それではプロローグの続きを投稿します。どうぞ!!
あのアインクラッドの事件から間もない頃、俺はリハビリを終えて自分の家でPCと睨めっこしていたらとある人物から写真と共にメールが来ていた。
その写真を見て俺は都内の小さな通りにあるサイコロのデザインが施された看板に[Dicey cafe]というバーに向かった。
木製の扉を小さな音を鳴らしながら開いていくとどこか趣のある内装にジャズが流れていた。
???「おう、早かったな?」
和人「相変わらず不景気な店だな?」
???「うるせ、これでも夜は繁盛してんだ。」
カウンターには褐色肌のアフリカ系の男がいた。アンドリュー・ギルバート・ミルズ、SAOの時代の頃にはエギルという名前でキリト達と共に戦った悪友がグラスを磨きながらこちらに振り向いた。
そのままゆっくりとカウンターの椅子に座り、真剣な表情に切り替えてエギルに問いかけた。
和人「で、あの写真はどういう事なんだ?」
メッセージに添付されていた写真には大きな檻の中に栗色のロングヘアーの女性が映りこんでいた。
エギル「ちょっと長い話になるんだが....これを知っているか?」
そういうととあるパッケージをカウンターに滑らせながら渡す。
そこには月夜を背景に妖精たちが空を飛んでいる絵が描かれていた。そこには[Alfheim online]と書かれていた。
[アミュスフィア]、VRMMOのナーヴギアの後継機となるゲーム機のソフトらしい。
非常に興味深い内容で一瞬自分の世界に入り込んでしまうがエギルの咳払いで意識を戻す。
エギル「こいつを見てどう思う?」
和人「似ている....アスナに.....早く教えてくれ!!」
聞いた話すによると一部のプレイヤーがそのゲームの難攻不落のダンジョン[世界樹]に外側から侵入しようとロケット式の要領で複数のプレイヤーで挑んだが結局届かず不意に写真を撮ったものらしい。
その写真を最大限に拡大したものがエギルからもらった写真らしい。
するとパッケージの裏にはレクト社の名前が入っていた。アスナの見舞いに向かった時、須郷という男との会話を思い出す。
須郷「アスナの命はこの僕が維持していると言って良い。」
その事を思い出し、歯を噛み締める。
和人「エギル、このゲームもらっていいか?」
そう言ってエギルからALOを貰い、この妖精の世界にダイブした。ログイン中に妙なバグが発生したがおかげでSAO時代の頃のステータスの一部を引き継ぎ、そして愛娘のユイに再び出会う事ができた。
キリト「ユイ!!俺がわかるか?」
ユイ「っ!?....また会えましたね。パパ。」
お互い涙を流しながら抱き合う二人。それかしばらくしてユイからこのALOとSAOのプログラムが同一である事を知りステータスが上書きされている状況を理解した。
破損していたアイテムデータを破棄するのは一瞬ためらったのは余談である。
そしてアスナがここにいる情報をユイに伝える。
ユイ「ママが....此処に囚われているのですか?」
キリト「ああ、そうらしいんだ。あそこの世界樹っていうところにいるらしんだ。」
そう言いながら前方の巨大な樹に視線を向ける。
キリト「俺はなんとしてもあの巨大な樹に行かなくちゃ行けないんだ。アスナの為にも....そしてあいつの為にも.....」
アインクラッドで一緒に戦ってきた赤いロングコートのプレイヤーの後ろ姿を思い出す。
ユイ「前にパパが教えてくれた人の事ですか?」
キリト「ああ、ユイとは会う前にゲームクリアしちゃったから面識は無いけど.....あいつが自分の命を引き換えに俺やアスナ達を救ってくれたんだ。だから俺はアスナを救って見せる、あいつの死を無駄にしたくないんだ。」
一方的かもしれないがかつての戦友に誓いを立てるように拳を握る。
キリト「それにしても、どうしてこんな所にログインしたんだ?てっきりホームエリアに転送されると思ったのに.....」
