憧れのウルトラマン(旧ウルトラマン転生短編集)   作:あっ察し

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オリジナル者書いてる人ってすごい。

この作品は衝動から出てきたので続きとか書けるかわからないので短編で行きます。

趣味も混ざっているので初投稿です。


アンノウン編
1.ギリギリまで頑張った時


遥か昔宇宙のどこかで一つの惑星が崩壊を迎えようとしていた。

 

かつての広大な自然は暴食の限りを尽くす捕食者に貪り食われ、自然の失われた惑星はエネルギーのバランスが崩壊した事で実際より数十億年早く寿命を迎えることになった。

 

そしてその星の上では崩壊の現況たる”闇”と命を守る為に立ち上がった”光”が熾烈な争いを繰り広げていた。

 

片方は高次元捕食体と呼ばれ、様々な怪獣と複数の同胞を取り込むことで、通常の個体よりも遥かに痛ましい姿へと変貌を遂げたそれはもは元々の人形を保っておらず、遥かに増大した自重を支え動かすために歪に生えた2対の異形の足と獲物を捕らえ吸収する捕食器官である何本もの触腕が新たに生え、捉えた自分と同サイズの獲物を丸呑みにする為の背部全てを覆うその巨大な”顎”は元々腕と一体となっていたそれは最早巨大な翼を思わせるほどに巨大化し、目の前の脅威を威嚇するように大きく広げられていた。その姿は正しく”怪獣”と呼べるものだろう。

 

片方はシルバーのアルカイックスマイルを思わせるマスクに鼻筋から頭頂部にかけ突出していく頭部とそれを縁取るように凹みがあり、突き出した1対の楕円形の白い目は目の前の怪獣に静かに向けられている。シルバーのボディーには、均整の取れた体を強調するように赤いラインと白い縁取りが走り、胸部にはトライフォースを思わせるプロテクターが付き、その中心部は青い輝きを放っていた。

截拳道(ジークンドー)を思わせる利き手利き足を前に出し半身となって構え、臨戦態勢を取っているこの状況にあってもどこか悠然さを醸し出していた。

 

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突然だけどピンチです。

気づいたら”光の巨人”になっててはや数1000年ってとこなんですけど、目の前の怪獣にはもう顔くらいしか面影無いけどボガールだよなあ...。

正直もう変異しすぎて分け分らんくなってるやん。

 

本編だとボガールモンスも怪獣食って突然変異した姿でパワーアップしていたけどはあるけど、こいつは一体どれだけの事をしてこんな状態になってんだよマジで、おれも身長は60mくらいあるはずなのにそれでも見上げてるとかでかすぎんだろ。

 

昔から特撮作品は好きでその中でも巨大怪獣と光の巨人が戦うウルトラシリーズは人生を共に歩んだ作品と言っても過言ではない。

そしてその作品に登場する”ウルトラマン”たちに強く惹かれ憧れていたけど、まさかそのものになるとは思ってなかったわ。

 

ちなみに出身は不明、気が付いたら宇宙を漂ってて目の前でベムスターに追われてる戦闘機みたいなの助けてから自分が”光の巨人”に近い存在になったのに気づいたんだけど。

 

それからめちゃくちゃ時間たったなぁ~。

 

って現実逃避してたらボガールだったもの、ボガールカオスとでも名付けようかな。

サイヤ人が気合入れてるとき並みに岩を念動力で浮かせまくってる上に触手と背中のでっけえ顎が紫に発行して光弾作ってるけど、あれをフルバーストしてこられたら流石に宇宙拳法会の異端児と呼ばれるおれでも捌ききれるかどうかわからんな。

 

日課のパトロールしてたらなんかメチャクチャ苦しそうなイメージが頭に流れ込んで来たんでそのイメージを頼りに光速飛行で飛んでったらもうこんな状況だよ。

ほんとのほんとにギリギリまで頑張ったこの星は最後に藁にもすがる思いで私なんかを呼んでしまったのだろう。

いつもこういう現状を見た時には少しネガティブな思考に陥ってしまう。

もっと早くこの星の惨状に気付けていればなんて言うのは傲慢なんだ。

この”光の巨人”の力を持つ者たちだって広い宇宙に住む一つの命に過ぎないってつくづく実感する。

せめてこの星の残りの命を救う為にこちらも命を懸けよう。それがこの力と姿を持った責任だと思うし、何よりも自分が憧れた”ウルトラマン”達は絶対にそうするんだから。

 

戦いの構えをとる。

師匠と共に編み出した宇宙拳法の一つの流派だ。

 

