今回は、vsオールフォーワン。
神野事件の終わり。
予定よりあっさりしてしまいました……。
いつものことだけど、一番書きたかった場面なのになんでだ…。
それでもOKって方だけどうぞ。
いいですね?
個性という超常能力が当たり前になったその地球人類は、その日。
地球の外には遥かに上がいること。
そして何より自分達が井の中の蛙だったことを知ることとなった。
悪の帝王を自称するオールフォーワン。
彼が持つ個性は、オールフォーワンは他者の個性を奪い取って自分の物にするという個性社会においてまさに最強最悪と言って差し支えない極悪な個性であった。
オールマイトを始め、過去に多くのヒーローとの因縁を残すことを過去に起こした大罪人であったが、ずっと身を隠していたらしく、神野での一件でついにその姿を現した。
その恐ろしさを知る者達は、ザギとオールフォーワンの戦いを冷や汗をかきながら見守る……はずだった。
「ぐ…は…ぁ…っ。」
『〔………これで終わりか?〕』
悪の帝王を自称するだけの風格と実力を持っていたオールフォーワンが、ザギに背中を踏まれて地面に伏せて仮面の隙間から吐血した。
ワンフォーオールをザギに喰わせたため、マッスルフォームを維持できなくなったオールマイトがトゥルーフォームを露わにした混乱もあるが、それ以上にザギに多くの目線が集中していた。
一体なにが起こった?
オールフォーワンが出し惜しみせずにボロボロの体で無理をして全力を出してきた。
だがザギは、それを合気道の技のように軽い手さばきで左右に流したり、着弾しても無傷だったり、口で吸い込んで食べたり。
機動力を活かして翻弄しようとすれば、残像が見えないほどの動きを読み切って(たぶん見えてる)軽く足払いされて派手に顔面からこけさせられたり、スピードを殺せなかったせいで勢いより地面で上半身スライディングしたりしてザギはほぼその場から動いていない。
ようするにオールフォーワンの攻撃がザギに効き目がないのだ。
複数の個性を用いた肉体強化をボロボロの体で行使したことで消耗ばかりしてオールフォーワンの体が悲鳴を上げ動きが鈍り、大きな隙ができるとあっという間に距離を詰めて仮面のようなヘルメットで覆った頭を掴んで地面に叩きつけ、うつ伏せにした背中をザギが遠慮なく片足を乗せて踏みつけた。
そこまでがオールフォーワンがザギに背中を踏まれて動けなくなっている情けない状態になるまでの一連の流れだ。
まさに圧倒的。異次元。
オールフォーワンの恐ろしさを知る者達が、逆に青ざめるほどの手際と圧倒的さだ。
これが日常になったヒーローとヴィランの構図で見物人達がはやし立て、声援を送るような空気だったなら違ったのだろうが、ザギの見た目と雰囲気がそういう気を起こさせない。
派手さもなく、黙々とオールフォーワンばかりに消耗させる効率的さや声援の五月蠅さを嫌っていますという言葉にせずとも伝わる不愛想さがあってプロヒーロー達や警察部隊すら声一つ出せない雰囲気がこの場を支配していた。
それは駆けつけたマスコミにも伝わっており、リポーターも生中継を視聴している視聴者も画面から伝わるその異様な空気に飲まれて鎮まっていたほどだ。
悪の帝王を自称するヴィランであるオールフォーワン。
暗黒破壊神の肩書を持っていたダークザギ。(※オールフォーワン曰くであって、ザギ自身は名乗ってない)
……どちらが夜闇の神野の騒動で映えているかなど言うまでもないのかもしれない。
「ぐふっ…、ま、まさか、これほど…とは……。」
『〔少しは期待したのが間違いだった。悪の帝王を名乗るだけの技量と経歴はあるんだろうが……、オレからしたらつまらん。しょぼい〕』
「ガハッ!」
悪の帝王としての部分は多少認めるように言いつつ、最後にはザギからしたらしょぼいと言われてショックで吐血するオールフォーワン。
『〔簡単に死ぬな〕』
「!?」
ザギが片手を自分が踏んでいるオールフォーワンにかざす。
すると紫色の光が放たれ、オールフォーワンの体が癒された。
自分の個性に蓄えていた個性で無理やり維持していた体が瞬く間に細胞レベルで治されていく感覚。そして仮面の下に隠していた顔のパーツまで修復されてどれくらいかぶりに自分の力で目を開けた。
「これは…、なんのつまり?」
『〔知ってもらうためだ〕』
回復したことで声色が辛そうじゃなくなったオールフォーワンが下からザギに問うと、ザギはなんてことないように言ってのけた。
「なにを?」
『〔オレは、まだオレというものを明かしていない〕』
「?」
するとザギがオールフォーワンから足をどけて少し距離を取った。
その様子に、周囲が何事かとどよめく。オールマイトも嫌な汗をかく。
