なにやら前回の話は皆様の目に止まるシーンを書いた所為か今までの中で感想が多く来ましたねwww
それからアンケートの件ですがこの調子だとおふらいんシリーズは決定事項のようなので第一回は皆様の質問をお答えする内容をメインにしたいと思います!!
皆様がこの作品に対して思っている疑問やこの作品の設定等をお答えしたいと思いますので通知メッセージを送ってください!!
メッセージタイトルは[第一回おふらいんシリーズ質問]と書いてください!!
注意!!感想サイトで書いてもお答えしませんので間違えないようお願いします。
期限はこの作品が投稿してから10月15日迄とさせていただきます!!
それではシリカの心情を考えながらダンテとシノンがこれからどうしていくのか楽しんでください。
..............あ、もちろんキリトの事も。
それでは第9話!!どうぞ!!
OP [NO REASON]{SUM41}
どれくらいの時間が経過したのだろうか。バギーの後輪は先程よりも砂塵を空気に散布している。
ダンテ「着いたぞ。」
そう言うとゆっくりとスピードが落ちていく。完全に停止したのを確認し、横に視線を向けると小さめの洞窟が視界の中央に入る。
ダンテ「とりあえずあそこで一休憩するとしようか......」
そう言いながらダンテはバギーから降りて入り口から洞窟の中を物色し始める。
今更だがあの死銃達からの追ってを振り切れたのか安心すると同時に逃走中の自分の言動を思い返して恥ずかしさが込み上げてくる。
ダンテ「どうした?さっさと入るぞ?」
当の本人は平然としているのが甚だ腹立たしくなる。状況が状況だったけども......けども!!人をお姫様抱っこしたり!!そのままバギーに乗せて!!挙句の果てには背中から覆うように抱きついたりしてきたのに......まぁ、こっちも抱きついたりしてしまったけど........
シノン「........なんでもないわよ。」
どうにか力が入らない足でどうにか入り込んで倒れ込むように腰を落とした。ダンテはそれに続いてバギーを穴の中に仕舞い込み、壁に背中を預けながら座り込む。
深呼吸を何回か行い、さっきの和やかな感情を蹴り飛ばしたら頭の中が徐々に冷静になっていく。
シノン「ねぇ?あの2人......あの爆発で死んだかな?」
ダンテ「いや、奴等はあの程度で倒せたら苦労しねぇ。死銃はいま現在進行形で移動してることだろうな。」
シノン「そう.......」
少しばかり淡い希望を賭けてみたかったがあっさりと否定されてしまった。だがあれだけの大爆発に巻き込まれたのだ、無傷ではないだろう。
普通のプレイヤーであれば大きな痛手だろうが奴等はまともではない。《
シノン「..........」
ダンテ「まぁ......そう気を落とすなよ。」
ライバルだと認識していた相手から慰めの言葉を掛けられ、励まされる。これ以上に屈辱的な状況が他にあるだろうか?
ほんの数十分前までは決闘の約束をしたのに、今は泣き崩れる子供をあやすよう諭される。気恥ずかしさが込み上げてくる。
だがそれ以上にその言葉が甘美な響きとして心の中に入り込んでくる。GGOの世界に入る前の.......朝田詩乃なら自分に対して赦しを求めただろう。だが今になってはタラレバの話でしかない。
ダンテ「それじゃあ........そろそろ行くか。」
シノン「.........え?」
いきなりそう言って立ち上がり躊躇うことなくバギーに跨ってエンジンを吹かして回転数を上げる。
シノン「また一人で...戦いに..行くの?」
ダンテ「ああ。」
シノン「怖くないの?」
ダンテ「...........」
返ってくるのは沈黙のみだった。それが肯定のそれなのかそれとも別の何かはわからない。ただ彼の瞳は一向に揺るがない。とても強い眼光が薄暗い洞窟の中で際立ち。エンジンが心臓のような鼓動が響き渡る。
シノン「.......強いね。」
きっとこの男は迷うことなくたった一人でもあの2人と対峙するだろう。その勇気が今の私には微塵もなかった。
