「ふぅ、終わった。数が多かったですけどなんとかなりましたね!」
サスケは円乗寺に話しかける。
「あぁ。サスケのおかげだ。20体程いたが半分以上サスケが倒したからな。しかし本当に強いな」
「死神になるために鍛錬しましたから!どうしても瀞霊廷へ連れてってもらえませんか??」
「そうだな。これだけできるのだ。年齢など大きな問題にもならんだろう。考え直そう」
「ありがとうございます!」
「そうなるとご両親を説得せねばなるまいが。。」
「実は俺両親がいなくて、、、あ!でも面倒見てくれてるおじさんがいるんです。その人は俺が死神になることを応援してくれてるので話せば大丈夫です!」
「ならば吾輩からもご挨拶をしておこう。案内を頼む」
「はい!案内します!」
二人は先ほどの戦いを振り返りながら村への帰路についた。
村に着く直前、虚の霊圧を感じ二人は言葉を失った。
先ほど倒した虚と同じ霊圧のものが複数、そしてひときわ大きな霊圧の虚が一体、村の
中から感じる。
二人は急ぎ村に向かう。
(無事でいてくれよおっちゃん。。)
息を切らせながら到着した二人だが、村の中は逃げ惑う人々の叫び声や死体があちこちに転がっており凄惨たるものだった。
サスケは周りにいた虚を蹴散らしていき一直線に自宅へ向かう。
「おっちゃん!大丈夫か!!!」
家の中に入るとそこには虚の爪で腹部を貫かれたおっちゃんの姿があった。
「おまえぇぇぇぇ!」サスケは虚に切りかかり首を一太刀で刈り取りおっちゃんを救出した。
「おっちゃん大丈夫か!?すぐ医者呼んでくるから!」
おっちゃんはぐったりしたまま擦れた声で語りかける。
「おめぇだけでも逃げろ。ワシはもう無理じゃ。」
「そんなこと言うなよ。一緒に逃げよう。」
そこへ円乗寺が駆けつける。
「サスケ!大丈夫であるか!」
「円乗寺さんおっちゃんが。。助けてくれ!!」
「これは…。」円乗寺は男性の腹部の大きな穴に絶句する。
「…すまぬ。これほどの傷では吾輩の手におえん。」
「なんとかしてくれよ!死神なんだろ!」
円乗寺が言葉に詰まっていると。
「サスケよ、人様を困らせるもんじゃねぇ。ワシはもうダメじゃ。死神さんすまねぇがこの坊主を頼まれてくれんか。ずっと死神になりたがっとったんじゃ。」
「ご主人。この円乗寺 辰房確かに承った。吾輩が責任もって引き受ける。ご安心召されよ」
「すまねぇなぁ。…サスケよおめぇの立派になった姿も見たかったが無理そうだ。サスケ。一つ約束しろ男なら強くなれ。あと死ぬな。分かったな?」
「分かったよ。俺強くなる。最強と呼ばれる男になってやるよ。あと死なねぇ!」
そうサスケが言うとおっちゃんは笑顔で息を引き取った。
「一つ約束しろって言っておいて二つ言ってったよ。アバウトなおっちゃんらしいなぁ」サスケは涙ながらにつぶやいた。
その瞬間サスケの目に強烈な痛みが奔り、視界が暗転した。