女子高が共学になったから通ってるけど、男子俺しかいなくね?   作:kiri kiri

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ふぅ…時間かかった…割に短め。すみません



9話 男の子、アルバイト始めます

 

「あなた、私のお手伝いしてみない?」

 

 

「はい?」

 

 

えー前回、、、え?前回?誰に向かって説明しようとしてるのかだって?

風に向かって語りかけてるのさ(意味不明)

まぁ、聞けや(横暴)。

今の状況は前回、愛さんに俺は変態下心丸出しゴミやろーでしたと言う事をカミングアウトした数日後の事である。

 

学園前でなんかお手伝い…と言うかアルバイトのお誘いを受けていた。

めちゃくちゃスタイルのいい先輩に……

 

 

「え〜と…先輩と言う情報以外が何もないんですけど……先輩も噂を聞いて来たパターンでしょうか?」

 

「あら?…即答しないのね?」

 

「えぇ…?即答する方がおかしくないですか?知らない先輩に声かけられて、いきなりOKはできないです…」

 

 

俺の考えは…通常かつ一般的な気がするのだが……この先輩はどうやら即答すると踏んでいたみたいだ。よく分からない。

 

 

「案外慎重派なのね…」

 

「えぇ…?」

 

 

まじで分からない!この先輩が何を思って考えてるのかマジ分からん!?

何故に慎重派だと言われた!?慎重も何もないだろう。

ごく普通の返答したつもりなんですが?

あれか?もしかして私目がおかしいんですかね?女子力99%の生活してるせいか俺の価値観はずれているのだろうか?

てか女子力?女子力ってなんだ?

女子率じゃね?(混乱)

 

 

「うん、エマの言ってた事は本当だったみたいね。後輩くん、改めてお願いするわ。私のモデル撮影に付き添ってくれないかしら?」

 

「モデル撮影?…てかエマって、エマ・ヴェルデ先輩の事ですか?」

 

「ええ、スクールアイドル同好会?だったかしら?そこで、この学園唯一の男子生徒である貴方とお話ししたって喜んで話してくれたわ」

 

「なるほど…なる、ほど…」

 

「エマの話を聞いた感じ矛盾はしてないみたいだし、お願いできないかしら?」

 

 

…………あー…いや、別に隠してるわけでも「俺のことは広めないで下さい!」とか言ってるわけじゃないけど……ただ一つ思う事があるのだ。めんどくさい。

最近みんな忘れがちかも知れないが、正直な

話私めはお手伝いが好きでやってる訳ではないのだ。

なし崩し的にやるしかなかった結果こんな感じになっただけなのだ。

頼まれたらあんまり断りたくない性格ゆえにこうなってしまったのだ。

めんどくさいと思いつつ断りたくない私めの矛盾した気持ちを理解できるだろうか!?

ふぅー…めんどくさいなー

 

 

「……………とりあえず……お話を聞きます」

 

「OKと言う事ね?じゃあ中庭のベンチにでも行きましょうか」

 

「いや、ちょ、OKとは言って……」

 

 

自分が声を発している頃には先輩はすでにスタコラと言わんばかりに中庭に向けて歩を進めていた。話聞いてくれないんですけど?

はぁ…ため息吐きでるわ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「さて、では具体的な内容を教えて下さい…と言う前に、まだ先輩の名前すら理解していないのですが…ちなみにご存知かと思いますが、二年の伊波結衣と言います」

 

「ふふ…そう言えば名乗るのを忘れてわね。三年の朝香果林よ。よろしくね、後輩くん」

 

 

朝香…果林先輩……朝香………なんか聞いた事ある名前だな………?

 

「………」

 

「どうかした?」

 

「いや……どうにも先輩の名前は聞き覚えがあるなと」

 

「あら?まぁ、モデルをやってるからそこそこ知ってる人もいるけど……お友達が見てたから知っていたのかも知れないわね」

 

「ああ…なるほど。そうですね。自分も拝見しましたよ。愛さ…友達が見てた雑誌に先輩の姿と名前を見た覚えがあります」

 

 

確か…以前愛さんと話してた時に偶々雑誌のページが開いてて…「この人ウチらの先輩だよ!超イケてるよね!」的な事を言っていたのを覚えてる。

先輩だと聞いたせいか、印象に残っていた。

 

 

「へぇ…そうなの。で、どう?本物を見た感想は?」

 

 

足を組みながら、自信満々の微笑みを見せながら朝香先輩は問いかけてくる。

 

 

 

「……いやまぁ…美人な人だと思いましたよ」

 

 

「………ふーん?」

 

 

俺はただ思った事を口にしただけなのに、先輩はこの回答に満足してない様な…不満気な様子を見せる。

どうしてさ?あんま照れて言ってもアレだからなるべく平静を装って言っているだけなのに!

 

 

「先輩は俺にどう言った反応を期待してたんですか?」

 

「……もっと照れてくれても良かったわ」

 

 

先輩は少し照れくさそうな素振りを見せて、顔明後日の方向にむける。

照れて…いるのだろうか?表情は見せてくれないのでなんとも言えないが……

 

 

 

「そ、そうですか…」

 

 

先輩が分かりづらい反応を見せるから、俺も微妙な返しかできない。

どうするんだこの空気?。なんか、気まずい雰囲気になってしまった。

 

…………もう無理矢理本題に移るか

 

 

 

「…先輩、そろそろ本題の方をお聞かせ願います」

 

「あ、ええ!そうね!」

 

 

頭の切り替えが早いのか、振り向いて見せた表情には困惑や疑念など言った様子は見られなかった。

まぁ、そもそも何をどう感じていたかなどハッキリとは分かっていないが…ともかく本題に移って問題なさ気な様子だ。

 

 

 

 

 

「そうね、先ず私の送り迎えと…撮影器具のセッティングのお手伝いね」

 

「なるほど……撮影器具やその他雑用をやるのは分かりますが…送り迎えもいるんですか?車とか運転できる年齢ではないのですが…」

 

「普通に地下鉄やJRで構わないわ。交通費もバイト代と一緒に支給されるし」

 

「なるほど…」

 

「本当はマネージャーがいつも車で送り迎えをしてくれてるのだけど…次の撮影はスケジュールが合わないみたいで……そこで後輩くんに頼んだのよ」

 

 

……とりあえず事の経緯はわかった。

しかし……朝香先輩は俺と目が合わないな。

いや、語弊がある。

正確に言うと少しは目が合うが…先輩は目を瞑る時があったり、軽く視線をずらしている。

まぁ、クセなのかも知れないが…いや、まぁいいか。

 

 

「分かりました。お受けします」

 

「ありがとう……それじゃあ今週の土曜日にお願いね。後輩くん」

 

 

軽く微笑みながら言う先輩との連絡先を交換し、解散した。

 

 

こうして私目の新たなお手伝い(バイト)が増える事になりました。

バイトってのもあるが…安請け合いしたつもりはない。

彼女の魅力に惹かれた訳では…まぁ0とは言えないが……まぁ重要じゃない。

へ?嘘つけだと!?う、嘘じゃないぜ!本当だぜ!(マジ)。

なんかどっかの誰かが「嘘つけ!」と言っていた気がしたせいで脳内コント見たいな事してしまった。

 

はぁ……何となく引っかかるんだよな。

朝香先輩の面倒な事情にまで関わる気がしてならない。

 




次回はもうちょい早い更新を……感想求む。
今回は中途半端だからあれだけど…暗い感想じゃなければまじほしいです。執筆欲が湧きます(マジ)
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