ザク隊長のドルフロ戦記     作:零戦之介

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ザク隊長の救援作戦に怪しい影が…
救援作戦は果たして成功するのでしょうか……

今回コードフェアリーやミッシングリンクなどのキャラがMS化して登場します。ご了承ください。
出演擬MS化キャラクター一覧

マルコシアス隊
ダグ・シュナイド=イフリート(DS)

ヴィンセント・グライスナー=高機動型ゲルググ(VG)

リベリオ・リンケ=ザクⅡ改[フリッツヘルム仕様]

ギー・ヘルムート=リック・ドムⅡ(GH)

アルバート・ベル=ザクⅡJ型

アンネローゼ・ローゼンハイン=サイコミュ・システム試験用ザク


ノイジーフェアリー隊
アルマ・シュティルナー=ティターニア

ヘレナ・ヘーゲル=イフリート・イェーガー

ミア・ブリンクマン=ドム・ノーミーデス

キリー・ギャレット=先行量産型ゲルググ

バルバラ・ハハリ=高機動型ザク後期型


スレイヴ・レイス
トラヴィス・カークランド=スレイヴ・レイス

フレッド・リーバー=ガンダム・ピクシー

マーヴィン・ヘリオット=ガンキャノン重装型タイプD

エドワード・リー=ガンタンク

ドリス・ブラント=陸戦型ジム


その他
ジョニー・ライデン=ジョニー・ライデン専用高機動型ゲルググ

ノリス・パッカード=グフカスタム






14話 ソロモン基地の仲間の絆(後編)

カーンカーンカーン

 

ブグ「フゥ、だいぶ出来上がってきたな。」

 

ファイヤパターンゲルググ「ああ。完成度は80%といったところだな。」

 

ブグ「最初はどうなるかと思ったがよくぞここまで直せるとはな。お前の所の部下は中々優秀だな」

 

ブグはそう言い、ニヤリと笑う

 

ファイヤパターンゲルググ「ヘヘッ、そいつはどうも。」

 

ファイヤパターンゲルググも誇らしげに笑った

 

プロトタイプグフ「おーいファイヤパターンゲルググ指令。最後の輸送物資が届いたぜ。」

 

ファイヤパターンゲルググ「おっ、そうか。直ぐに受け取りに行かせる。」

 

プロトタイプグフ「それにしても本当に膨大な数の物資だな。」

 

ファイヤパターンゲルググ「ま、これぐらいは送ってやらないとな。」

 

プロトタイプグフ「信頼されてるんだな。ザク隊長ってのは。」

 

旧ザク爺さん「ふっ。あの男はまだまだ半人前でケツの色も青い、だが確かに確実に堅実にアイツは自分を鍛え続けた。」

 

旧ザク爺さん「一歩ずつ進み続け、無駄だと言われたことでも愚直にこなし、普通じゃ辿り着くことが出来ない所にたどり着いたんだ。あのザクはな。」

 

ブグ「…随分と高く評価するじゃねえか。」

 

旧ザク爺さん「あの坊主は昔から目が離せないからな。自然と、こう、な。」

 

プロトタイプグフ「要するにお気に入りなワケだ。」

 

旧ザク爺さん「バカ。そんなんじゃねぇよ。」

 

ブグ「ククク。そうかいそうかい。」

 

旧ザク爺さん「チッ。相変わらず嫌な先輩だぜ全く。」

 

ドックに穏やかな空気が流れる。しかしその空気も一気に急変していく

 

コツコツコツ…

 

ブグ「ん?誰だアンタ。」

 

ガンダム「あら、気付かれないように侵入したのに…カンがいいのね。旧型は。」

 

ファイヤパターンゲルググ「テメエは!」

 

ガンダム「ハロー。久しぶりね、ファイヤパターンの坊や。」

 

ファイヤパターンゲルググ「ああ、久しぶりだな。…ガンダム。」

 

ガンダム「本当に久しぶりね、何年ぶりかしら。」

 

ファイヤパターンゲルググ「御託はいい、何しに来やがった。」

 

ガンダム「あらら、随分な歓迎ね。まだ私何もしてないのに。」

 

ガンダム「まぁ、いいわ。特別に教えてあげる。」

 

ガンダム「……最近ソロモン基地の物流が活発化している情報を嗅ぎ付けたの。」

 

