東方偽婉曲   作:形骸空虚

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魔理沙の家で暮らし始めた桜花は――


第五話 爆発する人形

魔理沙とともに暮らし始めてから3日、魔法の森についても幻想郷についても慣れてきたころであった。

 

「そういえば、まだアリスに会ってなかったよな」

 

この一言によって疲れるハメになってしまった。

 

 

魔理沙の家の片づけをしつつ話を聞いていた私は聞きなれない人名を聞き、手を止めた。

 

「魔法の森に住んでいるんですか?」

 

「ああ。だから会っておいて損はないかと思ってな。それに、ずっと片づけをやってくれてるからお礼も兼ねてな」

 

お礼を兼ねるのに何故人を紹介するのだ? 普通は魔理沙本人から何かあるとは思うのだが。

 

「まぁ、別に構いませんよ。人脈が広がるのはいいことですから」

 

相変わらず私は上辺ばかりの生活をしている。解説王のスピードワゴンさんがこいつはくせえッー!ゲロ以下のにおいがプンプンするぜッーーーーッ!!と言ってくれるであろう。それほどの黒さではないだろうか。ちがう? そうか……。

 

「よっし。じゃあ今からアリスの家に行くぜ」

 

「今からですか? というか、私が断っていたらどうしてたんですか」

 

「え? あぁ、別にアリスの家にアポを取りにいってないからな。別に気にしてなかったぜ」

 

「押しかけですか……」

 

全くもって失礼な気がするが魔理沙の通常運転であることは3日間の中で把握しているため諦めている。

 

そういうわけで私たちはアリスさんの家に向かうこととなった。

 

 

……と言う長い前置きは置いておこう。

 

「魔理沙の馬鹿ァァァァァァ!!」

 

「ちょ、アリス! 何で怒ってるんだ~!」

 

修羅場である。皆さん、マリアリですよ。RECしていますから安心してください。

 

何故こうなったのかと言うと、まぁ、たった一つのシンプルな答えだ。

 

魔理沙が私を連れてアポなしでやってきた挙句

 

「よーアリス、私の家に住むことになった奴を紹介したいんだがいいか?」

 

と言うのが第一声であった。

 

アリスさん的心象としてはおそらく魔理沙に恋心を抱いているのだろう。

 

そして魔理沙の『私の家に住むことになった』というところがトリガーとなって怒ったというわけだろうな。

 

何故トリガーになったのか? 嫉妬心じゃないのか? 分からないんだから私に聞くな。

 

ところで、アリスさんは人形を操る魔法使いのようなのだが、その人形が爆発している件について議論したい。

 

この幻想郷で人形生産などと言うのは機械を見ていないあたり手作業でしかない。

 

と言うことはあの人形全てアリスさんの手作りのはずなのにそれを爆発させている。

 

芸術は爆発だと言うから芸術の集大成が爆発なのか? いや、違うね。

 

そこで問題はアリスさんの怒りを静めるためにはどうすればいいのか。

 

3択。一つだけ選びなさい。

 

1:ロリっ娘の桜花は突如静める方法を思い浮かぶ。

 

2:魔理沙がどうにかしてくれる

 

3:私たち二人がピチュる。現実は非情である。

 

私が丸を付けたいのは2だが期待は出来ない。

 

先ほどから魔理沙が宥めようとしているにも拘らずアリスさんは聞いてもくれないからだ。

 

そして1もおそらく無理だろう。静める方法を思いついたとしてもアリスさんについて知らない私が何かやったところで逆効果かもしれない。

 

と言うことは3か……。

 

 

原作的には最終的に2番になるが、何番がいいだろうか。




これ何番が正解なんでしょうね。
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