どちらにしてもこのままビクビクと隠れていたらきっとこの世界のシノンが死んでしまう。二度と引き金を引けなくなり、自分自身さえも信じる事が出来ないだろう。これから一生物陰から死神がこちらの寝首を掻く瞬間を虎視眈々と狙う日々が
シノン「......私も......」
ダンテ「ん?」
シノン「私も、戦う。」
ダンテ「おい。」
シノン「無理に付き合ってとは言わない、私一人でも戦う。最期までシノンとして.......」
ダンテ「待て。」
すれ違って洞窟から出ようとするも腕を掴まれてしまい止められる。
シノン「........離して。」
ダンテ「今のお前に引き金が引けるか?奴等の前に出ても死体にされるのが関の山だ。」
シノン「あなたには関係ないでしょ。離して。」
ダンテ「これから死に行く奴を見送るのは目覚めが悪い。止めときな。」
シノン「なら..........」
シノン「なら、あなたが私を一生守ってよ!!!」
もうそこからは無我夢中でダンテの胸に握り締めた拳を何度も打ち付けた。
シノン「何も知らないくせに!!いっつも澄ました顔して!!あなたはこの手を握れるの!!?」
次に言おうとした言葉で力強かった両手が弱くなっていき、今度は震え始めた。ふと自分の手を見ると両手が血塗れになっているように見えた。あの強盗の男で汚れてしまった手が侵食するように赤く染まっていく。
シノン「この......ひ、人殺しの.......手を......握ってくれるの?」
気付かない内目頭が熱くなっており、ほんの30cmもない距離にある顔もぼやけて見えない。歯止めがきかなくなったのが地面の砂がポタッポタッと湿っていく。
ダンテ「.........」
シノン「あ........」
数秒間の沈黙の後に何かに包み込まれ、後頭部を優しく撫でられる感触がした。暗くなりつつある砂漠地帯なのか外の気温が冷たくなっていく一方でどんどん暖かくなっていく。
シノン「ぅぅぅぅぅぅ.........ぁぁぁぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!.....................あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!」
彼は何も言ってない。ただ抱きしめてきただけ、ただそれだけなのに眠りに入るような温もりが全身を襲ってくる。
久し振りに泣いた。
思いっきり泣いた。
小学校の頃、クラスメイト全員から虐めを受けていた頃を思い出した。
「さわるなよひとごろし!!」
「あっちいけよ!!」
「にげろ!!おれたちもころされるぞ!!」
罵倒され、突き飛ばされ、蹴られ、孤独に生きてきた。もう人肌に触れることなんか無いと覚悟を決めていたのに.....
もう二度と人の温もりなんて感じることなんかないと.......なのに.......ずるい。
シノン「嫌いよ........嫌い嫌い嫌い嫌い嫌い!!あんたなんか大ッキライよ!!」
コートの襟を力強く握り締めて頭を胸に強く押しつけながら叫んだ。あらぶる私に対してダンテはただ静かにこちらを受け入れるようにただただ沈黙を貫き通した。
シノン「うっ......うっ......うぅぅ.....」
仮想世界とはいえ、数年振りに人肌を直接感じて胸の中にドス黒い何かが吐き出されていく。体中にしがみつく鎖が解けていくような.......なんとも表現できない安心感が全身を包みこんでいく。
ダンテ「.........気は晴れたか?」
シノン「.........もう少しこのままにさせて。」
気がつけばダンテが壁に背を預けながら座り、その両足の間に凭れる形になっていた。
ダンテ「シノン。」
シノン「......何?」
ダンテ「[ソードアートオンライン]っていうゲームは知っているな?」
以外な言葉が彼の口から出てきた。
シノン「それって....ニュースで出てきたあのデスゲームの?」
ダンテ「そうだ。俺とキリトはあのゲームの.....SAO
彼の表情はいつも通りなのにどんどん悲しそうな目になっていく。それから色んな事を聞いた。
オレンジプレイヤー、レッドプレイヤー、[
そして.......ダンテもキリトもその中で人を何人も殺めてしまった事も.......