ガンダム「何か裏があるんじゃないかと推測した私達は連邦の裏情報機関に捜査依頼をだしたの。そしたら、弾薬や火器重火器のような軍需品や薬品や食料や水などの生活必需品だけではなく、本やゲームのような娯楽品や酒、煙草等の嗜好品が買い占められているっていう情報をゲットしたの。中古のザンジバルが引き取られて現在修理中って情報もね。」

 

ガンダム「今度は私が質問するわ。…貴方達、何をしようとしているの?」

 

ガンダム「事によっては連邦総出でソロモン基地を磨り潰すわよ。」

 

ガンダムはそう言い放ち殺意をぶちまけながらニヤリと笑う。

 

ファイヤパターンゲルググ「それは…。」

 

ファイヤパターンゲルググから冷や汗が滲み出る。本当の事を話そうか迷っていたその時。

 

旧ザク爺さん「坊主を助ける為さ。」

 

ファイヤパターンゲルググ「爺さん!?」

 

旧ザク爺さんがガンダムを真っ直ぐに見据え話し始めた

 

ガンダム「坊主って…私に二度の敗北を味わわせてくれたザクのボウヤの事ね?」

 

旧ザク爺さん「ああ、そうだ。」

 

ガンダム「何故彼が助けてあげなくてはならない状態になっているの?」

 

旧ザク爺さん「それはだな…。」

 

旧ザク爺さんはガンダムにことのあらましを語った。

 

ザク隊長を小惑星の探索に向かわせたがフェネクスという神に拉致され、異世界に飛ばされた事を。

 

ザク隊長は飛ばされた先の世界で機械の少女達を率いて戦っている事を。

 

ザク隊長達の状況は全然良くないので援軍がいることを。

 

事細かに語った。

 

ガンダム「フム…成る程ねぇ。」

 

旧ザク爺さん「ま、これがこの作戦の概要だ。信じるかどうかはお前次第だが…。」

 

ガンダム「……ウフフフ。」

 

ガンダムがうつむき、静かに嗤いはじめる。

 

ファイヤパターンゲルググ「ど どうした?」

 

ガンダム「アハハハ!いいわ。信じるわ、信じてあげる。」

 

ガンダム「殺意に任せて脅迫しちゃったお詫びにこの支援作戦に極秘で一枚噛ませて頂戴。」

 

ファイヤパターンゲルググ「!?何故そんな事を。」

 

ガンダム「何故ねぇ…あのボウヤにはまだ死んでもらっては困るのよ。いつか最高な状態になったあのボウヤを自分の手で討ち取るためにね。」

 

ファイヤパターンゲルググ「なるほどねぇ…。」

 

ファイヤパターンゲルググ「なんにせよ、支援任務への協力感謝する。」

 

ガンダム「いいってことよ。じゃあ、今日はこれで帰らさせてもらうわ。じゃあね。」

 

そう言うと、ガンダムはすっとどこかへ消えた

 

ファイヤパターンゲルググ「全く…自由なヤツだ。あんなのに付きまとわれているなんて隊長も大変だ、同情するよ。」

 

ギャン子「何か騒がしかったけど何か起きたの?」

 

ファイヤパターンゲルググ「あー、そのー、なんでもない。」

 

ギャン子「そう?ならいいけど…。」

 

ファイヤパターンゲルググ「ふぅー、どっこいしょ。すまないがお茶を持ってきてくれ。喉が渇いた。」

 

ギャン子「はいはい。ちょっと待っててくださいね。」

 

タッタッタ…

 

ファイヤパターンゲルググ「ふぅ、こりゃ嵐がくるな。超大型のがな。」

 

 

さらに二週間後…………ソロモン基地にて

 

 

リベリオ・リンケ「なぁ、ヴィンセント。」

 

ヴィンセント・グライスナー「なんだ、リベリオ。」

 

リベリオ「俺たちなんでソロモンに集められたんだ?」

 

ヴィンセント「さぁ……。シュナイド隊長は何か聞かされてはいませんか?」

 

ダグ・シュナイド「いや、何も聞かされてはいない。」

 

ヴィンセント「そうですか……。しかし、なぜ急にマルコシアス隊はソロモン基地に集められたんだ?」

 

ギー・ヘルムート「きっと俺たちの活躍が認められて、いよいよエース部隊に編制されるんだ!楽しみだぜ!」

 

アルバート・ベル「ぼ 僕たちがエースか…緊張するなぁ。」

 

アンネローゼ・ローゼンハイン「大丈夫よ、アルバート。きっと私たち上手くやれるわ!」

 

アルバート「そうだね、ローゼ。僕、頑張るよ!」

 