あ、ちなみに宇宙拳法はけっこうヒューマンタイプで飛行とか浮遊が出来る星人では有名で、活人拳(宇宙的多様性)として広く知られているが俺は、メチャクチャ後の先にこだわる師匠と一緒に編み出したゼロ距離戦闘術を混ぜこんでさらにアレンジしている。

 

正直前世でよく見ていたジークンドー(截拳道)の動画をメチャクチャ参考にしてウルトラスペックでそれっぽく使っていたんだが結構長い時間使い続けてたから洗練はされてると思う。

 

もし開祖に見られて無駄な動きが多いとか言われたりしたら無駄に洗練された無駄な動きになっちゃうけど。

 

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この星にある物は全て食い尽くした。

この星の環境は数多の生物によって居心地の良いものだった。

豊かな自然は惑星外の様々な生命をこの星に集め恵をもたらし、平穏に生きる者たちの第二の故郷となった。

恵は星を訪れる者に平等に与えられ、ここに住む生命は手を取り合い調和して生きていたのだ。

しかし、その豊すぎる恵を奪い自らの種だけで独占しようとたくらむ侵略者も少なくない数がこの星にその魔手を伸ばしてきた。

 

しかし、数多の侵略者たちはこの星の生命に敗れ、時に敗走し、時には和解し手を取り合っていた。

 

それはこの星に2つの抑止力が存在していたからだ。

 

一つは自らの体を戦いの為に、より強靭に巨大にする事で強くなっていった守護獣たち。

一つは特異な能力と高い知能を身に着け社会を構築する事で高度な技術により生み出した兵器を使用して戦う多様な星人たち。

 

これらのおかげでこの星は長い間平穏を保ってきたのだ。

 

だが、どちらも私が滅ぼした。

かつて愚かだった私は、食欲の向くままにこの星に訪れ強大な生物や、恐ろしい兵器を使用するこの星の住人どもから命からがら逃げだした事が懐かしい。

 

この星で頂点に立つ為に私はあらゆる事を行った。

この星の守護獣と真っ向から戦うには当時の私では非力だったから兵器のほうを利用する為にもう一方の種族の社会の中に溶け込むようにして知識と力を蓄えた。

 

立ちはだかるものを蹴落とし食らい、エネルギーを蓄え自らを強化し、より強く、より強大に進化を果たしていった私はこの星において邪魔だった守護獣を滅ぼし頂点に立った。しかし、この星は魅力的であり、私と同じくエネルギーにつられた同胞や宇宙怪獣は後を絶たず。どこまでいっても私の闘争は終わらず、その時間をいつしか私は何とも思う事はなくなったのだ。

 

いつしか豊かな自然の元となっていた豊富な命をすべて私に奪いつくされ荒れ果てた大地がどこまでも続く私の居城となったのだ。

 

食らった文明の残滓と荒れ果てた大地の続くこの星は私に頂点の孤独を感じさせ、心地よさを感じさせてくれるがそろそろ次の餌場へと向かおう。

この星人どもが行う最後の抵抗をゆうゆうと退けこの星を完全に屈服させた後にだが・・・。

最後の抵抗を試みる小人共と今や恐れる事の無くなった兵器群を無造作に払い、破壊する。

私より二回りは小さい姿だがその内包するエネルギーは今まで見たどんな生物よりもキラキラと眩しく輝いている。

 

この星は私を滅ぼせる可能性がある存在を引き寄せたのだ。いっそその執念に戦慄さえ覚える、だがしかし、今まで食らったどの生物よりも今目の前にいるその生物は”美味そう(強敵)”だ。

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紫の光線と恐ろしい数の触手をなんとか掻い潜りつりあがった奴の恐ろしい目に向かってロケット弾を撃ち込むが、全く効いた様子はなかった。

ぐるりと私へ奴の首が向けられた時にはもう奴の触手が船を巻き取りさらに別の触手が私の船めがけて光線を放とうとしていた。

 

もうダメだ・・・、そんな絶望が頭を過り、心が挫けてしまったのだろうか。私は呆然とただコックピットをめがけて紫色に発行する怪光を見ていた。

時間がとても遅くなったような錯覚が私を襲ったが不思議と恐怖は無かった。

やかましいはずの通信の音が何処かずっと遠く感じる。仲間たちの悲鳴も隊長の指示もこの瞬間には全く耳に入ってこない。

 

目の前に突き付けられた死の光は輝きを増していき放たれる。最後に思ったのは散っていった仲間たちと、あの邪神に吸収される最中でも一矢報おうと自らを爆散させたガルメラの姿だ。

