いい加減このタイミングであれを手に入れないと流石に間に合わないので無理矢理作りました。
そしてようやくあのキャラクターも登場します。
ようやく待ちに待った邂逅です。
みなさん、タイトルで予想できましたか?
作者「おや?キリト。どうしたんだ?某ボクサーキャラみたいに椅子にもたれ掛かって真っ白になってるよ?」
キリト「...........」
[返事が無い.....ただの屍の様だ。]
作者(......面白うそうだからこのままにしとくか。)
それでは第5話、始めます。どうぞ!!
俺はアルゴからある情報を手に入れとあるダンジョンの入り口に辿り着いた。
ダンテ「ここか、情報が正しければ奴がここにいるのか。」
アルゴの情報によると、このダンジョンは気がついた時には存在していたとのことだった。
ここにはダンジョンボスが存在し、道中はアストラル系のモンスターの類がポップするとの事だ。
これまで様々なプレイヤーが挑戦したものの、ボスまでは特に問題は無いのだが肝心のボスが問題らしい。
見た目は巨大な馬が全身に青い炎を身に纏い馬車を引いているらしい。
そこまでは特におかしい所はないが大きな問題があった。
それはある一定のダメージを与えるといつの間にか瞬間移動し突進して暴れまわるという鬼畜難易度であった。転移結晶無効化エリアではないため如何にか生き延びたプレイヤー達がその情報を流した。
???「ダンテ!!」
ダンテ「ん?キリトか。」
後ろから声を掛けてきたのはよく見知った黒いローブを着たプレイヤー、キリトだった。
キリト「やっぱりお前もこのダンジョンに?」
ダンテ「そんなところだ。お前も情報を聞いてここにくるなんてな、心底ゲーマーだな。」
キリト「まぁな、今回アルゴから聞いた情報が正しかったらひょっとしたら時間関与のレアアイテムか装備を手に入れるかもしれないと思ってな」
ダンテ(ほう、やっぱり勘が鋭いな。)「恐らくそうだろうな。ならパーティー組んでいくか?」
キリト「いいぜ。けど今回はこっちがアイテムをもらうぜ。」
ダンテ「それはこっちの台詞だ。」
お互い笑みを浮かべ入り口に入っていった。
しばらく進むとモンスターが出てきた。
大きな鎌をもち黒を基調に紫色のラインが入ったローブを身に纏う骸骨のような風貌のヘル=プライドが出てきた。
といってもこっちとしては見慣れた敵なので特にこれといってリアクションすることがなかった。
今回はキリトしかいないのでエボニー&アイボリーを使い蹴散らした。
しばらくしてキリトが質問してきた。
キリト「なぁダンテ、今まで色々あったが。お前の見た目といい、スキルといい、その銃を含めて聞きたいと思ってたんだが.....」
ダンテ(やっぱり聞いてくるか.....)「さぁ?俺も実際わからねぇ。最初はバグかと思ったがそうでも無さそうだし、かといって誰かに相談できそうな事でもないからな。」
キリト「そうか.......」
もっともらしい理由を付けて誤魔化した。
少なくとも今真実を伝えても信じてもらえないだろう。
キリト「でもその割には使いこなしてるよな。その銃火器とか見たことが無い近接武器も。」
ダンテ(やべ....)「ま、まぁ以前、似たようなゲームしていたからな、その経験を元に使い方を学んだ....って所だ。」
キリト「そうだったのか。」
ダンテ(悪いな、キリト....)
さすがにこの手の話はやりづらい、話題を変えよう。
ダンテ「そういえばキリト。最近はどうだ?好きな子でも出来たか?」
キリト「な、なんでそういう話になる!!?」
ダンテ「いやなに、キリトって見た感じ十代半ばだろ、ならそういうのにうるさい年頃だろうと思ってな、サチといいシリカといい、てっきり狙ってるのかと思ってな。」
キリト「いや、そういうのは......」
ふとアスナの姿が浮かぶ。
キリト(あれ?なんでアスナのことが......)
ダンテ「やっぱりアスナか....この女ったらし。」
キリト「なんでそうなる////////!!