ギー「へっ、まぁ精々エース部隊の名に泥を塗らないよう頑張るんだな。」

 

ヴィンセント「おい、ギー。言い過ぎだぞ。」

 

コンコンコン……

 

リベリオ「ん?誰だ?」

 

ガチャ

 

アルマ・シュティルナー「し 失礼しまーす。」

 

ギー「あん?誰だお前。」

 

アルマ「自分ですか?自分はノイジー・フェアリー隊のアルマ・シュティルナー少尉であります!よろしくお願いします!」

 

ギー「えっ、お 女なのに、しょ 少尉!?」

 

アルマ「む。初対面の人に対して失礼ですね。」ムスッ

 

シュナイド「ギー・ヘルムート軍曹。」

 

ギー「うっ……さっきは上官に対して申し訳ございません。」

 

アルマ「いいですよ!はいっ仲直りの握手!」スッ

 

ギー「あ ありがとうございます…。」ギュッ

 

リベリオ「ヘヘッ。見事に手なずけられてやんの。」

 

ギー「うるせ!」

 

ダダダダ    バタン!

 

ヘレナ・ヘーゲル「オイ!アルマ!!探したぞ!」

 

アルマ「あ、ヘレナ。」

 

ギー「何が『あ、ヘレナ。』だ!探したんだぞ!」

 

リベリオ「おー、また新顔さんかぁ。」

 

ヘレナ「あん?誰だお前ら。」

 

リベリオ「俺?俺はマルコシアス隊のリベリオっていうんだ。ま、ヨロシク。」

 

ヘレナ「マルコシアス?聞いたことがないな。」

 

リベリオ「マジかー。でも、ジオンは広いし知らない部隊があっても不思議じゃないか……。」

 

ヘレナ「フゥン。まぁ、ここで会ったのも何かの縁だ。マルコシアス隊の事、覚えておくよ。」

 

リベリオ「あんがとな。」

 

テクテクテク

 

ミア・ブリンクマン「アルマー、ヘレナー、どこー?」キョロキョロ

 

アルマ「ミアー、ここだよー。」

 

ミア「もー、勝手にいなくならないでよ!バルバラさんもすっごい心配してたんだから!」

 

アルマ「うっ。またバルバラさんに怒られちゃう……。」

 

ヴィンセント「今日は千客万来だな……。」

 

ミア「あれ?あなた達ってもしかして……マルコシアス隊の隊員?」

 

ヴィンセント「はい。自分はマルコシアス隊G小隊のヴィンセント・グライスナー曹長であります。」

 

ミア「わはっ!自分はミア・ブリンクマン技術少尉です!マルコシアス隊の皆さんに会えるなんて光栄です!」モノアイキラキラ

 

ヴィンセント「はは……ど、どうも。」

 

ジョニーライデン「やあやあ、ソロモン基地は相変わらず賑やかだねぇ。作戦参加者の待機室ってのはここであってるかい?」

 

ギー「ったく今度は一体だ、れ、……えっ。」

 

ジョニーライデン「よっ。」

 

ギー「ジョ、ジョニーライデン少佐!?」

 

ジョニーライデン「大当たり!この俺がジョニーライデンだ!」

 

アルマ「えぇっ!本物!?」

 

リベリオ「マジか!かの真紅の稲妻がやって来るなんてヤバイな……。」

 

ジョニーライデン「ハハ、ここまで多くの同僚に知ってもらえるなんて俺も名が売れたなぁ。」

 

コンコンコン

 

???「失礼する。」

 

ガチャッ

 

ノリス・パッカード「すまないが、待機室はここで合っているかな?」

 

シュナイド「ああ、そうだが…ッ!貴方は!!」

 

ノリス・パッカード「おや、久しぶりだな。ダグ・シュナイド大尉。」

 

シュナイド「お久しぶりであります。ノリス・パッカード大佐殿!」

 

ノリス・パッカード「フフフ…あの時のやんちゃ坊主が大尉とは時間というものは進むのが早いものだ。」

 

シュナイド「はっ、訓練生時代はお世話になりました。あの御恩は忘れません。」

 

ワイワイガヤガヤ

 

ヴィンセント「……こんなにエースや部隊を集めてあの指令は何をするつもりなんだ?」

 

 

ブビーブビーブビー

 

 

アナウンス『待機室にお集まりの皆様、第一ドックに直ちに集合してください』

 

ヴィンセント「皆さん、そろそろ集合時間です。」

 

ノリス・パッカード「む、そんな時間か。諸君、急ぐぞ。」

 

