52Hz21g   作:10猫

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急2

・縁(えにし/よすが)

『隣、良いですか』

 スマートフォンの画面を見せて来た女性に肯定の意も兼ねて少し横にずれれば、会釈の後に空いたスペースに彼女が立つ。黒いパーカーのポケットから取り出した煙草を咥えて火を着ける姿が初々しくて、煙草を初めて日が浅いのだなとなんとなく予想できた。しかし初心者が吸うにはかなりキツい銘柄のパッケージが、その初々しさと妙なアンバランスを醸し出している。吸った煙に小さく咳をするあたり、本当に初心者なのだろうと分かった。きっとパッケージ買いをして失敗したに違いない。

「それ、初心者向きじゃないよ」

 声を掛ければ、女性がこちらを見る。表情があまり動かなさそうな気配がしたが、話しかけられるとは思っていなかった。そんな顔だ。自分に仏頂面の親友が居ればこそ読み取れる表情の機微だった。

 初心者なら、銘柄の名前だけ言っても分からないだろう。煙草を持つ手とは反対の手でスマートフォンを取り出して、適当に検索して画像を出してやる。始めたばかりならばタールの軽いものの方がいい。初心者がいきなりタールの多いものを吸うと、頭痛や吐き気に襲われることもある。それから味もメンソールやフレーバーのついたものの方が、煙草の苦みを感じにくい。今彼女が吸っているのは、煙草を吸い慣れた人間が好むような、タールの多くそれに比例して味の強さもある銘柄だった。

 まあ自分もそこまで喫煙が好きというわけではないから、この程度は付け焼刃の知識に過ぎない。自分が初心者だった頃、愛煙家だった先輩の女性に教わった話だ。そうでなくとも、このくらいの知識はインターネットで検索すれば簡単に手に入る。

 初心者にはこんなのがベターだと教えれば、しばらく何かを考えたらしい彼女がスマートフォンを取り出して、何かを入力し始める。

『教えてくださってありがとうございます』

 その動作に、ひょっとしなくても、声が出ないのだろうかと邪推する。先ほどの隣に立っていいかを尋ねる時にしても、今にしても、文字を入力して相手に見せる動作は、声を出せるのであればそこまでする必要はない。喫煙所がそれなりに人が居て、周りに配慮するためという可能性も無くはないが、なんとなく、前者だろうなと思った。

 再びスマートフォンを操作した彼女が、続きの文章を見せてくる。

『でも、これが吸いたかったんで』

「誰かの真似?好きな芸能人が吸ってるとか」

 きっかけとしては十分にありえるような推測だったが、彼女は小さく首を振った。

『形見なんです』

 返答に困る内容だった。スマートフォンの液晶からは感情は読み取れない。読みやすい細身のフォントには、情報を伝えるだけの役割しか無く、そこには無機質さ以外はない。そして彼女の表情も曇るでもなく、懐古に暮れて悲しむでもなく、ただ淡々としていたままだった。

『だから、この箱吸い終わったらやめます』

 再びポケットから顔を見せた煙草のケースは、やや潰れて草臥れていた。外見からしても、残りの中身がそう多いとは思えない。せいぜい残りは半分あるかないかだろう。咥えていた煙草の煙を吸い込み吐き出した彼女はどうしてか吐き出された煙のように軽薄に見えて、それに反するような重厚な煙草の香りが似合っていなかった。

 きっかり一本だけ吸った彼女はやがて此方に会釈をすると、喫煙所から立ち去っていった。自分もそろそろ休憩を終えようと喫煙所を出て、車を止めていたコインパーキングに向かう。そう言えば彼女の煙草の匂いはかなりキツかったから、服に匂いが移ったかも知れない。スーツのジャケットに鼻を近づけて匂いを嗅ぐと、案の定僅かだが、彼女の吸っていた煙草の匂いがした。

 匂いで思い出すが何というか、アンバランスな人だった。不健康そうな見た目に反して、歩き方は武術に慣れた人のそれだった。言葉が話せないような動作をしていた割に手話はしなかった。口の動きも一切見られなかった。手話で曖昧なニュアンスを伝えるのに使われるのは口の動きや表情だ。ジェスチャーに富んでいたとも思えない。

 しかしそのアンバランスな人物を思い浮かべようとして、ふと、記憶に靄がかかっていることに気づく。彼女を思い出そうとしても、彼女の顔が出てこない。先ほどあったばかりの、そのアンバランスさと煙草の匂いが印象的だった、印象的だったと思う程度には記憶に残ったはずのその彼女の容姿が一切出てこない。思い出そうと躍起になるほどに、記憶の靄は強くなっていく。

 まるで、自分が彼女を思い出すことを阻害するかのように。

 気づけば、自然と手が親友の電話番号をコールしていた。

「もしもし七海?俺もしかすると命の恩人に会ったかもしれない!」 

 

