それでは第10話!!どうぞ!!
と言いたいのですが..........
ひょっとして皆さん、質問コーナーのメッセージの件を確認していないのでしょうか?それともただ単に質問するべきことなんてないのか.......
作者としてちょっと寂しいです。
今までこの作品を見てくださった方々に言わせてもらいます。
サクシャ「ドクシャサン!!?」
サクシャ「ナゼェダマッデミテルンディス!」
サクシャ「セェメテヒョウカトカカンソウグライホシカッタノニィ!!!」
サクシャ「オンドゥルルウラギッタンディスカー!」
ダァァァン
ダンテ「......うるせぇ。」
キリト「ダ、ダンテ。いくら何でも作者の眉間に.....」
ダンテ「いいんだよ。こいつはこうでもしなきゃ延々と奇行に走るだけだからな。キリト、作者に代わって挨拶頼むぜ。」
キリト「えっと......そ、それじゃあ、改めて第10話、どうぞ。」
OP [NO REASON]{SUM41}
BOBをモニター観戦しているALO組の所に私、菊岡はアスナ君に呼ばれ、ALOにてクリスハイトという名前のキャラクターでログインしていた。
キリト君が危機に瀕した時に彼女が僕の所に現れる。そこまでは予想出来たが........
アスナ「え、えーと......これは、どういう状況なのかな?」
セラ「ア、アスナさ~ん.......」
確か、この娘は以前あったALOにて須郷の事件の被害者の柊 沙奈君。ALOではセラというキャラネームの少女がこちらの隣にいるアスナ君の姿を確認するや否や隣にいるネロ君の腕を掴んでいたが小走りで走り寄って来て彼女の腰に絡まった。
アスナ「きゃ!?セ、セラちゃん!?どうしたの?」
セラ「シ、シリカちゃんがぁ........」
涙目になっている少女の発言により、中央に設置されているソファーに座っているであろう猫耳の少女に視線を移す。
シリカ「♪~~♪~♪~~♪~」
セラ君が名指ししていた本人であるシリカ君はあのSAOの生還者であり、桐ヶ谷君と草薙君とはあのゲームが始まって一年と少しの頃に出会ったらしい。
メンタルケアの時には明るく、年相応の受け答えをしていた記憶があるのだが.....なぜだろう.....
シリカ「フフフフフフフ.......ダンテサン?カエッテキタラ、イロイロトキカセテモライマスカラネ?」
正気が失ったのだろうか。光を失くした虚ろな目でモニターに映っている草薙君改め、ダンテ君の姿を追いかけており、その広々としたソファーにたった一人だけポツンと座っている。
シリカ君、セラ君、ネロ君を除いたメンバーは後ろにあるシンプルなデザインでありながらもさりげない趣がある木製のバーカウンターの物陰に隠れてこっちの様子を伺っている。
クリスハイト「ネロ君........何があったらこんな状況になるのかな?」
ネロ「知りたきゃ本人に聞け.........」
クリスハイト「それは......遠慮しよう。」
そう言って明後日の方向を向きながらグラスに入っている液体を口の中に含み始めた。
仮想世界といえど、流石にあの状態の人物に無神経に質問する程命知らずではない。
このまま気まずい状況に立たされるのは私の本意ではない。手早くGGOに存在している死銃の件、今現時点でキリト君達の置かれている状況、全て話すことにしよう。
大会開始の頃は明るくなっていた空も星が一面を美しく彩る静寂の夜空となっていたが地上では真反対に爆発が何回も起こり、銃声が響いていた。
グリムリーパー「ヒャハハハハハハハハハハハハハ!!」
背中を覗けながら笑い続けるも正確にグレネード弾をポンッポンッと全弾撃ちつくしてはリロードして、また撃ち尽くすの繰り返し、エボニー&アイボリーで牽制しているが流石に高低差もある所為か回避に専念する一方だ。
ダンテ「ったく.......何処からそんなもの隠し持ってたんだ?」
