ちょっと仕事の方が更に激化していき、これまで通りのペースで投稿できるのは絶望的になってきました。
.......まぁだからといって打ち切りなんて事は絶対にしませんけど.......
それでも温かい目で見守ってくれたら嬉しいです。
※これを見ている読者へ
狐目さん!!
ブルース・アッシュピー大将さん!!
永瀬ケイさん!!
こんころ狐さん!!
すぐ逃げてください!!
今の彼女達は非常に危険な状態です!!!
バイオハザードのネメシスなんて可愛いと思えるくらいにやばいんです!!
今すぐ逃げ___________
「ソれでハダイ3わ♪ドウゾ♪」
あれから数日が経過し、未だにダンテに会えないままでいた。けど、ボク達に残された時間にも限りがある。このままでは約束どころの話でなくなってしまう。そうなったらメンバーの皆に申し訳がたたない。
こればっかりは諦めるほか選択が無かった..........
「ユウキ、大丈夫?」
ここ数日、掲示板び記載した場所にて一緒に戦ってくれる強い人を探すために選抜を行っている広場に向かう途中、ふとシウネーに心配されてしまう。
「な、何が?」
「その........結局会えなかったし、それ以来、ユウキの笑顔が減ったような気がして......」
そう言われ、周りにいる皆の顔を合わせると一人は寂しそうな顔、一人は苦笑いをし、一人は頭を掻きながら斜め下に俯いていた。皆が心配する程に今のボクの顔はかなり酷いのだろう。だけどそれを理由に、言い訳にしてリーダーであるボクがこんな風になってちゃ駄目だ。気持ちを切り替えないと.......
「.........うん!大丈夫!!会えなかったの確かに残念だったけど、お兄さんが生きてるってことがわかればそれでいいんだ!!さ、行こう!!行こう!!」
そう、誰に言っているのであろう言葉を口にして元気良く腕を振って前に進むことにする。これでいいんだ........今のボク達にもうこれ以上寄り道してる暇なんて無いんだ。
いつも通りにボク達は湖が地面の大半を占めているエリアにて挑戦者を待っていた。
今日もまた挑戦者がボクの前まで歩いてきた。見た目はコート、シャツ、ブーツ全てが黒色を基調とした所謂黒ずくめの
「えっと、君が噂の絶剣でいいのかな?」
「うん!そうだよ!!」
そう答えると向こうは少しばかり驚いた表情になった。そう思うのも無理はない。ALOで自身が噂になってるのは聞いていたけどその内容が強さ自体だけで風貌は記載されていなかったから挑戦者達は皆会うと同じ表情になってしまう。その事に対して少しばかり苦笑いしそうになる。
「それじゃあ、地上戦と空中戦に分けてるけど、お兄さんどっちが良い?」
「じゃあ地上戦で。」
「わかった!!」
そう短絡的にやり取りを交わして相手にデュエル申請を申し込み、相手はそのまま流れるように承諾して前方に合図となる数字がカウントダウンを始める。
お互いに鞘から剣を抜き、構え始め、0になると同時に地面の土を抉りながら突進し始める。相手側も同じ戦法のつもりなのか数メートル離れていたはずが既に目と鼻の先まで近づいていた。
そのまま息を合わせるように互いに袈裟斬りを繰り出して火花を散らす程の鍔迫り合いをし、押し退ける様に間合いをとる。
「ハァァァァァ!!」
相手は隙を作らせまいと再度こちらに突進しソードスキル[ソニックリープ]を仕掛けてくる。それに対し[スラント]で迎撃して相殺する。
このままでは防戦一方になってしまうそうなる前に今度はこちらから攻めることにする。剣を下段に構えながら姿勢を低くしつつ一気に懐に入り込もうとするも向こうだってバックステップで距離を詰めさせないように間合いを取りながら斬撃を混ぜてくる。
それを難なく弾き返しながら次第に距離が縮まっていき、相手は苦虫を噛んだ顔で[ホリゾンタル・スクエア]でサイドステップで方向転換し、変則的に反撃に出るも[バーチカル・スクエア]でこれまた迎撃し、最後に渾身の突きを放つ
「なっ!?」
再び驚愕の表情を浮かべるも黒の剣士は瞬時に剣で受け止め、突風が辺りを縦横無尽に吹き荒れる。
激しい激突が起きた為か周囲に煙が巻き上がり視界が悪くなる上、互いまた鍔迫り合いによって数秒間、沈黙がこの場の空気を支配する。
「すごいねお兄さん!!こんなに強い人はボク初めてだよ!!」
「そりゃどうも.....と言ってもそっちの方が一枚上手のように思うんだが?」
「ううん、そんなことないよ!ボクは今のは当たったと思ってたのになぁ。」
「......」
そう言うと黒の剣士は何か考えてるように俯いた。
「あれ?お兄さんどうしたの?」
次の言葉でボクは全身の毛が逆立ったような感覚に襲われた。
「君は.........