待機室にいるジオン兵s「「「了解!!」」」

 

 

数分後第一ドックにて~

 

 

トラヴィス・カークランド「お、来たみたいだな。」

 

ギー「フゥ…フゥ…。な、なんとか間に合った。」

 

ギー「……うん?」

 

トラヴィス「よっ。」

 

ギー「テメェらは!」

 

トラヴィス「久しぶりだなマルコシアス。北米戦線以来か。」

 

フレッド・リーバー「全く、騒がしい連中だ。」

 

シュナイド「貴様はあの時の角付きか!」

 

マーヴィン・ヘリオット「チッ、ここでやりあうつもりではなかったんだが……。お前らがやるってんなら!!」

 

ファイヤパターンゲルググ「今から出撃するって時にやめねぇか!!!!」(ガチギレボイス)

 

トラヴィス「うへっ!!すんません!!」

 

ギー「だ、だってこいつら連邦軍の……。」

 

ファイヤパターンゲルググ「ああ、それは後で説明するからとっとと整列しろ。これ以上ゴネるとぶち転がすぞ?」ギロリ

 

ギー「了解しました!!」(猛ダッシュ

 

トラヴィス「ヘイヘイ!ひどい目に合う前にさっさと行きますかね!」(駆け足

 

ファイヤパターンゲルググ「全く……。ホラ、さっさとあんたらも並んでくれ。」

 

シュナイド「わかった。」

 

アルマ「承知しました!!」

 

 

さらにそれからまた数分後

 

 

スカルマークリックドム「全員集合したぜ。」

 

ファイヤパターンゲルググ「ん、分かった。」

 

ファイヤパターンゲルググ「フゥ、そんじゃ始めっか。」

 

ファイヤパターンゲルググ「お集まりいただいた諸君、私はファイヤパターンゲルググだ。って言ってもここにいる連中の大半はもう改まっていう必要もないだろう。身近な存在だし。」

 

ファイヤパターンゲルググ「ぶっちゃけこういう堅苦しいのクッソ苦手だからいつも通りサクっと伝える。」

 

ファイヤパターンゲルググ「今回の任務は異世界に飛ばされたザク隊長への救援だ。向かう先にどんな困難があるか、どんな強敵が居るかは未知数であり思わぬ苦戦を強いられるかもしれない。だが、俺は信じている、ここにいる君たちがザク隊長を助け、ここソロモンに生きて帰ってくることを。頼んだぞ、みんな。」

 

ファイヤパターンゲルググ「以上だ!!総員、ザンジバルに乗り込め!!」

 

ソロモン基地隊員「了解!!」

 

 

ヴィンセント「聞いたかリベリオ、ギー。」

 

ギー「ああ、聞いたぜ。あの指令、異世界とかなんとか言っていたが……。」

 

リベリオ「あのMS正気なんかな。」

 

ヘレナ「さぁな。でも、命令が下った以上は行くしかねぇな。」

 

アガ太「そこの皆さん、井戸端会議してないで早く来てくださーい。」

 

ギー「言わなくても分ってる!!」

 

リベリオ「そんじゃ行きますか!!ザク隊長とやらがいる異世界に。」

 

数十分後

 

オペレータードムα「ファイヤパターンゲルググ指令、全兵員収容完了しました。これがリストです。」

 

ファイヤパターンゲルググ「フム……。ご苦労。」

 

オペレータードムβ「ファイヤパターンゲルググ指令。ザンジバル発進まで残り一分です。」

 

ファイヤパターンゲルググ「おう、分かった。」

 

ファイヤパターンゲルググ「第一ドックにいる隊員に告ぐ!帽振れ!!」

 

リックドムa「帽振れー!」

 

ゲルググa「帽振れ~!」

 

アナウンス『ザンジバル発進まで5…4…3…2…1…発進!!」

 

ゴォォオオオオ……!!!     シュウウゥウウン

 

ソロモン基地隊員「「「「いってらっしゃ~い!」」」」

 

展望デッキにて……

 

ギャン美「行っちゃった……。」

 

ギャン子「アガ太くん、無事に帰ってくれるかしら。」

 

ギャン美「大丈夫よ、きっと元気に戻ってきてくれるわ。」

 

ギャン子「そうね。」

 

ギャン子「……みんな、元気でね。」

 

 

 

 

 

 

 




本文めっちゃぐだって鬱

次回はやっとこさドルフロに戻ります。書きなれない世界を書くのは大変だあ……。
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