近くにいる廃墟ビルの物陰に隠れるも爆風で炙り出そうと考えているのか周囲を無差別に撃ち続ける。
グリムリーパー「ダンテちゃ~ん?隠れんぼのつもりかな~?正々堂々と勝負しよ~よ~。」
ダンテ「だったら降りてきたらどうだ?今度はこっちのやり方で熱烈大歓迎してやるよ。」
グリムリーパー「う~ん......それも刺激的で楽しそうだけどちょっと遠慮しようかなぁ?」
空を仰ぎながらわざとらしく首を傾けて人差し指を顎に当てる仕草をする道化師。
その隙に数発撃ち込むがまるでセンスのないダンスのような動きで回避された。
グリムリーパー「ウォウォウォ!?!!?危ない危ない!!それじゃあこっちも隠れんぼを始めようかな?鬼さんこ~ちら手のなるほうへ♪」
そう言って大仰に手を叩きながら屋内へと姿を消していく。
ダンテ「こっちに来いってか?いいぜ。遊んでやるよ。」
転がってしまった所為で付着してしまった土埃を叩き落とし、まるで手招きするかのようなビルの中へゆっくりとと足を運んでいく。
中に入っていくと想像通りコンクリート剥き出しの状態でガラスが割れている窓辺から月光が突き刺さり、僅かに辺りを照らしている。広さは大体だが、幅が30M、奥行が50M程はあるであろう空間に夜風が心地よくコートの隙間から肌を冷ましながら撫でてくる。
グリムリーパー{ダンテちゃ~ん?グリムの爆発アトラクションへようこそ~~!!}
何処からかビルの中を神経を逆撫でするような声が響き渡る。室内にいるのは確かなのだろうが何処に潜んでいるのか皆目検討がつかない。
グリムリーパー「まずは~~?これだ!!!」
物陰から出てきたのは中型犬程の大きさの四本足の鉄のロボットが5体出てきた。それもその内の1匹の背中にはショットガン、もう片方はサブマシンガンが搭載され、犬の形をした頭部にはバイザーらしき部分から赤い1つ目がこちらを捉えている。
グリムリーパー{それでは無差別に相手を襲い掛かるワンちゃん達だー!!ダンテ選手はどう対処するのでしょうか!?}
ダンテ「やれやれ、あの時よりも更に悪趣味になってきているな......」
まるで実況者かのように陽気な声を発する狂ったピエロを無視し、エボニー&アイボリーを構える。
するとこちらを探知したのかまるで獰猛犬のそれと同じように左右に変則的なフェイントを入れながら一気に間合いを詰めてくる。
よく見ると犬型ロボットの胴体部分には長方形の白い何かが貼り付けられており、その隣にある小さな機械から不気味な赤いランプがピッピッと警告音らしき音が規則的に出ている。
グリムリーパー{おっと!?言い忘れてたけどそのワンちゃん達にはちょっと
流石に火傷どころか丸焦げにされる物体から連続で後ろ跳びしながら間合いを詰められないようにして爆発物に当たらないよう細心の注意を払って頭部にあるバイザーを撃つ抜く。
すると息絶えたかのように倒れ込んでいく。
ダンテ「悪いな、散歩はまた今度だ。」
そう鉄の残骸と化した物体を一瞥して次の階へと階段へと足を上げて行く。
ALOside
菊岡から事件の全容を聞いたメンバーはクラインのように憤りを感じているものもいれば当時の事を思い出して身を縮こませる者もいた。流石にシリカもその事実には真剣な眼差しで聞いていた。
クライン「おい、クリスの旦那よ。あんたがキリトとダンテのバイトの雇い主なんだってな?ツー事は手前ェ、その殺人事件の事を知った上で二人に依頼したって事かよ。」
バーカウンターの椅子から立ち上がり、クリスハイトに詰め寄ろうとしたが右手の軽い動作で止められる。
クリスハイト「待ったクライン氏、
クライン「ンだと........?」
クリスハイト「考えてみてくれ。今現在、VRMMOで使われているハードはナーヴギアではない。脳に毛ほどのダメージを与えられる処か直接繋がっていない心臓に攻撃することなどありえない話だ。」
