今回は戦いどころか変身すらしてない説明回です
*こっちもタイトルいれ忘れてたので編集
幻想郷の人里の中、霊夢達に運び込まれた戦国は医者の治療を受けていた。博麗の巫女の脅・・・頼みとあってか、医者は快く無料で治療に当たってくれた。戦国は医者に同情するも、長い物には巻かれろという言葉に従う事にする。
「怪我の治療は終了。命に別状は無し。ただ、数日は安静にしてくれ」
「分かりました。あ、糸と針を貸してもらえます?」
「はぁ、別に構わんよ・・・」
医者の治療を受けた戦国は布団の上で横になっている。怪我を負った自分よりも医者の方がやつれて見えるのは、きっと気のせいではないのだろう。尚更霊夢には逆らわないようにしようと、戦国は自分に硬く誓った。
「ほら、これで何をするんだ?」
「破れた白衣を縫おうかなぁって」
戦国は自分の着ていた白衣の穴を縫いだす。さっきの一撃のせいで所々裂けてしまい、見た目が悪くなっている。
「随分気に入ってるようだが、プレゼントか何かか?」
「いや、ただの支給品です。でも、僕にとっては大切な物なんだ」
白衣を縫いながら戦国はそう言う。事実、この白衣はただの支給品だが、戦国にとっては他の人と繋がる大切な物の一つだ。その言葉を聞いた医者は感心したように頷く。
「そうかい、物は大事にしないとなぁ。物を大事にしていれば、神様が宿って持ち主を幸せにしてくれるっていうしな」
「神様が?」
「そう、付喪神。九十九髪ってのが正しいんだったかな」
医者は紙と筆を取り出し、字を書く。白衣を縫う手を止め、戦国は医者の話を聞く。
「九十九っていうのは、九十九の年数。つまり、長い長い時間の事だ。長い時間を生きるってのは沢山の経験をするってわけだ。そんだけ長い間大切にされてりゃ、物だって神様が宿るって事よ」
「物でも神様になれるんだ・・・」
「物だけじゃない。人や動物、それにそこら辺に生えてる木だって神様が宿る事がある」
医者の話に戦国は感心する。今まで物を扱う時にそんな風に考えた事は無かった。
「あ、じゃあこの髪っていうのはどういう意味?」
「髪ってのは・・・どんな意味だったけか?」
「えぇー」
「ははは、俺も年かな」
医者に意味を聞くも、忘れてしまったのか意味を聞けなかった。不満そうにする戦国に医者は笑って誤魔化そうとする。
その時、別の部屋から変わった帽子を被った女性が入ってきて、戦国の質問に答える。
「髪は長い年数を経ると白く変わっていく。さっきの九十九という言葉のように、長い年数を生きた意味を髪という言葉に込めているんだ」
「へぇー、そうなんだ。・・・え、誰?」
「ありゃ、慧音さん。もう動けるのかい?」
「はい、おかげさまで」
部屋に入ってきた女性ーーー慧音は医者に頭を下げる。人里をインベスが襲撃した時に負った傷は流石にまだ癒えないが、顔色は悪くない。
戦国と顔を合わせた慧音は、初めて会った事に気付き自己紹介をする。
「そこの君は初めて会ったな。『上白沢 慧音』だ。寺子屋を営んでいる」
「えーと、初めまして、戦国 時正です。一応、研究者です」
「戦国?変わった名前だな」
「えぇー、結構自信あったのに」
「?」
変わった苗字だという慧音の言葉に、戦国は自信があったのにと答える。その戦国のまた変わった反応に慧音は首を捻る。しかし、変わった者など幻想郷には溢れかえっている。それを知っている慧音は特に突っ込んだりはしなかった。
一方、戦国は慧音という名に聞き覚えがあった。霊夢達が話していた、妖怪に襲われた人の名が慧音だったはずだ。
だが、戦国は気になる点があった。人里を襲った妖怪とやらはインベスのはず。そのインベスに襲われた慧音が何故無事なのかと。もし、インベスに襲われて傷を負ったのなら今頃・・・。