俺はただ、レアアイテムをドロップしてだな.....」
ダンテ「そしてアスナにプレゼントすると。」
キリト「そうそう....って違う!!!!!」
そうしている内にボス部屋の前に辿り着き、俺達は周囲の安全を確認した後にアイテムの確認、装備を変更した。
俺は近接にリベリオン、ベオウルフ。射撃にエボニー&アイボリー、ショットガンを装備する。
ダンテ「準備はいいか?」
キリト「ああ、良いぜ。」
俺は分厚い扉を開けると灯篭に青い炎が灯り、次第に景色が見えてきた。
まるで闘技場のような円形状のステージになっており、ゆっくりと歩み始める。
すると次第に重低音の蹄鉄が鳴り響く音が大きくなり、目の前に姿を現した。
時を操る馬[ゲリュオン]
[ゲリュオン]が周囲を走り出し、馬車から榴弾のようなものが飛んできた。
ダンテ「奴の動きが止まるまでとにかく避けろ!!」
キリト「!?」
俺達はサイドロールするなり、バックステップして回避した。
[ゲリュオン]が中央に止まり馬車を振り回して暴れた。
俺はエアハイクを駆使してベアウルフのキック[キラービー]を頭に叩き込み倒れさせ、動きを止めた。
ダンテ「今だ!!」
キリトは垂直4連撃SS[バーチカル・スクエア]を放ち、こちらは最も攻撃力が高いベオウルフのコンボから[ハイパーフィスト]で徐々にHPを削っていく。
すると[ゲシュオン]は赤い目を光らせ急に姿を消したと思ったら目の前から突進してきた。
俺はトリックスターのダッシュで回避したがキリトは反応に遅れて剣で防いだものの吹き飛ばされる。
キリト「っ!?これが情報にあった現象か!!!!」
すると地面から赤黒い球体が浮かんできた。
ダンテ「その球体に触れるな!自分の動きだけ遅くなるぞ!!」
エボニー&アイボリーで牽制しながら榴弾を交わしていく。
キリト「分かった!!」
[ゲリュオン]の攻撃自体は単調であったため一つ一つの攻撃を見極めていく。
キリトはSS[ソニックリープ]、俺は[スティンガー]を叩き込み再び動きを止め、キリトはそのままSS[ホリゾンタル・スクエア]を放ち、俺はベオウルフ[ライジングドラゴン]を放つ。
ダンテ「これで......終わりだ!!!!」
俺は数秒ほど力を溜め、[ライジングドラゴン]を放つ。
[ゲリュオン]は悲鳴にも似た叫びを上げ、倒れこんだ。すると全身が光となってダンテの前に移動した。
それを手にすると体中が光った。
キリト「くそ、今回は先を越された。」
ダンテ「悪いな、キリト。」(多分、お前だと使えないだろうしな。)
キリト「それで何を手に入れたんだ?」
ダンテ「ああ、それなんだが.......!!!!!?」
キリト「ダンテ?どうし....うわ!!!」
俺はすぐさまキリトの襟を掴み後ろに放り投げた。
盛大に背中を叩きつけられたのか間抜けな声を出しながら悶絶していた。
キリトSIDE
俺は偶然ダンテと会い、パーティーを組んでダンジョンを攻略することにした。
ボス部屋までの戦闘はそれ程たいしたことは無く、無事に辿り着いた後に装備を整え攻略した。
今まで見たことが無い敵だがダンテの銃火器の牽制と格闘技術もあってかどうにか倒すことができた。
ダンテにボスのドロップアイテムを取られたのは少し悔しかったがお互いに生きて攻略できたことに喜びを共有した。
ふとダンテにボスから何を得られたのか聞こうとしたらダンテの顔が険しくなっていきなり掴みかかってきたと思ったら放り投げたれた。
キリト「っ!?....痛って......ダンテ!?いきなり何をするん......」
ふと上体を起こし投げ飛ばした本人に文句を言おうとしたら。ボロマントを被った誰かと剣の鍔迫り合いをしていた。
おかしい、索敵スキルに反応はなかった、一体どこに隠れていたのだろうか?
殺人ギルド[ラフィンコフィン]の待ち伏せかと思い、他にプレイヤーがいるかと索敵するがどうやらそうでもないらしい。
???「あの時と変わっていないな?ダンテ、いつもお前は誰のために戦おうとする。」
ダンテ(まさか、こいつは....)「何っ!?...それは.....」
ダンテが相手の刀を見て驚いている。確かに見たことが無い刀だが特にこれといっておかしい所はない、ごく一般的な装備に見えるが何か秘密があるのだろうか?
???「........フン、少しはマシになったがまだまだだな。」
ダンテと謎のプレイヤーは激しい金属音を上げ、両者は距離を取った。
ダンテ「.....なんでお前がこんなところに?.......」
???「お前がここに来た時と同じだ.....尤もこっちはあのはじまりの街での出来事があった時に貴様の存在を確認したがな。」
ダンテ「今のはキリトを狙った攻撃だな、狙いは俺じゃないのか?」
???「弱者の存在にいちいち気にするつもりはないが、お前との戦いに邪魔だからだ。」
キリト「何!?」
謎のプレイヤーに弱者呼ばわりされ、エリシュデータを手にしてダンテの援護をしようとしたが.....
