DMC×SAO 俺の転生物語   作:ユーグクーロ

26 / 79
それでは皆様!!待ちに待った制裁タイムがやってきました。

覚悟はいいか?俺は既に出来ている!!







ロバート・こうじさん、評価ありがとうございます!!


10 再会 ダンテSIDE

少しだけ時間を遡り、俺はガーディアンの群集を潜り抜けてゲートを無事突破した後、廊下を走ってユイが開けたと思われる横穴から世界樹の外周に出る。見渡すと一部暗闇に覆われている。

 

ダンテ「あそこか.....」

 

急いで目的地に走り始める、しかし途中に楕円状に広がった部分に辿り着いたと同時に後ろから殺気に気付き、エアハイクを駆使して避ける。すると先程いた

 

ダンテ「........まさかこんなところに居るとはな。」

 

後ろに振り返るとネロアンジェロがそこに居た。あれ以来行方がわからずにいたので嫌な予感はしていたがこんな所にいるとは想像していなかった。

 

ダンテ「その姿でここに居るってことは須郷に利用されたってところか........不意打ちのする所は相変わらずだがな。」

 

ネロアンジェロ「..............」

 

今度は剣の切っ先をこちらに向けてくる。

 

ダンテ「やろうっていうのか?いいぜ。少しだけ遊んでやるよ。」

 

背中にある剣、リベリオンを取り出し、同じく切っ先を向ける。しばらく間が空き、風が靡く音が止むのを合図にお互い走りだして鍔迫り合いをする。

 

ダンテ「あの時以来だな.......こうして剣を交えるのは。」

 

すぐにお互いの剣を弾き同じ斬撃を繰り出して火花を散らす。痺れを切らしたのか向こうが袈裟斬りを仕掛けてくるが左斬上でパリィして右斬上を繰り出して押し切る。

 

ダンテ「悪いが太刀筋は見えてるんだ。知らない仲じゃないだろ?」

 

するとネロアンジェロが左手を翳すとこちらの上に半透明の剣が円陣を組むように出現し、回り始めるがショットガンで一瞬で破壊する。

 

ダンテ「おいおい......同じ手を使うとは随分と芸がないな?もうネタ切れっていうならここで幕引きといこうか?」

 

デビルトリガーを発生し、トリックスターで瞬間移動したと同時に高速でコンボを叩き込む。向こうも剣で弾いていくが全て捌ききれず少しづつ押されていく様子が見える。最後に[スティンガー]を当て、後ろに下がっていくネロアンジェロ。剣を突き立てながら膝を崩すがすぐに立ち上がり雄叫びを上げる。

 

ネロアンジェロ「オオオオオオォォォォォ!!」

 

再びお互いに走り出してすれ違い様に居合い斬りをしてその場に静寂が訪れる。するとネロアンジェロが苦しみの声を出しながら崩れ落ちる。こちらは振り返り、その光景を見ると倒れたネロアンジェロの体が青い炎が包み込み、どこかへと飛び去っていった。

 

ダンテ「........さてと、早く行かないとパーティーが終わってしまう。」

 

リベリオンを仕舞い、先程ネロアンジェロが倒れていた所を一瞥し、走り出した。

 

 

 

黒い何かに覆われている鳥篭に辿りつきゆっくりと中に入っていくとそこには涙を流しながら叫ぶキリトと背中に剣を突き刺されているネロが苦痛を上げながら地面に這い蹲り、オベイロンである須郷が鎖に繋がれたアスナと沙奈が辱めを受けていた。幸い全員が目の前の出来事に集中しているのかこちらの存在に気付いていない。

 

ダンテ「原作通りの屑っぷりだな......須郷。」

 

須郷の歪んだ笑顔に一瞬、怒りで拳を握り締めているとキリトが立ち上がった。それに対し須郷が再び拳を振り上げた瞬間にリベリオンを投げ、地面に突き刺す。

 

 

 

 

そして時は現在に戻る。

 

ダンテ「よぉ、久しぶりと言えばいいのかな?アスナ、キリト。」

 

キリト「ダン...テ?」

 

ダンテ「どうしたキリト?まるで幽霊でも見たような顔して?ちゃんと足ならこの通りあるだろ?」

 

こちらの姿を確認した途端に涙を流すキリトに対して足を軽く叩きながら陽気に話しかける。

 

キリト「生きてたんだな.....」

 

ダンテ「どうにかね?それよりこいつをどうにかするんだろ?ならさっさと片付けて向こうに帰るぞ。」

 

キリト「........ああ、そうだな!」

 