・52Hz

 煙草を咥えて、中身の少ないライターを使って火を着ける。つい最近までライターを使ったことは無かった。それでもどうやって使うかは使う人の仕草を間近で見ていたから知っていた。

 煙を吐き出して、薫りながら消えていくそれを眺める。立ち上る匂いも、咥内に残る匂いも、全てよく知った匂いだ。

 物心ついた頃から、母の纏う香りはいつもこれだった。だから私にとってこの匂いが、母の匂いだった。

 為さねばならぬと縛られたことを全て行った後、私を待っていたのは既に事切れた母の遺体だった。自決だと直ぐに分かった。今まで読んできた本で何度か見かけた、浴槽での自殺の描写に非常によく似た構図だった。

 自決だと分かっても、言葉を発せない私では通報することも出来なくて、近隣住民に頼んで警察を呼んで貰ってどうにかした。警察も明らかな自殺だと言い、第一発見者である私に疑いが係ることは無かった。ただ言葉の発せない私を憐れむように頭を下げていた。

 それから母の亡骸を灰にした。葬式はしなかった。したところで誰が彼女との別れを惜しむのか分からなかった。母が特定の誰かと交流を持っていたような記憶はない。母も私も、世の中から断絶するように、ずっと一人だったような気がする。灰になった母を家に持ち帰ってきた際、通報するのに手を借りた夫婦に出くわした。彼女たちも私を憐れむように見ていた。「辛かったら力になるから」と言われたが、どうにもその言葉の意味は理解しがたい。

 辛いとは、どういうものだろう。

 そういった心の機微には、意識的に鈍くなるように努力して来た。ただ指示に忠実な、機械のような存在で在れるように、常に自分を律し続けた。それが恐らく、一番楽を出来る方法だと分かっていたからだ。最初に逃げ道を奪われている以上、抵抗は意味をなさなかった。それでも最初の頃は、自分の身の上を嘆いていたような気がする。どうしてこうなったのかとずっと思っていたような気がする。けれど現状に不満を抱いても、それを口から零すことも出来ず、態度で示したところで躾という痛みになって返ってくるだけだった。

 私がまだ子供だった頃、近所に住んでいた自分と同じくらいの少女がぬいぐるみを大切そうに抱きしめていたのを見て、「そういうことだ」と悟ったことがある。私は母のぬいぐるみ。好きに動かし、好きに操り、そうして最後には捨てられる。それから数年経った後、ゴミ捨て場に置かれたポリ袋の内側に居たあのぬいぐるみを見て、きっとそう言うことだろうと悟っていた。いつか私にも、こうなる日が来る。しかしその日が、こんな形でやってくるとは思っていなかった。

 灰に変じた部分を吸い殻入れに落として、また口に運ぶ。最初に口にした時には、余りに強くてまともに煙を吸うことすらできなかった。

 全てが終わったら、自決を命じられるのだと思っていた。そうでなくても、手帳に新たに私の名前を書き連ねるのだとばかり思っていた。私は手帳に書かれたことを遂行しなければならない。そういう決まりだった。そこに私の是非はない。そういえば手帳をどこかに置いてきてしまったが、もはや必要の無くなったものだと割り切った。私に関する情報は殆ど書いていない。あれを書き上げたのは私ではなく母だった。

 従わなければ、どの道自分に跳ね返りが来る。縛りとはそういうものだと母は言っていた。たとえ何も知らないままに結ばされた縛りであろうとも、一度縛ってしまった以上は、それに従わなければならない。その間隙を縫って母は私を道具に仕立て上げた。だから必要が無くなれば処分されるものだと思っていた。あの時見つけたぬいぐるみのように。

 短くなった煙草を吸い殻入れに押し潰す。残っている母の形見は、もうあと一本しかなかった。

 一日一本ずつ、煙草を吸った。大人になってからは久しく嗅いでいなかったこの匂いを嗅げば、なにか、思い出のようなものを思い出せるかと思った。だが頭を過ぎるのは何処か狂気に駆られていた頃の母の姿と、それに抵抗しようとする幼い自分だった。

 呪いの言葉以外を話すことが出来ないと知ってから、一度母を殺そうとしたことがあった。母に向かって呪いを放つ。それが私にできる最大限の抵抗だと分かっていたからだ。だが私が呪いの言葉を放とうとしても、それを受け止めるはずの母は全く動じず、ただそこらに転がる石ころを見るような目で私を見下ろしていた。

 言うことを聞かない子供を叱る子供に対して向けるものではなかったと、大人になってから理解したそれに、幼い私は漠然と恐怖を抱いて、そして怖気づいてやめた。辞めた途端、突然穏やかな顔で「貴方良い子ね」とこちらに微笑みかけて来た母に、また恐怖が走ったことをよく覚えている。彼女の腹から産まれたはずなのに、彼女の腹の内は、私にとって今も昔も未知数の物で構成されていた。