「どうした?私の顔に何かついているか?」
「え?あ、いえ何でもないです。・・・あの」
「慧音さん。まだ怪我が治ったわけじゃない。もうしばらく安静にしてください」
戦国が慧音に襲ってきたインベスの事を尋ねようとした時、タイミング悪く医者に遮られてしまった。慧音はばつが悪そうにしている。
「申し訳ない。どうしても、里が心配で」
「気持ちは分かりますが、まず自分の体を心配してください。里の皆もね、貴方が心配なんだ。慧音さんだけに辛い思いはさせたくないんですよ」
「・・・そう、ですね。私は少し気負い過ぎてたのかもしれないな」
医者と慧音のやり取りを聞いて、戦国は声をかけるのをやめた。今は慧音をそっとさせておく必要がある。
「それでは、戦国。何か分からない事があったら私に尋ねても構わないからな」
「うん、その時は是非」
慧音は医者に頭を下げ、部屋を出ていく。
「それじゃあ、俺も仕事に戻るか。あぁ、針と糸は使い終わったらそのまま置いといて構わんからな」
「分かりました」
医者が部屋を出ていくのを確認した戦国は、白衣を縫う作業に戻る。
「お前もいつか神様になるのかな?」
ちょっとした期待を針と糸に乗せながら。
▽
白衣の修復が終わった戦国は、暇を持て余していた。特にやる事が無いというのは中々辛い。そこで、戦国が思いついた暇潰しは、
「はぁ〜、変・身!・・・なんか違うな」
アーマードライダーに変身する時の変身ポーズを考える事だった。至極真面目にポーズを考えているのだが、一人で跳ねたり、ロックシードを回したり、投げたり、海老反りになったり、少なくとも他人に見せられるような状況ではなかった。だが、
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「三人ともどうしたのよ?あたいにも見せてよ」
残念ながら、様子を見に来た霊夢達にバッチリ見られていた。他人の目から見たら明らかに奇妙な行動を。
「変〜身!逆立ち!」
戦国がそれに気付くのは、霊夢に戦国の容体がおかしいと報告を受けた医者が部屋に入ってきた後の事だった。
▽
「案外元気そうだな」
「まあね。皆は怪我は無い?」
「あんたが一番重傷でしょうが」
「うん、さっき君につねられたとこまだ痛い」
「自業自得よ」
戦国の言葉に呆れる霊夢。因みに、ロックシードと戦極ドライバーは霊夢に没収された。暇潰しでまた珍妙な行動をされても困るからだ。その時に嫌がった戦国は霊夢につねられたとか。
「ほら、りんごやるよ」
「おっと、ありがとう。魔理沙」
魔理沙が投げたりんごを受け取り、礼を言う。
真っ赤なりんごを見つめながら戦国は霊夢に男の容体を聞く。
「あの人は、どうだった?」
「命に別状は無いみたい。でも、意識は戻ってないわ」
人里の医者では手に負えないと言われ、霊夢達は『八意永琳』という医者のところまで男を連れていった。その時、戦国は治療を受けていて同行できなかったが。
「まんま植物状態だとさ。体に生えていた植物も幻想郷には存在しないとか。里の奴らも『永遠亭』の奴らも不気味がってたな・・・」
今朝起きた事は、既に里に知れ渡っている。不吉な何かが空に消えていった事、里の男が体に奇妙な植物を生やした状態で運ばれてきた事。どちらもインベスに襲撃を受けた里の人達には、十分すぎるほどの不安を与えた。だが、そこまでパニックに陥ってないとこをみると、里の人達もこういう事には慣れてしまっているのだろうと魔理沙は思った。
そして、戦国は幻想郷には存在しないという植物に一つの検討がついていた。
「存在しない・・・。やっぱりか」
「・・・時正、お前やっぱり何か知ってるだろ?」
