早朝。
朝の4時30分。
まだ朝日も昇りきっていないような薄暗い河川敷に少女はいた。
上下をトレセン学園のジャージで纏い、運動前に適したストレッチを軽くこなす。
冬を超えたとしてもまだ肌寒いのは早朝だからか。春先の朝は充分に冷える。
無駄な筋肉を動かさず必要な筋肉のみを伸縮させ体を内側から温めていくと、自然と寒さは感じなくなっていた。
「……よしっ」
準備運動は終了。空を見上げれば仄かに白く青黒い空模様が視界を覆う。徐々に太陽が昇ってきている証拠だろう。
もはや見慣れた景色だ。毎日繰り返しているとそんな日常に彩りが欲しくなるのは贅沢か。
考えていても仕方ない。まずはいつもの早朝ランニングからだと思いつつも、足は進まず尻尾は上向きで左右に振られていた。
ウマ娘に詳しい者から見ればまるで何かに期待しているようにしか見えない。
その時は突然来た。
少女しかいなかった河川敷に無機質な、しかし人工的な音がリズム良く近づいてきたのだ。ついでに少し荒めの息遣いも添えて。
それはトレセン学園にある貸し出し用の自転車だった。
それはトレーナーライセンスを持っている者にしか貸し出されない代物だった。
つまり自転車を漕いできたのは中央トレセン学園でウマ娘を育成するプロだった。
それを見付けた少女は誰だか確認すらせずに走り出す。
ウマ娘の聴力は人間よりも遥かに良いと聞く。微かな息遣いですら誰なのかを正確に判断できるウマ娘がいたっておかしくない。
まさしく少女が
およそ20メートルある距離を並外れたスピードで詰める。
それはもう愛しい人を見付けたかのような満面の笑みでだ。
「あっ、トレーナーさ~ん!!」
ここまでなら普通のトレーナーとウマ娘の邂逅である。
しかし、この少女は他のウマ娘とは少しだけ違う点があった。
能力ではなく、実力でもなく、特技でもない。食欲でもなければ天才でもない。
ある種の超常。科学では完全な証明ができない事象とされているモノ。信じる者がいれば信じない者もいる。
率直に言ってしまえば。
「おはぶへぇあッ!?」
単なる偶然。或いは奇跡なる悲劇。不運。不幸。まさにそれを体現してしまうのが彼女なのである。
「ちょっ、出会い頭にいきなりやるか!?」
トレーナーと呼ばれた男性は自転車から下りるとそのまま常備していたポケットティッシュを手際よく出す。
アルファベットで言えばIのような綺麗に体全体を伸ばして盛大に地面へぶつけた少女は勢いよく体を起こしたかと思えば、
「ぶぇぇぇえええええええええええええええええんッ!!!!」
鼻血を出しながらいっそ清々しいほど大声で泣きだした。
これももう日常になりつつある事に恐怖を抱けばいいのか安心感を覚えればいいのか分からないトレーナー。
とりあえずティッシュの先をちょうど良いサイズに丸めて少女の鼻へ二つ押し込んだ。
思い切り泣き声を出せるだけマシなのか。普通あんなこけ方をしたら大の大人でも声を押し殺しながら悶絶しているはずだ。それかハンマー投げの要領で声を出す事によって痛みを和らげようとしているのか。
何にしても中等部の女の子がこんな事になれば何とかして対処するのが大人の役目である。
「あーよしよし、痛くない痛くな~い」
小さな子供みたいに泣きじゃくる彼女の頭を撫でながら宥める。
応援してくれるファンの前で熾烈な競り合いを見せるウマ娘と言っても中等部。子供は子供なのだ。
「……ぐすっ……うぅぇ」
あれだけ泣いてもトレーナーが撫でればいつもすぐに泣き止む辺り、効果はあると言っていいものなのか判断に迷うが細かい事は気にしない。