 元を言えば、思い出らしい思い出なんて、一つもなかった。母と私は持ち主と道具の関係に過ぎず、母が私に目を掛けていたのは道具の手入れと同じ。自分の腹から生み出した道具を手塩に掛けていただけだ。あれが愛と呼ばれるものであるというのなら、確かに愛なのだろう。だがそれは道具に対する愛だ。子どもに対する愛ではない。

 母の匂いがする。今は懐かしい、恐怖を纏う匂いがする。母の匂いであり、過去の恐怖の匂いであり、私とあの人を結ぶよすがの香り。

 子供の頃も、大人になってからも、図書館に居る時間が一番多かった。家に居たいとはあまり思わなかった。大人になってからは、自分の名義で作られた通帳とカードが渡されて為すべきこと以外の行動は特に制限をされていなかったから、特に家にいる時間を短くしようとしていた。あちこちにある図書館を巡って、時間の許す限り本を読んで、棚の端から端まで、通路の端から端まで、とにかく読んだ。本を読んでいる時は全てを忘れていられた。ただ文字を追うだけの時間は、私についてまわる重みを忘れることが出来た。

 時折一体どこから湧いてくるのか分からない多額の資金を振り込まれた通帳を見ては、ある程度の長さのリードを付けられた犬を思い出した。四六時中手元に置いておかなくても大丈夫だと、必要な躾は済んだと、そういうことなのではないかと思った。

 別に猶予をもたせる必要はないか。そう思い最後の一本を取り出した。空になったパッケージを潰して、ポケットに戻す。咥えた煙草に火を付けて煙を吐き出せば、不意に声をかけられた。

「隣いいかな」

 見覚えのある顔だった。四回呪いをかけた相手だ。流石に覚えている。だが向こうは覚えては居ないだろう。そういう縛りだった。

 喫煙所の人は多くはなかった。だから好きなところに立てばいいのにわざわざ隣を希望するのは、何か意図があってのものか。考えても詮無きことだと少し横にずれて場所を開ければ、そこに立って煙草を取り出す。

 特に相手を気にかけず煙草を吸っていれば、向こうから声をかけられた。

「それを吸い終わったら、死ぬのかい」

 何故そう思ったのだろう。隣を見れば男と目が合った。あの時見た敵意も激情も、今の彼の目からは読み取ることは出来ない。ただ凪いでいた。だが凪いでいるというには、瞳の奥底で何かが蠢いているように感じた。

 こんな人生だからか、何かすべきことを決めて、その通りに行動することは上手かった。学校ではそれを「計画性がある」と言われた。恐らくは、褒めていたのかもしれない。計画性などではない。ただ、敷かれたレールの上を歩くのが、得意なだけだ。

 だからレールを敷いた。

 この形見を全部吸い終わったら、潔く死ぬ。というレールだ。

 これを完遂するにあたって一番手っ取り早いのは、残り二回分の呪言を使ってしまうことだった。通りすがりの人のなにかを否定すれば、簡単に死ねるだろう。だが魂を使い切った人間の死に様など想像がつかない。昼間の往来で想像の出来ない死に様を晒すぐらいなら、いっそ人目につかないようなところで死にたかった。

 死に方は何だっていい。だが、なんとなく、苦しまない方が良いと思った。

 せっかくなら最期くらいは、穏やかにしたかった。

「母親だって、君が呪いを掛けたんだろう」

 それは違うが、彼に対してそれを否定するのも億劫だったのでやめた。どのみち死ぬ身だ。今更一回の誤差など大したことではない。そう思っているなら、そう思っているままでいい。

 短くなっていく煙草の灰を落として、また口に運ぶ。

 しかしそうか。あの人の死を嗅ぎつけているのか。術師たちの情報力も侮れない。とすると、私の名前も感づかれているのかも知れなかった。そうなった場合、記憶に干渉することは不可能だ。つまりこの会話は、彼の中に記憶される会話ということになる。

 スマートフォンを取り出して、メモ帳に文字をおこす。記憶に残るというのなら、真面目に問答に付き合ってやろう。それくらいの気持ちだった。

『私に構うな』

「誰も君の死なんて望んでない」

 理解できない。素直にそう思った。

 何故彼にそんな事を言われているのか。何故そんなことを思うに至ったのか。

 何も理解できなかった。

『私の役割は終わった』

「人は役割なんて無くても生きていける」

『それは、正しく人として生まれてきたお前たちの話だろう』

 少なくとも私は、そういうふうに望まれて生まれたわけではなかった。

 頭の無くなった手足が、正しく動けるはずもない。これが救世主だと英雄だと祀り上げられるはずもなく、恩人だと感謝の意を述べられるのも筋が違う。全てはシナリオを描き、マリオネットを操った裏方の人間の力だ。私はただあの人の意のままに操られた人形と何一つ変わらない。

