ザク隊長のドルフロ戦記     作:零戦之介

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ジャンシアーヌ指揮官とザク隊長がAR15を助けるために動き始めました。

ハンター対グリフィンの前哨戦、始まり始まり。


第16話 AR15救助作戦~中編~

飛行場

 

ザク隊長「総員、整列!!」

 

ざっ!!

 

ザク隊長「点呼!!」

 

WA2000「1!」

 

M1918「2!」

 

AK-47「3!」

 

スコーピオン「4!」

 

M1911「5!」

 

WA2000「指揮官、全員揃っているわ。」

 

ザク隊長「おk!」

 

ザク隊長「再確認するけど、装備はちゃんもってる?」

 

M1911「持ってます!!」

 

ザク隊長「弾薬と配給は?」

 

スコーピオン「ばっちり!!」

 

ザク隊長「健康状態は?」

 

AK-47「元気ピンピン!!」

 

ザク隊長「士気は?」

 

M1918「アリアリ!!」

 

ザク隊長「宜しい!そんじゃヘリに乗ろうか!」

 

人形s「「「了解!」」」

 

WA2000「ってアンタも行くの?」

 

ザク隊長「うん、そうだよ。」

 

M1911「ザク隊長はもう正式に指揮官になったんでしょ?私としては出来る限り前線から離れてほしいんだけど…」

 

ザク隊長「いやさ、ボクにも理由があるのさ。」

 

M1911「理由…ですか。」

 

ザク隊長「実はね、ペルシカ博士からM4A1を守るようにって言伝を預かってるんだ。」

 

M4A1「私を…ですか。」

 

ザク隊長「あぁ、ペルシカ博士が託してくれたんだ。」

 

M4A1「ペルシカさん…。」

 

ザク隊長「M4A1。」

 

M4A1「何ですか?」

 

ザク隊長「君は今とても焦っていると思う。」

 

M4A1「…!」

 

ザク隊長「大事な仲間が敵に捕まえられているんだ、無理もない。」

 

ザク隊長「恐らくだけど君は目を離せば一人でなんとかしようとして無理をすると思う。」

 

ザク隊長「もしかしたら彼女の身代わりになろうと言う事も考えているかもしれない。」

 

ザク隊長「でも、そんな事はさせない。」

 

ザク隊長「仲間であるAR小隊やここにいるみんな、そして産みの親のペルシカ博士は君を助けたいと思って行動している。」

 

ザク隊長「君は決して一人じゃない。ボク達が全力でサポートする。」

 

ザク隊長「だから、ボク達を遠慮せず頼ってくれ。」

 

M4A1「隊長…。」

 

SOPⅡ「そうだよ、M4!!」ガバッ

 

M4A1「わっ!?」

 

SOPⅡ「私もM4の仲間だもん。私はM4の指示も命令もお願いもちゃんと聞くしM4の為なら何だってする。だからM4、一人でなんでもしようとしないで。」

 

M1911「その通りですよM4。私たちは仲間でしょ?支えあってナンボですよ。」

 

Gr G36「一緒に頑張りましょう、M4A1。友を救うために。」

 

M4A1「みんな……。」

 

M4A1「ありがとう……。」ポロポロ

 

SOPⅡ「あわわ、M4が泣いちゃった。」

 

Gr G36「M4A1、ハンカチをどうぞ。」

 

M4A1「すいません、G36さん。」ゴシゴシ

 

ザク隊長「M4、もう大丈夫?」

 

M4A1「もう大丈夫です、隊長。ありがとうございます。」キリッ

 

ザク隊長「よっし!そんじゃまヘリに乗り込もうか!!」

 

人形s「「「了解!!」」」

 

ヘリコプターに乗り込み中……

 

~ヘリコプター内部~

 

ヘリコプターパイロットa「オーイ、隊長サン。これで全員かい?」

 

ザク隊長「あぁ、これで全員乗り込んだ。もう飛んでもいいよ!」

 

ヘリコプターパイロットa「おk!発進準備ヨロシ!」

 

ヘリコプターパイロットb「了解、発進します。」

 

オォォォオオ

 

ザク隊長「基地のみんな、行ってきます!!」

 

基地の人形たち「「「いってらっしゃーい!!」」」

 

