『Circle』
「この場合は指で無理に抑えると後が大変だから、こうすれば…」
「成程、確かに竜騎さんの言う通り、此方の方が効率が良いですね」
竜騎が紗夜にマンツーマンでギターの練習をしていた。
「もっと私も腕を磨かないと…」
「俺も負けてられないなぁ」
「ふふっ」
紗夜と竜騎は楽しそうに、そして真剣に練習していた。それを面白く無いと思ってるのが4人も居た。
「むぅ…竜騎ってば、アタシを無視して紗夜とばかり楽しそうにするのは、どうかと思うなぁ……」
「そうね、浮気性なのが困った所ね…」
「竜騎さん……酷い、です……」
「むぅ~~~!」
「練習してるだけなんだけどなぁ……」
「そうですよ、皆さんだって私の居ない所で竜騎さんと楽しんでるじゃないですか…」
「それはそれ!」
「コレはコレよ」
「あこだってお兄ちゃんともっと練習したい!」
「氷川さんだけ…ズルイ、です…」
「何このカオス…」
竜騎は自分の取り合いをしている5人を見て思った。口を挟めば絶対にタダでは済まないと…
「もう、このままでは練習に支障も出ます。私は竜騎さんを連れて家で練習します!」
「え?」
「行きましょう竜騎さん」
「あらら…」
「って、勝手に連れて行かないでよ!?」
紗夜は竜騎を連れて『Circle』を出る。リサ達は2人を追いかける。
『紗夜の部屋』
「紗夜、置いて来て良かったの?」
「えぇ、練習に支障が出てしまうので。それに…」
「それに…?」
「竜騎さんを独り占め出来るので…」
「………え?おわっ!?」
不意に竜騎は紗夜に押し倒される
「前に言いましたよね?責任を取って下さいと…」
「ファッ!?」
「私に恋心を芽生えさせた責任ですよ?竜騎さんは筋を通す方ですよね?」
「もしも~し?」
「と言う訳で、いただきます♡」
「まっ!?ん……」
竜騎が静止を呼びかけようとするが、紗夜は問答無用で竜騎の唇を奪った。
「ん…逃げたらダメです…んん…」
「ん……んん…」
紗夜にされるがままに竜騎は唇を奪われる。
「さて、失礼して…」
「何で服に手を入れる!?」
「ふふふ…お楽しみだからですよ?」
「お楽しみって…」
「さて、責任を取る瞬間ですよ・・・」
「あーーーーー!?」
「「!?!?!?」」
服に手を入れられ、危うい所にあこが大声を上げていた。
「う、宇田川さん!?何時の間に…?」
「さ~よ~?ね~え~?アタシの竜騎に何をしてるのかなぁ?」
「い、今井さん…そんなに迫られると怖いのですが………(汗)」
「紗夜、貴女はこう言う事はしないと思ってたのに…」
「竜騎さんは、私の、です……。氷川さんでも、譲りません………」
「し、白金さんと湊さんまで……」
「あこだって!お兄ちゃんとしたい!!」
「宇田川さん、貴女にはまだ早いわよ?」
「ねぇ、竜騎から離れてくれない?」
「ダメです」
「なら、力尽くかしらね…」
「おーい、俺を忘れるな~…」
竜騎の声は届かず、暫く言い争いが続いた…。
最後はお約束でした…。
次回は誰にするか…また書いてのお楽しみです!