手を引きながら彼女を立たせる。鼻にティッシュを二つ詰め込んでいるという何とも間抜けな出で立ちだがこれももう見慣れた。
「大丈夫か? 走れそうか?」
「……うんっ、
何だか張り切っているようだがティッシュが詰め込まれているせいで何を言っているのか曖昧にしか聞こえない。
とはいえ表情的にやる気はあるようだ。元よりこんな早朝からランニングをしようとしている時点でやる気しか感じられないが。
トレーナーは少女の無事を確認し貸し出し用の自転車に乗る。
ウマ娘のランニングに着いて行くには自転車は必須アイテムだ。一定のリズムの呼吸を意識するためのランニングだからこれでいいが、もっと速い走行トレーニングならば原付やバイクで走行可能な道が必要となってくる。
「さて、じゃあ
「はい!!」
元気な返事と共に鼻に詰めていたティッシュがスポンと取れた。もう鼻血は止まっているらしい。
携帯していたビニール袋に回収したティッシュを入れ、いよいよ準備は万端だ。
「よぉーし、今日も頑張るぞ~。えい、えい、むん!」
気合いの入った謎の掛け声も聞き慣れた。
こうして今日もまた、いつものトレーニングからトレーナーとマチカネタンホイザの一日がスタートするのだった。
────────
マチカネタンホイザを一言で表すにはとてもじゃないが足りない。
なので今日は彼女の一日の過ごし方を見て、マチカネタンホイザという少女がどんなウマ娘なのかを少しずつ紐解いていこうかと思う。
まず、彼女を語る上でトレーナーの存在は欠かせないと言ってもいいだろう。
出会いは割愛、しかしトレーナーがマチカネタンホイザのある部分を見てスカウトしたのは言うまでもない。それに値するものを彼女に見出したのだ。
マチカネタンホイザ。
彼女は基本的に自分を『普通』だと思っている。
これだけならまだ他の人間やウマ娘だって自分をそう思っている者も多いのではないだろうか。何の取柄もない、他より秀でている能力や天性の才能がある訳でもない。
ただしそれ故に、彼女は時間というものをギリギリまで有効活用する。
『普通』のウマ娘が『天才』であるウマ娘に勝つにはどうすればいいのか考えた結果。
『天才』よりも努力する。
あまりにも単純でありシンプル、まさに一直線のみのバカバカしい結論だと笑う者さえいるだろう。
しかし、それを有言実行できる者が果たしてどれだけいるのか。笑う者は決して知らない。本当にそんな事をしてのける者がいるのを。現に、マチカネタンホイザはやっているのだ。
決して『普通』とは言い難い、並外れた努力を。
そして、そうやって本気で頑張っていると、どこかで必ず誰かが見つけてくれる。
「うーん、やっぱりあの子の末脚はすごいからなー。仕掛けてくるタイミングももっと研究しないとっ。それからあの子は~……スタミナがすごいからどこからでもビューンって来る時あるし逃げられちゃう可能性もあるな~むむむ」
授業が終わった後の休憩時間。
他のウマ娘達が仲良く教室で雑談している最中であっても、マチカネタンホイザは一人廊下に出てメモ帳と睨めっこしながら歩いていた。
レースを控えた時の彼女はいつもこうして時間を切り詰めている。
トレーニングが出来ない小休憩の間はイメージトレーニングと分析だ。もっと相手の懐に踏み込んで手の内を暴く必要がある。
と、いつもの扉の前で一旦立ち止まる。
トントン、と軽くノックをした後に返事を待たずしてドアを開けた。
「トレーナーさん、今日もお願いしますっ!」
「おう、準備は出来てるぞ。さっさと座りな」
やってきたのはトレーナー室。