「うん」
あっさりと認める戦国に霊夢達は意表を突かれる。てっきりまだ隠し事を続けるかと思っていたようだ。
「じゃあ、教えてもらえる?あんたが知っている事」
「いいよ、ただ、その前に」
霊夢たちの前で姿勢を正す戦国。今から何を始めるつもりなのか訝しむ霊夢達をよそに、戦国は深々と頭を下げる。
「改めまして、戦国 時正と申します。戦国時代の戦国に、時間の時、正しいの正で戦国 時正です」
戦国が先にしたのは、ただの自己紹介だった。だが、自分を信用してもらう必要があると考えた。霊夢達もその気持ちが伝わったのか、戦国に名前を名乗る。
「博麗 霊夢。霊夢で構わないわ」
「霧雨 魔理沙だ。私も呼び捨てでいいよ」
「伊吹 萃香。好きに呼んでくれ」
「あたいはチルノ!」
「皆、よろしくね」
もう一度戦国は頭を下げる。これから話す事は、普通の人にとっては荒唐無稽の話だ。信じてもらえるかどうかは自分の手にかかっている。
「それじゃあ、僕の知っている事を話そう」
頭を上げた戦国は話し始める。自分の知っている『秘密』を。自分の世界にとって、最大の危機を。
▽
「つまり、スイタの住んでいる沢芽市はそのヘルヘイムの森から侵略を受けている。いずれ世界中がその森に飲み込まれるかもしれない」
「そんで、それに気付いたユグドラシルコーポレーションが森の侵略から人類を生き残らせるために、そのドライバーを開発した」
「すいかたろうはそのユ・・・ユなんとかってところで森の研究をしていたのね」
「で、その時に空間の亀裂とやらに入ってこっちに流れ込んだわけね」
「いやー、理解が早くていいね」
戦国は茶化すようにそう言うが、内心信じてもらえるか悩んでいた。しかし、霊夢達の反応を見る限り、それは杞憂だったようだが。
「えぇ、誰かさんが最初から隠さずに話していれば、もっと早く理解してたわ」
「うっ・・・」
「まあまあ、霊夢。こいつだって理由があったんだし許してやろうぜ」
霊夢の言葉に反論出来ない戦国。魔理沙が嗜めるが、霊夢もそこまで戦国を責めているわけではないようだ。
「しかし、ヘルヘイムの森ねぇ。インベスとやらはそこに住んでるんだよね。そんな奴らが森から出て生きていけるのかい?」
「普通なら生きていけない。インベスは本来、ヘルヘイムの森の中でしか生きていけないんだ」
「食べられるものがその森の果実だけだから、だったかしら」
「うん。逆に言えば、森の果実があればどこでも生きていける・・・」
萃香の疑問に戦国が答える。普通ならインベスは森の中でしか生きてはいけない。それは単純に食料が無いからだ。森の中に生息する果実以外はインベスは食べる事が出来ない。
ならば、こちらの世界に侵入したインベスを放置しても良い、とは当然ならない。なぜなら、
「飢えたインベスは凶暴化して誰彼構わず襲い出す。インベスに襲われたら、人の体に森の植物の種を植えられる。それが発芽して人体から植物が繁殖する。あの男の人みたいに」
「でも、あの男はインベスには襲われてなかったぜ?条件が合わないぞ」
「僕にもそれは分からない。ただ、十中八九あの黒いロックシードが関係している筈。僕もあんな黒いロックシードは見た事が無い」
魔理沙の言うようにあの男はインベスに襲われていない。なのに、森の植物に侵食されていた。戦国にはその理由が分からなかった。分かるのは、今回の異変の鍵となるのはあの黒いロックシードだという事。
険しい顔をして悩む戦国を見かねて、魔理沙は話題を変える事にした。霊夢の持っている戦極ドライバーを取って色んな角度から観察する。
「ところでさ、時正の持ってるこのドライバーの名前も戦『国』ドライバーだよな?なんか関係あるのか?」
