DMC×SAO 俺の転生物語   作:ユーグクーロ

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皆様、ハロウィンはどのようにお過ごしになられましたか?

え?私?そりゃぁもちろん....ボッチでバトオペ2に引き篭ってましたよ。(涙目)

皆、お菓子や仮装で楽しくしている間にですよ?もう......嫌になってしまいます。

おっと、いけないいけない........

皆様、大っっ変お待たせしました!!!

いよいよマザーズロザリオ編突入です!!!
ようやく、ようやくメインヒロイン登場となります!!

その上この作品もこのプロローグでなんと30万文字突破となります!!

あと一ヶ月弱でこの作品を始めてから半年が経過しようとしており、時が流れるのが早いなぁって思います。


それではマザーズロザリオ編!!どうぞ!!



あ、因みに関係ない話ですが、読者の皆様の中でバトオペ2をプレイしてる方々へ

夜の時間帯。600か650コストで

無人都市

北極基地

軍事基地

のステージで黒いリガズィカスタムで拠点に直接攻撃してる奴が居たら高確率で自分です。
良ければフレンドになってくださいWWW




マザーズ・ロザリオ編
プロローグ 悪魔の背中を追う少女


ある日、ボクの人生が変わった。幼い頃に両親は既に他界し、唯一の肉親だった姉ちゃんも病気でいなくなって、そして今度はボクも同じ病気になっちゃったんだ。

 

最初は風邪を引いた程度で済んだけど日を追う毎に苦しくなったり、呼吸がしづらくなったり、自由に体が動かせなくなって、どうにか頑張っていた学校もお休みして病院で入院することになってからはなにも楽しい事はなくなったんだ。

 

お医者さんからは大丈夫だ、頑張っていこうって明るい言葉を掛けてくるけどその瞳はどこか諦めた何かを感じる。

それでもその言葉を胸に毎日笑顔で耐えた。

 

ある日、お手洗いから戻る時に曲がり角から看護婦さん達のおしゃべりが聞こえてくる。

 

「○○号室の紺野さん、あんな年端もいかない子がAIDSなんて........可哀想ねぇ。」

 

「ホント、それもご両親も既に他界しているし、姉も居たらしいけど同じ病でもう.........やるせないわね。」

 

偶にこんな会話が聞こえてくる。最初は凄く傷ついたけど何度も耳にしていく内に慣れてきた。

だってあの看護婦さん達も、他の皆も、ボクの前じゃ明るい言葉を話していても見えない所でさっきと同じ会話をしているんだ。

 

病院の真っ白で綺麗なな廊下や部屋がどんどん灰色に染まっていく。

 

 

 

神様は私たちに耐えることのできない苦しみはお与えにならないってお母さんはいっつも言ってたけど..........

 

 

 

 

 

 

 

ボク..........そんなに強くないよ........耐えられないよ.............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな時、お医者さんからめでゅきぼいど?っていう大きな機械に入ってVRの世界で過ごすことになってそれからは同じ病気になってる友達が出来て、それからはいろんなゲームを協力プレイしていたんだ。中には自分が虫になって動き回るものなんかもある。

途中で言い争いしたり、喧嘩することも何回もあったけど最後には皆で笑ってゲームクリアする毎日だった。

 

 

 

 

 

 

笑った、とにかく笑った。

 

どんな些細な事でも楽しむようにした。

きっと、きっといつか幸せに暮せることが出来るように、笑うことを絶やさないで行こうって決めた。

 

そうすればきっといい事があるはずだって信じて.............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある日、ボクの人生がまた変わった。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつも通りの検査を受けてメデュキボイドに入って皆と遊んでいたはずだったけど............いつもの景色とは違って回りが壊れたテレビみたいにザザザって変になって..........気がついたら洞窟の中で横になっていた。

そこからは本当に大変だった。誰も居なさそうな湿っぽい暗闇で大声を出しても誰も返事をしない。本当に一人ぼっちになった気分で不安で怖くなって、おまけに全身真っ黒な人が剣を振り回して襲ってくるし、最悪の一日だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真っ黒なソレに襲われそうになり、もう駄目だ。諦めそうになったそんな時................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼に出会った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大きな銃を両手に持って、背中にはガイコツの剣を背負っていて真っ赤な服を羽織って、薄暗いはずなのに銀色の髪が光を反射してまるでお月さまみたいに輝いていた。

それからは飛んだり跳ねたり........こう.......なんて言えば良いのかわからないくらい凄い動きで真っ黒の人を倒したんだ。

 

 

 

 

 

???「大丈夫か?」

 

 

 