起き上がったオールフォーワンが生命維持装置であった仮面を外して地面に落とした。
過去の傷で失われていた顔面が治療されたことで、本来の顔を取り戻しているが傷跡が残っているため完全ではない。だが頭髪はまばらだし、顔のパーツはほぼ修復されているため、呼吸も視力も口の機能も戻っていそうだ。
ザギが周りを見回す。
それはまるでこれから起こることをしっかり見ておけと伝えているようだ。
それからオールフォーワンに向き直る。
『〔お前…、悪の帝王だったか? それはハッタリじゃないんだろう?〕』
「僕は悪の帝王として過去に色々やってきたし、これからもやるつもりだよ。」
『〔ヒーローの子供の仇に言ってやったことだ〕』
「?」
『〔自分が誰よりも優秀な捕食者であると強さを誇示し、自惚れれば、それ以上に強い捕食者に出会う。ってな。お前は、オレをどう見ている?〕』
「……。」
ザギが腰に手を当てて言った言葉に、オールフォーワンは何も答えない。
自分より圧倒的に強いというのをもう十分すぎるほど体感しているのだから、答えるまでもないという意味だ。
『〔お前は、きっと優秀な先導者だった。悪の先導者としてのあり方を貫いて、頭を使い、力を行使してきたんだろう。だがな……、それが通用するのはあくまでこの星の上での話だ。オレから見ればな〕』
そう言い終わった瞬間、ザギの姿が消えた。
そしてオールフォーワンに触れそうなほどの近距離にザギがいた。
「は?」
オールフォーワンが突然のことに思わず目を丸くして間抜けな声をもらした直後。
ガブリッ
っと、漫画的表現の効果音が見えそうな感じで、ザギがオールフォーワンの首筋に噛みついていた。
「なっ⁉」
驚愕したのはオールフォーワンだけじゃなく、戦いを見守っていた者達全員もだった。
ザギはすぐに口を離し、さっきいた場所に瞬間移動していた。
ザギの仮面のような顔の口、頬にギザギザの亀裂が入っていた。
正確には大きく口を開くために開閉していたのだが、その口から覗く歯は、まるでサメのようにギザギザでありつつ鋭くて、なおかつ重なるように無数に生えているように見える。
「なにを………、……? ……⁉」
首筋の噛み跡を手で押さえたオールフォーワンがザギに問おうとした時、すぐに異変に起こった。
ガクガクと痙攣するオールフォーワンが膝を地面について項垂れた。
「な…な……、ぼ、ぼ…ぼく…の……ぁ…う……。」
『〔お前が散々やってきたことだろう? 他人の個性を取るのは〕』
震えながら顔を上げたオールフォーワンに見せつけるように、ザギが片手から何かの個性を発生させて見せた。
それは個性オールフォーワンによって他者から奪われた個性であることをオールフォーワンは理解し、これ以上ないほど目を見開いて口をパクパクと開閉させた。
『〔奪う側が、奪われる側になるってどうだ?〕』
ザギが表情がほぼ変わらない仮面のような顔で首を傾げ、あざ笑うような声色で言ってのけた。
オールフォーワンは、震える手をザギに必死に伸ばそうとしていた。
それはまるで返せと懇願しているように。
それは……、今まで散々彼がやってきたことの被害者達の姿と同じ。
『〔ほら、いるんだろう?〕』
ザギの片手から伸びた黒い触手のような物がオールフォーワンに刺さる。
するとオールフォーワンは、自分に個性が戻ったことに気づいて壊れかけた自分の体を維持させるために急いで個性を使い始めた。
「ザギ! なぜだ!」
見ていたオールマイトが叫んだ。
なぜ無力化させたオールフォーワンにわざわざ力を戻したのかという抗議だ。
ザギは、それを無視して体調を整えたオールフォーワンが立ち上がるのを見ていた。
「……死なれたら困る、だったっけ? だから返してくれたの?」
『〔少し違うな〕』
「?」
『〔お前は、オレを知らない。オレの全部を知らない。オレにできることを……〕』
ザギがそう語りながら、片手から放ったのは最初にオールフォーワンからザギに向けて放った強大な一撃だった。
オールフォーワンの個性だからこそできる複数の個性の合わせ技で可能になるその攻撃を、ザギが再現した。
間一髪で避けたオールフォーワンは、驚愕しつつ、滝のような汗をかいてザギを見た。
『〔……面倒な能力だ。とりあえず喰ってみたが使い勝手が悪い〕』
『ザギにとってはそうなんだね…。』
チート個性を手に入れておいてあっさりと使い勝手が悪いだのと酷評するザギに、出久はつい口出ししてしまった。
「どういう…ことだ…? なぜ? ザギ……確かに私に個性を返して…。」
『〔……コピー、貼り付け〕』
「!?」
