20××年4月
「なんとか進級テスト受かって留年は免れたけど、今後どうしていこう。おばあ様には今年中に専属トレーナーを見つけないと退学にするって言われたし、うぅ・・・。」
私は満開に咲き誇る桜並木を、考え事をしながら下を向いて歩いていた。すると
「わぁ!」
「きゃぁ!」
下を向いていたせいで誰かとぶつかってしまった。すぐに顔を上げ相手に近寄る。
「ごめんなさい、私ったら下を向いてて、大丈夫ですか?」
「あぁ何とかね、君の方こそケガしてないかい?」
「はい大丈夫です」
ぶつかってしまってのは男の人だった。この学園では見たことなかった人だったから名前を聞こうとしたが、「あっ、いけね。秋川理事長の所に行かなきゃいけないんだった。本当にごめんね、また別の機会に深く謝らせてくれ」そういって足早に理事長室に向かっていった。
「名前聞けなかったけど、新人トレーナーさんだったのかな?」
あの男性が誰なのか考えていると、学園に全校放送がかかる。
「諸君、おはようございます。朝礼まで残り5分前・・・」
そう毎日5分前に生徒会長である「シンボリルドルフ」さんの朝礼前の放送だ。
「あっ、マズい、もうそんな時間だったっけ!?早くしないとまた先生に怒られちゃうよ~」
私はダッシュで自分の教室に駆けていった。
(あの人のことはまた放課後調べればいいや)
~放課後~
周りのウマ娘達は、それぞれのチームで特訓や練習をしてるんだけど、私にはチームどころかトレーナーも居ない。いつも一人で自主練したりしてる。「さて今日は一人で寮で宿題でもしようかな」にぎやかな教室を後にして校舎を出て、校門まである桜並木を歩く。
「あっ、君は朝ぶつかってしまった娘じゃないか?」
後ろの方から唐突に呼び止められた私はゆっくりと振り返るとそこには朝に出会った男性がいた。
「朝はちゃんと謝れなくて申し訳なかった。すまない」
「いえいえお気になさらずに、それじゃ私はこれで・・・」
謝罪をすんなりと受け入れてその場を去ろうとすると男性は「君、メジロパーマーさんで合ってるかな?」急に私の名前を言ってきて驚いた。
「なんであなたは私の名前を知っているんですか、まだ名乗って無いはずなんですが」
「いやいやすまない、実は僕トレーナーでね、君のことはルドルフから聞いたよ」
よく見るとシャツの襟にトレーナーの証のバッジが付いていた。
「それで謝罪ついでで悪いんだけれども、メジロパーマー、僕は君をスカウトさせていただきたい」
今後は時間がある時に、書き進めていこうかなと思っています。
メジロパーマーの実装待ってます