その会話を最後に顔を引き締めたキリトがオベイロンに向きを変え、管理者コマンドを詠唱し始めた。

 

キリト「システムログイン.....IDヒースクリフ。」

 

オベイロン「な、何!?なんだそのIDは!?」

 

その間にネロに歩み寄りって行く。するとこちらの顔を一瞥し、不貞腐れたように俯くネロ。

 

ネロ「トニー....じゃなかったな....ダンテって言うことはまさか...」

 

ダンテ「そういうことだ。だが説明はリアルの方でしてやるから今は無視してくれ。」

 

ネロ「......来るならもっと早く来てくれよ。」

 

ダンテ「文句言うな。これでも急いで来たんだぜ?」

 

ネロに刺さった剣を抜き取り、キリトに投げ渡す。それを横目で受け取ったキリトがオベイロンに矛先を向ける。

 

オベイロン「ふ、ふざけるな!?僕のより高位のIDだと!?ありえない!?僕は創造主だぞ!!この世界の王!!神!!」

 

キリト「そうじゃないだろ。お前は盗んだんだ。世界を...そこの住人を。盗み出した玉座の上で一人踊っていた泥棒の王だ!!」

 

オベイロン「この.....このガキ!?僕に......僕に向かって!!システムコマンド!!オブジェクトID!!エクスキャリバーをジェネレート!!」

 

右手を振りかざして叫ぶも返ってくるのは静寂だった。

 

オベイロン「言うこと聞け!!このポンコツがぁ!!神の.....神の命令だぞぉ!!」

 

喚き散らすオベイロンを他所ににキリトとネロが正面に立ち、アスナ達に視線を向ける。

 

キリト「もう少し待っていてくれ。すぐに終わらせる。」

 

アスナ「........うん。」

 

ネロ「.......今度こそ救ってみせる。」

 

沙奈「宗次朗....」

 

キリト「システムコマンド!!オブジェクトID!!エクスキャリバーをジェネレート!!」

 

オベイロン「!?」

 

キリトがオベイロンが先程だしたコマンドを復唱すると上からオレンジ色のコードを発現しながら黄金の剣[エクスキャリバー]が姿を現す。

 

キリト「コマンド一つで伝説の武器を召喚か.....」

 

エクスキャリバーを須郷に投げ渡すと足元が覚束ない様子で受け取り、地面に切っ先を落としてしまった。そして二人が同時に切っ先を須郷に向ける。

 

キリト「決着をつける時だ。泥棒の王と鍍金の勇者。」

 

ネロ「ついでに悪魔もな。覚悟はいいな?」

 

キリト「システムコマンド。ペインアブソーバーをレベル0に!!」

 

オベイロン「な、何!?」

 

キリト「逃げるなよ?あの男はどんな場面でも臆したことは無かったぞ.......あの茅場晶彦は!!」

 

オベイロン「か、茅場ぁ!?.......そうか.....あのIDは.......なんで.......なんで死んでまで僕の邪魔をするだよぉ!!アンタはいつもそうだ!!何もかも悟ったような顔しやがって!!僕の欲しいもの端から掻っ攫ってぇ!!」

 

ネロ「随分と見苦しい姿になったな....」

 

そう叫びながら辺りに振り回す光景にキリト達は冷静な表情のままだった。

 

ダンテ「それじゃ、後はお二人でどうぞ?」

 

キリト「ダンテはいいのか?」

 

ダンテ「俺は最後に{お楽しみ}をとっておくタイプなんだよ。」

 

キリト「??.....そうか......ならアスナ達を解放してくれないか?」

 

ダンテ「わかったよ。派手に決めな?」

 

ネロ「言われなくてもそうするさ。」

 

そう言ってキリト達と別行動し始めた。

 

キリト「須郷、お前の気持ちも解らなくもない。俺も.....あの男に負けて家来になったからな?だがな......俺はあの男になりたいと思ったことは無いぜ?アンタと違ってな?」

 

オベイロン「この.........ガキがぁ!!」

 

オベイロンが素人のように両手でどうにか剣を振り回すが当然二人には通用するわけもなく、簡単に弾かれている。

 

ダンテ「それじゃあちょっと失礼?」

 

その様子を横目で見ながらアスナ達の鎖をリベリオンで切る。地面に崩れ落ちる二人を優しく受け止め降ろしていく。

 

アスナ「ダンテさん......」

 

ダンテ「説明は後だアスナ。悪いが沙奈を抱きかかえるようにして見えないようにしてくれ。」

 

アスナ「え?」

 

ダンテ「この先は別の意味で{R指定}になるからだ。ほら、急げ。」

 

アスナ「え、ええ.....」

 

