なんだあの一時の暑さ…?
そして急な寒さ。しんどいわ!
今回は前回からの続き。
試験のラストステージです。
ザギが急に失敗に気づいて打ちのめされたりします。
その失敗とは……?
それでもOKって方だけどうぞ。
いいですね?
長いようで短かった出久(+ザギ)のための期末試験が最終局面を迎えようとしていた。
魔王城風な見た目の建造物の中は、色んな仕掛けを解いて進む5つのステージを攻略する試験であった。
妨害役としてヒーロー科1年B組も参加しており、B組生徒に課された期末試験の一部として組み込まれ、彼らの能力と生徒同士の協力と個性や攻撃手段などのコンボ、ステージ内の隠し通路を仕掛けを利用もして妨害を仕掛けてくる。
これらの試験をザギが圧倒的な破壊力で試験会場となる建造物を破壊して先を進んだり、システムを乗っ取ってゴリ押しで扉を開くことは試験のルールで禁止され、ルールを破れば即座に不合格判定となる。それは一緒に試験に挑むことが決まった爆豪も連帯責任で不合格となる。
出久がいかにザギを制して言うことを聞かせ、ザギがそれに対してどうするか……、ザギの力が余りに強すぎるせいで誰にも抑え付けることはできないから、そんなザギが話を聞き入れる姿勢を見せる出久に全てがかかっている。だから試験を通じて出久がいることによる安全性の証明をしたかったのだ。
出久にザギにまつわる責任を負わせるせいで出久への過剰な重圧は避けたいがなんかする術が無い。ザギが少しでも出久以外に警戒を緩めて、かつ妥協する姿勢を見せてくれたなら出久への負担が減らせるかもしれない。
雄英という学校の大人達のそんな淡い希望を見出すために、パワープレイ禁止の試験を特別に用意したのだ。
そうして5つのステージの最終ステージとなる第五のステージに爆豪が背負った出久と、実体の無いホログラムのザギが足を踏み入れた。
「これ……、うわ…。高っ!」
「広っ。」
出久が目を丸くして驚き、背負われている爆豪が短く言った言葉の通りのステージがそこにあった。
石を積み上げたような壁と石の螺旋階段。広さもあるがとにかく縦長で、高すぎる。常人の視力では上が霞んで見えるほど高い。霞んでるように見えるのは上の方の窓から出ている光によるものだが、霞むほど高いとそう錯覚するほど高く見える。
それともこのステージの空間を限定的に外部と違う構造にするような個性を使用して実現しているのか。第四ステージが大玉が転がって来る長い一本道の通路だったことから空間を操る個性である可能性の方が高いように思われる。
壁沿いに建造された螺旋階段と、なぜか中央の床に設置された高すぎる天井から垂れ下がっていると思われるとても太い鎖と繋がった鳥かごのような檻。人間一人は軽く入れる程度の大きさだ。座れるぐらいのスペースはあるが二人となると難しい程度の広さしかない。
人間が一人が入る大きさの檻。ここまで来たらどうするべきかすぐに察せられる。
「かっちゃん…。」
「言われんでも分かる。」
「でも、先にステージを見てからでも…。」
「無駄な時間は使うな。今のこの状態が試験用のステージとは限らねーだろーが。俺が檻に入らねーとステージとして機能しねーかもしれねーぞ?」
「それでも…!」
「なら…。」
爆豪が出久の背中から降り、出久の頭を掴んで引き寄せた。
ゴツンッと額がぶつかる。
「テメーとザギで力を合わせて、俺を助けろ!」
「!」
「出久…、お前にはとんでもねー味方がついてる。お前にだけ味方する極悪過保護なな! 今の段階じゃテメーにしかできねーんだよ! ザギに協力してくれって言えるのは! どうにかしてやりてーよ! けど……、今はお前しか……!!」
「かっちゃん…。」
〔ハア……、オレを利用するために出久を利用? 分かっていたことだが……。納得していないぞ。オレは〕
ザギは利用されることを嫌がる。
スペースビーストを倒すための兵器として生まれ、絶え間なく進化を続けるスペースビーストに対応できるように自己進化能力を与えられてスペースビーストを駆逐するまで、そして永遠の平和を実現するまで戦えるように造られた。
