デート・ア・ライブ✖P5 ~その絶望、我々怪盗団が頂戴します~ 作:零之悪夢
知識 AI並
度胸 番長
優しさ オカン級
器用さ 魔術師
魅力 悪魔並
コードネーム ビースト
由来 獣の様な見た目と戦い方をしていたから (ジョーカー談)
戦闘シーンって難しいですよね。ペルソナを使う人たちは技名を言わないと何してるか分からないので……
玉座に触れた俺はその奥に居た二人の十香に話しかける。
「十香を救うためだ。俺はそんな顔は似合わないって言ったよな?十香が大切にしてる物を渡してくれれば助けられる」
「本当か?シドーは優しいな」
紫の鎧を身に付けている十香が話すが、黒い十香がそれを止める。
「待て十香。士道にそれが出来るか……試させてくれ。お前を預けられるかどうか、私が見極める」
「そんなに心配しなくてもいいだろう?天香」
黒い方は天香と呼ばれているみたいだ。二人はシャドウの様だが絶望している様子はなかった……天香が抑え込んでいたと言った方が正しいだろうか。そうすると天香は戦いを挑んできた。
「士道……貴様たちが十香を救う力があるかどうか、力を見せて見ろ」
「皆?準備は良いな?」
俺の後ろに居る仲間に声を掛けると、全員が頷く。
「暴虐公ッ!!」
天香が剣を振り下ろすと辺り一帯が消滅する。それを間一髪で避けた俺は後ろに後退するあれを喰らったら即死だろうと考える。
「ウィリアム!アグネヤストラ!」
竜司の物理技を喰らったと思いきや傷一つ付かなかった。物理には耐性があると言う事だろう。
「ちっ!効いてねぇ!ジオダイン!」
そして電撃を喰らうが……大体避けられた。最初の一撃を少し受けただけであまりダメージは入っていないようだ。
「皆下がれっ!!一発デカいの喰らわせる!アリアドネ!ストリングアーツ猛獣!」
それを受けて後退した天香に後ろからモナとパンサーが追撃を入れる。
「ディエゴ!!」
「セレスティーヌ!!」
火炎と疾風で炎上を起こす。それでも攻撃を続けてくる天香はまさに修羅だった。
「アルセーヌッ!!エイガオン!」
その攻撃の後にすかさずジョーカーが追撃するがあまりダメージは入らない。
「全然体力減ってない?もしかして、全部耐性持ってるチートか?」
ナビが言っていることが正しければ今までの攻撃は意味がなかったことになる。一応、策を考えてはいたが……
「クイーンとノワール。俺に補助を掛けてくれ……皆、下がってくれ。後、防御もしておいた方が良い……」
「何をする気だ?」
「まあ、少しこの辺りを消し炭にするだけだ……」
そうして、皆を下がらせて天香と一対一になる。これで思う存分振える……精霊の力とペルソナを合わせる一撃。
「<灼爛殲鬼>……アステリオス!!……『砲』ッ!!」
灼爛殲鬼の砲とアステリオスのティタノマキアを同時に発動させて地面に叩きつける。そうすると俺の周りに炎の結界が出来てそこにボロボロの天香が入ってきた。
「ふっ……なかなか……やるではないか……決着を付けよう」
そうして結界の中で斧と剣が擦れ合う音が響いた。
「ナビ!状況は!?」
「よく分かんない!!戦ってるのは分かるけど……強さがケタ違い過ぎて私でも測定できない!!」
そうすると結界が破れ、そこにはアステリオスの頭に座る少年と少年にお姫様抱っこされている少女が見えた。
「ちっ……本当に俺の主人は馬鹿すぎる。まあ、そこが気に入ったんだけどな」
そうして天香を玉座に座らせてまたアステリオスの頭に座る。
「待って!!あいつ、本人じゃない!!」
「ほぉ……まあ、バレるか。今、主人はエネルギー切れで眠っているから俺が出てきただけだ。お前らに危害を与えるつもりはそうそうない」
ペルソナが主人格になる事など見たことが無い。今はその言葉を信じて話を聞こうと思う。
「とりあえず、忠告だ。俺の主人をしっかりと見ておけ。さもないとこいつ、自分を壊すぞ」
「壊す?どういうことだ?」
「言葉の通りだ。現実世界で俺達を使い、精霊の力も付けるこいつは狙われる……主人はお前らとか精霊を守る為に自分の命を投げうってでも助けようとするぞ。お前たちはそれでいいのか?」
士道の仲間を守ろうとする執着心は異常である。それは怪盗団全員が知っている事であり一種の病気であるという認識になった。それが暴走するとなれば士道は心を壊すことは目に見えている。
「だから俺様が忠告した。ちゃんと覚えとけよ?じゃあ、変わる」
そうすると炎を纏い始め、頭から飛び降りた。降りた彼はいつもの感じに戻っていた。
「話は終わったか……急に話がしたいって何なんだよ?」
とりあえず、終わったようだ。さっきの事を話すと彼に支障をきたすので言わないでおく。
「ん……うん?」
どうやら、天香も目覚めたようで力を認めたらしい。そうして肝心のオタカラを貰ったのだが……
「大剣?これは、ビースト用だな。俺達じゃ扱いきれない」
どうやら使うには相当な慣れが必要そうだった。精霊の力を扱うビーストならば簡単に扱えるだろう。
「ふむ……鏖殺公か。確か、現実でも十香が使ってたよな?」
「そうだ。私が一緒に出している玉座を切ると最後の剣になって強くなる。使った後は疲れるが」
そうして、久しぶりの怪盗団の仕事は終わった。後は、彼女を封印するだけなのだがデートしてやるべきだと思った士道は祐介から何も書いていない予告状を十数枚貰ってから帰った。
「あ……マジで何書こう。双葉の時みたいに書くか……」
そこから暫し予告状を書くのに時間が経つのであった。
この話はすごい分かりづらいと思います……
次回、デートと臨死体験