10分程しかない休憩時間であっても彼女がそれを無駄にする事は決してない。
それをちゃんと知っているトレーナーは既にリモコンを片手にモニター前のソファに座っていた。
「~~っ♪」
当然、ここは特等席だと言わんばかりにトレーナーのすぐ隣へ腰かける少女。
レースを目前に控えた時は、いつもこうやってトレーナー室で二人で出走するウマ娘達の過去のレースを見ながら対策を練るのがお決まりとなっていた。
自分の事を理解してくれているトレーナーの気持ちについ笑みが零れるが、それを隠すほど彼女は初心じゃない。
好意はハッキリと示していく系女子らしい。普通に互いの半身が密着している程度にはくっついている。ソファは余裕で三人ほど座れる大きさなのにだ。
「んじゃ再生するぞ」
「うんっ」
律儀にゲートが開く直前で一時停止されていた画面がリモコン操作によって動き出す。
こうなってくると瞬時にスイッチが入ったように彼女の視線は画面へ釘付けとなる。視線はまるで小説でも速読しているのかと疑うほどの速さでそれぞれのウマ娘を凝視していた。
これも、時間の有効活用だからというトレーナーの提案だった。
僅か10分の小休憩。しかも教室からトレーナー室までの往復時間を考えると約8分程度といったところか。
そんな限られた少ない時間だからこそ、真面目に努力が出来る彼女はこういった短時間超集中型のデータ分析は性に合っている。
制限時間の中で焦らず正確に相手の癖や走りのフォーム、仕掛けてくるタイミングを徹底的に見抜く洞察力。それぞれスパートをかけるタイミングも違うのでそれを見極める瞬発力。
「……あの子は最終コーナーの最後辺りから、この子は最終直線で一気に……。ふんふん、私なら……」
「そしてこのウマ娘は残り200mからの追い上げが特徴的だ。先日のトレーニングを偵察しに行ったけどこのレースの時よりも走りに磨きがかかってた。要注意だな」
「そうだね。フォームもほんの少しだけど変えてたし、次はそっちで来るのかも」
「……お前も見てたのか」
「そりゃー見ますよ~。
レースを見終えてお互いの感想を言い合う。
トレーナーなりに調べてはいたようだが、どうやら彼女はその一歩上をいっていたようだ。
気付けばマチカネタンホイザが手にしていたメモ帳にはびっしりとウマ娘達の詳細が書かれていた。
このレースを見ていたたったの数分でこの量を書き切ったのかと疑いたくもなるが、今更そんな無粋な事は言わない。
休憩時間も終わりに近づいていたのもあり、とりあえずは解散という形になった。
「おわわっ、もうチャイムが鳴っちゃう!? じゃあまた放課後ね、トレーナーさん!」
「え? いや、今日は──、」
言い終わる前にトレーナー室を出て行った彼女。
あれだけ集中していた表情はどこへやら、慌ただしい雰囲気で去った少女へ苦笑いを浮かべながらDVDを取り出す。
どちらかと言うと、後者の方が彼女の雰囲気には合っているようには思う。
だが、彼女のメモ帳やトレーニングをしている彼女の姿を見るとどうにも前者の方が惹かれるとトレーナーは思っている。
(さて、もっと効率の良いトレーニング法を調べてみるか)
努力以上の努力をする彼女に報いるには、自分ももっと調べ尽くす必要がある。
自分を『普通』だと評価している彼女だが、その姿に感化される者がいる事を忘れてはならない。
────────
「えぇ!? 今日の午後トレーニング休みだったっけ!?」
「忘れてるようだから休憩時間の時に言おうとしたんだが、その前に出てったろ?」
「あうぅ~そういえばそうだった……」
放課後。
もしやと思い部室で待っていると案の定マチカネタンホイザがやってきた。