こちらの指示でアスナは少女を胸の中に抱き寄せたがこちらを覗き込むように見てくる沙奈の顔が見えた。

 

ダンテ「.......そう心配するなって。もうじきすべて終わって無事に元の世界に返れるさ。」

 

そう言って振り向くとキリトが須郷の頬にかすり傷をつけた光景が目に入る。

 

オベイロン「い...痛ぁ!!......あぁぁ....」

 

キリト「痛いだ?」

 

オベイロン「ヒィ!?」

 

キリト「お前がアスナ達に与えた苦しみはこんなもんじゃない!!」

 

キリトが上段から剣を振り下ろし、咄嗟に腕で防御しようとした須郷だったが振り下ろした次の瞬間、須郷の右腕が肘から落ちて砕け散った。

 

オベイロン「アアアアア!?僕の!?僕の腕がぁぁぁ!?ガッ!?」

 

あまりの激痛により、今度は別の歪んだ表情を露にする須郷だったがその機会も与えないとばかりにデビルブリンカーの[スナッチ]で須郷の頭を掴み、自身に引き寄せるネロが居た。

 

ネロ「今度はこっちの番だ!!」

 

オベイロン「や!?やめ.....!?」

 

無理やり振り向かせて立ち膝状態に押さえ込みブルーローズの弾を全て須郷の背中に撃ち込んだ後、思いっきり背中を蹴り飛ばした。

 

オベイロン「ガハァ!?」

 

ネロ「まだ終わらないぜ!!」

 

今度はオベイロンを持ち上げて上下反対にして肩に担ぐと後ろに倒れて相手の頭部を地面に思いっきり叩きつける。

 

ダンテ「おーエグいな。」

 

そして今度は無理やり立たせたと思ったらキリトとネロがアイコンタクトをして頷く、お互いの剣を持ってオベイロンの胴体を横に真っ二つにした。

 

オベイロン「オオオアァァァァァァ!?」

 

そしてこっそりとネロに近づきあることを耳打ちする。

 

ネロ「.....それ意味あるのか?」

 

ダンテ「用は締めくくりの合図みたいなもんさ。いいからやってみろって。」

 

ネロ「........ったく。」

 

もはや人の声帯では出せないような声を出しながら上半身になった須郷が地面に落ちていくがそのままキリトが頭髪を掴み、持ち上げる。そこには先程までの勝利を確信した笑みではなく苦痛に歪んだ泣き顔が映っていた。次の瞬間、須郷を真上へと放り投げ、剣を構える。

 

ダンテ「キリト!!{決めゼリフ}は覚えているか?」

 

その言葉にキリトは笑みを浮かべながらネロと一緒に剣を須郷の顔面に突き刺す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト&ネロ「JACK POT」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉と同時に須郷の両目に二人の剣が貫通してポリゴン体となり散っていった。漸く元凶を倒すことが出来た二人は笑みを浮かべ、お互いの想い人に近寄り抱きしめる。

 

アスナ「信じてた......ううん、信じてる。これからも私のヒーロー.....いつでも助けに来てくれるって。」

 

キリト「違う....違うんだ。俺には......俺には何にも力がないんだ。でも、そうあれるように頑張るよ。」

 

アスナ「うん。」

 

泣きながらアスナに誓いを立てる。その傍らにも同じように抱きしめあう二人の姿が見えた。

 

ネロ「沙奈.....今まで待たせて御免。漸く.......漸く助けることが出来た。」

 

沙奈「ッ!!......そう...じろう。会いたかったよぉ.....」

 

ネロの言葉を聞き、涙を流しながら強く抱きしめる光景が映った。

 

ダンテ(やれやれだ......これじゃあ俺が場違いに居るみたいじゃないか。)

 

目の前に映る甘い光景に頭を掻きながら振り向くしかなかった。

 

キリト「さぁ、帰ろう。」

 

管理者メニューからログアウト項目を選択し、無事に二人をログアウトさせることができた。すると周囲が晴れて先程の鳥篭の光景が映り、夕焼けが世界をオレンジ色に染め上げていく。

その絶景を見ているとネロが歩み寄ってくる。

 

ネロ「その.....いろいろと世話になったな。」

 

ダンテ「どうした急に?お前らしくもない。」

 

ネロ「いや、そうなんだけどもさ。お前が情報を寄越してくれなかったら沙奈を助けに来ることがなかったからさ.......」

 

ダンテ「ま、気にするなよ。こっちにも原因があるからな。」

 

ネロ「........なぁダンテ。」

 

ダンテ「なんだ?」

 