こんな時に残した家族の顔も浮かばない自分は当の昔に諦めていたのだろうか。

悔しい、故郷を、踏みなれたこの大地を守り切れなかった事が溜まらなく悔しい。

気付けば私は大声で叫んでいた。涙と鼻水をまき散らしながら狂ったようにエンジンを噴かせこの触手から逃れようとした。

家族を守る。故郷を守る。生きて帰る。

それがこの星で戦士となった者の掟なのだ。

最後まで諦めない。あがき続けてやる。絶対に、絶対に諦めない。

その時長かった時間は急に加速し、紫の光は放たれた。

不思議と死の恐怖は掻き消えた。

 

 

『                      !!!!!』

 

 

耳に大きな炸裂音が響く。その時天から赤と金の輝きを放つ光が邪心の放つ怪光線との間に降り注いだ。

次の瞬間眩しい銀色の光が視界を埋め尽くし、気付けば私の船をやさしく抱き留める巨大な手がそこにあった。

突然の光景に再度呆然としていた私はそっと地面に降ろした巨大な手。

そしてその向こう側に銀と赤の巨人がそっとこちらを見つめゆっくりうなずきボガールへと向き直ると、私と、そして残った最後の私たちの基地を背に戦いの構えをとった。まるでこちらを守るかのように・・・。

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漂っていたいくつもの岩石がピタリとその場でとどまり次の瞬間には巨人へ向けて放たれる。

それを巨人は時に身を反らし、時に腕や足で弾道を反らしながら射手であるボガールカオスへと距離を詰める。

 

その動きは地球という惑星の蝶を思わせるように滑らかに舞うようだった。

 

気づけば自らの目前まで迫ってきた巨人に対してボガールカオスは背中から伸びる多数の伸縮自在の触腕から怪光線を複数放ち牽制する。

 

その岩石投擲の比ではない密度の攻撃にたまらず巨人は後退するが、それを追うように今まで地面に潜り込んで息をひそめていいた触腕が飛び出し巨人の動きを封じようと迫る。

 

間一髪のところで巨人は触腕を交わし空中へ浮かびあがりながら再度構えを取り直し、今度は気合を入れる為に低く響く掛け声を上げながら両の手を広げるとそこにのこぎり状の刃がついた光輪が一枚ずつ生み出される。

 

そんな事は関係ないかの用に触腕は巨人へと一斉に伸びていく。

恐ろしいほどの密度と速度で迫るそれに巨人も飛び込んで行く。

 

右手を前に突き出し手に収まる光輪を大きくして高速で回転させながら触腕群につっこむ事で行く手を阻む触腕を切り刻みながらボガールカオス本体へと突進を行う。

 

左手に残した光輪は既に手放されており、別方向から怪光線を打とうと照準を定めていた触腕を無力化していく。

しかし、やがて巨人の突進は触手の密度により段々と勢いを失っていく。

 

何しろ切断したそばから生え変わる始末で本体には毛ほどにもダメージが入った様子がないのだが、今巨人が行ってりう強硬突破はかなりのエネルギーを消耗しているのだ。

 

完全に巨人の勢いがとまってしまった。

そこから巨人は防戦一方となった。

右手の巨大な光輪も投げ放ち超能力でコントロールして迫る触腕を食い止める。

 

それでも迫る触腕には地球で言う蜂のように鋭いリードストレートや蹴り技で弾き粉砕する。

 

そしてまたゆっくりではあるが一歩、また一歩とじりじりと距離を詰める。最初の様子見よりも余力のなくなった巨人は勝負を焦り強引に本体の元へ押し通ろうとする。

 

コントロールしていた光輪は四方八方から放たれる怪光線を防ぎ強度に限界が来てついに消滅してしまった。

その時ようやくボガールカオスの体を正面に捉えた巨人は最大い速度を持ってその巨体へと肉薄し力を込めた後ろ回し蹴りをその胴体へと叩きつけた。

 

ボガールカオスは数歩後ろに下がる。だがそれだけだった。

気が遠くなる程の死闘の経験から巨人の次の行動を予測し、攻撃のダメージを受けづらくする為にはボガールの対組織は堅牢と柔軟を両立していたのだ。

 

攻撃の利きが弱いのを感じすぐに巨人は光線技による熱線攻撃を行う為に構えを取ろうとするが、その足を下方向から迫っていた触腕につかまれ思いっきり大地に叩きつけられる。

 

