DMC×SAO 俺の転生物語   作:ユーグクーロ

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お待たせしました。今回は前回の続きとなっております。

果たして予選にて他の一般プレイヤーから見てダンテの戦いをどう捉えるのか........もう火を見るより明らかなのですがまぁ気にしないでおきましょう。

それでは第4話!!どうぞ!!


4 第3回BOB予選

俺達はどうにか無事に総督府に辿り着き、エントリー場にまで足を運んだ。

 

シノン「ここでBOBにエントリーすることが出来るけど、入力の仕方はわかる?」

 

キリト「はい。やってみます。」

 

シノン「それじゃ私は隣でやってるから何かわからない事があったら聞いてね。」

 

キリト「ありがとうございます。」

 

そうして画面の前に立ってエントリーボタンを押し、個人情報は入れずに決定ボタンを押した。隣でキリトが何かに唸っているのを他所にホールの中央まで歩き、辺りを見回していた所にシノンが歩み寄って来た。

 

シノン「さっきはどうも。お陰で大会に間に合った。」

 

ダンテ「随分と素直になったな。ほんの数分前までは顔を合わせるのも嫌がっていたのに。」

 

シノン「私だってお礼くらいちゃんと言えるわ。初めてバギーに乗れてちょっと楽しかったし。」

 

ダンテ「そうかい。」

 

シノン「.......それで?」」

 

ダンテ「??」

 

シノン「だから、トーナメントの番号、どこに入ったの?」

 

ダンテ「確か......Eー32だったかな?」

 

シノン「そう.....よかった。」

 

ダンテ「何がだ?」

 

シノン「私はF-12、あなたの連れはE-の37。決勝まで生き残れば本選に上がれることが出来るから少なくともここにいる3人の内誰かが落ちる可能性は少なくなったって事。」

 

ダンテ「やけに親切だな?俺が優勝しちゃうかも知れないのにそんな敵に塩を送るような発言をしていいのか?」

 

シノン「勘違いしないで。今度こそ敗北の弾丸の味を教えてあげる。そしてあなたを倒して私は強くなるの。力さえあれば.........」

 

ダンテ(力.......ね。)

 

純粋に強くなろうとするシノンの眼差しを見て何処かあの男の面影が重なってしまう感覚に落ちそうになる。するとシノンが此方を怪訝そうな表情で此方を覗き込む。

 

シノン「どうしたの?」

 

ダンテ「.......なんでも。」

 

シノンを背にそのまま地価にある中継場へと向かった。無骨な内装に紫色の明かりでフロア全体を照らしており、そこには既に到着しているプレイヤー達が此方を品定めするように睨みつけてくる。

その威圧感にキリトだけが気圧されてしまい、硬直している。

 

シノン「........どうしたの?」

 

キリト「え!?あ、いえ。何でも.......」

 

シノン「そう?それじゃあ控え室に行こう。あなたもさっき買ったコンバットスーツに装備換えしないとね。」

 

キリト「は、はい。」

 

ダンテ「...........それじゃ、俺は適当に待ってるとするか。」

 

キリト達と別れ、他のプレイヤー達の威圧を無視して空いてる席に座ってしばらく待つことにする。すると控え室から着替え終わったシノンが赤面しながら怒り心頭の表情で此方に早歩きかつ大股で近寄って来た。

 

シノン「あなた!!最初からわかっていたのね!?」

 

ダンテ「何がだ?」

 

シノン「惚けないで!!最初会った頃に妙に笑いを堪えているのにも納得したわ!!こうなることも!!」

 

ダンテ「........言って無かったか?」

 

シノン「言ってないわよ!!!」

 

両手でテーブルを思いっきり叩き、周囲のプレイヤー達の視線も集まって来る中、シノンの後ろからキリトが頬に赤い張り手の痕をさすりながらトボトボと歩いてくる。

それからまたしばらくフロア内で仏頂面のシノンとまるで困った子犬のように付きまとうキリトの早歩きによる追いかけっこを暇つぶし代わりに見て再び腹痛との闘いになった。

途中、シノンが横目で此方を睨んできたと同時に大きく溜息を吐いた。半ば諦めた様子で此方に歩み寄り、端っこの椅子に座った。キリトも心なしか良かったと表情が綻び、向かい側の席に座る。

 

シノン「..........ハァ。最低限ことだけ説明しておく。その後は本当に敵同士だから。」

 

キリト「!!?。ありがとう。」

 

シノン「勘違いしないで。あなた達を許した訳じゃない。」

 

