉しがっている様な

感じで然もソーちゃんをあんな目に合わせたアガレス家を褒めるなんて

可笑しいよ!大体あの子はソーちゃんの作戦を盗み聞きしていたのに

何で誰も文句を言わないどころかソーちゃんを貶すの間違ってるよこんなの!!」

 ああもうと言っているが水晶玉に写るサーゼクスはこう反論した。

 『だがあの戦いは私から見ても見事と言うしか他ないよ。』

 「サーゼクスちゃん!」

 『僕も良いかな?』

 「何・・・ファルビウムちゃん?」

 『彼女は作戦を決める際だがテレポートしてからあの蟲を放った、真反対も

良いところだがトランスフォーマーには恐らくだが監視カメラを

操作することも出来るとなると近代化な場所が彼女にとっての都合が

良いんだろうね。情報を得た時点で勝敗は8割決まるとはまさにこの事だ、

ルール違反はしていないし何よりもこれは彼女の采配だ。眷属の力と戦力の

大きさは=自分の力でもある、何より彼女もまた努力を積み重ねている。

我々悪魔は同盟を締結したことで新たなるステージに上らなければ

いけないようだ。』

 「う・・・ぐう。」

 セラフォルーはそれを聞いて苦虫を嚙み潰したような表情をするとサーゼクスはこう聞いた。

 『それでだが妹さんは?』

 怪我は治ってないのかと聞くとセラフォルーは・・・こう答えた。

 「あれから部屋に閉じこもってる、それに眷属ちゃんたちは皆特訓しているけど此の儘じゃあオーバーワークになりそうだよ。」

 『そうか、君は彼らを見ていてほしいんだ。今回の事で彼らが誤った道に

進まないように見守っていてほしいんだ。』

 「それって・・・まさかリアスチャンみたいになるかもって事!?」

 『まだ分からないが人は・・・力を求める時が最も危険な時なんだ。それを頭に叩きつけてほしいんだ。』

 良いねと言ってサーゼクスが通信を切るとセラフォルーはこう呟いた。

 「どうやったら良いんだよ・・・本当に・・・!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「糞!くそ!!糞ーーーー!!?」

 匙はそう言いながら神器で特訓していた。

 周りにはラインで抉り取った木々や大岩があったが匙は尚も特訓していた。

 あの時負けてしまい病院にいて気づけば自分たちは負けた・・・完敗も

良いところだと言う言葉に匙の心に大きく傷を残したのだ。

 「あの時俺が・・・俺が・・・俺があいつに戦うなんて言う選択をせずに

会長の元に行っていたらもしかしたら・・・畜生ーーーー!!」

 そう言って特訓を再開しようとして・・・足が崩れたのだ。

 「あが!・・・くそ・・・くそ・・・何で俺は・・・こんなにも・・・

弱いんだよ・・・!!」

 そう言いながら泣き始めてこう続けた。

 「強くなりたい・・・強くなりたい・・・あんな卑怯者どもよりも・・・

あのアリヴィアンっていう奴に勝てる位に・・・強く・・・強く!」

 そう言った匙の目は黒くそして・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・怒りの炎が燃え滾るのが見て取れた。

 そして更にこう続けた。

 「そして・・・会長に・・・プロポーズ・・・して・・・そんで・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・おっぱい揉んでやるんだーーーー!!」

 ・・・何言ってんだこいつと誰もが思うであろうがまあ当人はド真剣であった。

 ここまで行けば同じ男としては酷い程清々しいなと思う。

 そう言って立ち上がろうとすると廃語から・・・声が聞こえた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ねえ、君・・・強くなりたいのかな?」

 「!誰だ!?」

 匙がそう言って構えるとその視線の先にいたのは一人の・・・悪魔であった。

 「あんたは確か・・・会長と一緒にあのパーティーにいた。」

 「やあ初めまして眷属君、僕の名前は『ティオドラ・アスタロト』。君の

その強くなりたいって言葉なんだけどさ・・・あるよ一つだけ。」

 「!!・・・何だよ一体、何が目的だ?」

 匙がそう聞くとティオドラはこう返した。

 「僕はあのゲームに違和感覚えてねえ、だから協力したいんだ君の事。」

 そう言うと匙に向けてティオドラはこう続けた。

 「君は悪くない、悪いのは全部あんな武器を使うシークヴァイラと

その眷属だよ。だからさ、あいつら全員倒せる力を君に挙げたいんだ。僕は君の

泥臭くもあのアリヴィアン相手に戦おうというその気概に

僕は手伝いたくなったんだ。そして何よりも君たちの意識に僕は共感したんだ、

これからは一般人もレーティングゲームに参加させて実力を見せたいという思いに僕は感動してね。だから協力しないかい?一緒にさ。」

 そう言って手を差し伸ばしてきた。

 これ迄なら匙はその手を払いのけて自分で強くなろうとするであろうが今の匙の精神は正に・・・ボロボロであったのだ。

 そしてその手を握って・・・こう言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「俺は・・・強くなりたい・・・!ならせてくれ!!」

 そう言うとティオドラは笑ってこう言った。

 「強くなろう、君の力で君の主を救おうじゃないか。」

 その時のティオドラの笑みは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ・・・・・禍々しい程悪意に満ち溢れていた。




 次回は弦神島に戻ります。
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