ユイ「きっとデータの上書きの所為だと思われます。一旦、安全なところまで移動しましょうパパ。」
キリト「そうだな。」
そうしていると背中に半透明の黒い羽が生えてくる。ユイの指示で補助コントローラーを出し、どうにか浮遊して飛んでいく。
キリト「ハハ!これは楽しいな!!」
ユイから近くの街のナビゲートをしてもらおうとしていたその時、ユイが何か異変に気付き、視線を変える。
キリト「どうしたユイ?」
ユイ「プレイヤーがいます。どうやら他のプレイヤーに追われているようです。」
ユイに案内してもらいどうやら現場に辿り着くと一人の少女が赤い集団、サラマンダーという種族三人に囲まれていた。
どうにか降下しようとしたが操作を誤り、地面に顔面から突っ込んでしまった。
そこから体制を整え、三人組を挑発し、二人を地面に落とし、そのまま剣でその内の一人をすれ違い様に斬り倒す。
そして次の瞬間だった。
どこからか大きい爆音が鳴り響き、サラマンダーの一人が吹き飛ばされ、その場にいたプレイヤー全員が驚く。
???「今度は何!?」
キリト「じゅ、銃声?」
少なくともこの世界にそんなものは存在しないはずだと考え、周囲を見渡す。
すると茂みの中から男が一人歩いてきた。
銀髪に紺色のコートの男が出てきたのだが左手にはリボルバーのような銃を持ち構え、右手は人のそれとは違い、まるで堅い鱗のようなもので覆われていた。一部青色の光を発しているその様はまるで悪魔のような禍々しさを感じた。
???「確かに、女の子相手に苛めは良くないな?そこの黒いの、加勢するぜ?」
そう言いながら残りのサラマンダーに銃口を向けていた。
???「え、じゅ...銃!?」
キリト(銀髪に....銃....まさか。)
金髪の少女とサラマンダーの男が狼狽える。
だがこちらはその姿に覚えがあり、銀髪の男にかつての戦友の面影が重なる。
「な、何だよそれ!?ALOにそんな武器あるなんて知らないぞ!」
???「知るかよそんなもん、こっちが聞きたいくらいだ。それより、来ないならこっちが行くぜ!!」
そう言いながら再び発砲し、鎧に火花が飛び散っていき地面に落ちた。
「っ!!?この野郎!!」
向こうは反撃しようと立ち上がり、ランスを構えて突進するが銀髪の男は背中にある剣を取り出し、下から∞の字を描くように切り上げて攻撃を弾き、そのまま体を一回転させながら水平に斬り付ける。
???「随分と単調な攻撃だな?見かけによらず中身は大したこと無いってか?」
「ふ、ふざけやがって!!」
再び、突進するも今度は攻撃を紙一重で避けると同時に今度は右手で頭を掴みそのまま地面に叩きつけるとサラマンダーの男は悲鳴をあげる前に光となって散っていった。
ネロSIDE
宗次郎「さて、まだ夢は覚めないのか?」
内心呆れたように溜息をし、先ほどの男女に歩み寄る。
宗次郎「おい、無事か?」
???「シッ!!静かに!!」
宗次郎「な、何だよ。」
金髪の少女がジェスチャーと共に静かにするように言われる。
???「そこに炎があるでしょ?[ディメンライト]、まだ奴らの意識がそこにあるの、もう少し待ってて。」
宗次郎(炎?これの事か?)
振り返ると先ほどいた倒した男たちの所には赤い人魂のようなものが浮いており、しばらくすると消えていった。
???「フゥ.....それで?助けてくれた事にはお礼は言うけど私はどうすれば良いの?逃げれば良いの?それとも戦えば良いの?」
宗次郎「はぁ?せっかく助けたのに何で闘争心剥き出しなんだよ。」
???「.....ほんとにそれだけ?」
宗次郎「他に何があんだよ。」
???「......まぁいいわ。そっちは?」
そう言いながら今度は黒い男に問いかけると。
???「え?あ、ああ。俺も戦う気は無いよ。」
宗次郎(....にしても、まだ目が覚めないな?何時になったら終わるんだこれ?)