シノンの説明によると待ち時間が終わると同時にトーナメント表に記載されている相手と1対1で1キロメートルのフィールドに転送されてお互い最低500メートル離れた所からスタートし、決着した後に本選会場に再び転送される。各ブロックではおおよそ60人程度だから5回戦ほど勝てば決勝進出できるとの事らしい。

 

シノン「質問は受け付けないわよ。」

 

キリト「大体わかったよ。ありがとう。」

 

シノン「決勝まで来るのよ.......これまで色々とレクチャーしたんだから。特にダンテ........あんたは本選まで来なさい。あなた達には最後に一つだけ教えておくことがあるんだから。」

 

キリト「最後?」

 

シノン「........敗北を告げる弾丸の味。」

 

ダンテ「そいつは楽しみだな。そっちが生き残っていたらの話だがな?」

 

シノン「ハッ!!予選落ちなんてしたら今度こそ引退する。今度こそ........」

 

キリト「..........?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シノン「今度こそ、強い奴らを全員殺してやる。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「!!?」

 

ダンテ「...........」

 

シノンがその一言と同時に不気味な笑みを浮かべた。

 

シノン「私の名前、もう知っているわよね?その名前があなた達を倒す名前よ。」

 

キリト「此方こそ、よろしく。」

 

シノン「..........フン。」

 

キリトの握手を一瞥し、鼻を鳴らしながら拒否するシノン。するとそこに一人のプレイヤーが歩み寄ってくる。

 

???「やぁ、遅かったなシノン。遅刻するんじゃないかって心配したよ。」

 

シノン「こんにちわシュピーゲル。ちょっと予想外の用事で時間取られちゃって。」

 

シュピーゲルと呼ばれたプレイヤーはそのままシノンの隣に座る。

 

シノン「あれ?でも、あなたは出場しないんじゃなかったの?」

 

シュピーゲル「いやー、迷惑かもしれないと思ったんだけどシノンの応援に来たんだ。ここなら試合も大画面で中継されるしさ。ところで予想外の用事って?」

 

シノン「あぁ......ちょっと.......そこの人達を案内したりとか.......」

 

露骨に声のトーンを1つ下げて此方を半目で見るシノンに対し、キリトは少しばかり声を高くして応じる。

 

キリト「どうも、そこの人です。」

 

シュピーゲル「あ、どうも始めまして。えっと、シノンのお友達さんですか?」

 

シノン「騙されないで、男よ。そいつ。」

 

シュピーゲル「え!?」

 

キリト「ああ、キリトと言います。男です。ちなみにこっちはダンテです。」

 

シュピーゲル「お、男!?え!?ということは........えっと.......」

 

キリト「いやー、シノンにはすっかりお世話になっちゃって。色々と♪」

 

シノン「ちょっと!!やめて!!あたしは世話なんてしてないでしょ!?大体あんたにシノンなんて呼ばれる覚えなんか......」

 

キリト「またそんな連れない事を♪」

 

シノン「連れないも何も赤の他人よ!!」

 

キリト「えー?武装選びにも付き合ってくれたのに?」

 

シノン「それはあんたが........」

 

シノンがムキになって反論しようとしたところフロア中央にあるクリスタルが眩い光を放つと同時にアナウンスが流れてくる。

 

{大変長らくお待たせしました。ただ今より第3回バレット・オブ・バレッツ予選を開始いたします。エントリーされたプレイヤーの皆様はカウントダウン終了後に予選第1回のフィールドに自動転送されます。幸運をお祈りいたします。}

 

「イエェェェェェェェェェェェェェ!!!!」

 

アナウンス終了と同時に周辺にいたプレイヤー達が歓喜の雄叫びと空砲代わりに天井に向けて発砲し始める。するとシノンが立ち上がり此方に指を刺して来た。

 

シノン「いい?私とぶつかるまで絶対に生き残るのよ!!その頭、すっ飛ばしてやるから!!」

 

キリト「.......お招きとあらば参上しないわけにはいかないな?」

 

シノン「な!?こ、この........」

 

シノンの宣言に答えるように普段の口調で応じるキリトであった。今までにない反応だったためシノンは更に眉間にしわを寄せる。

 

キリト「それじゃ行こうかダンテ........ダンテ?」

 

キリトの返事に応じず、俺はただただシュピーゲルを見つめていた。

 

シュピーゲル「え、えっと........何か?」

 

ダンテ「..........いや、別に。」

 

シノン「??」

 