そう冷静に教師が生徒に説得されているかの状況になり、クラインは唸り声を上げながら再び椅子に戻った。
その次にアスナが立ち上がり、クリスハイトが知る由もない事実を述べる事にした。
アスナ「クリスさん、《死銃》ともう片方のピエロのようなプレイヤーは.......私達と同じSAO生還者、それも
流石にこればかりは澄ました表情が崩れて一瞬、驚愕し、眼鏡をギラリと光らせてる。
クリスハイト「それは.......本当かい?」
アスナ「ええ、名前まではわからないけどあの世界で大規模な討伐戦であの二人だけではなく私やクラインさんも参加してますのでわかるんです。あの死銃は人を殺すのが今回初めてという訳ではありません。これでもまだ、偶然と言い張ることが出来ますか?」
クリスハイト「い、いや........」
どうにかそのデスガンの現実での本名、住所を突き止められるのではないのかと思ったが流石にSAOの出来事はあくまでその人の位置データしか記録されない為、証拠がないとやんわりと一蹴される。
アスナ「......クリスハイト。あなたは知っているわよね?二人が何処にいるのかを....」
クリスハイト「あー、それは......そのぉ.....」
ダンッと足踏みみたく前に一歩踏み出すと魔道師は体をビクッと振るえ、両手を上げた。
クリスハイト「ああ、知っている。というよりは僕が用意したんだ。セキュリティは当然硬く、モニタリングも完備されており、人もつけている。」
アスナ「何処なんですか?」
クリスハイト「千代田区お茶の水病院というところだが____」
アスナ「それって!!キリト君がリハビリしていたっていう!?」
ここ御徒町のエギルさんのカフェから車で5分前後で辿り着ける場所だ。
クリスハイト「ああ、そうだが......ってアスナ君!?」
そう答えようとしているクリスハイトを他所にログインボタンを開く。
アスナ「私、キリト君達の所に行ってきます。」
シリカ「あ、私も行き___」
シリカも後を追いかけようとしたが言い切る前にアスナはログアウトして姿を消した。
シリカ「あぅ.......」
猫耳をペタンと閉じ、尻尾は垂れ下がりながら若干涙目になってしまうシリカだった。
ダンテside
グリムリーパー{さぁダンテ選手!!ワンちゃん達との追いかけっこを終え、次のアトラクションはこれだーーー!!!}
どこからかロータ音が遠くから聞こえてくる。それも1つではなく、複数確認できる。
徐々に近づくとその姿が明らかになる。
円形状の輪っかにプロペラが回転しており、それが4基設置されているドローンが10体。
その本体の下には先程の犬型ロボットと同じサブマシンガンが装備されている。
グリムリーパー{お次はクレー射撃ならぬドローン射撃だーーーー!!?ただしグリムアトラクションのドローンはただやられるばかりは嫌だと言わんばかりに頑丈になる処か銃を持って反撃に出るつもりのようです!!この状況、いつもは狩られる側が狩る側になるのか!?それではどうぞ!!!}
あの合図と同時に左右二手に分かれたドローン達が一斉射撃してくる。
すぐさまガンスリンガーにスタイルチェンジして銃弾の雨が降ってくるも
ダンテ「頑丈だな。だったら......」
腰にエボニー&アイボリーを腰に仕舞い、ショットガンに切り替えてドローンのロータと本体との間接部分を狙って発砲する。
ガキンと音と黒い煙は吐きながら一体がゆらゆらと揺れながら落ちて爆発が起きる。
ダンテ「こういう時の為にわざわざスラッグ弾を容易したんだ。ちゃんと味わえよ!!」
一機、また一機と落としていくが残りの数が5体程になっていった辺りで次の標的にサイトを重ねて引き金を引くもドローンが僅かに機体を傾け、最初と同じように火花が散ってしまうだけでビクともしなくなってしまった。
