彼らの奮闘をご覧ください。
M4A1(ザク隊長がIOP社に連行されてから一週間経った。)
M4A1(ペルシカさんからも連絡もなく、ただただ時間が過ぎていく。)
M4A1(大丈夫だろうか……。)
M1911「やっほー。M4A1元気?」
M4A1「あっ、M1911。うん、大丈夫だよ。」
M1911「そうですか?なんか考え事してたみたいだったけど……。」
M4A1「…ザク隊長の事を考えてたの。全然連絡が来ないから大丈夫かなって。」
M1911「あぁ、そうね。あれから一週間たったのに全く音沙汰なしだもんねぇ。誰だって不安になるよ。」
M4A1「M1911は不安じゃないの?」
M1911「あー心配なのは私も同じだけど、なんとなーく大丈夫そうな気がするのよねぇ。」
M4A1「そう?まぁ、そうよね。」
M1911「まぁ、気長に待ちましょ。それに今日は貴方の仲間の捕まっている基地の偵察任務、貴方は隊長なんだからしっかりする!ホレ!背筋ピン!!」
M4A1「ハイッ!!」ビシッ
タタタタッ
SOPⅡ「M4、M4!」
M4A1「あ、SOPⅡ。どうしたの?」
SOPⅡ「聞いて聞いて!あのねあのね、新しい指揮官がAR-15の救助作戦に参加してくれるんだって!!」
SOPⅡ「その指揮官って優しくて強くて成績も優秀な凄い指揮官なんだって!」
M1911「ほーう。それは期待大ですねぇ。なんていう方なのですか?」
SOPⅡ「えっとね、どうやらザク隊長っていうヒトなんだって。変な名前だよねー。」
M1911「……。」
M4A1「……。」
SOPⅡ「あれ?二人ともどうしたの?」
M4A1「えーっとね、SOPⅡ。」
M1911「その指揮官、私のトコの指揮官です。」
SOPⅡ「え!?そうなの!!」
M1911「ソーナノ。」
SOPⅡ「ねぇねぇ、その指揮官ってどんな感じのヒトなの?教えて教えて!!」
M1911「まぁ、優しくて優秀なのはその通りなんですよ。ただ……。」
SOPⅡ「ただ?」
M4A1「見た目が異質なのよね…。」
SOPⅡ「いしつ…?どんな風に?」
M1911「具体的に言うと、身長180㎝弱の全身金属製で全色緑色のツノ付き一つ目という人里に降りてきたら間違いなく討伐要請を出されている風貌なんですよね。」
SOPⅡ「真面目に大丈夫なの?その指揮官。」
M4A1「ペルシカさんチェックで大丈夫判定もらってるから大丈夫よ。」
SOPⅡ「そ、そっかあ。」
M1911「それで、ザク隊長はいつ来るのですか?」
SOPⅡ「あ、確かもうじきくるよ。だから私は急いで走ってたんだし。」
M1911「ワ、ワワ。それは急がねば。」
M4A1「SOPⅡ、どこに行けば会えるの?」
SOPⅡ「えっとね、ここの基地の第一ヘリポートにくるはずだよ。」
M1911「情報サンクス!そんじゃま、急ぎますか!!」ダダダ
M4A1「ええ!」タッタッタ
SOPⅡ「あわわ。置いていかないで!!」ドドドド
第一ヘリポートにて
そこには、ザク隊長の仲間たちが集まっていた。
M1911「おや、みんな来ていたんですね。」
AK-47「まァ、な。」
スコーピオン「短い間とはいえ私たちを大切にしてくれたもん。そりゃ急いでいくよ。」
M1918「うん、そうだよね。」
WA2000「フン、私は別に気にしてなんかないわ。」
スコーピオン「へぇ~。」
WA2000「なによ、その顔は。」
M1911「毎晩IOP本社の方を見て寂しそうにしてたじゃない。たまーに泣いてたし。」
WA2000「それ以上喋るとぶっ〇すわよ……。」
M1911「すんません。」
M4A1「まぁまぁ、そうカッカしないで…。」
SOPⅡ「あ!見て!ヘリが来た!!」
バダダダダ…
SOPⅡ「こっちこっち!こっちだよ~!」
M4A1「こら、SOPⅡ。危ないから下がって。」
SOPⅡ「はぁーい。」
タタタタ……
ヘリコプターがゆっくりとプロペラの回転を落とし、ヘリポートに降りる。
ガチャッ
そして、ヘリコプターのプロペラが止まると扉が開き一人の男が現れた。
ザク隊長「みんな、ただいま。」
ザク隊長はグリフィンの制服を着て、微笑みながら仲間に声をかけた。
M1911「おかえりなさい、指揮官様。」
スコーピオン「待ってたよ。」
AK-47「遅かったじゃないか。」
M1918「心配してたんですよ、ずっと。」
WA2000「女の子を待たせないでよ、このバカ。」
ザク隊長「すまない。色々あったんだ。」
M4A1「無事でよかった、本当によかった…。」
ザク隊長「ありがとう、みんながこんなに心配してくれたなんて嬉しい限りだ。」
WA2000「ふん、だ。別にあんたの心配なんかしてないもん。」
M1911「ハイハイ、テンプレートツンデレムーヴツンデレムーヴ。」
WA2000「あ゛?」
ザク隊長「こらこら、M1911。煽らない煽らない。WA2000も喧嘩を買っちゃだめ。」
M1911「はーい。」
WA2000「ハイハイ…。」
ごそごそ…
エクスキューショナー「おーっす。お前ら、久しぶりー。」ヒョイ
