サイバー流では封印されてますが、僕は知りません   作:閃刀姫使いアルジェ

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今回短め&デュエルなしです。
まあ理由はあとがきで・・・


IF 全面決戦前

「うっ、ここは………?」

 

 目を覚ますと知らない天井。俺は身体を起こす。

 

『十代!十代起きたのですか!』

「ロゼ…?」

 

 っく、ここはどこだ?

 凛はどうなった?

 それにみんなは………?

 

『・・・十代、私には、私にはっ!十代しか助けることはできませんでした。少なくとも囮になってくれた亮さんは………』

「うそ・・・だろ?みんなが・・・俺が負けたせいで?」

 

 ロゼは言葉を選んでいるようだが、声が出ないようであった。俺はすぐに凛の元に行こうとしたが、羽クリボーが俺を止める。

 

「お願いだ!凛の元に行かせてくれ!みんなを・・・みんなを助けないと!」

『ダメです!!!』

「っ!!!」

 

 今までにないほどの剣幕で十代を睨むロゼ。その目には涙を浮かべている。いくら十代が鈍感だからと言って、相棒のその気持ちがわからないわけではない。

 だが、十代もここで止まれない。凛を止めるまで。

 

「お願いだロゼ!俺を凛の場所に連れて行ってくれっ!!!」

『これはどうしても譲れません!これが・・・これがあの人との約束だから!』

「ロゼ・・・ッ!」

 

 普段はそこまで己の意見を押し出す性格ではないロゼが自分のためを思って声を荒げている。それでも納得できない様子の十代に対して、ロゼは溜息を吐く。そして徐に部屋のカーテンを開ける。

 

「はっ?」

 

 外の様子が信じられない有様になっていることに気づく。

 

「なあ、ロゼ。ここって何処だ?」

『童実野町です。』

「ははは、俺の目がおかしくなったのかな?空が雲ひとつないのに白色に見えるんだけど。」

『………おかしくなっていません。私の目にも、協力者にもそう見えます。』

 

 この空も凛の仕業なのか………?

 

「ちょっと待て、ロゼ、今協力者って言ったか?」

「ふぅん、それはこちらから説明しよう。」

「海馬君、大丈夫なのかい?」

「けっ、海馬の野郎はそんなこと気にしねぇよ。」

 

 部屋に入ってきた3人は全員が有名人であった。その全員に驚く十代。

 

「海馬社長さんに、城之内克也さんに・・・武藤遊戯さん………」

 

 初代決闘王のライバルである二人とその本人が来たことに驚いて目が開いた状態で止まる十代。空の色を見た時よりも驚いている。

 

「お前が遊戯十代か、そこの精霊から聞いている。」

「君は・・・この事件で何が起こっているのか知っているのかい?」

 

 十代は、3人に鮫島校長先生が亡くなった件、三幻魔の事件、そしてその二つともで関わりのある凛の話をした。見たことのない召喚方法を使っていたということも。

 

「ん〜?そう簡単にあのペガサスが負けるか〜?」

「それほど強い相手か。ふん、だが俺には及ばんだろうな。」

「俺はみんなを、凛を助けたいんだ。だから・・・力を貸して下さい。」

 

 3人に向かって深く頭を下げる十代。そして同じく頭を下げるロゼと羽クリボー

 

「ロゼ?」

『・・・私だって行って欲しくないです。でも・・・十代のためにはなりませんから…』

 

「うん、十代君。ボクたちもこの件はどうにかしないと思っている。君も協力してほしい。」

「!、ありがとうございます!」

 

 今ここに、対凛のメンバーが結成された。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

「十代君、あの島で間違いないね。」

「はい、あの島に凛はいるはずだ。」

 

 一向はデュエルアカデミアに船で向かっていた。

 ロゼ曰く、空の異変の元はデュエルアカデミアにあると聞いていたので、ここに凛がいなければ詰んだも同然なこの状況。

 十代は島を睨んでいた。

 

 

 そして何事もなく島に辿り着く。羽クリボーは何かを感じているようで島に着いてからずっと何かを警戒している。

 いや、何事もないと思っていた時点で間違いだったのだ。急に沢山のぬいぐるみが襲ってきた。一向は走るが、いかんせんぬいぐるみの数が多すぎる。

 

「いけ遊戯!海馬!十代!」

 

 数が多すぎるぬいぐるみを相手するため、城之内がこの場に残り、3人を守る。

 

「城之内君!」

「遊戯行けっ!この中で1番こういうのが向いているのは俺だろ!」

 

 3人が森の中に入る中、段々と城之内の後ろ姿は遠く、見えなくなっていった。

 

 

 

 そして森から抜けた先にいた。

 どこか寂しそうな表情の凛がいた。

 だが、寂しそうと感じたのは一瞬。こちらを見ると、驚愕、そして獰猛な笑顔を見せた。そして、闇のデュエルが始まった。

 

「凛!なんでこんなことをするんだ!」

 

 凛はただただ笑顔を浮かべるだけで、何もなかった。

 突如始まった闇のゲームだが、悠長に構えている凛に海馬社長は怒っているようだ。

 

「「「「デュエル!!!!」」」」

 

 

 負けられない戦いが今始まる!




次はIFルートの完結(?)版予定です。
実は結構怪しくて、参考にするために撮ったデュエルでは録画時間が1デュエルで1時間半行ってたんです。3対1だというのもありますが、まさかここまで行くとは思わなんだ。

今までの経験則で、大体5万文字くらいいきそうなのですが・・・
特に偽骸さんの高速処理がなければ2時間行ってたかもしれません(書く量は変わんない)
大幅に削減するか、もう一回デュエルするか、割けるか・・・

オリキャラの精霊!

  • グリディーヴェノム
  • 王の影 ロプトル
  • 破壊竜ガンドラーギガ・レイズ
  • カクリヨノチザクラ
  • あるゲームをネタにしたオリカ
  • いや、それ以上にいいやついるぞ!
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