一瞬痛みにぐったりとした巨人だが大量にせまり自分に照準を向ける触腕の怪光から逃げるように大地を転がり、一瞬の内に立ち会がると全速力で駆け触手とチェイスを繰り広げる。

 

しつこく追尾する怪光線をかいくぐり急反転をする事でボガールの頭部めがけて自らの怪光線を飛ばさせ見事にヒットし、頭に傷がつくがそれも一瞬の内に無くなってしまった。

 

突然変異により変化したボガールモンスであればこれほどまでのピンチに陥る事はなかったのだろう。

このままではいずれ巨人のエネルギーは尽きてしまい敗北を喫してしまうだろう。

 

この状況に巨人が次の手を考えていた時後方の基地が変形を初め、開かれたドーム状の屋根から巨大なコイル状の砲塔が現れた。

 

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現状をもう一度確認する。

現在あの悪魔は突如現れた未知の生命体と戦闘を行っている。

 

証拠はないが、我々の為に戦ってくれていいるのだろう。我々の基地に被害が出ないような位置取りで戦っている上に、部下の乗る高速戦闘型飛行船を救ってくれた。

それに、昔一度だけ見たことがある。隕石の衝突により星を出ることを余儀なくされた私たちは宇宙船で同胞達と共に宇宙を長い間さまよっていたあの時に、宇宙船に飛来した怪獣と戦っていたあの巨人と似ている。

 

しかし、あの悪魔、ボガールにとってはあの光の巨人でさえ厄介なだけの脅威に過ぎないのだろう。

じりじりと巨人が追い詰められていく。

しかし、彼が時間を稼いでいてくれるおかげで作戦を続行する事が出来る。

 

各機はあの巨人の援護をしつつボガールの注意をあの砦から離し続けろ。

 

部下たちからの力強い返事を聞いた後に私は力強く拳を握る。

流れはようやくこちらに向かってきているのだと。

 

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本能的にあの兵器は自分へダメージを与え、無力化出来てしまう事がわかった。

今までこの星にあるエネルギーの中で”電力”というエネルギーはあまり兵器に使用されるものでは無かったのだ。

 

豊かな恵みにより強靭な力をもっていた先住民や外から入ってきた別の星人たちの技術の中には電力を補助的に使う兵器はあっても電気エネルギー自体を利用してダメージを与えるタイプの兵器は存在していなかった。

 

故にボガールはその電撃に弱いという特性を今まで露呈せずにいてこれたが、強大な存在になったボガールはいちいち自らの落された体の部位を研究されている事など気にも止めていなかった。

 

もとより自分の暗躍により有能な開発者や有識者などは排除しており、徹底的にマンパワーを奪ってきた事であのような大規模の兵器など作成はできなかったはずなのだ。

 

すぐさま破壊しようと触手を伸ばすがそこへ巨人の光輪が降り注ぐ、先ほどよりも複数の光輪は迫る触手を切り裂き怪光線をも防ぐ、充填されていく電気的なエネルギーが大気中の塵を焼き砲身の周りで火花が散る。

可視化出来るほどに電気エネルギーをため込む砲台の破壊を一時諦め邪魔な巨人を排除せんと幾つもの鞭と化した触手を巨人へ向かって叩きつける。

 

光輪を操りながら鞭を避け続けるのは困難なのだろう。

鞭の一撃により地上に叩き落された巨人はそれでも光輪を使い砲身の破壊を邪魔してくる。

 

胸の青い部分が赤色に輝き点滅する。巨人の手足を何本もの触手で拘束し、巨人を確実に粉砕する為のエネルギーを叩きつけようと怪光を集中させ、溜めを行う。

 

触手を拘束に集中した事で空きが出来た光輪により何とか巨人は触手の拘束からは逃れる事が出来たものの、光輪は消え、膝をついたまま巨人は立ち上がらない。

ついに怪光線が放たれ巨人を飲み込む。

 

が、その時轟音と共に圧縮された電気エネルギーをボガールに流す為のアンカーが砲身より射出された。

 

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皆がその瞬間に全てを賭けていた。

ボガールへアンカーを撃ち込むこの一瞬に全てを込めて打ち出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

だが、アンカーは触手によって阻まれてしまった、電気的な加速も載せることで貫通力を上げたアンカーはしかし、本体に突きささることなく数本の触手を刺し貫いて起動を逸らされてしまった。

 

誰もが絶望していた。

アンカーを再度充填する暇など与えてはくれるはずもない。

巨人は先の怪光線で跡形もなく吹き飛んでしまった。

 

ゆっくりと悪魔がこちらを見る。奴の顔はこちらをあざ笑っているように見えた。

 