M1911「げ、出てきた。」
スコーピオン「まだ生きてたんだ。」
AK-47「シッシッ!帰ってくるな。」
M1918「生きしぶといねぇ。」
WA2000「研究所で一生バラバラになってればいいのに。」
M4A1「SOPⅡ、虫除け持ってない?ザク隊長に素早くて黒い奴が近寄らないようにしたいんだけど…。」
エクスキューショナー「なんか冷たくねぇか?流石に泣くぞ、オレも。」
M4A1「逆になんで温かく迎え入れると思ったのです?」
エクスキューショナー「だって悪い事特にしてないし。」
M1911「HAHAHA、面白いジョークですね。過去の行いを振り替えって反省するって事を日課にすることをオススメしますよ。」
エクスキューショナー「いやぁ過去は基本振り替えらない人形だからさ。常に前向きであれってプログラムされてるんだよオレ。」
SOPⅡ「なんかムカつく…。」ピキピキ
M4A1「SOPⅡ、ステイステイ。榴弾はまだ早いわ。」
エクスキューショナー「随分な言われようだなぁ。ザク隊長、助けてくれよぉ。一緒にバラされた仲だろぉ。」
ザク隊長「ちょいちょい、その言い方はなんか誤解を招くからよしてくれ。事実だけど……。」
M1911「え、マジでバラされたんですか。」
ザク隊長「うん、後で知ったんだけど結構細かく分解されてたんだって。」
M1911「そう他人事のようにいわれると、こう、なんとも言えない感じですね……。」
AK-47「肝が据わりすぎても考え物だな……。」
ジャンシアーヌ「ちょっとー貴方達、早く来て頂戴!!」
ヘリポートに大声が響く、皆がびっくりして後ろを振り向くとぷりぷり怒っているジャンシアーヌの姿があった
M4A1「あ、ジャンシアーヌさん。」
ジャンシアーヌ「もう、これから作戦会議なんだからヘリポートで油を売ってないでセカンダリレベルルームに来てよ……。」
M4A1「すいません。みんな、急ごう。」
ザク隊長「合点承知の助。」
エクスキューショナー「はいよ、そんじゃグリフィンの基地にお邪魔させて頂きますか。」
スコーピオン「なんでお前も付いてくるのさ。」
エクスキューショナー「なんでって、俺が次攻める基地の情報とその基地に居座るハイエンドモデルの情報を持ってるからだよ。アホかお前。」
スコーピオン「うぐぐぐ。」
ジャンシアーヌ「コラー!!喧嘩するなー!!」
蠍&処刑人「「はーい。」」
セカンダリレベルルーム
ザク隊長「お邪魔します。」ガチャ
スコーピオン「おー結構集まってるね。」
M4A1「みんなもう来てたんだ……。」
PPsh41「あ、あなたは!!」
M4A1「ん?あっ、お久しぶりです。」
ザク隊長「あれ、知り合いかい?」
PPsh41「あっ、えっとその…はじめまして。私はPPsh41と申します、以後お見知りおきを。ザク隊長同志指揮官。」
ザク隊長「ご丁寧にありがとうございます。自分はザクⅡ隊長機、略してザク隊長と呼ばれております。こちらも以後お見知りおきを。」
PPsh41「ど、どうも。」
ザク隊長「それでM4A1、彼女とはどういった関係なんだい?」
M4A1「……ザク隊長、一週間前の作戦の事を覚えていますか。」
ザク隊長「あぁ、覚えてる。」
M4A1「彼女はその作戦の囮部隊の一人だったんです。」
ザク隊長「あの作戦の……!そうか、そうだったのか。」
PPsh41「えへへへ、M4A1さんの助けがなければ私たちはみな殺しにされてましたよ。」
PPsh41「だから改めて感謝させてください。ありがとうございます、M4A1さん。」
M4A1「どういたしまして。……あなた達も無事でよかった。」
スコーピオン(ジャンシ)「アハハ、結構ギリギリだったよ。ザク隊長とジャンシアーヌ指揮官の助けが来なかったら私もどうなっていたやら。」
ザク隊長「きみは!!」
スコーピオン(ジャンシ)「ども♪石軍改めジャンシアーヌ指揮官の仲間のスコーピオンだよ!!4649!!」
ザク隊長「おー。よかった、助かったんだね。元気なようで何よりだよ。」
スコーピオン(ジャンシ)「心配してくれてありがとうございます。」ペコリ
ザク隊長「もう怪我は治った?」
スコーピオン(ジャンシ)「それはもう全部バッチしオールグリーンだよ!!」
ザク隊長「それは良かった。」ホッコリ
スコーピオン「……。」ムスッ
M1911「おや、スコーピオン。嫉妬ですか。」
スコーピオン「べっつにぃ~。」(ふてくされた顔)
M1911(わかりやすいなぁ。)
エクスキューショナー「ふーん。結構わかりやすい顔すんのなお前。」
FF FN49「ひぃ!!え、エクスキューショナーがなんでここに!?」
エクスキューショナー「あん?誰だ手前は。」
FF FN49「うぅぅう、わ、私はFF FN49っていいます。よ、宜しくお願い致します。」
エクスキューショナー「フゥン…。」
FF FN49「あ、あの。何か……?」
エクスキューショナー「わっ!!!」
FF FN49「ひぃいいい!!」ドンガラガチャン!!