シノン「そんな......それじゃあ、本当に死人が.......」
ダンテ「ああ、実際にゼクシード、薄塩たらこが現実で死体が確認されたそうだ。」
そう思うとさっきの出来事が再び現実味を帯びてきた。彼の話が本当なら、あの
シノン「ああぁ.......ぁぁぁぁ......」
当たれば死ぬ。そのシンプルな真実が体が氷漬けになったみたいに震えてくる。
シノン「いや.......いや!!」
自分を抱きしめ、呼吸が出来なくなっていく。するとダンテが再びこちらの頭を撫でてきた。
ダンテ「安心しろ。そのために俺達がこの世界に来たんだ。」
そう彼は口端を上げて言った。私はただじっとしたままになってしまった。
ダンテ「随分とおとなしくなったな?この前なんか毛嫌いしてた筈だが。撫でられるのがそんなに良いのか?」
ちょっとその言い方にムッとするけど、不思議と嫌な感じはまったくしない。
シノン「あなたは大嫌いだけど....撫で方がお母さんに似ている気がするの。」
ダンテ「..........」
シノン「私ね.....お父さんがいないの。赤ん坊の時に事故で死んじゃったんだって......だからね。いつも泣いて家に帰ったときはよく頭を撫でてもらったの。」
ダンテ「....そうか。」
シノン「可笑しいよね?」
ダンテ「何がだ?」
シノン「だって.......もう十代半ばで親に甘えるなんて......」
ダンテ「そうでもないさ。」
シノン「........え?」
ダンテ「誰だって親に甘えたい時ぐらいはあるだろ。」
シノン「それって......ダンテにも?」
ダンテ「さぁ?どうだったかな......」
そう言って彼は洞窟の天井を見上げた。
シノン「........聞かないの?私が......その.....人を....」
ダンテ「聞いて欲しいのか?」
シノン「........」
ダンテ「無理しなくても良い。お前が話したくなった時に言えばいいさ。」
.........ホントにずるい。
俯いたまま今度は街で合流した時から気になっていた疑問をぶつけることにした。
シノン「ねぇダンテ......どうしてあなた達はそこまで強くなれるの?どうすればそんな風になれるの?」
ダンテ「いきなりだな?.......そうだな。」
片手で顎を撫でながら考え込むダンテを私は固唾を飲んで見つめる。
ダンテ「別に俺もキリトも特別強い訳じゃない。ステータスのおかげで生き残れた事が多々あった。それだけの話さ。」
シノン「それだけ?そんなの.......」
一番聞きたくない答えが返ってきた。そんなの......それじゃあ私が必死になってこの世界で戦ってきた意味はなんなの?
ダンテ「ただ.......」
彼はそのまま言葉を紡いでいく。
シノン「ただ?」
ダンテ「唯一、強さと呼べるものが1つだけある。」
シノン「ッ!?それは何!?教えて!!」
希望と呼んでいいほどの言葉が聞こえてきた。私はただただ縋り、答えを今か今かと耳を傾けた。
ダンテ「ここだ。」
その言葉と同時に彼は人差し指を私の胸の中央に触れた。
シノン「????」
ダンテ「自分が自分でいられる。たった一つの部品がここにある。いつもここで......自分で選択してきたから俺は此処に居る。だからお前にも出会うことが出来た。」
シノン「........選択?」
ダンテ「そうだ。」
シノン「そうなれるには.....どうすればいいの?」
ダンテ「それは自分で見つける事だ。俺はお前の先生じゃないからな。」
そう微笑みながら今度は額を小突いてきた。ちょっと今のはイラついた。
シノン「そういえばダンテ、どうしてあの場所に?それ以前に別行動してからいったいどこに行って何してたの?」
ダンテ「ん?いや、特にこれといって特別なことは何もしてないぜ?」
この言葉を真に受けてはいけない。なぜなら.......
