主人公はチートだった?   作:もんけ

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人間トライ&エラーすることは大切だがエラーした事実は消えない




by作者


どうしてこうなった。

さて、材料もそろったし人体錬成始めますかね。そんなことをつぶやきながら準備を始める。どうやら、寂しすぎて独り言が増えた気がする。そんなどうでもいいことを考えながらも準備の手は緩めない。

 

 

結局“15の元素”は何かわからなかったなぁと思いながらあらかじめ強固に張っておいた結界の中で魔方陣を描き始める。この結界は非常に優秀で壊れることはないだろうと思い張ったのである。真に一流というのは失敗した時のことも考えているのである。もし、失敗して自分が傷つく分には治せるのだが、自然はそうもいかない。だからこそ平坦な土地でやるのではなく山奥でやるのである。ここは自然は多いがおそらく人間が使うには不便だろうランキング上位の場所である。統計者一人というもはやデータとして存在しているのではなくただの主観に過ぎないわけだが。

これが終わって暇だったらプロフェッショナル仕事の流儀もとい一流の流儀でも語ろうかとそんなことを思っていると魔方陣が完成した。

 

 

 

 

 

魔方陣が完成し素材の配置も終わったので創造主らしく「人間よ。生まれ給へ。」といい決まったとドヤ顔していると「ボンッ、、」という音とともに煙幕を出しながら何かが錬成されたようである。(煙幕で体隠すとか恥ずかしがり屋だな~、さて無事成功したみたいだしインタビューで語る言葉考えなきゃな~)なんてことを考えていると煙が消えてきて体全体が見える。僕はその顔を見て思わず声が漏れてしまった。

 

 

「えっっっっ。」そんな言葉が相手に届いたのだろう。相手が僕に向かってこう告げる。「あなたが私を生み出したのね。私の名前は神綺よ~。よろしくね~。」

 

そうそこに現れたのは神綺お姉さんだったのだ!! どうしてこうなった。。。15の元素が間違っていたのだろうか。それともふざけて創造主らしく言ったのがまずかったのだろうか。もしかして、心のどこかでイメージしてしまっていて、本物の魔界の創造神が現れてしまったのだろうか。そんなことがあるのか。と、愕然しながらも俺はこう返す。「俺は雨宮時雨だ。よろしくな、神綺。」と。

 

全然一流じゃなくてもはや三流だった。俺の中で考えていた原稿が粉々になって消えていく。気を取り直してとりあえず、神綺に能力を聞いてみた。

 

「神綺はどんな能力を持っているんだ?」そう聞くと、「無から有を生み出す能力みたいね~。」と返ってきた。本人は軽く言っているようだったが、俺はこう思った。(そんなのチートじゃん)と。

 

 

俺と神綺は原作通り魔界を作ることにした。土地を考えあぐねていると、どうやら今いる結界内でも十分らしい。

 

神綺はまず、無から空間を作り結界内を広くしていた。俺がびっくりしているといきなり地面が現れた。どうやら、無から地を生み出したらしい。俺はそれを聞いたときこう思った。(やっぱりチート能力なのかよ)と。

魔界の創造神は神綺であるのに変わりはないが、魔界を作ろうと提案したのも俺だし、しかも魔界の創造神を生み出したのは俺である。何もしなくていいはずがない。だが、ものを生成するのは、俺の分野ではなく神綺の分野である。俺は必死にやることを探した。血眼になって探した。そしてそれをようやく見つけつけたのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは、草むしりである。もう笑ってくれと言わんばかりである。やることが本当にない、必死に必死に死ぬ思いで何をするか考えていると、生えている雑草が目に映ったのだ。神綺が生成した地面に生えてきたのだろう、そんなことを思いながらひたすら草をむしっていると、、、

 

 

 

 

 

100年が過ぎた。おそらく皆さんは〈草むしりに100年かかるとかウソだろ〉とか思っているかもしれないが本当のことである。魔界の土地は広いのである。否、広がっているのである。どうやら神綺は山とか川を作りたかったらしく草むしりを始めてからも土地が生成されていった。とうとう俺は諦めた。

 

神綺とともに俺が昔作った酒を飲む。ついでに食材を四次元ポケットから出し適当におつまみを作る。どうやら神綺は酒が好きなようだった。俺はそれから魔界のために何かをするのではなく神綺のサポートをすることにした。

 

まずは、畑を作り作物を育てることにした。四次元ポケットの中にはだいぶ前に都で買った作物の種があるのだ。俺はまずそれを植えてみることにした。作物を作るのが初めてな俺はその楽しさに驚いた。その楽しさ故かどんどんはまっていった。

 

数十年たった今持っていた作物の種はすべて植え終わってしまい、また、暇になりつつあった。(今度は食用以外も植えてみよーかな、、花とか植えてみたいな)そんなことを考えた俺は魔界の外に久しぶりに出るのであった。

 

 

 

「ちょっと、魔界の外行ってくる。」と神綺に告げ魔界の外に出るのであった。

 

 

 

「久しぶりに外来たな~。」と言い出てきた場所を見る。魔界の結界は簡単にはわからないようになっていた。間違えて人が入ることもなさそうなので安心した。そう思いさらに周りを見渡す。最初に結界を張った場所は山奥だったが出てきた場所は開けた土地だった。家が建っている場所だ。

 

 

 

俺は家なんか建ててない。一瞬のうちにそう思った。家のさらに奥を見ると家がたくさん建っていた。俺が魔界に行っている間に村ができたらしい。村ができたということは人がそれなりにいるということである。おれはそんな生命の神秘を何百年と待っていたのだが見逃してしまったのか。俺は次の瞬間つい叫んでしまった。

 

 

 

 

「どうして、こうなったあああああああああああああ。」と。

 

 

 

 




作者は神綺お姉さんが好きです。。。
 
神綺の能力分からないんで適当に考えました。反省も後悔もしてませんがまた登場するときに設定忘れてたらすいません。。。
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