ダンテ「お前は下がってろキリト!!!」
キリト「ダ、ダンテ?」
あのダンテがいつもと違い焦ったような顔つきで俺に叫び、ボロマントのプレイヤーに走り出したが向こう側が瞬間移動でもしたのかと錯覚する程の速さでダンテを押し返し再び鍔迫り合いをした後、ボロマントが剥がれ姿を晒した。
ダンテと同じ銀髪をオールバックにしており、白いドラゴンの様なライン入った青いロングコートを着ていた。
ダンテ「目的は俺だろ?さぁやろうぜ。バージル!!」
バージル「.....まぁいいだろう。」
バージルと呼ばれたプレイヤーはこちらを一瞥し、再びダンテに視線を移す。
ダンテがバージルの武器を弾き、[スティンガー]を放つが今度はバージルがパリィをした後、刀を逆手に持ち直してダンテの腹部を突いた。
そのまま吹っ飛ばされ、壁に叩きつけられたダンテが膝を突いてしまったが瞬時に左手でエボニーを出して数発撃つ。
相手はそれに対し刀を時計周りで回し、銃弾を弾く。
キリト(銃弾を弾いた!?)
バージルはため息に似た鼻息を吐き、刀を鞘に納める。
ダンテの武器の件でもう驚くことは無いだろうと思っていたが目の前の戦いはそれらを一蹴した。
もともとプレイヤー同士の戦いなんて半減決着デュエルが一般的だがたまにオレンジ、レッドプレイヤーとの戦いも極僅かにある。
だがそんなものが幼稚に思えてしまう程の出来事が目の前で起きていた。
ダンテはリベリオンの切っ先をバージルに向け、笑みを浮かべる。
ダンテ「なぁ、こういうのを<感動の再会>って言うらしいぜ?」
バージル「....そうみたいだな。」
それに対しバージルは鞘から僅かに刀身を見せた。
しばらく沈黙した後に動いたのバージルだった。
いきなり居合いのモーションを取ったが距離が10M近くあった。
キリト(あの距離でソードスキルを?.....突進SSか?)
そんな疑問を浮かべると小刻みに動いたと思ったら前方周囲に歪みが生まれ、ダンテに紫色の球体が発生したと思ったらロイヤルガードの構えで斬撃を弾いた。
キリト(っ!?あの距離から攻撃した!?....)
バージルは間髪入れずに自身の両隣に8本の淡い水色の半透明の剣を発生させ、それらはダンテに向かって飛んでいった。
キリト(何だよあれ、ダンテの銃もそうだがあの剣、反則だろ。)
それをエアハイクで回避し、そのままベアウルフの[キラービー]で距離を詰めるが鞘でパリィされ、上下2連撃を放たれダンテはダメージを受ける。
ダンテは吹き飛ばされるが再びリベリオンに持ち換え斬撃の攻防を繰り返し、最後に右回転して剣を横に振り払う。
バージルは紙一重で避け、右斜め下から切り上げた。
剣を盾代わりにして防ぐダンテだが勢いを殺せず後ろに下がる。
ダンテ「ちぃ!?」
バージル「剣で俺に勝てた試しがあったか?ダンテ?」
ダンテ「さぁな、昔と違って今はどうなるかやってみなきゃわからないぜ?」
バージル「.........っ!?ほう?」
バージルは頬を確認すると、僅かに切られた後があった。
キリト(ダンテと接戦している。相当な実力者だと思うが、今までそんな情報はなかったはず。)
今度はダンテから仕掛けた。走りながらリベリオンを地面に引きずる様にして火花を散らしながらバージルに近づき、右斬上から流れるように袈裟斬りをして、斬り返すように左斬上を繰り出した。
流石に最後は耐え切れなかったのかバージルは体勢を崩した。
ダンテ(ここだ!!)