俺は二人が会話をしているのを他所に適当に歩こうとする。
???「!?ま、待ってくれ!!」
すると先ほどの男が声をかけてきた。
宗次郎「ん?何だ、まだなんか用か?」
キリト「あ、いやその助けてくれた礼をしようと思ってな.....どうだろう近くの街に行かないか?俺はキリトって言うんだ。お前は?」
宗次郎(.....まぁいいか。どうせ夢なんだし。)
ふとこちらも自己紹介しようとしたが、最初に見た名前を思い出す。
ネロ「俺はネロだ。」
キリト「ネロか....よろしくな。そっちの名前は?」
キリトと名乗った男は少女にも問いかける。
???「その前にこっちも質問していいかしら?どうしてスプリガンがこっちにいるの?」
キリト「えーっと道に迷っちゃって.....」
???「........プッ、アハハハハハハハ!!領地は此処からずっと東じゃない?貴方相当な方向音痴ね!?」
そうして剣を収めてこちらに向き直った。
リーファ「ともかく、二人共、助けてくれてありがとう。私はリーファっていうの。」
ネロ(なんかこの娘、沙奈に似ているな......あの頃を思い出す。)
まだあの事件が起こる前の彼女の姿がリーファに重なっていく。するとリーファがこちらに声をかけてきた。
リーファ「それからネロ君....だっけ?貴方は一体何の種族?それにあの装備品みたこと無いけど.....」
ネロ「さぁな?こっちが聞きたいくらいだ。」
リーファ「??どういうこと?」
キリト(ひょっとして.......)
ネロ「??何だよ?」
妙な食い違いでそれぞれ疑問を浮かべる俺とリーファ、キリトだけがどこか納得したような表情だった。
そうしているとどこからか声が聞こえてきた。
???「少しいいですか?ぱぱ。」
キリト「わわ!?ちょっと待てユイ。」
ネロ「今、そのポケット辺りから声がしなかったか?。」
そうするとキリトの胸ポケットからピンク色の服装をした小さな妖精が羽を羽ばたかせながら出てきた。
リーファ「それって、いわゆるナビゲーションピクシーって奴?」
キリト「あ、ああ。この子はユイって言うんだ。」
ユイ「始めまして。ユイです。ネロさん、少しプレイヤーデータを見させても良いですか?」
ネロ「あ、ああ。」
そうするとユイと呼ばれたピクシーは目を瞑り、しばらくすると目を開いた。
ユイ「えーと、ネロさんは確かにアミュスフィアでこの世界にログインされているようですが、一部のデータが閲覧できませんでした。」
キリト「そうか....」
キリトは考え込むように俯くが状況に追い付けずに困っていたリーファが提案を出してきた。
リーファ「えーと、とりあえず近くの街に行かない?そうすればログアウトできるかもしれないから。そうすれば何かわかるかも知れないし。」
キリト「そうだな、こっちも色々と聞きたいこともあるからな、ネロ...さんももそれでいいか?」
ネロ「ああ。それで構わない、それにこちらは呼び捨てで構わないぜ。」
リーファ「これで決まりね。あ、ちなみに私もリーファでいいわよ。それじゃあ近くの中立に街に行きましょ。」
キリト「あれ?スイルベーンって所が一番近いんじゃないのか?」
リーファ「本当に何も知らないのね。」
キリトがそういうとリーファが呆れたようにこちらに振り向いた。どうやらそこはシルフという種族の領地のようでこちらからは攻撃できなくともその逆はできるということらしい。
キリト「別に皆が即襲ってくるわけじゃないんだろ?それにリーファが一緒にいるんだから、大丈夫だろ。」
ネロ「楽観しすぎじゃないか?それ。」
リーファ「まったく........どうなっても保障できないからね?」
そうして話し合いの元、スイルベーンという街に向かう事になった。
そうするとリーファの背中から羽が生えてくる。
ネロ「なぁ、さっきの集団もそうなんだがどうやって羽を生やすんだ?」
リーファ「え?飛び方を知らないの?」
どうやらこの世界ではフライトシステムというのがあるらしい。その羽を用いて長距離移動するのだがやり方がわからなかった。
意識を集中していくと背中から水色の羽が生えてきた。
リーファ「へぇ、君ってウンディーネだったんだ。」
ネロ「ウンディーネ?何だそれ。」
リーファ「え?君、種族を選ぶ時、決めたんじゃないの?」
ネロ「そういわれても身に覚えが無いんだが。」
リーファ「?何かのバグかしら?まぁ、そこは運営に連絡してもらうといいわ。」
ネロ「お、おう。」(運営も何も夢なんだからあまり気にしなくてもいいか......)