正直、利用されるなんてまっぴらごめんである。
だが出久の頼みは断れない。断るなんて選択肢を取る理由をザギは見出せない。
だから周りはそれを利用して出久に負荷を掛けてくる。出久を通してザギに頼みを聞いて実行させようとする。出久もそれを理解している。
出久に無駄な負担を掛けさせない手段はひとつしかない。
ザギが妥協して話を聞き入れ、受け入れる姿勢を取るしかないのだ。
〔いつか出久にオレのことが知られるとは予期していた。だがそれ以外のために利用される気はない!〕
それはザギが譲れないこと。
だが……。
〔出久に頼まれたら断れないのも……、事実だ…〕
ドデカいため息しか出ない悩みである。ザギにとっては譲れない嫌なことと、出久のためなら…という気持ちもどっちも譲れないのだ。
〔はあ……、情けない。本当にオレはどうかしてしまった…〕
「ザギ…? だいじょうぶ?」
〔!?〕
モヤモヤと考え事をしていたザギは出久から声を掛けられて我に返って振り向いた。
出久が心配そうにザギを見上げていた。
「もしかして、辛い?」
「ああ? 分かんのか?」
「ううん…、なんとなく…。右腕だけの時からなんか分かりやすかったから…。」
「あー…。」
出久の言葉を聞いて爆豪は納得したように声を漏らした。
表情には出していないがリアクションというか、不思議と雰囲気で感じ取れるのだ。何故かは分からない。出久の右腕をザギの腕にしていた時から奇妙なほど感情表現が出久だけじゃなく周囲にも伝わっていたのだ。
〔……そんなに分かりやすいのか? オレは?〕
そんなことを言われたことがないザギは頭の中でハテナマークが浮かんでいた。
「無理しなくていいんだよ? 嫌なことを無理してやらなくていいから。」
「おい。」
「だって、かっちゃん…。」
「………そーいうとこかもな。」
「えっ?」
「ソイツ(ザギ)を絆したのは、テメーのそーいう狂ったお人好しなとこだろーなってな!」
「えー!?」
「今は時間がねー! 体調とか気分が悪いとかは置いとけ! 終わってからじっくり話し合え!」
「で、でも…!」
「…チッ! この頑固ナードが!」
「あっ、かっちゃん!?」
舌打ちをして出久の背中から降りた爆豪がズカズカと檻の方へ向かった。
出久が止める間もなく、爆豪が檻に入るとひとりでに檻の戸が閉まってカギがかかった。
そしてギリギリと仕掛けが動き出して鎖が巻き取られて爆豪を入れた檻が天井へと釣り上げられていった。
「かっちゃん!」
『ラストステージだから、全力全開で行くけど、頑張ってくれるよね!?』
どこからともなくゾロゾロと螺旋階段やステージの陰から現れるB組生徒達。
最後のステージは、総力戦で妨害してくる気だ。
前に進み出た物間が天井まで持ち上げられた爆豪が入った檻を腕を伸ばして指差す。
「時間内に彼を無事に檻から救助できれば、君らの勝ち! 試験合格ってわけさ! そして僕らの採点評価も終わる! こっちだってヒーローになるためにこの雄英に来たんだ! そのために死力を尽くすんだから君もしっかりしてくれない困るから頑張ってくれ!」
「!」
〔天井まで釣り上げた檻と鎖………。仕掛けは檻を下ろすためのレバー。だが場所は……〕
檻を下ろすためのレバーは螺旋階段の最上階にある。そこまでの道のりが無駄に長い。
それでいてB組を傷つければそのダメージは、ダメージフィードバックの機能を備えた機械を身につけさせられている爆豪に全て行ってしまう。
しかも……・
「なにこの某体育会系バラエティみたいなギミック!? こんなの隠されてたの!?」
やはり檻に爆豪が入ることでステージが動き出して本来の姿を表わすように出来ていたようだ。
振り子のような物、一定間隔でせり出してくる壁、上下に動く階段の一部、火炎放射器やら白い煙を吐き出すエリア部分、壁に不自然に空いた複数の穴(絶対何か飛び出してきそう)などなど。
某有名アクションゲームの助走つけるためにボタン押しながらのジャンプとか、タイミングを図ってくぐり抜けたり飛び越えたりする必要がある。
じゃあ爆豪は主人公(ヒーロー)が助ける姫ポジ?