ダンテ「とりあえず街の外周やその近辺を適当に移動しつつ、途中で遭遇したプレイヤーを5、6人ぐらい蜂の巣にして、そろそろお前達の所に戻ろうとしたらあの場面を目撃した.....ってところだ。」
ほら、やっぱり頭痛がしてくるような事案が平然と隣に居る
ダンテ「.......何だ?」
シノン「何だ?じゃないわよ。よくもまぁそんなチーターみたいな事出来るわね?運営に報告されたらBANされてもおかしくはないわよ?」
ダンテ「普通に遊んでるだけなんだがな?」
シノン「普通じゃないから言ってるの!!」
この男の辞書に常識という言葉が載っているのか本当に疑いたくなってきた。
ダンテ「さて、今度こそ行くとするか。お前はキリトと一緒に死銃と戦え。あいつのことだからきっと死銃の件で何かわかるだろ。」
その言葉と同時にこちらの体を両手で持ち上げて隣に退かされた。
シノン「あなたは.......あのピエロと?」
ダンテ「ああ、奴は俺の客人らしいからな。」
シノン「でもあの場所にずっといるのは考えづらいと思うけど.......」
会話をしながら再び起き上がりバギーに跨ってエンジンを鳴らしてアクセルグリップを何度も捻り始める。
ダンテ「いや、奴はあの場所に絶対いる。蜘蛛みたいにな.......」
シノン「ひょっとして、SAOの........例の討伐戦であったことがあるの?」
ダンテ「ああ。」
なぜそう言いきれるのかよく判らなかったけど、そう確信したと言わんばかりに即答し、こちらに振り向いた。
ダンテ「.....シノン。」
シノン「何?」
ダンテ「さっきの問いの返しだが...........」
シノン「??」
いきなり何を言い出すのかと思えば.......さっき自分が喚いている最中に掛けた言葉だが、今更答えるのかと半ば呆れた心境になるが次の言葉の所為で意表を突かれた。
ダンテ「守ってやるよ.......お前が涙を流しそうな時には.....な?」
シノン「......................ッ~~~~~~~~~~!!??!??!?//////////////」
一瞬、思考が停止.......いや、真っ白になってしまった。その言葉を理解しかけた時には顔中が燃えてるかのように熱くなってきた。
シノン「なっ!?........な!?........////////」
何を言い出すの!?と言いかけた瞬間、別方向からバギーの音が聞こえてくる。流石に自分がどういう状況に身を置いている位は把握しているつもりだ。すぐさまヘカートを構えてスコープを覗くがすぐに構えを解いた。
キリト「ダンテ!!」
長い黒髪を靡かせながらこちらに来るキリトを確認できた。
ダンテ「丁度いい、キリト、俺はこれからあのピエロ野郎のところでダンスパーティーしてくるからそっちの方は任せるぜ?」
そう言って半ばキリトに押し付けるようにしてダンテはタイヤを一気に回転させ、トップスピードで都市部へと戻って行く。
キリト「ちょ!?ちょっと待てって!!ダンテ!?まだデスガンの事で説明が____」
すれ違ったキリトが急停止して振り返るも当の本人の背中が徐々に小さくなっていく。
キリト「........行っちゃったよ。」
ガクッと伸ばした手と肩を落とすと同時に大きな溜息を吐く。こうして2人のやり取りを見るといいコンビなのだろうが大半ダンテに振り回される事は一度や二度ではないだろう。その度に今の様に落胆する光景が目に浮かぶ。
キリト「ったく。自由気ままな所はどこに行っても変わらないのかよ.......」
シノン「フフフ........さ、こっちは死銃の件で作戦会議するんでしょ?」
キリト「あ、ああ.......」
少し置いてけぼりを食らったキリトと共に周囲を確認して洞窟の中に入った。
バギーを走らせて十数分が経過した。タイヤが砂からコンクリートへと擦る音が変わり、中央あたりの丁度シノンが襲撃を受けた場所に止まる。
ダンテ「さてと?奴は何処に______」
背中に氷柱を入れられたような悪寒が走り、急いでバギーを踏み台代わりに後方に飛ぶとさっきまでいた所に何かが飛んできてバギーに当たると豪快に爆発が起きる。
グラムピエール「おやぁ~?外しちゃった☆」
撃ってきたと思われる方向ほ見渡すとビルの上に6連式グレネードランチャーを腰で構えながらゆらゆらと草木のように上半身を揺らしながら能天気な声を発している。
ダンテ「ったく。そういう所は相変わらずだな?.......グリム。」
グラムピエール「ホ?もしかして........思い出しちゃった感じ?」
ダンテ「鉄橋の時点でな.........そのイラつく声も、ふざけた仕草も、忘れたくて仕方がなかったんだがな。」
そう、こいつはあのデスガン.......もとい、ステルベンと同じようにSAO時代のこいつの名前はグリムリーパー(死神)だ。まさかと思っていたが.........