『〔一度喰えば物にできる。それを他へ複製して与えるのは簡単だ。……こういうのを、上位互換というのか? 今のこの星の、この国の文明レベルで、該当するものは……、パソコンに内臓された記憶媒体に焼き付けるような? とにかくオレは、一度喰った物はオレのもの。それをどうしようがオレの自由。それだけだ。何か問題でもあるか?〕』
『ひええええええ! ザギってそんなすごいことできるのおおおおお⁉ じゃ、じゃあオールマイトの個性も…?』
『〔やろうと思えばな〕』
『そ、そっかぁ…。』
出久はオールマイトから個性を奪ってプロヒーロー生命を終わらせたことへの強すぎる負い目を感じていたが、ザギなら一度取り込んだワンフォーオールをオールマイトに戻せると知って安心していた。
一方、オールフォーワンはパッと見で分かるほど震えあがっていた。
滝のように汗をかいて、顔色は最悪。
さすがの彼もザギとの差を思い知ったのだろう。
戦いを見守っていた者達もオールフォーワンの技をザギが自分の手で再現して見せたことと、ザギの言葉を理解して、驚愕を隠せないでいるようだ。
だがそれで終わりじゃない。ザギがオールフォーワンを回復させて生かしたのは、それ以外にもあるのだから。
『〔オレを知れ〕』
「!」
その時、何が起こったのか、その場にいる全ての者には認識しきれなかった。
あまりに突然で、圧倒的であったから。
それは神野という地区が細かく再現されたジオラマかと錯覚するほど巨大であった。
それを見た誰もがそれを見上げて限界まで目を見開き、開いた口が塞がらなくなっていた。ある者は圧倒されすぎて腰を抜かしてしまっている。
「ー--⁉」
『〔釈迦の掌の上で驕り高ぶっていた猿が翻弄される物語かなにかあったな。なんだったか? まあいい…、それで? お前は誰の掌の上にいるか分かるか?〕』
ザギが問いかける。
ザギの右手の掌の上に仰向けで腰を抜かして倒れているオールフォーワンに、ズイッと近づけられた巨大なザギの顔。オールフォーワンは顔をひきつらせた。
『〔これが、オレだ。本当のオレの姿だ。わざわざ大きさを合わせてやっていただけだ〕』
ザギ。
標準の身長は、50メートル。
ちなみにノアは、ザギと同身長だが背中のイージスの長さの分を足すと50メートルを少し越す。
しかし。
『〔おっ〕』
よろめくザギ。
静まり返っていた下の方では大騒ぎになっていた。
『ザギー-! 君の重量で地盤が、地盤が!』
『〔あ?〕』
神野の地盤は、突然現れた5万トン以上の重量には耐えられなかった。
まず片足が少し沈み、よろめいてバランスを整えようとすると更に別の場所に体重がかかって……。
『ザギ! このままじゃ地上が! ちょっと小さくなった方が…!』
『〔……ここまで足場がもろいとは…〕』
自分の重量に耐えられる足元じゃなかったことを考えていなかったことを反省するザギは、小さくなりながらオールフォーワンの首根っこをつかんだ状態になって地上に降り立った。
オールフォーワンは、ぐったりと力なくザギに首根っこを掴まれたまま動かない。
「先生ー--!」
直後、死柄木が警察部隊やプロヒーローの一部を崩壊させながらザギからオールフォーワンを奪い返すべく襲い掛かってきた。
しかし、ザギはそれを軽く躱し、手から黒い触手の一本を延ばして死柄木の体に突き刺してすぐに抜いた。
「くそがー--! 死ね死ね死ね!!」
刺されても痛みがなかったこともあって、方向転換した死柄木がザギの首を両手でつかんだ。
「ザギ!」
死柄木の個性の恐ろしさを知る者達が青ざめて叫ぶ。
だがしかし。
「…? ……はあ? あれ?」
『〔……自分の個性がなくなった感想は?〕』
そう言って死柄木を軽く突き飛ばして離させたザギが、その辺に落ちていた大きめの瓦礫に五本指で触れると、死柄木の個性である崩壊が発生した。
それを見た死柄木は目を限界まで見開き、声にならない絶叫を上げてザギに掴みかかった。
「返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ返せ!!」
ひたすら個性を返せと叫ぶ死柄木は、目を血走らせて顔から出る液体をまき散らしながら子供のようにわめいてザギを殴ったり蹴ったりするがザギには効かない。
ついでとばかりザギは、触手の数本を出して別の方向へ高速で伸ばした。
その触手は、残るヴィラン連合のヴィラン達の体を刺した。
触手が伸びてくるのに気づいたヴィランが刺さる前に避けようとしたが、触手が追尾してくることと速度が速すぎて避けられず体を刺されてあっさり個性を奪われた。
異形型の個性であるスピナーすらもトカゲのような姿から人間の姿へ変化し、異形型の個性すら奪われたことに呆然としていた。