〔似合わない〕
それが正直なザギの感想だ。
ペアで実施される試験で爆豪が選ばれたわけだが、ザギのせいで出久だけが特別な試験内容となった。その結果がこれ。
〔なんでこうなる…?〕
色々とモヤモヤと悩んだり、一番会いたくない奴の気配が一瞬だけ感じたり、今の自分がどうしたいのかも……、もうすべてを投げ出したくなるほど溜まっている気もするが逃げる気は起きない。
ここで自分が去れば出久はどうなる?
4歳の時に自分が負わせた傷も、体育祭で負った傷も全て完治している。
ノアのデュナミスト達はアフターケアされたうえでノアが次のデュナミストに移る形にしていたようだが、完全に体を乗っ取る方法を取っていたザギはその加減をまだ知らない。
離れた後に後遺症が残ったら?
その時、ふとザギは気づいた。
それは知っておかなければならなかったこと。防がなければならなかったこと。
なぜ今まで気づかなかったのか、自覚していなかったのかと己の失敗に打ちのめされる。
もしかしたら完全復活したノアに完膚なきまでに敗北した時よりもショックなことだ。
〔離れられない…! 出久の肉体との同化が強い! オレが自分の体に作り替えるか、出久の寿命が尽きて出久が昇天することがない限り!? なぜ、なぜ今まで気づかなかった!?〕
肉体を再び失って情報だけの状態だったことと、憑依した相手を活かして共生したことがなかったこと。
だから加減を知らなかった。加減したつもりで失敗していた。
出久として個を保つ部分は残せているが肉体の超強化という副作用の発生の原因。
ウルトラ一族やその近い系統の超人やその力の一部が宿ったことで副作用として発生する一時的なものではない。出久の場合は一生ものだ。
地球で活動するうえで地球人と憑依するタイプのウルトラ一族の中には、憑依相手と同化が進んで最終的に完全に同一になって光の国へ帰還する結果を迎える者もいる。出久の状態はコレに近い事例かもしれない。
ザギによって重傷を負って死にかけた出久を生かそうとザギが憑依しつつ、出久という存在を上書きして消さないようにしたがそんなことを一度もやったことがなくぶっつけ本番で実行した結果出久の意識とザギの意識は別々にあるものの、出久の肉体なのに、出久の肉体じゃない。状態だけで見れば、ザギが出久に自分の体を使わせているようなものだ。
遺伝子という設計図が地球人の出久よりもザギのそれに近い物に書き換わっているのだからザギと同等の頑丈さと身体能力の高さになってしまった。
ザギが無意識に出久の体だからと主導権を譲った状態をこれまで保っていただけでしかなかった。
〔オレは……、なんてことを……!! どうして気づかなかった!? もっと早く気づくべきだったことになぜ気づけなかった!? ノアの真似事どころか、オレがやったことはなんだ!? こうなってしまったらもう……〕
もう出久は死んで生まれ直すほどのことをしないと、地球人には戻れない
「ザギ?」
出久がザギを呼ぶ。
だがザギのホログラムは、ザギの今の心境を表わすように動く。
両手で頭を抱えて両膝をついて項垂れて、まるで取り返しの付かない過ちに絶望して打ちひしがれるように。
だがホログラムであってもその目から涙は流れない。顔にある目元の赤い模様がまるで血の涙。だが本物の涙は出ない。
「ザギ! どうしたの!? ねえ!」
出久の右目から勝手に涙が溢れ出る。右腕を一時的にザギの腕に変化させていた影響がまだ強く残っているのか、ザギの感情が出久を通して透明な滴の涙として溢れて止まらない。
ザギはそれを気にする余裕が無かった。
