by時雨
突然叫んだ俺は当然不審者扱いされた。でもしょうがなくないだろうか。だって、何百年と人に会っていなく人恋しいので人体錬成に挑戦したら魔界を作ってしまい楽しみにしていた人類の誕生を見れなかったのだ。
これによって俺の予定は完璧に崩れてしまったのだ。本来なら魔界に連れていく植物や動物を探しに行こうと思っていたのだ。流石に神綺の能力が「無から有を生み出す程度の能力」だったとしても、神綺が存在を知らなければ意味がないのである。俺が魔界にいた間に俺が知っていることは大方教えたと思うが、ここは昔の世界である。つまり現代では絶滅してしまった存在もいるはずである。そんな存在を魔界に連れて行こうと思ったが日本に人が現れたということは世界中に人間が現れたということである。
人間が現れたら、動物などは過剰な狩りに会って絶滅してしまっているかもしれない。だが、悪いことばかりではない。『妖怪が現れるのは人間の恐れや恐怖によるものである。たとえ、天災であっても妖怪のせいにされてしまうのである。』
とそんな風に(画面の皆様)解説していると悲鳴が聞こえてきた。
誤解しないでほしいのだがさっきの悲鳴は不審者扱いされている俺に対してではない。早速人間が妖怪に襲われているらしい。自分たちが生み出した存在にやられることになるとは、とんだ間抜けである。バビ〇ィかな?
とにかく久しぶりに会う人間が襲われているのは好ましくないので助けに行くことにした。そこへ向かうと緑の髪の少女があと少しで襲われそうになっていたのでその少女の前に立ち、『縛道の八十一 断空』とつぶやき守る。妖怪の腕を掴み『破道の十一 綴雷電』を放ち妖怪を倒す。「怪我はしてないか?」と声をかけるとその少女は「助けていただきありがとうございました。」と礼儀正しくお礼を言ってきた。育ちがいいのだろう、
(言葉遣いもむnも素晴らしかった)と俺がどうでもいいことを考えていると、少女は「ここら辺では見かけない格好をしていますが旅の人ですか?」と尋ねてきた。さっきの不審者騒動は今の俺の格好も関係しているのだろう。今の俺はそこら辺にいるような農民の格好ではなく、真っ黒のローブに包まれているからだ。何年も前に魔術をメインにしようとしたときに形から入ることにしたのだ。杖を持ったらまるでハリー〇ッターのようである。ローブの中は少し広く取ってあるため、四次元ポケットを仕込むのに便利だからである。
少女の質問に対し「ああ、そうだ。ちょうど宿を探しているところだ。」と答えたら「私のところに是非来てください。」と言われ、神社に連れてこられた。「申し遅れました。私はこの神社で巫女をしています。東風谷凛と申します。」と名乗られたので、「俺は旅をしている、雨宮時雨だ。」と答えた。
それから雑談をしていると俺が次の旅に出るまでここに泊まると纏まったところで「あんたが私の凛に何してんだ妖怪がぁぁぁぁ。」と怒鳴られドロップキックを食らった。「何すんだよ」と叫んだところで凛がキックを放った少女?に言った。
「この人妖怪だったんですか!?」と。それに対し俺は、
「気づいてなかったんかい!!」と返した。
「諏訪子様この人は妖怪ですが私を助けてくれた方なんですよ。そのお礼にこの方が次の旅に出るまでに泊まることになったんです!」と詳しく経緯を説明すると、諏訪子と呼ばれた金髪の少女は「いやー、ごめんごめん。可愛い娘が妖怪と一緒にいたからね。」と謝ってきた。どうやら凛は諏訪子の娘らしい。
「ふーん。娘さんか~。」とつぶやき諏訪子を見ると背は子供ぐらいしかなくむnも凛より貧相である。(逆じゃねえの?)と思っていると思いっきり殴られた。めちゃくちゃ痛かった。
どうして俺が妖怪だって気づいたんだ?と何気なく聞くと「若そうな見た目なのに
白髪だったし。」と言われた俺は、
「お前らだって若いのに黒髪じゃねえじゃねえかああああああ。」と叫んでしまった。