「戦『極』ドライバーだね。極みの極。設計者の名前が戦極だから戦極ドライバー。僕は関係無いよ」
「設計者の名前って、自分の名前付けてんのかよ。自己主張激しいやつだな」
「あー、うん。結構趣味に走ってるとこはあるね」
確かに、言葉だけでは分からないが戦国と戦極は別人だ。同じような名前が付いている道具と関係があるのかと考えるのは仕方ない。関係が一切ない訳ではないが。
戦国は設計者である方の戦極を思い出す。自分に対して色々と教えてくれた恩人だが、どこか得体のしれないところがある人物だ。ヘルヘイムの森には異常な執念を見せている。恐らく、ある『果実』を求めて。
「・・・ちょっと聞きたい事があるんだけど」
「何?萃香」
先ほどから何かを考えていた萃香は意を決して、戦国にある質問をする。
「スイタ、もしかしてあの『一撃・イン・ザ・シャドウ』っていうのも・・・」
「うん、戦極さんの趣味」
「趣味・・・」
「うん、趣味」
若干、予想は付いていたのか萃香はあまり言及しなかった。まあ、こんな反応になるのもしょうがないのだが。
「萃香、さっきから気になってたんだけど、スイタって何だよ」
「スイカ太郎じゃ長いからさ、縮めてスイタにしたんだよ」
「スイカじゃ被るからね」
「そういう問題か?」
戦国達の言葉に呆れる魔理沙。実際、大した問題ではないが。
「ねぇ、すいかたろう!あの変身!ってやつ、あたいでも出来るの!?」
さっきまで静かにしていたチルノが戦国に質問をする。あの変身が気に入ったのか、目を輝かせながら聞いてくる。
「あのなぁ、チルノ。こういうもんは大抵最初に使った奴しか変身出来ないって決まってるもんだぜ?」
「えぇ〜、そうなの?」
「いや、誰でも変身出来るよ?」
「「マジで!?」」
魔理沙がチルノにお約束というものを教えるが、あっさり戦国に否定される。魔理沙の言っている事もある意味外れてはいないが、戦国の持っているベルトは誰でも装着が可能な量産型だから何の関係も無い。
試しに魔理沙が自分の腰に当ててみると、戦国の時のように自動で装着された。
「おおー!すげー!本当に誰でもつくんだな」
「魔理沙!あたいにも!」
「まあ、待て待て。ここは一回私が変身して」
「あぁー!ずるい!」
「二人とも、実はそのベルトにはまだ隠された機能があるんだよ。何と!黒影以外にも」
「はいはい、ストップ」
三人で盛り上がっているところを、霊夢がストップをかける。戦国達は忘れていたが、今はまだ情報を話している途中だった。
「話は戻るけど、その森って何で侵略してくるわけ?誰かが操っているの?」
「僕にも分からない。ヘルヘイムの森は誰かの意思とかに関係無く、ただ広がっているだけなのかもしれない」
「それはそれでたち悪いわね」
霊夢の言う事も最もだ。悪意も意思もない侵略ほど恐ろしいものはない。誰かを倒せば終わるわけでは無いからだ。
「僕が森を研究して思ったのは、まるで、生きているかのようにヘルヘイムの森は広がっている」
「生きている、か。木も生きてるってのはただの揚げ足か?」
「はは、割と真実に近かったりしてね」
魔理沙の冗談に戦国は苦笑する。だが、さっきの九十九髪の話を聞いた後だとただの冗談で終わらしていいのか分からないが。
「でも、そんな凄い森だったらさ、私達の想像を超えた何か得体のしれない物があるかもしれないぜ?手にいれたら凄い魔法が使えるようになったりするかもよ」
「・・・魔理沙。そんな冗談を言えるような話じゃないと思うけど」
「あぁ、いや、別にふざけて言ったんじゃなくてさ。そんな風に考えなきゃやってけないんじゃないかって、思って。・・・悪かったよ」