今度は攻守交替といった状況になり、ビル内の柱を盾にしながら追いかけられる形になってしまった。
ダンテ「へぇ?随分とお利口になったもんだ。」
ダァァァァァァン
柱から隠れた状況でとある得物を取り出し、天井に向けて発砲する。
弾丸は天井に埋まることなくあちこちに跳ね跳び、最終地点にドローンに当たる。
ダンテ「久し振りに使ったが、相変わらず威力は段違いだな。スパイラル。」
アインクラッド時代からエボニー&アイボリーの次に愛用している対物ライフルを担ぎながらその極太の銃身をコンコンと指で叩く。それに呼応するかのように鈍い光がギラリと光った。
ダンテ「Fire!!!」
腰だめで銃口を上に構えながら連射していく。流石のAIにも瞬時に全方位から襲い掛かる弾丸を回避する程の思考回路はないようだ。やられる一方で先程までの猛攻撃が嘘みたいに感じてしまう。
ダンテ「やれやれ.......射的代わりにもなりゃしねぇ......」
また1つ出来た鉄くずの塊に背を向けてまた次の階段に登っていく。
ダンテ「まったく.......」
食い物もなければ飲み物も無い。おまけに美女はいない上にあるのは狂ったピエロに殺人ロボットやドローン、最後に残るのは硝煙と爆煙が残るだけ。
ダンテ「史上最悪最低のアトラクションだ。オーナーにクレームを叩きつけてやる。」
あの糞ピエロにはどんな仕返ししてやろうかは後で考えるとして今はとりあえず次の階に進み続けるしかないもはや次の階層へと続いていく階段をゆっくりと上っていく。
今度は先程とは比べてやけに広いフロアになっている。どれくらいの広さなのかを言い換えるなら学校の体育館だろうか?違いとしては高さが段違いであった。今まではおよそ4Mぐらいだったがこのフロアだけは20M近くもあって天井が遠くなっている。
だが良く見てみると所々の壁の一部からコンクリートが出ている所がある。どうやら床が抜けてしまって他の階と繋がってしまったようだ。
天井の一番端に扉らしきものから優しい月光の明かりが零れている。
グリムリーパー「ダンテちゃ~ん?ここだよ~?こっちま~でお~いで♪」
天井の扉から危なそうに身を乗り出して手を振っている。
ダンテ「もっと悪趣味にしてやるよ。その顔面をな?」
グリムリーパー「おぉ怖い怖い。なら僕チンさっさと逃~げよ♪あ、そうそう。ついでにこちらのアトラクションも楽しんでね♪」
そう言ってグリムリーパーはすぐさま屋上へと隠れた。
それと同時に柱の物陰や先程入ってきた入り口からはドローンや犬型もとい自走砲に近い4足ロボットがゆっくりと姿を表す。
その数にしてドローン10機、自走砲15機、計25機の無人機がこちらの周囲をサメのように緩やかにぐるぐると回っている。
ダンテ「へぇ?今まではちょっと食い足りない所だったからな。いいぜ、遊んでやるから来いよ。」
こちらの挑発に乗るようなタイミングで自走砲達一斉に襲いかかってくる。
こちらはショットガンをヌンチャク代わりに振り回しながら乱射して迎撃していく。その隙にドローンが鉛玉の雨を降らせるも紙一重で回避していきながらエボニー&アイボリーで撃ち落としていく。
自走砲は急所を狙われて鉄屑と化していくか羽虫の様に落ちるドローンに当たり、誘爆していく。
ほんの数分前までこのフロアはモータ音が響き渡り、動き回る無人兵器で埋め尽くされていたが現在は鉄屑の山と黒煙を吐き出す炎しか残っていない。
ダンテ「さてと、あとはあの下品な野郎だけだ。」
助走をつけながら螺旋状に壁を走っていき、屋上に続くドアとは真反対の位置に到着した時点で一気に跳躍して某特撮ヒーロー並の飛び蹴りでドアごと外に出る。
無事に屋上まで辿り着けたところ迄は良かったが、其処にはあの憎い道化師の姿が確認出来なかった。
ダンテ「今度は何処に隠れやがった。」