キリト「..........」
そんなやり取りをしながら俺は飛行訓練を続行した。
従来は補助コントローラーというものがあるのだがリーファの指導の下、随意飛行という背中の筋肉を動かして飛ぶ方法を教えてもらう事になった。
キリトも同様に補助コントローラーで飛んでいたため、二人で練習して習得した。
ネロ「へぇ、こいつはいいな。」
キリト「あああああああああああ!?」
ネロ「?....ってうぉ!?」
俺はすぐに感覚を掴み、自力で飛ぶが、すぐにキリトが奇声を上げながら勢い良くこちらに飛んできたがどうにか避けるとそこには縦横に激しく飛んでいるキリトが悶えていた。
リーファ「キリト君!?」
ユイ「パパ!?」
後からリーファとユイが飛んでくる
キリト「止めてくれぇぇぇぇぇ!?」
その光景を二人は大笑いしていたがこちらは呆れてこめかみを押さえた。
しばらくして、随意飛行に慣れた所で俺達は目的地に向かう事にした。途中で半ば追いかけっこするように加速していき、前方に緑色の光で照らされている街が見えてきた。
リーファ「真ん中の塔に着陸するわよ....って二人共、ランディングのやり方わかる?」
ネロ「.......あ。」
キリト「...わかりません。」
飛び方は教えてもらったが降り方は聞いていなかったためキリトは青ざめる。
リーファ「えーっと、ごめん、もう遅いや。幸運を祈るよ。」
キリト「ってそんな馬鹿なぁぁぁぁ!!」
苦笑いしながら降下していくリーファに対し、キリトは勢い良く壁に激突する。
ネロ「冗談だろ!?」(夢でもこんな目に遭うのは御免だ!!)
こちらはどうにか体を前転させ、壁を蹴ってそのままバク宙を一回転しながら着地する。
周囲は驚いてこちらに視線が集まる中、キリトは大の字で倒れていた。
キリト「ひどいよリーファ.....」
リーファ「ま、まぁヒールしてあげるから。ネロ君の方は良く無傷で済んだね。何か運動してるの?」
ネロ「まぁな。」(流石に壁に激突して覚めるなんて嫌だしな。)
そういうとなにやら呪文を唱えていくと周囲に金色の文字が浮かぶ。詠唱が唱え終わるとキリトの体が光っていく。
ネロ(ますますゲームっぽいな。)
???「リーファちゃーん!!」
そうしているとどこからか声が聞こえ、視線を変えると如何にも優男のような男がこちらに手を振りながら走ってきた。
リーファ「ああ、レコン。」
レコン「やっぱり無事だったんだぁ....ってスプリガン!?それにそっちの男は何!?」
そう言いながらレコンと呼ばれた男は一歩下がり、剣を抜こうとする。
リーファ「あ、良いのよ。この人たちは私を助けてくれたの。」
レコン「え?」
リーファ「こいつはレコン。私のフレなんだ。」
キリト「よろしく、俺はキリトだ。」
ネロ「ネロだ。」
レコン「あ~どもども....っていや、いやいや!?そうじゃなくて!?大丈夫なの!?スパイじゃないの、こいつら!?」
キリトは握手の手を差し出すとレコンは頭を下げながら応じるもすぐさまさっきの構えに戻る。
ネロ(なんか変わった奴だな。)
リーファ「あぁ平気平気、こっちのネロ君はまだしもキリト君の方はスパイにしてちょっと天然ボケ入りすぎてるし。」
キリト「うわ、ひっでぇ...」
ネロ「確かにな...」
キリト「おい否定しろよ。」
そんなやり取りをしているとレコンがやや俯きながらリーファに話しかける。
レコン「シグルド達はいつもの酒場で席取っているよ?」
リーファ「あ、そっか。ん~.....私、今日はいいや。」
レコン「えぇ!?....来ないの?」
リーファ「うん、お礼にこの二人に奢る約束してるんだ。じゃ、お疲れ~」