そう言いながら赤いお兄さんはゆっくりとこちらに歩み寄ってきてとりあえずちゃんと会話できそうな人に出会えて少しばかり張り詰めていた緊張が解けていったけど..........彼からここは一体どこなのか聞いてみると数ヶ月からニュースでゲームでやられちゃったら本当に死んじゃうって話題になっている{SAO}っていうゲームの中にいることが分かった時は本当に焦ったよ。

 

 

???「とりあえず街に.....っ!?失礼!!」

 

 

ここに居てもどうにもならないからと街に案内してもらうその時だった。

 

 

 

 

いきなり誰かがボク達を襲い始めたんだ。どうして?ゲームクリアしなきゃ本当に死んじゃうのになんで殺し合ってるの?って疑問を浮かべるも相手は待ってくれない。

 

赤い人と同じ銀髪で日本刀を振りかざしてこちらを睨んでくる。

 

「いつからお前は暗殺紛いの事をするようになったんだ?バージル?」

 

「この程度でやられるお前ではないだろう。ダンテ?」

 

向こうの青い人とこっちの赤い人の話を聞いてると知り合いだというよりもっとこう......深い関係なのが凄く伝わってくる。

 

 

ダンテと呼ばれた赤い人が途中でボクのことを美少女とか言ってきて.........嬉しいけどすっごく恥ずかしくなって直視できなくなっちゃった。

 

 

二人が少しだけ言い争うとそれからは目を離せない光景が繰り広げられていたんだ。

 

なんて言えばいいのかな?昔に観たアクション映画がお遊戯に見えてしまうような?そんな凄い戦いを始めたんだ。

 

 

 

「.........ふん、少しはマシになったと思ったら、まだヒーローごっこをしていたとはな。」

 

 

 

それからしばらくしてバージルって呼ばれた青い人はボクの方をチラッと見てきたんだ。とても怖かった。ほんの数秒だけの筈なのに体の内側が凍るようなそんな冷たい眼が向けられてきて次に放ってきた言葉が心の一番奥を抉ってきた。

 

 

 

 

 

「例えどんなに抗っても、どんなに言葉を並べても現実は否定してしまう。そんなことをして何になる、そんなもの無意味でしかない。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言えなかった..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

違うって否定出来なかった.........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって...........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉が..........まるでボクの心の中にあるものを代弁している様に聞こえてしまったから.........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[大丈夫だよ紺野さん。きっと良くなるから。]

 

 

 

 

 

いつ治るの?

 

 

 

 

 

[頑張ればいつか良い事があるはずよ?頑張りましょ?]

 

 

 

 

 

頑張ってどうするの?お父さんもお母さんも.......お姉ちゃんももういないんだよ?

 

 

 

 

 

 

 

[きっと........]

 

 

 

 

 

 

 

 

もういい!!!そんな言葉聞きたくない!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

皆の優しく(冷たく)生きろ生きろって..............ボクはどうすればいいの!!?生きるって何なのさ!?もうわかんないよ!!

毎日毎日笑って過ごしてもとても寂しくて、ずっと苦しくて、もう嫌だよ!!

 

 

 

 

 

 

目の前が歪んでいって、どんどん真っ暗になっていく。もう楽になりたい........苦しいだけなのはもうたくさんだよ.............

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

誰か教えてよ..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生きるって何?

 

 

 

 

 

 

もう当たり前の事が分からなくなったそんな時、ダンテがこう言ってくれたんだ。

 

 

「どう生きようが本人の勝手だ。人の価値観なんてそれぞれだ。」

 

「それに、ただ長く生きれば満足か?楽しいか?違うだろ、そんなもの生きてるとは言わない。ただ存在してるだけ、心が死んでいる様なもんだ。自分の思うように道を歩み、抗う、それが生きるってもんだ。」

 

 

 

 

 

 

 

まるでボクの頭の中を読んでいるのかとその口から答えが返ってきた。

その目は今まで見てきた偽りの眼じゃない。あの瞳の輝きが本心から言ってるのがとても伝わってきたんだ。

 

 

 

ボクの現実世界の事情なんて知らないだろうけど........嬉しかった。

 

 

これからどうやって生きればいいんだろう?ってずっと答えが出なくて探してた答えを導いてくれたんだ。

 

 

 

それからかな.........ずっと頭の中でお兄さんの後姿が頭の中から離れなくなったのは..........