流石にここまで来れば苛立ちが募り始める。それこそ新しい処刑方法が今にでも思いつきそうな位に。
すると、近くから奴の笑い声が耳の中に入り込んでくる。
グリムリーパー「ダンテちゃーん!!こっちだって!!」
声のする方向に足を進めると先程自分が居たビルの入り口で奴が気色悪いダンスをしながらこちらに手を振っている。
グリムリーパー「ブラ〜ボ〜!!ブラ〜ボ〜〜!!!!今回はグリムアトラクションをご利用頂き誠にありがとうございます!!!」
すぐに奴に向けて銃口を向けるも奴の言葉で遮られてしまう。
グリムリーパー「で!す!が!まだフィナーレは終わっていないよ〜??」
フィナーレの言葉が何を指しているのか理解出来なかった。此処まで来て今更ドローン達で迎え撃っても二番煎じも良いところの筈。
グリムリーパー「グリムアトラクションの大目玉はねぇ〜??この..............ビルそのものさぁ!!!さぁダンテちゃん?最後まで生き残れるかなぁ???」
奴が懐から取り出した物は小さな黒い棒状の何かだった。人が握られやすいような形に形状されており、親指の部分には赤いボタンらしきものが付いていた。
ダンテ「...........やってくれるな。」
グリムリーパー「イッツショータイム!!!!」
カチッとボタンを押すと1階部分の柱を中心に連鎖爆発が起こり始め、周囲に煙が広がっていきながらゆっくりとその巨体が沈んでいく。
デスガンを改め、キリトが思い出した本当の名前である赤目のXAXA{ザザ}と判明して逆転。シノンによる
ザザ「..........まだ、終わら.......ない。終わらせ......ない。あの人が....お前を....」
体が真っ二つにされたザザが目から赤い光がなくなり{DEAD}と表示される。
キリト「いや、終わりだ、ザザ。共犯者もすぐに割り出される。あのピエロも含めて、{ラフィン・コフィン}の殺人はこれで完全に終ったんだ。」
死体を背に歩き始め、仲間の元へと歩き始める。どうにか死力を尽くして戦ったのか仮想世界といえど足が鉛みたく感じてしまう。
しばらく歩いていくと俯いた視界に見慣れたブーツが入る。
狙撃の少女が穏やかに微笑んだ。
キリト「こっちは終わったな。あとはダンテの方だけど___」
遥か向こうに見える都市を見ると小さな光らしきものが確認され、次に遠めからでも確認できる程のビルが1つだけ地面に隠れていくみたいに崩れていく。
シノン「ッ!?キリト!!バギーであそこまで行ける!?」
キリト「ああ!わかった!!」
グリムリーパー「ダンテちゃ〜ん?生きてるぅ?」
ビルが倒壊した影響で周りは砂や土が煙になって舞い上がり、中継用に周囲飛び交っているカメラの視界が遮られてしまっている中でグリムリーパーはサブマシンガンのコッキングレバーを引いてわざとらしく辺りを見渡している。
グリムリーパー「出ておいで〜。今ならグリムちゃんが一発で昇天させて上げるから〜。」
やられるつもりはないがこの状況は好都合だ。ようやく
こちらに襲いかかってくる鉛の粒を右手に持っている得物をプロペラの要領で回転させて弾いていく。
グリムリーパー「???」
{BGM D.M.C Guitar ver}
ダンテ「随分と待たせて悪かったな。」
始まりの時からの相棒である髑髏も装飾が入っている鈍い銀色の剣、リベリオンを肩に担ぐ。そのズシリとした重量感に思わず口角が上がってしまう。
ダンテ「たがこっからが本番だ。行くぜ、相棒。」
グリムリーパー「ハハハ......ハハハハハハハハハハハハ!!!!!」
リベリオンを目にしたグリムリーパーが最初は小さかった笑い声が次第に大きくなっていく。
グリムリーパー「やっぱり!!!やっぱりサイッコーだよダンテちゃん!!!ダンテちゃんのそういう非常識な所が!!好きでスきで!!すキで!!仕方がなイんダよぉ!!!」