荼毘は、もうどうにでもなれという感じでから笑いし、その場に座り込んでいた。
トガヒミコは、自分の個性から来る吸血衝動が消えたことに戸惑っていた。
トゥワイスは、自身の中に発生していた多重人格が混乱したのかその場で意味不明な言葉や動作をするパニック状態に陥った。
マグネは、磁石の個性を失ったため抵抗する手段を失って全てを諦めたのか磁石の棒を捨てて降参だとばかりにその場に座り込んだ。
黒霧は、その場で人形のように倒れて動かない。顔を包んでいた黒いモヤが消えて、本来の顔が露わになっていた。もし“彼”の知人が見たら激しく取り乱していただろう。
個性を奪われたヴィラン連合のメンバーを制圧するのは簡単だった。
身体能力を鍛えていたなら話は変わっていたかもしれないが、個性頼りだったならもうどうしようもなかっただろう。
死柄木は、激しく抵抗して拘束されまいとしつつオールフォーワンに助けを求めていたが、オールフォーワンは……。
「すまない…。弔…。もう終わりだ……。私達は…完全に負けたんだ…。もう、どうしようもない…。どうしようもないんだ……。」
完全な降伏宣言に、死柄木が硬直し、直後に拘束された。
死柄木の目から全てを失ったかのように光が失われた。護送車に運ばれるときも無気力で、人の手で運ばれないと一切動かない有様だった。
あまりにあっさりと、あまりに圧倒的に。
ザギが明かしたザギの本当の姿は、世界に伝わり多くの反応が起こる。
50メートルの黒い巨人は、あまりにも存在が異質だった。
元々異質で、地球外の存在じゃないかと疑われていたが、それは正解だったと確証を持つには十分だっただろう。
なにせわざわざ地球人類の目線に合わせて大きさを縮めていただけだったというのだから。
本当は、50メートルが標準の大きさだったなんて……。
そして相手を喰うことで、より高位の存在へと成長し続ける圧倒的な怪物であるという事実。
悪の帝王として過去に大きな混乱の爪痕を残したオールフォーワンの力をあっさり奪って、自分の物にしてしまい、オールフォーワンに返したとしてもザギの中に一度取り込まれてしまった物は記録されており失われない。パソコンなどで記憶したデータをコピーして別の記憶媒体に切り貼りする行為と同じであると例えられる。
確かにオールフォーワンという巨悪と、オールフォーワンが密かに育てていた悪の芽は潰えた。
だが同時に人類は目の当たりにしてしまったのだ。
自分達は井の中の蛙であったことを。ザギという地球外から落ちてきた決して善ではない圧倒的な力を有する存在が地球上にいるという事実に。
新たな課題として、それまでは雄英の中で保持されていたザギという、敵になるか味方となるか分からない不安要素満載の脅威に人類はどう対応しなければならないのか。
そしてザギ自身が、どういう行動を選ぶのか……。
それ次第で人類どころか地球の未来が変わるという大きすぎる課題に向き合うしかないのだ。
少しばかり手助けはしたが、それ以上の手を出すことをしなかった銀色の存在は、ザギを中心にそれらの動きをただ見守る……。
ワンフォーオールに続き、オールフォーワンも喰ったザギ。
オールフォーワンは、嫌がらせで喰いました。
ザギ的には使い勝手が悪いと感じていて、元から持っている超能力とかの方が慣れてる分そっちでいいやって思ってる感じです。
ついでにヴィラン連合の個性も奪ってますが、これも嫌がらせついでにやったこと。
USJの一件から林間合宿と神野の一件まで出久を害したとして、仕返しでやっただけ。
触手は、オールフォーワンが原作で使った黒いアレみたいな感じ。個性を強制発動させる時に使用してたもの。
荼毘は、自分を内側から焼いていた個性を取られたのでこれ以上体が焼けなくなった。でも氷の個性はまだ潜在してるかも?
黒霧は、個性を抜かれたことで顔の黒いモヤが消えたので素顔が明らかになっています。
たぶんあとで相澤達が知って、軽く騒動になるかも?
一応、ヴィラン連合はここで終了です。
つまり今後もう大きく絡んでこないです。
ただ一部で名前やその後のことが語られる程度になるかもです。
ここでは描いてませんが、拉致されたラグドールはプロヒーロー達や警察部隊に保護されてて原作通り個性を取られてます。
次回でザギが彼女に個性を戻す予定。(出久に頼まれて)
オールフォーワンを取り込んでいるので、オールフォーワンに入ってた個性を相手にコピーして与えることも自由自在です。
ここからはオリジナル展開やヴィラン連合が絡まない原作イベントで構成していく予定です。
個性アレルギーの潔癖ヤクザや、超常主義の思想家達がまだ残ってるし。