取り返しの付かないことを出久にやっていたという罪悪感に打ちのめされていた。
「ちょっと? ちょっとちょっと~? 急に戦意喪失したのかい? このまま時間切れのゲームオーバーで終わらせる気? これどうしたらいいんだ? みんな、どうしたらいいと思う?」
様子が急におかしくなったザギを見て物間を始めとしたB組生徒達が戸惑ってしまった。
試験を続行すべきかは、監視している教師陣に委ねられているため生徒達の判断で止めるのはどうかと。
すると。
「オラーーーー! クソ極悪過保護!! なにウジウジしとんだ!?」
天井まで釣り上げられた檻に閉じ込められたままの爆豪が下の異変に気づいて檻の隙間から覗き見て、叫んだ。
「10年も散々人を脅しくさって、出久の記憶を弄るわ、日記を一部処分するわ、雄英に来てからも散々暴れまくって今更なんだ!? 今までのこと棚上げしてしょげて終わりか!? ああ!? まさかテメーが散々極悪に過保護して守ったもんだった出久を捨てる気か!?」
〔なっ……!?〕
爆豪の言葉にザギがカチンッと来て、沈んでいた思考が切り替わった。
バッと顔を上げて高い位置にぶら下がっている檻の鉄格子の隙間から顔を少しだけ出せている程度の爆豪を睨んだ。
「自分で汚したケツは自分で拭けって程度の道徳もねーか!? ぶっ壊して散らかすだけ散らかすだけしたんだから、やった張本人が最後まで片付けるぐらいしろや! そんなこともできねークソガキ過保護か!?」
〔こ……、この……〕
「か、かっちゃん……、それ以上は…!」
ザギの雰囲気を察した出久が顔を青くしてどうどうと離れた位置にいる爆豪とザギの間を取り持とうと震えてしまう声を出す。
体育祭での一件もあるので、ヤバいと感じたB組生徒達も自然と距離を取っていた。
ザギがゆっくりと立ち上がる。赤黒いオーラのような物が体から燃え上がるように発生していた。まるで怒りの感情をほとばしらせているように。
「ーーーザギ!!」
体の震えを必死に押さえ込んだ出久が、ステージ全体が震えそうなほどの声量でザギの名前を呼んだ。
ザギのすぐ横にいたため、こんな声量を喰らったら鼓膜キーンどころか鼓膜が破れそうになりそうだが、生憎とザギは平気だ。B組生徒は離れていたが地球人の耳ではキツかったようで耳を押さえて辛そうだ。
代わりに我に返ったザギが慌てて出久の方を見る。同時に体から出ていた赤黒いオーラみたいな物も消えた。あと出久の右目から流れて出ていた涙も止まった。
「ザギ…、僕は君のことを何も知らない…。」
〔それはオレが何も伝えていないから…〕
「だから君がなにを考えているのかも分からない…。だからどうしてザギが苦しんでいるのか、理由が分からない。」
〔間違いをしたのは分かっている。だが、この苦しみはオレにもよく分からない…〕
「君のことを知りたいって思ってる。話を聞いてあげて、君のためにできることをしたいって思ってる。今すぐそうしたい…! でも……。」
俯いて言いにくそうにする出久にザギが背中を丸めて出久の額に自分の額を合せるような体勢を取った。
実体の無いホログラムだから感触はない。
だがザギは、伝えるためにそうした。
『〔試験が終わったあとだろう?〕』
「!」
それは出久の脳に直に響いた声。
地球人の大人の男性特有の低い声に近い、けれどハッキリした発音。
職場体験中にグラントリノだけが少しだけ耳にした、ザギの本当の声と言葉だった。
目を見開いてザギの顔を見た出久にザギは体を離してから、天井を指差した。
「オイ、いつまで待たす気だ!?」
「ご、ごご、ごめん!」