その隙を逃さず[スティンガー]を打ち込む。
一瞬、青いオーラの様なものがバージルから出てきたと思ったらすさまじい速度で[スティンガー]を回避しリベリオンを弾き飛ばした。
そのままダンテの腹部に刀を突き刺した。
ダンテ「っつ!?......!!?」
キリト「ダ、ダンテェェェェ!!」
その数秒後にリベリオンが地面に刺ささり、少し沈黙が続いた後、キリトが叫んだ。
バージル「愚かだな。力に固執しないから、求めようとしないから、何も守れない。あの時の{柊}や、今の自分の様にな.....」
そう言い、バージルは刀を抜き、ダンテは後ろに倒れる前に掴む様に手を伸ばすが軽く横一線になぎ払いダンテの手に切り傷を付ける。
ダンテ「ぐうっっ!?......」
ダンテは如何にか立ち上がろうとするが、ダメージが大きいのかなかなか起き上がれずにいた。
俺は剣を持っていたがあの冷たい目線をこちらに向けられ、体が凍りついたように動けなくなってしまった。
バージルはリベリオンを取り、出口に向かおうとするように見えたが振り返りにダンテにリベリオンを[スティンガー]で刺した。
ダンテはHPバーが0になった。
バージル「お前もそうだ、黒の剣士。いつぞやのギルドの時といい、今回の件といい、お前は何も守れないままだな。」
キリト「!?な、何でそのことを.......」
バージルはそれ以上言わずその場から後にしようにしたがいきなりどこからか衝撃が走った。
バージル「!!?」
キリト「なんだ!?」
そこにはダンテがバージルに拳を向けていたが鞘を使って防がれていた。
バージル「ようやくか。」
バージルは不敵に笑いダンテを弾く。
バージル「それで良い、それこそだ、また会おう。」
そう言いながら刀を納め、出口へと歩いた。
ダンテ「.......ま....て......」
ダンテは千鳥足で歩きバージルの後を追おうとするが体中に無数の赤い稲妻が走り、次の瞬間ダンテは人型の何か、まるで[魔人]に姿を変えた。
キリト「何だ?.......あれは?」
赤い[魔人]は顔を高く上げ。
ダンテ「ウォオオオオオオオオオオオオオオ!!!!」
地面が響く程の咆哮を上げ、ダンテは再び人間の姿になって倒れた。
キリト「ダ、ダンテ!!?」
俺はふと、我に返りダンテにに近寄る。HPを見ると三分の一まで回復していた。
キリト「ダンテ、お前は一体何者なんだ........」
今まで腑に落ちないところが数多くあったが、今回の事に比べれば些細な事に思えた。
ダンテSIDE
俺はどこか見慣れた町並みのどこかに立っていた、アインクラッドではなく現実世界の十数年近く住んでいた故郷だった。
しかし、景色がモノクロで雨が降っていた、パトカーのサイレンが鳴り響き、近くに男が二人、一人は顔面が膨れ上がっていて歯が何本も折れていた。
もう一人は拳には痣が沢山あり、血塗れになっていた。
そして
一人の少女が俺の目の前で一糸纏わない姿に大きなタオルを羽織り、泣き崩れていた。
(最悪だ、よりにもよって何で今になって思い出すんだ。)
今までに無いほどの吐き気と、怒りと、悲しみと...............
殺意を感じた。
「.......テ.....ンテ.........ダンテ!!!」
ふと声が聞こえ、辺りが明るくなった。
目をゆっくりと開くと薄暗い部屋の天井が見えた。
キリト「ダンテ!!生きてるか!?」
ダンテ「なんとかな......」
俺は体を起こし、出口へ歩き出す。
ダンテ「キリト.....今回のことは秘密にしてくれ。それに奴のことは気にするな、あいつは異次元の存在だと思えば良いさ。それじゃ、ここで解散といこうぜ。」
キリト「あ....ああ。わかった。」
キリトは俺の後ろを眺めていた。まるで人成らざるものを見るような目で。
その後
ダンテ「.............流石に今回は驚くことばかりだったな、[ゲリュオン]ならまだしもあいつがこの世界に.....
キリトの奴、大丈夫だろうか?最悪な事が起きなければいいが。」
ダンテ「...................なんか物足りないなと思ったら今回まだキリトの奴をいじってないな。
さて、これから会うのが気まずくなったな。どうしたものか.......あ。」
俺はとあることを思い出し、悪魔のような笑みを浮かべた。
アルゴを通してある情報が流れた。
{黒の剣士、とある女性へのプロポーズプレゼントのために噂の高難易度ダンジョンを攻略!!?相手はあの血盟騎士団のアスナが有力説か??}
そんな情報が流れ、アスナ自ら出てすごい剣幕でキリトに問いただされたらしい。
それから数日間、俺は黒の剣士からの追跡を振り切るため、宿屋や路地裏に逃れていた。通行人の話によると憎悪に満ちた顔で探していたらしい。
そしてほとぼりが冷めたのは現在の階層を攻略した後の事だった。
みなさん、今回はオリジナル回ということでDMC要素ほぼ100%の話です。
キリトは完全に空気となっていましたが次回の話は主にキリト主役で書いていきますのでご了承ください。
ふとバージルの日本語音声を思い出すとクラインと同じ声優 平田広明さんですので今回の台詞を脳内再生すると正直違和感しか覚えません。
それにしてもオリジナルのストーリーであってかなり時間が掛かってしまいました。
始めてから10時間程経過して6000文字、自分の語彙力の無さに驚きました笑
キリトも半ばキャラ崩壊しすぎてる気がしてどうしようもなく不安です。
皆さん、もしよかったら一言でもよろしいのでコメントを投稿していただけませんか?
それではご通読ありがとうございました。
次回、お楽しみください。