ネロ「お前の兄貴ってことはそいつって.......」

 

ダンテ「............」

 

ネロの質問に対し俺は沈黙という肯定で答えたがどこか気まずそうになって右手から閻魔刀を取り出した。

 

ネロ「そう.....か、なら、これを返すよ。」

 

ダンテ「.........持ってろよ。」

 

ネロ「は?だけど.......こいつは蒼真の.....」

 

ダンテ「いいんだよ。お前が持ってた方が良さそうだしな。」

 

ネロ「.........ありがとう。」

 

再び閻魔刀を右手に収納するネロが礼を言いながら笑みを浮かべる。

 

ダンテ「それじゃ、お前は先にログアウトしてキリトと合流できたら病院に向かいな。お姫様がお前を待ってるぞ?」

 

ネロ「.......こんな時でも冷やかすのかよ。」

 

ダンテ「おっと?俺との学園生活を忘れたのか?」

 

ネロ「......忘れてた。そういえばこいつこんな奴だった。」

 

キリト「ハハハ.......」

 

そのやり取りに傍でキリトが苦笑いをしていた。そうして俺とネロもログアウトをする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次に自室の天井が視界に移りゆっくりと体を起こす。

 

飛鳥「それじゃ、最後にもう一仕事するとしますか。」

 

外出用の服に着替えを追えた後、俺はアスナ達がいる病院の駐車場にこっそりと忍び込み、辺りを見渡した。

 

飛鳥「お、いたいた。」

 

駐車場に置かれている複数の車の内の一つの後ろには男が一人、ナイフを片手に待ち構えていた。その男に気付かれないように近づいた。

 

須郷「あのガキ共......殺してやる。絶対に殺す!!」

 

飛鳥「よぉ須郷。」

 

後ろから声を掛けると須郷は予期もせぬ来客に驚き尻込みをした。

 

須郷「な.....なんだお前は!?」

 

飛鳥「リアルで会うのは初めてだが。まぁそんなことはどうでもいいさ。それより.......」

 

須郷「お...お前!?あのサラマンダーか!?クソ!!ならまずお前から!!」

 

そう言って須郷がナイフを腰に構え、こちらに突進して来るもこっちはどこぞの伝説の蛇のようにCQCでナイフを叩き落とし、体当たりするようにぶつかって須郷を後ろに倒れさせる。

 

須郷「ガッ!?」

 

飛鳥「キリト達には世界樹で譲ったが......今度は俺の番だ。言ったろ?{お楽しみ}はとっておくってさ。」

 

満面の笑みで両手の指を鳴らしながらゆっくりと須郷に近づいていく。するとどうにかもがこうと後ずさりしながら須郷の顔面が蒼白になっていった。まるで悪魔を見ているかのように...........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後

 

和人と宗次朗が一緒に病院まで走って辿り着いたが駐車場に入るとそこには一人の男、須郷が倒れていた。手元にはナイフが落ちており、おそらくここで俺達を襲い掛かろうとしていたのだろう。

だがALOで受けたダメージの所為で両目が充血していたことには納得したが、明らかにそれ以外でつけられた怪我が大きく目立っていた。

顔面は達磨のように腫れ上がっている。口元から血が出てており、歯は何本か欠けている。おまけに足元には原型を留めていない眼鏡が転がっていた。

 

和人「これは.......」

 

宗次朗「須郷.....何だよな?」

 

須郷の胸元に何か紙切れが挟まっており、中を確認すると文章が書かれていた。

 

 

 

 

{ミックスベリーパフェで手を打ってやる}

 

 

 

宗次朗「あいつ.......」

 

和人「ハハハ......」

 

宗次朗はこめかみを押さえており、和人は二度目の苦笑いをしていた。お互い息を吐き、気持ちを切り替えて再び病院へと足を動かした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 




さて、須郷への制裁に関してはネロのバスターを連発しすぎるとすぐに死んでしまうのでちょっと簡略してしまいましたが......皆様どうだったでしょうか?

それと原作では病院でアスナとの会話、茅場晶彦が少しだけ登場していますがここは私の独断により一気にカットさせてもらいますWW

いよいよフェアリーダンス編も次は最終回になります。

この時点でUAが約12000、お気に入りが135件、感想も多く頂きました。
思いつきで始めたこの作品を多くの方々に見てもらえて感謝感激の極みでございます。

それではまた次回でお会いしましょう。

ご通読ありがとうございました!!

この作品においてシノンはキリトルート、ダンテルートのどちらに加えた方がいいでしょうか?(注意、かなり物語の変更が予想されます。)

  • キリトルート
  • ダンテルート
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。