キリトと共にフロア中心に歩み始め、後ろを横目で確認するとシノンが拳を固めて睨みつけてくると同時にシュピーゲルが此方を観察するような鋭い目つきで見ている。

 

キリト「ダンテ?どうしたんだ?」

 

ダンテ「........なんでもないさ。それより、今は目の前の戦闘に集中したほうがいいぜ?」

 

キリト「あ、ああ.........??」

 

此方に疑問を浮かべた表情で見てくるキリトを他所に全身が光に覆われていく。次に視界に入ってきたのは足元にはオレンジ色の6角形の足場があり、それ以外は真っ暗な世界だった。

そこで改めて腰にある愛銃[エボニー&アイボリー]を取り出してガンプレイをして感触を確かめる。

 

ダンテ「頼むぜ、相棒?」

 

それに答えるように二つの拳銃は鈍い光を反射させた。目の前には俺と対戦者の名前がVS表記で表示されている。残り時間が0に達すると再び光に包まれ、次には何処かローマ遺跡に似ているような場所に立っていた。

 

ダンテ「さてと........さっさと終わらせるとするか。」

 

適当に建物内を歩いてしばらくのことだった。どこからか銃声が10発程鳴り響く、その音と同時にステップで回避して音の発生源の方向に振り向くと柱の影から此方にサブマシンガン[UMP9]の銃口が此方に向けられていた。

 

「嘘だろ!?何でわかったんだよ!?」

 

ダンテ「残念だったな?」

 

「クソ!!」

 

対象を捉えて一気に距離を詰めるためダッシュすると、向こうは側面に廻るように腰だめで全弾を撃ち尽くす。それをジャンプして回避して相手の頭上で[レインストーム]を繰り出してHPの大半を削って背面に着地し、向こうがどうにか此方に振り向くと同時に眉間に一発撃ち込み。初戦は速攻で終わった。

 

 

[Congratulations!! Dante Wins!]

 

 

ダンテ「思ったより呆気なかったな......」

 

勝利のファンファーレと共に光に包まれ、再び先程居たフロアに転送された。その直後にキリトも戻ってきた。

 

キリト「そっちも終わったかダンテ。」

 

ダンテ「まぁ、こんなもん肩慣らしにもなりゃしない。」

 

キリト「ハハハ.......それよりシノンは今どうしてるかな?」

 

フロア中央の中継画面に目を向け、彼女の姿を探そうとしたその時だった。

 

 

 

 

 

???「お前達.........本物か?」

 

 

 

 

 

 

 

 

キリト「!!?」

 

いつの間にか背後に黒いボロマントに骸骨にも似たマスクをしたプレイヤーが佇んでいた。その異様な存在にたまらず飛び跳ねて距離を取り、フォトンソードを手にするキリト。

 

ダンテ(こいつがデスガンか.......ん?)

 

赤い光を放つ瞳で此方を見つめるプレイヤー、デスガンを見て俺はそう確信したその時だった。

 

???「おいおい、そんなに驚くことはねぇだろぉ?もっと仲良くいこうじゃねぇか。なぁ兄弟?」

 

デスガンの後ろにもう一人.........同じボロマントにピエロのマスクをしたプレイヤーがひょっこりと出てきた。

 

デスガン「..............」

 

相方と思われるピエロのプレイヤーの問いかけを無視し、キリトに歩み寄って行った。

 

???「ありゃりゃ?寂しいねぇ?」

 

わざとらしく体全体で項垂れるピエロ。そして直に何もなかったかのように低姿勢のまま此方の顔を覗き込んできた。

 

???「なぁなぁ?アンタ、ダンテだろ?色々と噂はガッ!?」

 

余りにもわざとらしいジェスチャーに苛立ちを覚え向こうが言い切る前にヘッドロックをしてエボニーを鼻に押し付けた。

 

ダンテ「悪いが、ピエロにいい思い出が無くてな.....」

 

???「はわわ!?わ、わかったから.....そのコワイもの押し付けないでくれよぉ。」

 

溜息を吐きながら半ば投げ捨てるように拘束を解き、ピエロのプレイヤーは両手を内輪代わりに扇いでホッと安心したジェスチャーをする。

 

ダンテ「...........何者だ?」

 

ジョーカー「おっと!!これは失礼!見ての通り哀れなピエロでございます♪そうですねぇ?ジョーカーと呼んでくれれば結構です♪」

 

ダンテ「ジョーカーねぇ........」

 

向こうは腰を低くし、両手を広げながらお辞儀をした。おそらくジョーカーという名前も偽名だろう。ふとジョーカーの右手首にあるものが見えた。グローブと裾で僅かにだが黒い......笑う棺おけのエンブレムが.........