ボクは無意識に全力で突進技を放った。
見抜かれた?ううん、もっと他の何か........第6感って言えばいいのかな。
だけど............
「せや!!」
完全に当たったと思った突進技はいとも簡単に捌かれる。
「っ!?」
足を踏ん張って急いで急停止し、すぐに振り返ったその時には相手の剣がこちらの首に紙一重で捉えられていた。
「悪いな。そういう突進技には相方との手合わせで嫌って程に体が覚えてるんでな。」
だけど、いつまで経ってもHPゲージが減ることはなくゆっくりと視界を広げると首元には刃がなくなっており、目の前にいる剣士は鞘に納めて両手を挙げた。
「この勝負、俺の負けだ。」
「え.....え?え?」
今度は別の意味で訳がわからなくなった。折角勝てる勝負なのにも関わらずにリザインボタンを押し、Winner表示が映し出される。
「な、なんで!?」
「ん?」
「今の勝負、お兄さんが勝ってた筈なのに.......」
普通であれば、自分であれば、間違いなくあの後にトドメを刺してたのにこの剣士は自ら刃を納め、自身の負けを主張したのだ。
その矛盾に困惑する中、黒の剣士はう~んと顎に手を当てながら数秒間考え、何かを悟った様に再びこちらに目線を向けた。
「勝ちとか負けとかそんなものじゃなくてもっとこう.......君に対して根本的な何かが足りてないと感じたから.....かな?」
「???」
「じゃあな。」
「あ...........」
黒の剣士はそう言いながら去って行った。色々と気になる事があったがそれを口に開こうとするが、気がつけば周囲の熱気溢れる歓声が沸きあがっており、ちょっとびっくりしてしまった。
「..............あ、名前聞くの忘れちゃった。」
次の日
「せやぁぁぁああ!!」
「ぐわぁぁぁ!!?」
今日もまた同じ場所で挑戦者を待ち受けていた。
今は
「ててて.......参った!降参!リザイン!」
すると試合の終わりを告げるファンファーレが鳴り響く、どうやら無事に勝敗は決した。
音を立てずゆっくりと地面に降り立ち、くるりと一回転してスカートを軽くつまみ上げて軽くお辞儀をする。するといつも通りに観客からは賞賛の叫びが向けられ、それに答えるように笑顔でVサインで応える。最初は何気なくやってみたことだけど、続けていく内に習慣というか、ルーティンとなっていった。
「えーと、次に対戦する人、いませんかー?」
今度は
向こうは此方の姿を確認するとすごく驚いて何かを悟ったように黒の剣士を睨んでいる。後ろからでは確認できないがきっとすごい鋭い眼をしているのだろう、蛇に睨まれた蛙のよう黒の剣士が後ずさりしている。
「あ、お姉さん、やる?」
「え、えーと.......じゃあ、やろうかな?」
「おっけー!!」
「えーと.......ルールはありありで良いのかな?」
周囲が静まり返ったのを確認し、瞼を閉じて大きく深呼吸をしながら落ち着かせた後、此方にデュエルに関するルールの確認をしてきた。
「うん!魔法もアイテムもバンバン使っても良いよ!ボクはこれだけで勝負するから。」
そう言いながら腰にぶら下げている剣を軽く二回叩いて見せるとお姉さんには挑発に聞こえてしまったのかな?右手で腰に掛けてある細剣を握るが.....ほんの一瞬、水色の瞳にギラリと鈍い光が輝いていた。
「それじゃあお姉さん、地上戦か空中戦、どっちにする?」
「........どっちでもいいの?」
「いいよ!!」
「.......じゃあ地上戦で。」
「おっけー!!じゃあジャンプはありで翅はなしね!!」
システムウィンドウからデュエル項目を選び、《全損決着モード》のボタンをタッチする。
すると相手側のカーソルの上に《Asuna》とキャラネームが表示される。
目の前に浮かぶデュエル窓が消え、その代わりに10秒のカウントダウンが動き始めた。
互いに腰にある鞘から得物をジャリンと重い金属音が擦れる音を耳で確かめながら中段で構え、ゆっくりと相手に切っ先を向けると向こう側も同じ様に此方に細剣を向けてくる。
まるで中世の騎士の決闘の雰囲気がその場を支配するかのように静まり返った。
唯一カウントダウンが音を鳴らして刻一刻と0に近づいていき、やがて0を知らせるブザーが静寂を打ち破った。
まずはアスナと表記されていた