場の雰囲気にそぐわない魔理沙の冗談に霊夢は苦言を呈す。魔理沙も素直に自分の非を認めて謝るが、戦国は顔を顰めている。魔理沙は戦国が自分の言葉で気を悪くしたと思い、もう一度謝ろうとする。だが、
「・・・『禁断の果実』」
「え?」
「ヘルヘイムの森には、人智を超えた禁断の果実が存在する。人を遥か彼方の存在へと変える果実」
戦国が口にしたのは魔理沙への非難ではなく、その冗談を肯定する言葉だった。
戦国の話を霊夢達は何も言わずに耳を傾ける。戦国も霊夢達を見ずに、独り言のように続ける。
「ある神話では知恵の実を手にした人類は自分達を進化させた。更なる高みへと。知恵を持ち、強くなり、複雑な心を持った。だが、」
「だが?」
「彼等は楽園を追放された。神の言いつけを破った人類を、神は許さなかった」
戦国は手の中のりんごを弄りながら話す。
「世界中の神話の多くには、禁断の実が数多く出てくる。私はそれがただの偶然だとは思えない。これは何か事実に基づいているのではないか、そう推測を立てた。そして、ヘルヘイムの森にはその禁断の果実が隠されている。だが、」
りんごを片手で持ちながら立ち上がる。霊夢達に近づき、手の中のりんごを見せながら戦国は続ける。
「禁断の果実を手にすれば、新たな力を得る代わりに代償を支払わなければいけない」
手を握りしめる。りんごが音を立てて軋んでいく。果汁が垂れ、りんごが変形していくがそのまま力をいれ続ける。
「そして、触れてしまえば、もう戻れない」
握りつぶされ、砕け散るりんご。バラバラになって床に落ちたりんごが元の姿に戻る事は二度と無い。
「って、戦極さんが言ってた」
「え、あ、終わりか」
戦国がいつもの笑顔に戻る。さっき話していた事は全てただの受け売りだ。戦国自身は禁断の果実とやらには興味は無い。
魔理沙は床に散らばったりんごの破片を見て、戦国を睨みながら言う。
「時正、人がやった食べ物を粗末にするのは感心しないぜ?」
「あ、・・・・・・もう一個頂戴」
「図々しいわ!」
「ごめんなさい!」
どこからか取り出したスリッパで戦国につっこむ魔理沙。ぱこんと小気味良い音を立ててスリッパでツッコミをいれる姿は妙に様になっていた。
▽
「私達もそろそろ行くわね」
「それじゃ、安静にしてなよスイタ」
「勝手に動き回るなよ」
「はいはい、分かってますー」
ある程度戦国が情報を話し終わったのを確認した霊夢達は、部屋を後にした。因みに、床に散らばったりんごの破片は戦国が全部食べた。全員に止められたが、三秒ルールがどうのと言い押し切ったようだ。
「・・・ふぅ」
一人になった戦国は今日一日の出来事を思い返す。幻想郷という不可思議な場所で変わった少女達と出会った。ヘルヘイムの森とは無縁そうなのに、インベスが現れて、ロックシードを持っている人までいた。
それに、あの黒いロックシードは何なのか?触れた時の奇妙な感覚を思い出すたびに気分が悪くなる。あれを回収できなかったのは痛い。が、後に起こった現象を考えれば回収せずに破壊すべきかもしれない。男に起きた浸食が自分に起きないとも限らない。
まだ気になる事はある。自分を攻撃した存在・・・。あいつが恐らくこの件の黒幕だろうと戦国は予想する。
「・・・分からないなぁー」
戦国は布団の上でぼやく。ここまで分からない事だらけだと、モヤモヤして仕方ない。
ただ、一つ分かる事がある。霊夢も言っていたが、まだこの異変は終わっていない。それに、自分は霊夢達にまだ一つ隠し事をしている。
インベスがどうやって生まれるか、という事を。
「・・・寝るか」
自分に必要なのは休息。そう考えた戦国は、睡眠を取ることにした。
悪夢を見ないように祈りながら。
物は大切にしよう。
後、食べ物を粗末にするともったいないおばけが出ますよ。まじ怖い
次回に続く