「レース前のお前はいつもオフの日を忘れてるからな。部室で待機してて正解だったよ」
「うぁ~! せっかく新しいフォーム考えてみたから走りたかったのに~!」
「レース目前の時はちゃんと体を休めろって言ってるだろ?」
「そ、それはそうなんだけどぉ~……」
部室で待機していて本当に良かった。
少しでも遅れていれば彼女はすぐに体操服に着替えて勝手にトレーニングしていたかもしれない。
それはトレーナーとしても見過ごせない。オーバートレーニングはウマ娘にとって大事な身体を壊すリスクを高めてしまう。
何としても避けねばならない。
「休むのも立派なトレーニングだ。レースの時に本領発揮するためのな。もし何か不幸があって本番で本気が出せないのは困るだろ?」
「うぅ、そう言われると弱いなあ~」
何故だかマチカネタンホイザは運が悪い。不憫とも言うべきか。
どこからか靴が顔面に飛んできたり、走行トレーニング中に足を振り上げたら真上に落鉄した蹄鉄が落ちてきて顔面に当たったり、神社で鐘を鳴らしていたら鐘が落ちて賽銭箱から跳ね返った拍子に顔面に当たったり。
とにかくもう顔面に当たってばかりだった。
その都度鼻から出血しトレーナーが看病した結果、常にポケットティッシュを常備する癖がついた。
そのぐらいにマチカネタンホイザというウマ娘は運が悪いと言われる所以であった。
大事な時だからこそ余計な事はせずにただ本番を待つのみ。それで本領が出せて勝つ事ができれば万々歳。
「でもでもっ、このフォームが身に付けば今よりもっとスピードが増すと思うんだよね!」
この諦めの悪さだ。いいや、ただもっと強くなりたいという気持ちからくる意地なのか。
彼女の表情は少し強張っている。マチカネタンホイザも理解しているのだろう。
トレーナーが自分の事をちゃんと理解して考えてくれているから休ませようとしている事を。普段から自分の早朝トレーニングにも付き合ってくれる人だ。
彼女の希望したトレーニングスケジュールに寄り添いつつ、効率化をして無理のないスケジュールを組んでくれる。
だから、この人になら任せたいと思った。付きっきりで付き添ってくれるトレーナーがこの人で本気で良かったと思えるほどに。
そんな優しい人に自分勝手な無茶を通す事の辛さをたった今痛感している。困らせたくないと思っている。
でも。
なのに。
マチカネタンホイザは譲る気もなかった。
だって、そうだ。
これが自分なのだから。
ずっとこうしてきたんだから。今更変える事なんてできやしない。
『普通』の努力じゃ『才能』には勝てない。『天才』には届かない。それほど壁が高いのをレースで実感してきたのだから。
これまでの練習で届かなかったのなら、これまでより練習量を増やせばいい。その上でまたダメだったらまた一から考え直せばいい。
そうしないと勝てないのなら、マチカネタンホイザは平気で自分を追い込んでいく。
そして、だ。
彼女がこう言ってくるのは容易に想像できた。
いいや、むしろそう言ってこなければ彼女ではないとまで思っていた。
だから見つけた。
声をかけてスカウトした。
この子を勝たせてやりたい。
笑顔で手を振って、一着を取れたよと言わせてあげたい。
マチカネタンホイザは自分を『普通』だと
だったらだ。
『普通』のウマ娘があんなにトレーニングをこなすか?
『普通』のウマ娘があんなにメモ帳をボロボロになるまで書き続けるか?
『普通』のウマ娘があんなに相手の分析に没頭するか?
『普通』のウマ娘があんなに『才能』に勝つための努力を怠らないと思うか?
