最近ナリタブライアンが欲しくて生活費を削るかどうか悩んでます、やっぱ三冠は夢だよなぁ…
俺には記憶がある、なにか遠い思い出のような記憶、四本足で芝を駆け抜け人々に夢を与える、そんな生き物の記憶、多分この記憶は前世の記憶なんだろう、幼い頃に浮かんできたその記憶を受け入れた時にそんな感じがした。
記憶の中の俺はそんな生き物のお世話をする……「きゅうむいん」?ていう立場だったらしい、小屋の掃除、ご飯をあげたり、身体を洗ってあげたり愛情を注いでその生き物の世話をしてた。
この世界には「ウマ娘」という存在がいる。異世界の魂を引き継ぎ、人の体をもちながらそれ以上のパワーを発揮出来る、走ることを本能、存在意義として生きるそんな存在が。
それを見た時、記憶の中の生き物とそのウマ娘達が非常に重なって見えた。
「あぁ、この娘達はあの生き物の生まれ変わりなんだな。」
そう理解するのに時間はあんまりかからなかった。
前の世界と同じように、レースをして競走している姿を見て、この娘達の助けになりたい、力になりたい、幼心にそう思った。
でも、現実は非情だった、彼女達を鍛え、サポートし、レースに送り出す「トレーナー」という職業の難しさ、その勉強をして感じた。
「俺には無理だわ、この職業」
それでもまだ諦めきれなかった俺はどうにかして彼女達を近くで支えられる職業はないか探した。 「中央トレセン学園用務員募集中!」ある日その広告を見た時、「これだ!」と思った。高校卒業後、すぐにトレセンの門を叩き、就職した。トレセンの中で見かけたウマ娘達と目が合ったとき、本能的になにかの繋がりを感じた娘もいた。恐らく前世で世話をしてた娘だったんだろう。それは相手も同じだったようで、
「あの!どこかで会ったことありませんか!?」と声をかけてくる娘もいた。
俺はこのトレセンでどんな子と出会うんだろう?これから入学してくる子、はたまた地方から転入してくる子、そして舞台を去った優駿たち、これから出会うたくさんの娘たちとどのような生活をするか、期待に胸を膨らませ、俺はまたトレセンの門を今日もくぐっていく。
ただ、1つ問題があった、ここの仕事多すぎる。尋常じゃない。ずっと募集中の案内掲げてる理由がよく分かった。休みの日さえ、何か問題が起きて俺にはお声がかかるのだ。ここトレセン学園はとんでもない広さを誇る施設だ。何故か用務員は俺1人だし、トレセンのどこかで問題が起きると電話がかかってくる。正直勘弁してほしい。ウマ娘のためだと思えば乗り越えられるが、休みがなければ疲労が回復しない。流石に理事長に直談判しに行こう。3日間ほど休みをもらおう。そう決心して俺は用務員の部屋を出た。
さっそくですが次回未定です、よろしくお願いします