奴に対し湧き上がる苛立ちを押さえながら問い詰めようとしていると後ろからデスガンが此方に歩いてくる。

 

デスガン「貴様も........本物か?」

 

ダンテ「.........何が言いたい?」

 

デスガン「その名前、その姿、その銃、あの戦い..........本物......なのか?」

 

ダンテ「...........」

 

デスガンの質問を此方に対し、俺は無言で返すしかなかった。

 

デスガン「答えろ.......質問を......理解できないのか?」

 

ダンテ「さぁ?どういうことかな?」

 

デスガン「......まぁいい......お前が本物でも偽者でも.....いつか.....殺す.......行くぞ。」

 

ジョーカー「あ!?ちょっと待ってくれよぉ兄弟ぃ!!おっと!それじゃまたねぇ♪」

 

そう言って口から廃熱するように勢い良く蒸気を吐き出し。何処かへと去っていくデスガンとそれを追いかけようとするジョーカー。しばらくしていなくなったことを気配で確認してキリトに視線を向けると

そこには動揺を隠し切れない相方がフラフラと歩きながら近くにある椅子に座り込んで頭を抱え込んだ。

 

ダンテ「おい、しっかりしろキリト。」

 

キリト「.......ダンテ.....あのプレイヤー.......ラフコフのエンブレムが......」

 

ダンテ「みたいだな.......もう一人の奴にも同じだった。」

 

キリト「!!?」

 

ダンテ「間違いなく..........奴等だ。」

 

俺はそう断言し、キリトは徐々に息が荒くなっていく一方だった。そんな中後ろから誰かがまた此方に歩いてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シノンSIDE

 

予選が始まって無事に対戦相手を倒した私はフロアに移動し、周囲を見渡す。するとあの二人の姿が見えてた。

 

シノン「やっぱり生き残って.......って何よ?何かあったの?」

 

ダンテ「............」

 

初戦が始まる前と打って変わって椅子に座っているキリトは酷く落ち込んでいるように頭を抱えながら項垂れており、ダンテは此方に返事をしないどころか背を向けたままだった。

 

シノン「ちょっと。初戦でそんな状態じゃ先が思いやられるわよ。あなた達には貸しがあるんだからこんなところでやられたらしっかりしなさいよ。」

 

そう言って肩を軽く叩きその場を去ろうとするが余りにも異常な雰囲気に包まれている二人が気掛かりになって振り返る。

 

シノン「......本当に何か」

 

何か訳があるのだろうか。ふと問いただそうとしたその矢先、二人はまたフィールドに転送された。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後

 

ダンテSIDE

 

シノンが此方に何か言いかける前に俺とキリトはまた光に包まれ、また先程と同じ遺跡のような場所に立っていた。今度は直にバレッドラインが飛んできて次の瞬間、発砲音と共に弾丸の雨が飛んでくる。

俺はエボニー&アイボリーで飛んでくる弾丸の中から自分に当たる弾のみを全て撃ち落とした。

 

向こうは驚愕の表情のまま何か喚いている中、相手は自身の装備品アサルトライフル[M4]に付いているグレネードランチャーの引き金に指を掛けて引いた。

此方は1発だけ撃ち、向こうの銃口からグレネード弾が出ると同時に貫通し、大きな爆発が相手プレイヤーを包み込んだ。

 

 

ダンテ(一体どういうことだ?)

 

そんな中、俺は対戦相手のことなんか正直どうでも良かった。あの男、デスガンの出現は既に知っていた。それはいい、問題はあのピエロだ。

アニメでも小説でもあんな人物は存在していなかったはずだ。だとすればたった一つの仮定.......いや、確信しなければならない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ダンテ(デスガンは........二人?)

 

 

 

 

 

 

俺は信じられない事実を前に次の予選決勝戦の為、次のフィールドにと転送された。

 

 

 

 

 




皆様、第4話いかがだったでしょうか?

それより今回ちょっと投稿を少しお休みさせていただきます。

理由は活動報告にて確認してください。

ご通読ありがとうございます。

今更なんですがソードアートオフラインみたいなシリーズを書こうかなぁ?と思ってますが、皆様の意見が聞きたいのですがいかがでしょう? 〆切は~9/30まで!!

  • 私は一向にかまわん!!!
  • 駄目だ!!(日本兵ボイス)
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