今一度考えてみればすぐに分かる。
マチカネタンホイザは自分を『普通』だと思い込んでいるようだが、
どれだけレースに負けても諦めない。次は勝つぞと息巻いてトレーニングに励む。どれだけ壁が高くてもお構いなしに。
その時点で。
諦めの悪さはそれだけで『才能』へと進化する。
今回がダメでも次回こそはと、そう思える時点で『才能』だ。
無理かもしれないと思う事すら放棄して勝つために頑張れるのだって立派な『才能』だ。
先天的なセンスの差を見せつけられても、それでも諦めないのは間違いなく『才能』だ。
きっと、それだって立派な『才能』なのだ。
「ど、どうかな……やっぱり、ダメ……?」
担当ウマ娘を勝たせるためにトレーナーという存在はいる。
あらかじめ決めていた予定はちゃんと実行するべきなのは確かだ。
トレーニングならトレーニング、オフならオフ。
メリハリをつけてこそ成果は生まれてくるものである。
では、トレーナーの言うべき事は決まっていた。
不安そうに尋ねてくるマチカネタンホイザに向かって、
「じゃあ少しだけトレーニングするか」
「……え?」
彼女も予想していなかったらしい。自分から聞いてきておいて呆気に取られている。
まああれだけ言っておいて態度を変えたのだ。無理もない。
「い、いいの……?」
「ああ。その新しいフォームっての、試したいんだろ? じゃあ身に付くまで走ってみよう。それで通じそうなら自分の武器にすればいいさ」
立場を再確認する。
自分はトレーナーだ。
ならウマ娘にとって常に最善の選択をしろ。
彼女がわざわざ希望してきたのだ。勝つための努力をしたいと言っているのだ。
だったら最後までそれに寄り添ってみせろ。希望を叶えた上で最善をとれ。
もし何かがあったら全力サポートしろ。ウマ娘の願いに応えないで何がトレーナーだ。
「~~っ! やっぱり、私のトレーナーがトレーナーさんで良かったよ~!!」
「うわっと!? 飛び付くにしてもせめてもっと手加減してくれって! ウマ娘の力とかプロレスラーなんて軽く超えてくるんだからな!?」
「うぇへへ~」
聞いちゃいねえようだった。
綺麗に両手を首に回されホールドされている。お互いの表情は見えないが、トレーナーは倒されそうになって冷や汗をかき、タンホイザは満面の笑みだった。
相手は中等部と言っても紛れもない女の子だ。
成人男性であってもいつまでもくっつかれているとさすがに照れる。口実が必要だった。
「ほら、トレーニングするんだろ。さっさと外に出よう。タンホイザの新しいフォームを見せてくれ」
「うんっ! 慣れるまで走って本番も勝っちゃうぞー! おー! ほら、トレーナーさんもっ、おー!」
「お、お~……」
若い子のノリは良く分からないが、とりあえず乗っておかないと何か言われそうだ。
トレーナーの反応を見てタンホイザも満足したのか元気に部室のドアを開けていく。
努力を努力と思わない『普通』のウマ娘は、今日も傍から見れば尋常じゃないトレーニングをこなす。
────────
とあるレース場の地下通路。
そこに二人はいた。
「やっぱり緊張するなぁ~……」
「新しいフォームも身に付いたんだし、トレーニングもたくさんやったんだ。自信持って走ってこい」
「っ……うん!」
パドックが始まろうとしている。
他のウマ娘達も外へ向かい、残るはマチカネタンホイザだけだ。
「見ててねっ、トレーナーさん」
「ああ」
まるでレース直前とは思えないほど柔らかい笑みだった。
これもまた彼女の魅力の一つか。ついこちらまで気が緩んでしまいそうだ。
光の射す外へタンホイザが向かっていく。
それと同時にトレーナーもゴール板の前のスタンドまで向かう。
太陽が強く照らしつけ、片手で顔を覆う。
トレーナーが見てくれている。それだけで活力は湧いてきた。
どれだけ通じるかは未知数。そもそも通じるのかすら分からない。
それでも彼女のやる気は上がる一方だ。緊張をコントロールしろ。最低限の震えを武者震いと思え。精神を研ぎ澄ますのはゲートに入ってからでいい。
今はただ。
いつもの自分でいればいい。
「よぉーし、今日も頑張るぞー!!」
そして。
少女の声が響き渡る。
「えい、えい、むん!!」
気合いの入った謎の掛け声と共に。
自分を『普通』だと思っているウマ娘は、『才能』の怪物達に挑みかかっていくのだが。
それはまた別のお話。