親友と異世界転生したら俺は体力無限に、親友は相手の体力を残り1にできるイケメンになりました 作:みそすうぷ
異世界無限体力3
「で、なんでまだお前いんの?」
「はあ?何よ。私は直虎さんと一緒にご飯食べてるだけ。あんたが勝手についてきてんでしょ?」
「あのなあ、お前。俺が小中高ろくに女子と話せなかったせいで今久しぶりに女子と会話できてて喜んでるからって図に乗るなよ?」
「なんかきもいんですけど」
「宗介、心の声がダダ漏れだよ☆」
「うるさいいぃ!お前はイケメンだからって!イケメンだからって!!イケメンだな!おい!ちっくしょおぉぉ!俺もイケメンにしてもらえばよかった!それなのにお前が変な能力頼むせいで俺の選択肢がなくなってちっくしょおおぉぉ!!」
「ねーぇ、なおたん?なおたんはぁ、どこの村出身なのぉ?」
「日本だよ」
「日本ん?日本ってなあにい?あは!なんかか〜わい〜!きゃは!」
「エレナは何しにこの街に来てたの?」
「私?私はぁ、駆け出し冒険者の見習い剣士だから誰も村じゃ仲間にしてくれなくてぇ。この街までパーティーを紹介してもらいに来たのぉ。でもぉ、ギルドの紹介なんていらなかったかな?ね!うふふ」
「おいおいおいおい。待て。お前まさか俺たちとパーティー組もうってんじゃないだろうな?」
「うっさい、あんたと話してないわよ」
「なおちゃんはぁ、騎士がパーティーにいるのってどう思うぅ?私なんかじゃだめかなぁ?私、誰ともパーティーを組めなきゃ孤独で心臓が切り刻まれる呪いにかけられてるの。でも、誰も私なんて必要としてないよね。いいの気にしないで」
「エレナ、僕たちはかくかくしかじかで最強と言ってもいい能力を持ってる。そして僕はイケメンだ。だからきっと最終的には魔王を倒すために戦うことになると思う…」
魔王と聞いて食堂がざわついた。
「それでもついてきてくれるかい?」
「一生ついていくわ!ダーリン!」
「アホくさ」
エレナが俺をキッと睨んだが気付かないふりをした。
「じゃあパーティー組むわよ?」
「え?パーティー組むのになんかすんのかよ」
「は?あんたそんなことも知らないの?よっぽどの初心者ね。ほんときもいわ」
直虎は黙ってた。
「いいから手出して」
言われるがままに俺と直虎はエレナの手に自分たちの手を重ねた。俺の手はエレナと直虎の間だった。女子の手、ふふっ。
「いい?いくわよ?コマンド!ユニオンオーバーパーティー!」
ええええええ!!!!かっこよすぎぃ!!!やばいやばい!!!
俺たち三人の手の周りに青白い光が円を描き、それが放射状に閃光を放ち、三人を囲むようにさらに大きな円を描いた。二つの円が上下に伸びて円柱のようになると、光は消えた。
こうして俺たちは仲間になった。
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