「……正直に言おうか」

 まだ長さのあった煙草の火を吸い殻入れに押し潰して消した彼の横顔には、いつぞやの激情に似た感情が映っていた。

「私の人生を掻き回した君が、勝手に野垂れ死ぬのを許せるわけ無いだろ」

 もしこの場に自分たち以外に人が居なければ、胸ぐらを掴まれていただろう。そんな気迫があった。だがその気迫も、この場所を共有する一般人には感じ取れないらしい。呑気に一服の時間を味わう彼らの姿に、隣の彼の技能の高さが垣間見えた。私にだけ怒気を当てているということだろう。

「もう後がないなら、口を封じてでも生かす。舌を切ったっていい。喋れないなら困りはしないし、その方が万が一がなくていい」

 何故だろう。彼のそれは母の目に宿っていた狂気によく似ていた。だが似ているだけだった。あの母に感じたようなおぞましさはない。背筋を這い上がってくる気持ち悪さもない。恐らくそれは、彼が真の意味で狂人ではないからだろう。理解は出来ないが、彼の抱く感情はまだ執着の域のものであるということだ。だがその感情だけを取ってみても、厄介なものに変わりはないとは思うけれど。

『なぜ私に固執する必要がある』

「自分の恩人に対して執着があるのは、当然のことじゃないか」

 健全そうな人間に見える彼が言うのなら、恐らく健全な人間にとってはそうなのだろう。それでも私は、ただ強制された縛りに従って生きてきただけの道具だ。

 彼らを救いたいと自分から思ったわけではない。面識があるわけでもない。救う理由すらも、彼らの背景すらも分からない。ただその場に上手く居合わせるように計画されて、そのとおりに動いた。それだけだ。ただ、そうしなければならなかっただけ。

「それに生きていて欲しいと思うことは、私達の勝手だ」

『そうか。なら強要するな』

「……そんなに死にたいかい」

 一転、力ない声で問いかけられたその言葉に、答えは既にもう持っていた。

『生きる意味が無い』

 もう全てが終わったんだ。押し付けられた使命は果たした。押し付けたあの人は自分勝手に逝った。私に残されたものはなにもない。今更生きる意味を見出そうと考える気力も湧かない。こんな私が生きていても、それは生きながら死んでいるのに等しいだろう。ならばいっそ終わらせてしまった方が良い。

「なら、どうか生かした人たちの為に、生きようとしてくれないか」

 それは、言われたことのない言葉だった。

「君に救われた人間は、君に死んでほしいとは思わないよ。むしろ、生きていて欲しいと思ってる」

 分からなかった。

 彼の言葉も、真意も分からなかったし、その言葉を聞いた自分の胸中も理解できなかった。

 私が死ぬべき理由も、生きる意味も、もはや何も分からない。誰も私に答えをくれない。指示をくれない。命令を寄越さない。そういうことをする人は既にもう居ない。だが今更くびきから解かれても、何もできやしない。私が失った時間も、自由も、魂も。もう何も戻ってくることは無い。

 なのに、どうして生きているのか。

 ならば、死ねばいいのか。

 その答え(めいれい)をくれる人は、もうどこにもいない。そのはずだった。

「君が役目なしに生きられないというなら、新しい役目を持てばいい。そうして生きてくれ」

 不思議なことを言う。それが彼への印象だった。

 レールを敷くのは得意だ。レールの上を歩くのが得意だ。何も考えず、ただ敷かれたレールの上を歩くことが、上手くなっていった人生だった。けれどそうしてその果てで待つ終わりに向かうのは、まだ早いということなのだろうか。それとも、こんな空洞の女を掬い上げるのは、今からでも、間に合うことだと思っているのか。

 短くなってしまった最後の一本を吸い殻入れに押し付けて、火を消した。昇った煙が揺らいで消えて、そうして強い匂いも、大気に解けて消えて行った。あの人の事を(よすが)だと思ったことは無かった。それでも、たしかに繋がりではあった。だがそれも、過去の話に成り果てた。

 今の私を表現する比喩はきっとたくさんあるだろう。糸の切れた操り人形。主人を喪った道具。リードを離された犬。捨てられたぬいぐるみ。舵手の居ない船。頭のない体。どれもこれもしっくりくることに違和感はない。なにせそういう人生だった。だからまあ、拾い上げる奇特な気概があるというのなら、使い古しの私を使おうとする気概でもあるのならば、それに身を任せてやろう。ただ、死に至るまでの道が少し伸びるだけのことだ。

『それが、私の新しい役目なら』

 新たに打ち込んだ私の言葉に、彼は「今はそれでいいよ」と苦く笑っていた。

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