FN49はエクスキューショナーの脅しに過剰反応し、大きな音を立てて椅子から転げ落ちた。
エクスキューショナー「カカカカ!!いい反応してくれるなァコイツ。」
FF FN49「タスケテタスケテタスケテ……。」ガタガタガタ
Gr G36「エクスキューショナー、それ以上仲間を愚弄するようならこちらにも考えがありますが…。」
エクスキューショナー「悪かったって、反省するよ。」
コンコン ガチャ
ジャンシアーヌ「お待たせ、さぁ会議を始めるわよ。」
カリーナ「すいません、お待たせ致しました~。」
ザク隊長「カリーナ、おひさ~。」
カリーナ「あ、ザク隊長お久しぶりでーす。」
ザク隊長「そうだ、カリーナ。ペルシカさん経由で頼んだアレ、出来てる?」
カリーナ「アレですか?バッチグーです!!」
ザク隊長「サンキュ!そんじゃいきますか!!」
M1911「??」
電脳空間
ジャンシアーヌ「おはよう、諸君。私はジャンシアーヌだ。」
AK-47(なんだあのふわふわウサギ。)
M4A1(どうやらジャンシアーヌ指揮官のアバターみたいです。)
M1911(意外とかわいい少女趣味を持ってるのねー。)
ジャンシアーヌ「皆のおかげでs09区のボスの正体が判明した。」
ジャンシアーヌ「SP721HUNTER、通称ハンター。大変危険な人形だ。エクスキューショナー、説明を頼む。」
エクスキューショナー「よっこしょ…。そんじゃ説明するぜ。」
エクスキューショナー「このハンターの特徴だが、二丁拳銃を携えた上級人形で待ち伏せ戦法を得意とし、自分の有利な場に相手を誘い込むのを主な戦法としているんだ。その際にあたかも『狩り』として戦闘を楽しむ素振りを見せており、その姿はまさに獰猛な狩人と言った所か……。あと、オレとは硬い絆で結ばれた戦友でな、しょっちゅうとまではいかねぇがよく一緒に酒飲んだりスケアクロウと共に徒党を組んで戦ったりしていたな。」
FF FNC「結構初耳情報があるねぇ。」
エクスキューショナー「ま、鉄血工造から人間が消えてから俺たちは極秘で独自進化したからな。でもザク隊長に負けてペルシカ博士にコアからネジまで調べられちまったからもうあらかた筒抜けになったがな。」
ジャンシアーヌ「成程な……。」
ジャンシアーヌ「それでは作戦行動の説明をする。ザク隊長、カリーナ来てくれ。」
ザク隊長「ハロ、ハロ、ハロー」ポーンポーン
SOPⅡ「うわぁ!グリーンピースのおばけ!!」
ザク隊長「上司に向かってお化けとは無礼な……。」
SOPⅡ「ごめんなさい。」
ザク隊長「いいよいいよ。ボク別に怒ってないし。」
ザク隊長「あ、因みにこのアバターは、ボクの世界のおもちゃのハロっていうロボットの姿なんだ。結構人気なんだよ。」
M4A1「へぇー。」
カリーナ「いやー、お待たせ致しましたー。」
M1911「おや、カリーナは猫のアバターなんだね。」
スコーピオン「似合ってるよー。」
カリーナ「えへへ、ありがとうございます。」
カリーナ「おっと、いけないいけない。」
カリーナ「それでは作戦行動の説明を行いますね。」
カリーナ説明中……
カリーナ「これで作戦説明を終了しますね。」
ジャンシアーヌ「ウム、カリーナご苦労。」
ジャンシアーヌ「これで作戦会議は終了よ、必要な装備はカリーナから受領。0915に飛行場集合とする、解散!」
M4A1「……。」
M1911「大丈夫?なにか考え込んでいるようだけど。」
M4A1「大丈夫よM1911、心配してくれてありがとう。」
M4A1(AR15、待っててね。私が、私たちが必ず助けに行くから!!)
今回は早めにできました(得意げ。)エクスキューショナーファンの皆さん、エクスキューショナーを言葉でボコしてごめん。
AR15救助作戦後編に続きます。
お楽しみに。