初撃はと次撃は胴体の中央に向かって突き二発を繰り出し、それを回避し、此方の動きを一瞬停止した瞬間を狙って今度はもう一度同じ様に切っ先がこちらの胴体に食い込もうと襲い掛かるもパリィし、空振りさせる。成る程、二発目までは囮、三発目が本命だったという訳なのだろう。向こうが眼を見開き、酷く驚いた表情だった。
さて、攻守交替だと姿勢を切り替え、相手の首元に目掛けて剣を左下から振り上げるも相手はどうにか避けようと体を仰け反るが地面が草に覆われていたためか若干姿勢を崩すも不幸中の幸いかその所為で此方の斬撃は相手の胸辺りを掠める程度で終わり、残った衝撃がグワン!と空気中へと勢い良く散布されていく。
これ幸いにと
威力やスピードは然程脅威ではないが、的確に仕留めてこようとする正確な突き技、その精密さがこのプレイヤーの強さを雄弁に物語ってくる。
だがなぜだろう.......相手はかなりの実力者であることは間違いないはずなのに、なにかこう.........
つい先日、同じ事を言われたけどあの黒の剣士も同じ気持ちだったのだろうか..........?
気持ちが定まっていないのか、どこか気弱な表情が見て取れる。
ふと数秒間だけ俯き、次に顔を上げた時は..........鋭い眼光が此方の姿を捉えていた。
ゾッと背筋が凍る感覚に襲われ、思わず笑みが消えてしまう。あの時と同じ感覚だ。あのバージルと呼ばれた男に一瞥された時と.........
けど、あの時とは違い今の自分には剣がある。戦う力がある。
再び仕切り直し、今度は互いに一気に距離を詰め寄り、剣をぶつけ合う。
「ハアァァァァァァァァ!!!」
鍔迫り合いで火花を散らしつつ、弾かれてしまい気圧されてしまった。
そこからすぐさまに剣を切り返し、あらゆる角度から斬撃を斬り込む。
だが相手の俊敏性が良いのかすべて回避されてしまい、此方の懐まで入り込んできた。恐らく防御を捨てて一気にソードスキルによる攻撃へと転じるのが狙いなのだろう。
すぐさま右手で握られた剣を下から斬り上げようとしたその時だった。
「っ!?」
突然、ドンッっと腹部の辺りから重い衝撃が走った。あまりの感じたことのない感覚に一瞬目を閉じてしまったがすぐに理解できた。殴られたのだ。
剣士同士が懐で競り合う中で一瞬の隙を見せてしまう事は愚かな行為だ。
ましてやこれほどの実力者となるとそんな隙を見逃すはずがない。その手に持っている細剣は青白く輝き始めたのだ。
とても速い4連続の突き技だが、これまで培ってきた経験と感覚で相手の切っ先を捉え、弾いていく。
今ので仕留めるつもりだったのだろう。相手は驚愕の表情が目に見えた。
今度は此方の番だ。これほどの実力者なら問題ない..........
全力を出しても.........
デュエルは無事に終わり。さっきまで戦っていた
今は[スリーピング・ナイツ]の仲間達の自己紹介を済ませ、シウネーのフォローもあってボク達の目的とあそこでデュエルを行っていた理由を説明した。
「成る程........それで.......」
「どう.....かな?」
「うーん...........」
そう唸りながら顎に手を当てながら数秒間考え、神妙な顔でこちらに向き直った。
「......やるだけ、やってみましょうか。この際、成功率とかは置いといて。」
「ありがとう!!アスナさん!!」
「私のことはアスナって呼んで。」
「ボクもユウキでいいよ!」
そう言いながら互いに笑みを返し、注文したドリンクが届くと同時にボクを始めメンバー達と硬い握手を交わした。
「あーあ、それにしてもこれで三回目かぁ........」
アスナはどこか落胆した表情で椅子の背凭れに体を全て預けた。
「三回目?どういうこと?」
そう質問すると気まずそうに頬を掻きながら答えた。
「うん実はユウキ以外にもデュエルで負けちゃった人が二人いるんだ。今は一緒にクエストとかこなしたりのんびりしてたりするんだけど........」
「!!?」
それを聞いた時は流石に驚いた。
彼女程の実力の持ち主であるのは実際に剣を交えたから痛いほどわかる。それなのに彼女以上の実力者が二人もいるのが他にもいるのかと思うと鳥肌がたった。
「す、すごいね!!アスナ以上の剣士が他にも近くにいるの!?」
この会話には仲間全員もいつの間にか唾を飲んで前のめりで聞いていた。
「う、うん。一人はキリト君.....ほら、今日近くにいた
そういえば今日もあの場所に来ていた。成る程、あの時こちらの突進技を交わしたのも頷ける。そうでなければあの状況は説明がつかない。
「もう一人は............