グリムリーパー
G r i m r e a p e r
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10
グラムピエール
G r a m P i e r r e
1 2 7 4 8 3 6 5 10 9
スペルを変えて接触してくるとは少しばかり予想外だった。
グリムリーパ「ハハハ...........アーハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!!!!!!!!!」
さっきの陽気な雰囲気とは打って変わって狂ったように笑い、腹を押さえ、屈んだまま顔だけはこちらを向けていた。
グリムリーパー「思い出してくれたんだ!!嬉しいね?」
これまで狂人という言葉が相応しい奴を今まで見たことがあるだろうか?久し振りに溜息にも似た深呼吸をして再び見上げた。
グリムリーパ「ヒャッハー!!逢いたかったぜぇ?[白銀の銃剣士}!!」
ダンテ「そうかい?こっちは逢いたくなかったがな。」
ダァァァァァァァン
戦いの合図のように一発の銃声と空薬莢が落ちる音が響いた。
ED[夜は眠れるかい?]{flumpool}
その後
クライン「....................」
リーファ「....................」
リズベット「................」
普通であれば違うゲームの大会でも色んな話題で盛り上がったりするだろう。ちょっと自分もやってみようかな?と思う者も出てくるだろう。そんな和気藹々の場が拡がっている筈なのに..........
シリカ「~~♪~~~♪」
一人のツインテールの少女が笑顔であって笑顔ではない表情で鼻歌を歌いながらモニターを眺めており、俺とセラ以外のメンバーは後ろのバーカウンターの後ろに隠れながら大会とこちらの様子を伺っていた........片手でダガーを回しながら.......
セラ「え~と.....シリカちゃん?」
シリカ「ナンデスカ?セラチャン。」
セラ「えっと.....その、ダンテはきっと純粋にあの娘を守ろうとしただけで.....他意はないと思うよ?」
ピナ「キュ....キュイ!!」
セラがそう説得し、シリカの相方のピナも肯定するかのように鳴く。うん、あれから皆と触れ合ってあの頃のように活気溢れる姿が戻りつつある光景に嬉しく思うが........二人共....いや、一人と一匹が俺を盾代わりにして話し掛けなければ勇ましい光景なのだが。
シリカ「ソ、ソウですよね....ダンテさんがソんな天然タラシみタいなことをスる訳があるませんよね?」
セラ「そ、そうだよ!!きっと何かもっとこう.....ちゃんとした訳があるんだよ!!きっと!!」
シリカ「ですよね!!な~んだ♪」
さっきまで狂気を孕んだ声からいつもの雰囲気に変わっていく様子を見て俺達と後ろにいる集団が何かヒソヒソと会話しているような声が聞こえ、ゆっくりとこちらに戻ってくる。
シリカ「は~....なんだか喉が渇いてきちゃった。」
そう言って目の前にある4代目のシリカ専用のグラスを手に取り、グラスの中身を口の中に入れる。
ネロ「ま、あいつに限ってそんなことはしないと........思う......が......」
洞窟内でダンテが片足を伸ばし、もう片方を縦に曲げて座り込んでいる。その光景は何も可笑しくない。その間に先程ダンテが助けたと思われる水色の少女が足の間で向かい合うようにして寄り添っている点を除けば...............
パリーーーーーーーーーーーン!!
五代目が必要かな?
再びメンバーが後ろに隠れ、セラとピナが縮こまった。
シリカ「リズサーン?」
リズベット「ひゃい!?」
いきなり呼ばれて勢いよく立ち上がるリズベットにゆっくりと視線を向けるシリカが屈託のない笑顔?を向ける。
シリカ「ワタシノダガー、アトデ研イデクレマスカ?」
リズベット「は、はいぃ........」
今までの関係上、敬語なんて使うことが無かった筈なのにも関わらず震えた声で拒否権など皆無に等しい依頼に答える鍛冶屋の女主人。
シリカ「デハ、オネガイシマスネ?」
セラ「ネ.....ネロォ。」
この歪んだ雰囲気をどうにかしようとしていた姿は何処に行ったのかセラはシリカから見えなくなるくらいにこちらに縋ってくる。
ダンテ........てめぇなんてことしやがる。
皆様、今回のお話はいかがだったでしょうか?
今回、その後が以外に私の心の中でかなり盛り上がってしまって予定よりも長くなってしまいましたwwww
それでは次の話までにどれくらいのメッセージが来るのか楽しみにして書いていこうと思います!!
それでは皆様、またお会いしましょう。
ご通読ありがとうございました!!