そう言いながらリーファはキリトの手を引っ張り、俺はその後についていく。
レコン「リーファちゃーん.....」
後ろから情けない声を出しながらこちらを見てくるレコンを無視し、俺達は一つの店に入っていく。
ネロ「なぁ、リーファ。早速で悪いんだがそのログアウトの仕方を教えてくれないか?」
リーファ「え?いきなり急だね。まだお礼もしてないのに.....」
ネロ「いや、その場の成り行きで此処まで来たんだがちょっと疲れてしまってな、悪いがまた今度にしてくれ。」
リーファ「そっか、まぁ確かに気がついたら訳もわからない状況に振り回されたようだし、また今度にしよっか。」
ネロ「ああ、悪いな。」
キリト「..........」
少しばかり強引だったがリーファにそれらしい理由をつけてログアウトの仕方を教えてもらい、上の宿屋で行う事にした。
ネロ(いい加減にこの明晰夢から覚めるか。)
そして実行しようとしたその時だった部屋のドアからノック音が聞こえてきた。
ネロ(ん?リーファか?)
そう思い、ドアを開けるとそこにはキリトが立っていた。
ネロ「キリトか....何の用だ?」
キリト「ちょっとな.....なぁネロ、明日辺りにリアルで会えるか?」
ネロ「は?」
明晰夢というのは自分の思い通りに描けるもののはずなのに随分と不思議な事がこうも起こるものだと疑問に思っていると。キリトが声を掛けて来た。
キリト「い、いや、マナー違反だとは思うが会って話がしたいと思ってな....大丈夫か?」
ネロ「....わかったよ、会えたら連絡する。」
キリト「わかった。俺の家の電話番号は........」
半ば適当に返事をするとキリトから電話番号を教えてもらった。
ネロ「わかった、それじゃあな。」
キリト「ああ、また今度な。」
そうして扉を閉めてベットに横になりながら溜息をつく。
ネロ「夢なのに変な事ばかりだったな。」
そう言いながらメニュー画面と呼ばれるものからログアウトボタンを押すとまるで眠るように意識が遠のいていく。
次に目を覚ますと見慣れた天井が見えてきた。やはり沙奈の見舞いの帰りに眠ってしまったらしい。
宗次郎「変な夢を見たな.......ん?」
起き上がろうとすると顔に違和感を感じた。そっと手を近づけるとなにやらゴーグルのようなものが着けられていた。
宗次郎「何だこれ、こんな物あったっけ?...........まぁ今は何でもいいや、変な夢の所為でなんだか疲れた。もう一回寝よ。」
ふと疑問に思ったが眠気が勝った為、もう一度惰眠をする事に決めた宗次郎だった。
その後
[Dicey cafe]にて和人とのやり取りを終えたエギルは再びグラスを磨くと扉が再び開いて今度は一人の男性が入ってきた。
エギル「いらっしゃい。何にする?」
いつも通りの営業スマイルで接客しようとするが男は笑みを浮かべながら声をかけてくる。
???「よぉ、久しぶりだなエギル。」
エギル「........どちら様で?」
SAOで使っていたプレイヤーネームを出されて表情が険しくするも男はそのままカウンターに座り、次の発言でエギルは驚き、膠着してしまった。
???「この店にミックスベリーパフェは置いてるか?」
赤いジャケットを着た男を見て、エギルは亡霊を見たような表情のまま磨いていたグラスを落とした。
今回はSAOの原作に沿って描いてみましたがどうだったでしょうか?
次回はネロ改めて宗次郎が自身の周りの変化に翻弄されます。
そして最後に現れた人物に関してはもうお分かりだと思いますがしばらくは脇役のように暗躍させていきますのでそこらへんも楽しんでもらえれば嬉しいです。
それではまた次回お会いしましょう。