「「「「「え?」」」」」
え?
今...........今、なんて.........?
「あ、あれ?ど.......どうしたの皆?」
静まり返ったその場の空気に耐えられず、全員の表情を伺い始めた。
いや、それはどうでも良い........
「アスナ.........今、なんて........」
「え?い、一発も当てられずに____」
「そこじゃなくて!!そのもう一つ前!!」
「えっと、ダンテさんって人に____」
「ダンテってデビルメイクライのダンテの事!!?」
「う、うん。ユウキ。知ってたの?」
「彼、今この世界に来てるの!?」
「ちょ、ちょっとどうしたのユウキ?」
「アスナお願い!!答えて!!」
「え、ええ。この後合流する予定だからきっと今頃店にいると思うけど...........」
「っ!!?」
その情報を耳にした途端にじっとしてはいられなかった。すぐに店を後にし、翅を展開して一気に跳躍した。
「え、ちょ、どうしたの!?ユウキ!?ユウキ!!?」
彼が.........彼があそこに居る。
ようやく会える。
そう思うとまるで体の中央が段々と熱くなっていくような感覚に襲われた。
デビルメイクライ 店内
今日も今日とていつも通り椅子にもたれ掛かりながらミックスベリーパフェ.......に近いものを堪能していた。
客人用のソファーにネロも座っており、他は誰も居らず平穏且つ静かな一時を過ごしていた。
「仮想世界でも相変わらずのんびりと過ごしてんだな。」
「そう言うなよ。ここ最近、何かとデカイ仕事があったもんで碌にゆっくりと過ごすことが出来なったからな。おまけに普段はあいつ等の
「まぁ、確かにな..........」
GGOの件といい、マレット島の件といい、ここ数日はデビルメイクライではいつもメンバー全員が集まっては騒いだりクエストで駆り出されたりと散々な毎日だったが、今日は珍しく
するとネロがハッと何かを思い出し、こちらに顔を向ける。
「そういえば、二人はどうしたんだ?この時間帯だったらいつもここに居る筈だろ?」
「どうやら、今回のテストでシリカが赤点のオンパレードで大絶賛シノンとリーファとリズベットと一緒に教科書の睨めっこの真っ最中だとよ。」
「あ、そう.........」
この間、シリカがいきなり押し寄せてきて今回のテストがやばいだの何だので泣きを入れてきたのだが其処をシノンが首根っこを掴み、まるで鬼教官並みの笑顔で引きずって店を出て行ったのは新しい記憶である。あの時のシリカの断末魔が今でも思い出せる。
「そういうお前こそ麗しのお姫様はどうしたんだ?いつもは一緒にいるだろう。」
こちらに限らず、ネロの方も毎度ALOにログインする度にセラと一緒に行動している。前にALOで簡単なクエストで女性プレイヤーを誘うナンパもどきを行うプレイヤーにセラが絡まれたが其処をネロが割って入って断るも向こうは突っ掛かって来るので得意のバスターで一蹴、その光景をみた周囲のプレイヤー達はネロの事を影で{番犬}と名付けられてしまっている。尤も当の本人には知らないようだが.......少しばかり過保護なんじゃないかと時折思うが胸にしまっておくことにしよう。
「今日はアスナ達と一緒だから別行動だ。以前話した{絶剣}の所に行ってんだよ。」
「絶剣.........ねぇ?」
なら、今頃アスナ達は
「そういえばこの間この店に客人が来てたぞ?依頼人って感じじゃなかったが.....」
「知ってるさ。紫の女の子だろ?」
「なんだ、知ってたのかよ。」
「そりゃあここに来る前に知り合い達が話しかけてくるんだ。嫌でも覚えるさ。」
ここ最近、デビルメイクライに向かう途中にこれまでに依頼してきたプレイヤー達が.........