ダンテ「野郎に好かれても全く嬉しくねぇんだかな。」
{BGM D.M.C Band Ver}
アイアンサイトでこちらを狙って一斉射してくるもキリトと同様に弾き返しながら距離を詰めていく。
そして弾切れになったのかリロードの動作に入る瞬間を逃さずそのまま[スティンガー]で攻撃も兼ねて一気に間合い入り込む。
グリムリーパー「ホ?」
流石にソードスキルまで使用してくるのは予想外だったのか向こうは慌てふためき、バランスを崩してしまっている。
そこからは怒涛のラッシュ攻撃を繰り出していく。
{ミリオンタップ}{オーバードライブ}{ラウンドトリップ}
これまで使ってきたスキルを全て出し尽くしていくが向こうも馬鹿ではない。できる限り回避して致命傷だけは避けようと間合いを取ろうとする。
グリムリーパー「ハァ......ハァ........ハァ......さ、流石はダンテちゃん。でも、もう懐には飛び込まなせないよ?」
冷たい夜風が吹き、徐々に視界がクリアになっていく。こうなれば中継に流れる映像が観戦者達に本来存在してはならないこの大剣の姿を晒すことになってしまう。再びぼろマントで剣を包み、背中に隠す。
ジャキンと音を鳴らせている。もう既にリロードを終わらせた様子だからか自身の勝利を確信したかと言わんばかりにニヤリと笑っている。
ダンテ「もうその必要はねぇよ。」
グリムリーパー「??」
ダンテ「もう十分
グリムリーパー「........ドユコト?」
こちらの意図を理解出来ていないのかフクロウ見たく首を回転させて?マークを浮かべている。
ダンテ「
ゆっくりと体だけ90度回転すると後ろから轟音が鳴り、次の瞬間には目の前にいた筈の道化師は体が真っ二つになりながら2、3m程後ろに吹っ飛ばされた。
後ろを向けば伏せた体制で対物ライフルを構えているシノンがいる。
グリムリーパー「アハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!!」
てっきり完璧に死んだと思われたグリムリーパーが仰向けの状態でこちらを覗き込むように見て大きく拍手している。
グリムリーパー「イやぁ負けチゃった♪まさかコネコちゃんが来るとは思ってなかったヨ♪でも今回は楽しメたかラ僕チン大.....満足♪ま..たね~?ダン.......テちゃ〜ん....」
今度こそ糸が切れた様にグッタリとして{Dead}と表記される。
ダンテ「ったく、二度と現れるな。」
もうこんな奴とは相手したくないと内心、辟易するが取り敢えずシノンの元へと行くとしよう。
ダンテ「流石にヒヤヒヤしたぜ。外せば危うくこっちがミンチになる所だ。」
シノン「ふざけないで、この距離を私が外すとでも?仮にそうだとしてもあなたの場合、避けるか弾くかするでしょ?」
ダンテ「御名答♪」
シノン「ハァ、キリトとあれだけ打ち合わせしたのにまさか闇風まで倒していたなんて.......」
ダンテ「ああ、あの藍色のプレイヤーか?GGOの中ではなかなかの素早さだったな。少しは楽しめたが攻撃面ではちょっと物足りないって所だな。」
大会前と同じくらいのため息を吐きながらスコープが壊れたライフルを地面に突く。
ダンテ「それで?そっちも片付いたようだし......」
ふと別方向に視線を映すと遠くからキリトが走ってくる。
ダンテ「今から約束の
シノン「やめとくわ。そっちは大したダメージはないけどこっちはコンディションも
ダンテ「おいおい、俺にまたコンバートしろって言うのか?」
シノン「ええ、そうよ?」
ダンテ「勘弁してくれ。死ぬまでずっとお前に狙われたんじゃ生きた心地がしないぜ。」
互いに冗談を言い返し、少しばかり笑い声が出てしまう。すると今度はシノンが俯き始める。何か気になることでもあるのだろうか?