 

『まだだ!!』

 

絶望にのまれかけた皆の頭に声が響く、そして我に変えったその時にボガールの胸部からアンカーがずぶりと突き出てきた。

突然の事で驚いた奴の顔は、とんでもなく間抜けに見えた。

 

「エレキオーバー!!発射しろおおおおおおおおおお!!!」

 

誰が叫んでいたのだろうか、私も含めて皆が叫んでいたのだろう。

この瞬間我々の視界は白く包まれ次に視界に入って来たのは膝を突きながら肩で息をしつつ焼けただれた肉の塊とかしたボガールを見据えている巨人だった。

 

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いや、何回か死んだわ。

まじであの電気流すやつ無かったらもうダイナマイトしかなかったわ、立ち上がって飛び立てるか分らんし今回は粒子となって消える感じでいこ・・・。

 

ん?おいおいおい、肉の固まりが動き出してんじゃんこれやべえって、どうにかしないと!!

本気光線しかない!マジで残り全部振り絞ってやるしかない。

 

俺だってこんな時ウルトラマンが欲しいわああああああああああああああああああああああああああ!!

 

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空は青く雲一つない。

荒れ果てた大地はまるでそれが夢だったかのようにこの数年で緑を取り戻した。

 

それもあのバカでかい樹を起点にしてる。

あの樹、今じゃみんなそんなに警戒しちゃいないがあの悪魔が飛び散った所から生えてるんだよなあ。

それだけで最初はあの樹についてみんな血眼になって調べてたんだ。

失った者が多すぎて未だにあの木の事はみんな懐疑的で色々機材突っ込んで調べてるくらいには慎重だし、またあの悪魔があの木から這い出て来るんじゃ無いかってさ。

 

俺は別の学者さんが言ってた星があの化け物を吸収して自然に還元してるって話を信じてるし、何よりあの木を見ると同時に思い出すんだよな。

 

一緒に戦ってくれたあの巨人の事。死ぬ寸前だった俺を助けてくれた、また家族に合わせてくれたあの巨人の事。

 

「お父さん!見てまたこの時間に流れ星だよ!!」

 

またここら辺を見回ってるのかな?たしか隊長とか他の星から移住して来た奴らはこう呼んでたっけ。観測器で見たら一発なんだが、しかしここら辺巡回してんのかねあいつ?

まあ、せっかく見かけたし言っとくか。

 

「ありがとな!ウルトラマン!!」

 

その時一瞬だけ流れ星が強く輝いた気がした。

 




名前とか決めてないです。
補足

惑星:いろんな星人の流れ者とかいろんな種族が集まってきている。
文化も植生も何もかもごちゃまぜで、たびたび食用の外来種が野に放たれて問題となるが、それすら許容できちゃう肝要な星。
基本侵略とか宇宙怪獣が降り立たない限り争いは無いけど圧倒的に技術が融合しまくってすごい平和に発展している。
武器にするより、まず生活を便利にするが惑星の民の基本信条だから兵器は少ないけどやろうと思えば何でも兵器転用できる。
ボガールに全部栄養奪われてグロッキーだったけどボガール吸収したらすぐ元に戻った。

パイロットと隊長:現地民地球の部族的な見た目だけどめっちゃ文明人。パイスーだって来てるし普段着も普通。
隊長穏健派バルタン星人の移民船でキャプテンやってた人。めっちゃ賢い上に感情的になりにくい種族だから隊長やってる。
移民の際にウルトラマンに航海途中に現れたベムスターから助けてもらった経験があ。


ウルトラマン(称号):転生した経緯とかはまだ、スラッガーついて無かったから光輪系を頑張って極めた。
まだ光線系は威力が高い上に直線的にしか飛ばないからあまり使わないようにしている。

ガルメラ:守護獣と言われるだけあってこの星の人たちと連携して宇宙怪獣とか侵略宇宙人と戦ってた。かなり強い。
ボガールも一度は撃退したけど、人間形態のボガールが裏で暗躍して宇宙怪獣の死骸とか呼び寄せたレッサーボガールを食いまくって、この星の社会の中で何年も過ごしてようやく勝てた。ガ〇ラ敵な感じ。
やがて大樹から復活します。

カオスボガール:メビウスの怪獣でポテンシャル高いから採用した。
めっちゃボガールに怪獣食いまくらせたら強くなるだろうなって感じです。
イメージはケンタウロスの半身にボガールをくっつけて手をもぎ取った後に背中にめっちゃ触手をはやしまくった感じ。
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