主人公はチートだった?   作:もんけ

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神社での日常

あれから、数日が立った。諏訪子は神様としてここ洩矢神社に祭られていることが分かった。小さい子供の姿をしているのはなんでなんだろうと思った。

 

そんなある日の食卓で「そういえば、時雨さんは何の妖怪なんですか?」と聞かれた。俺は答える代わりに尻尾を全部出すことにした。出すことによって尻尾が四本に増えていることに気づいた。目を閉じながら(そっか、あれから何年も経ったもんな)と物思いにふけってから目を開けると目を輝かせながら尻尾に近づいてくる凛と諏訪子が目に入ったので急いで尻尾をしまう。

「「なんで尻尾をしまうんですか(の)触れないじゃないですか(ん)」」と何故か怒られてしまった。解せぬ。「お前ら今食事中だろ。食べることに集中しろ。」というと、「「じゃあ食べ終わったら触らせてよね(くださいね)」」と言い数分で食べきってしまった。

「「さあ!」」と言いながら近づいてくる少女二人に対し、「時雨君がまだ食べてるでしょーがああああ」と言うが「「食べるのが遅いよ(遅いんです)」」と言いながら襲ってきたのでおとなしく尻尾を出すことにした。すると少女たちは「「やったー」」と言いながら思い切り飛びついてきた。正直とても痛かった。「もふもふだよ~。」、「私、ダメ人間になりそうです~。」と言いながら抱き着くのをやめない。しょうがないか、と思いそれを甘んじて受けることにした。

 

 

何故かその日から凛と一緒に寝ることになったのだが。。。何故か尻尾を出しながら寝ることになったのだが。。。

 

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side:凛

 

私は神社がある山のふもとで強い妖怪に襲われていた。私は巫女でいつもは妖怪を倒しているのだが、その日は買い物をしに里に下りていたのだが、運悪く妖怪退治の道具を持っていなかったのだ。(誰か助けて)と願うとその人は来てくれた。彼は魔法使いだろうか?不思議な結界のようなもので私を守り雷のようなものを出しながらあっという間に倒してしまった。(強い。諏訪子様でもあんなに早くは倒せないだろう)と思いながら彼の横顔に見とれてしまっていた。

見とれていると、「怪我はないか?」と聞かれ慌てて「大丈夫です。助けていただきありがとうございました。」と言った。

 

私は彼のことが気になってしまったので尋ねた。どうやら、彼は旅をしていて宿を探しているらしい。いい機会だと思い私の神社に泊まってもらうことにした。神社に連れていき、雑談をしていると諏訪子様が帰ってきた。「おかえりなさい。」と言おうとした瞬間に諏訪子様が「彼が妖怪だ。」みたいなことを叫びながらドロップキックをした。(私の恩人になんてことをするんですか。しばらく諏訪子様の好物を出しません!!)と思っていると諏訪子様の言ったことが理解できた。

 

「この人妖怪だったんですか!?」と私が驚くと

 

「気づいてなかったんかい!!」と返ってきた。

 

今まで妖怪は人を襲うものだと思っていたので妖怪なのに助けてくれた彼への好感度がさらに上がった。

 

 

急いで詳しく経緯を話すと諏訪子様は彼を神社に泊めることを承諾してくださった。

 

 

 

その日から数日彼と一緒に生活しているとふと彼が何の妖怪か気になった。諏訪子様に尋ねてみると、諏訪子様も知らないらしい。気になった私は思い切って尋ねてみることにした。ご飯を食べながら「時雨さんは何の妖怪なんですか?」と聞くと、返事の代わりに尻尾が四本も出てきた。妖狐なんだろうとすぐに気づいた。

 

(もふもふそうだ。触ってみたい。)とそんなことを思うと気づいたら体がどんどん時雨さんのほうへ近づいていた。あと少しで触れそうと思ったら尻尾をしまわれてしまった。私がすぐに怒ると逆に「今は食事の時間中だ。」と怒られてしまった。

いつもはご飯を食べるのが遅かった私がその日は数倍の速さで食べ終えた。「さあ!」と言い詰め寄ると観念したのか尻尾を出してくれた。

そこに飛び込むとあまりのもふもふさについ顔がにやけてしまう。

 

 

その日から私は理由をつけて時雨さんと一緒に寝ることにした。尻尾に抱き着きながら。

 

 

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