「よぉダンテ、ここ数日、紫の女の子がお前の店に来てたぞ?」
「なんだ戻ってきてたのかよダンテ、いつもの違う女の子がお前に会いたがってたぜ?」
「ダンテオマエコロス。」
一部気が狂った奴がいたが、すれ違う度にそんな言葉が掛けられた。彼女達の事情を考えると俺にパーティーを組んで欲しいと頼んでくるのが想像に難くない。
その依頼に応じれば彼女達は簡単に目標を達成することが出来るだろう。
だがそれに対してわかりましたと返事するのはどうだろうか.........
半ば答えは決まってるもの、どう返したらいいのか考えてるとメッセージ通知が鳴り、思考を中断されてしまう。
差出人はアスナのようだが........
「なんだ?別の依頼か?」
ネロの言う通り、単なる依頼メッセージであれば即座に承諾、達成するつもりだが.........
「いや、違う。」
「??」
{ダンテさん、絶剣のユウキが貴方に会いたいそうです。今、彼女がそちらに向かってます。 From Asuna}
「噂をすればなんとやら....ってな?」
「........ハァ?」
メールに返事を送り、3、40分程度が経過していた。
暇潰しにビリヤードの球を弾いていたら入り口の木製のドアが開くのを備え付けのベルの音が知らせる。
キューを構えながら横目で来客の姿を確認するととても小柄で華奢な体格をしており、紫を基調とし、赤のラインが入っている姿の
「よぉ?巷で噂の絶剣様が俺に何の用が_____」
そう振り返りながら相手を視界の中央に捉えようとした途端、次に移ったのは絶剣ことユウキの泣き顔だった。
そしてそのままゆっくりと歩き始め、やがて小走りに近い速度でこちらの胴体にタックル......もとい、抱きついてきた。
「やっと..........や”っと”会え”た”。会い”た”か”った”。」
泣いてる所為なのか、顔全体を埋めているのか、涙混じりの声が腹部に直接伝わってくる。
「おい........これは......どういうことだ?」
そう言いながらやや困惑気味のネロがこちらに問いかけるが.........
知るか。こっちが聞きたいくらいだ。
その後
「やっと終わりましたぁぁぁ。」
「クァ♪」
そう言いながら項垂れながら路地を歩く栗色の
「まったく.......普通に授業の黒板をノートに写すだけでも最低限の点数は取れるはずなのに......あんな赤点のバーゲンセール、初めて見たわよ?」
そう言いながら後ろから水色の
「うう.......もうテストはこりごりですぅ.......で、でもあの地獄ももう終わり..漸くこの子のデビュー戦ができます。」
シリカの手には知り合いのツテで手に入れた新たなダガー[ファントムリッパー]が握られていた。大きさは30cm程の中型で時間帯によって武器全体の色が変化するらしい。朝は白を基調としてまるで霧のような模様、昼は迷彩柄でまるでカメレオンのようにその場の状況に応じて色が異なるらしい。そして夜になるとこれまた夜空に溶け込むような漆黒に染まるというなんとも変わった武器となっていた。
「ええ、そうね。こっちも早く試し撃ちがしたいところね。」
それと同時にシノンも同じ店で新しい弓を新調していた。[永久凍土の凍弓]、まるで氷のような半透明の水色になっており、持ち手の部分は白い金属のような材質で覆われている。弓の弦を繋ぐ上下の部分はクリスタル状のコバルトブルーが填められており、そこから全体にまるで植物のように金細工が施されている。
能力としては見た目の通りに氷属性の矢を放つ。相手に当たれば氷像化になって動けなくなるというデバフを受けてしまい、外れたとしても命中した地面にに4m程の範囲に氷が発生し、その内2mの範囲に氷の棘が生成される、どちらにせよ。相手の足場を奪うことができるいわば支援に特化した武器となっている為、これを使えばより優位に戦闘を支援することが出来ると判断したので購入する決意をした。
「あれ?」
「シリカ?どうかしたの?」
「扉が....開いてます。」
「.......あら、ほんとね。」
「今日は珍しく依頼人が店に来てるでしょうか?」
「さぁ?仮に来たとしてもあいつの事だからどうせ適当に返事でもしてさっさと終わらせるのがオチよ。」
「それじゃあ置いてけぼりを食らわない内にさっさとダンテさんの所に行きましょ♪」
「誰の所為でこうなったと思ってるの......まったく。」
そう言いながら二人は店に向かって歩み始めた。
二人が扉を開けるまであと5秒前............
皆様、大っっっっっっ変お待たせして申し訳ありません!!
もう.......やばいです。体力が......時間が........
次の投稿は今月中に出来ると思います。
皆様の感想お待ちしております。
それでは次回またお会いしましょう。
ご通読ありがとうございました。