 

 

 

その後、再び元の場所に戻ってからはお医者さんにお願いして前から話にあったお薬の..............チケン?って言うのをお願いした。

 

 

 

 

 

 

 

 

それからはまたボクの人生が変わったんだ。

 

最初は看護婦さんに背中を押して貰えないと起き上がれなかった体を動かして、偶に苦い薬や注射もあったけど我慢した。

吐きそうになった、気持ち悪くなった、泣きそうになった。

 

それでもあの言葉がボクを何度も立たせてくれた。

 

それから2年近く経って、お医者さんが驚いた顔をしていた。なんだろうと怖くなったけど、勇気を振り絞って耳を傾けるとボクの病気がどんどん良くなっていってるみたいなんだ。

 

やっと.......やっとあのつらい毎日が報われたんだって、抗えたんだって、嬉しくて泣きそうになっちゃった。

 

お兄さん、今頃どうしてるかな?SAOは無事クリアされたってニュースで聞いたけど..............お兄さんなら........大丈夫だよね?きっと無事だよね?

 

いつか、いつか病気をちゃんと治して、外を思いっきり走り回れるようになったらお兄さんにあってお礼が言いたいんだ。

 

 

 

 

ありがとうって........お兄さんのあの言葉でボク治ったよって........ちゃんと伝えたいんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてまた........ううん、この日が.....ボクの人生の中で一番大きく変わった日だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

12月25日

 

 

 

 

 

ボクは《スリーピング・ナイツ》の仲間のシウネーと一緒にALOの世界にコンバートしてこの妖精の世界を下見していたんだ。

 

「どうかな?今度やるゲームはここにしようと思ってるんだけど....」

 

「うん、いいと思うよ?この世界はとても綺麗で楽しそうだから。」

 

周りを見渡すとクリスマス当日なだけあってサンタやトナカイのコスチュームをしたりして雑談の花を広げている。

昔の外国の古い街中みたいな景色に雪がはらはらと降り、軽快なクリスマスソングが街中を駆け巡っていく。

 

確かにとても良い場所だ。この世界の中央に聳え立つ大きな世界樹もそうだが、なによりあのアインクラッドが夜空の中をゆっくりと飛行している。

ボク達はあの中で戦って、ちゃんと悔いの無いように足跡を残す。それがボク達の最後の..........

 

ふと振り返ってもう一度だけ、あの楽しそうな街中の風景を目に焼き付けようとしたら..........

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスソングが聞こえなくなった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さ、もう戻りましょ?皆にもこのことを伝えなきゃ..........ユウキ?」

 

色んな人達が街道を横切る中で一際赤く輝く後姿が見えた。

 

真っ赤で大きなロングコート。

 

お月様みたいな綺麗な銀色の髪。

 

背中にドクロの大きな剣。

 

あの頃と少し姿が違うけど、あの大きくて力強い背中は................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

間違いない.................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ダンテ)だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ダンテ)がすぐ其処にいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

{Not the end}[安田レイ]

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ど、どうしたのユウキ?具合が悪いの?」

 

隣にいるシウネーの声が遠く感じ、普段聞こえてこない心臓の音が耳に響いてくる。

 

「お兄さんが.........」

 

「え?」

 

「お兄さんが........すぐ其処に.......」

 

「お兄さん?」

 

一瞬頭の中が真っ白になって棒立ちしていると彼の背中が小さくなっていき、人混みの中へと隠れていく。

 

「ま、待って!!」

 

「ユ、ユウキ!?ちょっと待って!!?ユウ_______」

 

友達の呼び掛けにも返事を返さずただひたすら追いかけていく。

 

「ゴメン!!ちょっと通るね!!」

 

目の前の人だかりに一瞬立ち止まってしまうも無理矢理体をねじ込んで再び前へと進んでいく。

 

(待って........お願い、待って........お兄さん.........ダンテ。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ダンテ待って!!ボクだよ!!お願い!!待って!!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大声で呼び掛けるも既に彼の背中は見えなくなっている。この先にいると信じて走りきり、まるで森林みたいな行き交う人々の間をようやく抜け出した。

目の前には中央に噴水が豪快に水柱を立てており、円を描いてるスペースにはこれまた大勢の人々が友人や知り合いと仲良くお喋りしている。

 

 

だけど........ダンテの姿がどこにもいない.........

 

 

すぐ其処にいるのは分かってるのに..........

 

 

次また会えるかも分からないのに..........

 

 

この思いを今すぐ伝えたいのに......

 

 

どんどん離れていくのが何故かわかってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どこに居るの?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ボクはここだよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの後、何時間も探したけど結局見つけられずにそのままログアウトした。

 

その日のクリスマスの夜は眠れなくてずっとお日様が顔を出すまで枕を濡らした................

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




いかがだったでしょうか?待ちに待ったメインヒロインの登場です!!

読者の皆様の意見によりこれからはこの文章で書いていくことに決めましたので今後ともよろしくお願いいたします。

それではまた次回お会いしましょう。

ご通読ありがとうございました!!!
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