高所から様子を伺っていた爆豪が怒った声で出久に言ったため、出久が慌てた様子で爆豪に謝った。
「もう、だいじょうぶそう? 始めれそうかい?」
「あ、う、うん! ごめんなさい、待たせちゃった…。」
「いやいや、あの金髪くんのカツ入れられて立ち直って良かったじゃないか! まさかの凶暴無比のザギくんの弱ったところを見られ…、っ!?」
物間が調子に乗って挑発したところ、ザギが殺気バリバリの目線だけで物間を黙らせた。
「ザギ、落ち着こう? ね? 怒るのは試験のあとでもできるよ?」
「それ処刑宣告!?」
「物間…ドンマイ!」
「骨は拾ってやる。」
「まだそーなるとは決まってないからね!? 僕の人生はまだ終わらないから!! 勝手に終わるって決めないでくれよ!!」
物間に南無三という風に手を合せて試験後に待ち受けるザギからの報復のあとのことを口にするB組の同級生達に、物間が涙目で叫んでいた。
「……ザギ。」
出久がザギを恐る恐る見上げる。その表情は酷いことはしないでくれるかな?って言葉にせず心配している様子だ。
とりあえずザギは……。
考える仕草として顎に手と指を当てて、ほんの少しだけ間を置いて出久を見て首を横に振った。
「それどっちと捉えたらいいのかな?」
何もしないからだいじょうぶだよという意味か。それとも出久の心配に応えてあげられないから試験後に報復するから諦めてくれという意味か。
言葉にすれば早いが……。
〔先に試験を終わらせる方を優先する〕
ザギは、まだ出久との対話にまだ踏み切っていなかった。
あの一言を伝えるためだけに声を出しただけだ。出久と対話することを決断したわけではない。
〔……本当にオレらしくない。笑うなよ……、ノア? ……絶対笑うなよ!〕
絶対どこかでコチラを見ているであろうノアに向けてザギは自虐的にノアに愚痴っぽく出久の中で思考した。最後の方は恥ずかしいとか屈辱とかで念を押すようにノアに圧をかけていた。
だがノアからの返答も反応も感じ取れなかった。
特別仕様の試験のラストステージ攻略がやっと開始される。
この回はかなり苦戦しました。
やる気が起きないし、残暑キツイしで……。
今回は、ザギがある失敗に気づいたという回にしました。
本当は駆け足で試験を終わらせるつもりでしたが、書いてて思いつきでこうなった。
ザギがやった取り返しの付かない失敗は、出久の肉体をザギのものに作り替えてしまっていたことです。
最初はウルトラマン系統が憑依した影響での超人化という設定だったのに……、後出しで申し訳ない。
ノアの真似事と自虐しながらノアや他の憑依型のウルトラマン達のように憑依する形を取ろうとして、実際はネクサスでザギが肉体の完全乗っ取りをやったやりで、出久の意識と記憶を残した状態で肉体がザギに上書きされちゃった状態だったことにここで気づいて、なんでもっと早く気づかなかった!?と打ちひしがれたという流れです。
出久が表に出ていたのは、ザギが無自覚、無意識で体は出久のだと思ってたからそうなってた。
肉体の所有権は、上書きしたザギのになってます。
これまでの出久が表に出た状態や、押さえ込まれても意識浮上させられたのは全部ザギの無意識から実現できたことだったという……。
そんなザギにカツを入れたのが爆豪。
色々溜まっていた文句と共に今更逃げるなと言われて、ザギは気持ちを切り替えられた。
あとついでに出久が初めてザギの声を聞く。
でもまだザギは対話をする勇気はない。(意気地無し)
あれ?
意外と爆豪が重要ポジションになっている?
そんな予定じゃ無かったのに……。