ダンボール戦機 紫天の盟主    作:狩村 花蓮

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=ウォーリアーSC(ソニックカスタム)=

ウォーリアーSCとは、山本ユーリが専用にカスタマイズしたオリジナルのウォーリアー。パースリンクシステムのオリジナルを搭載しているため、操縦者の意識を完全にLBX側に割くことで直感的な操作を可能としている。背部には新たに開発された小型のジェットノズルを搭載し、短時間の飛行や三次元的な飛行を可能としている。武装はカービンM4、威力自体はそこまででもないが貫通力がとても高く、Dキューブ内のジオラマを簡単に破壊するほどの貫通力がある。


第六話 出撃!ウォーリアーSC!

「なんだかよくわかんねぇが、バトルの邪魔すんなら、テメェからぶっ壊してやるぜ!」

 

そう言ってハンゾウニキが片手剣を振り下ろしてくる。ヒエッ、超ギリギリなんですけど。私はそれを、ノズルを吹かすことで回避して、カービンM4を撃つ。しかし、ハカイオーの固い装甲はその弾丸を簡単に防いでしまう。おかしいだろ!ゲームでは割と最強クラスの片手銃なんだぞ!

 

「おいおい、バトルに水差してきたって言う割には攻撃がおざなりじゃねぇかぁ!」

 

そう言って再び肉薄してくるハンゾウニキ。いやいやすごく怖いんですけど!LBXの視点で見てるからなおのこと怖いんですけど!?まぁでも倒すことが目的じゃないし、倒すのは私じゃなくてバン君だし。適当に削りますか。それに、何も武器を使って削りなさいってゲーム的な制約って、ないのよね!私は適当な柱に向かってカービンM4を撃つ。するとどうだろう、その弾丸は、柱の欠けている部分に全弾ヒットし、その柱は見事倒れる。

 

「何!?」

 

当然足を止めるハンゾウニキ。この瞬間を待っていたんだ!(TBA)私はすかさずハカイオーに向かって小型ノズルによるブースト込みの【AKST】タックルを決める。当然ハカイオーはよろけるので、ここで即座に後方にブースト!あれ?これもしかしてQB・・・いかんいかん。必殺ファンクション!

 

アタックファンクション

ハイパーエネルギー(ボム)

 

銃口に収束されたエネルギーの塊が一発の弾丸になり、その弾丸はハンゾウニキのハカイオーに直撃し、機体のLPをごっそり削る。良かったー、倒し切ってなかった。さてと、バン君のCCMにメッセージを送ってと。

 

「なんだ?・・・そのLBXの必殺ファンクションで敵を倒せ?」

 

「・・・そうか!バン、ファイナルブレイクだ!ファイナルブレイクを狙え!」

 

「カズ、なんだよファイナルブレイクって」

 

「ファイナルブレイクって言うのは、要はガチの必殺技みたいなもんだ。相手のLBXのLPが必殺ファンクションを当てれば確実に倒せるときに必殺ファンクションを放つとファイナルブレイクになって通常より大きなダメージとなる!やっちまえ、バン!」

 

「・・・あぁ、分かった!行くぞアキレス!必殺ファンクション!」

 

アタックファンクション

ライトニングランス

 

槍先にエネルギーを集中させ、一気に解放する必殺ファンクション、ライトニングランスはハカイオーの固有必殺ファンクション、我王砲(ガオーキャノン)の砲口部分に直撃し、ハカイオーはそのままブレイクオーバーする。あっ、やっべ。我王砲(ガオーキャノン)視るの忘れてたやん・・・まぁいいか。

「やったー!倒したぞ!」

 

「すげぇなバン!あの郷田を倒しちまうなんて!」

 

「うん、やっぱりバンは凄いわね!」

 

とバン君たちが。

 

「あーあ、負けちまった。約束通り、そのアーマーフレームはお前たちのもんだ。さっさと持っていきな」

 

「いいのかいリーダー!?あれは大事なもんだってっ!」

 

「いいや良くない。でも約束は守らなくちゃなんねぇ。あとでレックスに頭下げに行くとするか。お前ら、頭下げに行くぞ」

 

とハンゾウニキたちがそれぞれ会話している。

 

とりあえずノズルを吹かして撤退しまーす。もうバッテリー残量やばいからね。後ろでおい!とか聞こえるけど無視だ無視!ということで戻ってきました病院へ。

 

「ふぅ・・・少し疲れましたね」

「ユーリ君?随分と遅かったようだが、楽しめたのかい?」

 

うわぁ・・・声は優しいんだけど顔が笑ってねぇよこの先生・・・先生オーラ!纏ってるオーラが違いますって!待って!止まれ!ぎゃあ!(このあと一時間程度お説教された模様)

 

=約一時間後=

 

「今回のモニタリングで分かったことは、稼働距離はおよそ基準値をパスしていることと、対象者の身体にかかる負担が想定以上に大きいということだ。おそらくこれは意識をLBXにコピーして、意識を電波に乗せてLBXに”移動する”という一連の流れが体に負荷を大きくかけているからだろう。やはり専用のヘッドギアを用いてのフルダイブVR操作のほうがいいのではないか?」

 

確かにその通りだ。私のようなオプティマ治療を受けた人間なら問題ないが、ルナちゃんみたいな一般の人や子供たちには少し無理があるシステムだよなぁ。

 

「そうですね。ではやはり、従来の構想通りに専用ヘッドギアを用いてのフルダイブVR式操作にしましょう。ありがとうございました、先生」

 

「いやいやこの程度、苦にもならんさ。それに、一医者として、この研究はかつてないほどの意味を持つ。いやはやいいものを見せてもらった。是非完成品ができたらうちで試してみてくれ」

 

「はい。その時はまたお世話になります」

 

これで一歩目標に近づいた。私の目的は原作介入で幸せ方面に持っていくことだけど、何かを作って他の人を幸せにすることこそが、私が工学へ進んだ原動力だから。あっ、そう言えば前から聞いてみたいことがあったんだ。

 

「それで先生、一つお聞きしてもいいですか?」

 

「ん?なんだい?」

 

さて、すこし核心に迫ってみようかな。

 

「私の体をオプティマで直したのって、何でですか?」

 

お医者様は口を開かない。相当言いずらいのだろうか?まぁ、おおよそ海道辺りの差し金だろうけど。何考えてんだあのじぃさん。

 

「すまない、”今は言えない”んだ。また今度にしてくれ」

 

「分かりました。すいません、なんだか変なことを聞いちゃって」

 

「い、いや、大丈夫だ。気にしないでくれ」

 

なんか隠されてるみたいだねこれは。まぁいいか、今は気にするもんでもないし。それよりも、あのエジプト戦のフラグ、思いっきりへし折っちゃったけど、一体どうなるんだろ?とりあえず帰ろっと。

 

「では、今日はありがとうございました。失礼します」

 

「あ、あぁ。気を付けて帰るんだよ」

 

私は帰路についた。

 




後書き

とあるチャットスペースにて

YOURI「オタクロスさん。少しいいですか?」既読

オタX「おぉ、ユーリではないか。どうしたんじゃ?」既読

YOURI「少し、調べてほしいことがあるんですけど。よろしいですか?」既読

オタX「分かったでよ。他ならぬユーリの頼みじゃ。して、わしは何を調べればいいんじゃ?」既読

YOURIがファイルを送信しました

YOURI「それは全部このファイルの中に入っています。くれぐれもご内密にお願いします」既読

オタX「分かったでよ。なにか分かったら連絡するでよ」既読

YOURI「お願いします」既読
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