シノン「ねぇ、ダンテ。」
ダンテ「ん?」
シノン「は、恥ずかしいんだけど現実に戻ったら会いに来てくれる?その.....まだ死銃の共犯者が近くにいるかもしれないから。警察にこの事を話してもすぐには信じてもらえないだろうし......」
この発言ばかりには驚きを隠すことが出来なかった。
流石に一人暮らししている女学生の所に成人男性が入り込むのは傍から見ればそれこそヤバいことをしようとしてると思われても弁明出来ないが............この後に起きる事を考えなければやむを得ない。
シノン「駄目.............かしら?」
シノンが何処か気まずそうに顔色を伺ってくる。この数日間、それも出合い頭に険悪なムードでお互いやり取りしていたはず。どう考えればこちらをそこまで信じられるのか疑問に思うがこの際背に腹は代えられない。
ダンテ「.........わかったよ。」
そう答えると向こうはパァと表情が明るくなった途端、やや赤面になりながら咳払いで誤魔化した。
シノン「私の名前は朝田詩乃、住所は東京都文京区湯島四丁目の_____」
原作ではここまでしかわからなかったがいざ聞いてみると本当に目と鼻の先だった。
ダンテ「今、俺達は千代田区のお茶の水にある病院からダイブしている。」
シノン「え!!?すぐそこじゃないの!!」
ダンテ「ま、このあとすぐに行ける距離ではあるな。」
シノン「す........!!」
何か言いかけたみたいだがまた咳払いで誤魔化し始める。
シノン「あ、でもちょっと待ってて、友達もこの大会を見てるからちょっと色々と説明しなきゃいけないから.......」
今度は少しばかり残念そうな表情になった。初めてあった時に比べて随分と表情豊かになったと感じる。
ダンテ「わかった。じゃあ、さっさとこの大会を終わらせるとするか。」
しかし、終わらせるにしてもこの状況だと瀕死状態の二人を倒すことは容易ではあるがそれでは自身のポリシーに近いものが許さない。果たしてどうしたものかと悩んでいるとふと目の前にいた少女がいきなり抱きついてきた。
ダンテ「っと、シノン、なんの....真似.....だ。」
シノンと接触している部分に違和感を感じた。女性特有の柔らかな感触はなく無骨な硬い何かが体にめり込むように押し付けてくる。
抱き合っている部分を良く見ると赤いランプが点滅しながらピッピッピっと鳴り響いている。
シノン「ダインからくすねておいたの。」
俺とシノンの間には黒いプラズマ・グレネードが挟まれている。
シノン「♪~~」
一言だけ言わせて欲しい。
ダンテ「What the fu__!!」
次の瞬間、眩い閃光に包まれた。
第3回BOB優勝者 Kirito
シノン、あとで覚えてろよ?
ED[夜は眠れるかい?]{flumpool}
その後
無事?大会は終わり、意識がGGOから現実世界へと戻り、病院の天井が視界に移る。
ナツミ「あら、飛鳥君?無事に終わった見たいね。」
変態...ではなく美人看護婦が覗き込んでくるも急いで起き上がり、急いで上着を着る。
明日奈「あ、飛鳥さん?一体何処に?」
飛鳥「明日奈、悪いが事情は後だ。」
明日奈「ちょ、ちょっと!?」
呼びかける声を他所に部屋を出て、駐車場へと走って行く。そして自前のバイクに跨り、エンジンキーを回してグリップを捻って一気に発進してシノン改め朝田詩乃の自宅へと走っていく。
はい、それでは無事にBOBを終え、いよいよ最終回まで残り僅かになってきました。
それでは皆様、また次回お会いしましょう。
ご通読ありがとうございました。
メッセージ.......ホシイナ。
ここ最近、感想や評価で台本形式で書くとちょっと.........というコメントがみられてきたのですが。これから始めるマザースロザリオ編からは普通の小説の形で書いていった方いいでしょうか?
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Yes!!Yes!!Yes!!
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No!!No!!No!!