ヘリコプター移動中……

 

 

~s09地区の森~

 

 

ヘリコプターパイロットa「よおし、降下地点に到着だ。みんな降りろ降りろ。」

 

ザク隊長「ここまで運んで頂き、ありがとうございます。」

 

ヘリコプターパイロットa「いいってことよ。そんじゃ、またな!生きて帰ってこいよ!!」

 

ザク隊長「あぁ、必ず戻る!!」

 

ザク隊長「みんな行くぞ!GOGOGO!!」

 

WA2000「急いで急いで!!」トスッ

 

M1911「はいはい!よぉっと!」ストン

 

スコーピオン「よっこいしょ。」トン

 

M1918「そぉれ。」ドン

 

AK-47「あらよっと。」ドサッ

 

M4A1「皆さん、こちらに来て下さい!」

 

ザク隊長「わかった、急ぐよ。」

 

タッタッタッタ

 

ザク隊長「そろそろ通信をいれるか。あーあー、本日は晴天なり本日は晴天なり。ジャンシアーヌ指揮官、聞こえますか?」

 

ジャンシアーヌ『オーケー。ばっちり聞こえてるわ。ちゃんと私の第一部隊と合流できた?』

 

ザク隊長「問題なく合流できました。」

 

ジャンシアーヌ「それは良かったわ。そのまま基地に向かって頂戴。その位置からまっすぐ進めば基地が見えるはずよ。」

 

ザク隊長「うん、このまま基地に向かう。」

 

ジャンシアーヌ『お願いね。』

 

ザク隊長「あぁ、行ってくる。」

 

ブツッ

 

ザク隊長「さてと、進みますか。」

 

ザク隊長「総員前進!!」

 

人形部隊「「「了解!!」」」

 

ザッザッザッザ

 

ジャンシアーヌ『全部隊、一時停止。』

 

ジャンシアーヌ『G36、ドローン準備。』

 

Gr G36「了解、ドローン準備完了。」

 

Gr G36「ドローンtakeoff、ready…now。」

 

ブォォオオオン

 

ザク隊長「あれは何?」

 

M1911「偵察用ドローンですよ、指揮官。」

 

ザク隊長「ふーん。」

 

M1911「指揮官様の世界では使ってはいないのですか?」

 

ザク隊長「いやぁ、ミノフスキー粒子で無人兵器ってのは淘汰されちゃっててね。おもちゃとしてはあるけど軍事目的のドローンは無いに等しいかな。」

 

M1911「なるほど……。」

 

スコーピオン「もしかしてミサイルもないの?」

 

ザク隊長「有線誘導のミサイルはあるよ。無線のはないけど。」

 

M4A1「ミノフスキー粒子って恐ろしいですね。」

 

ザク隊長「僕らMSにとっては日常にあるものなんだよね。飲料にもなってるし。」

 

SOPⅡ「おいしいの?」

 

ザク隊長「ボクは好きだよ。」

 

SOPⅡ「へぇー、いつか飲んでみたいな~。」

 

ザク隊長「う~ん。まんまお酒だからSOPⅡには早いかな。」

 

SOPⅡ「むーん、悔しい。」

 

ジャンシアーヌ『コラコラ、私語は慎め。』

 

ザク隊長「あっ、すいません。」

 

SOPⅡ「ごめんなさーい。」

 

ジャンシアーヌ『まったくもう……。』

 

Gr G36「ご主人様、基地上空に着きました。」

 

ジャンシアーヌ『よし!そのまま基地全体の偵察をしておいて。』

 

Gr G36「了解。」

 

Gr G36「……。これは!」

 

Gr G36は驚愕した、基地の外壁には大型兵器が各所に設置されており基地内には多くの鉄血人形が整列していたからだ。

 

Gr MP5「なんですかこれは……。」

 

FF FNC「鉄血多すぎ!!」

 

M4A1「これが鉄血よ、一人のボスがいれば簡単に大軍を組織できる。」

 

エクスキューショナー『その通りだ、お前らが操れるダミーの数には限りがあるからな。』

 

エクスキューショナー『量産型鉄血人形はお前らよりぶっちゃけ弱いが、数の暴力で弱点を補うことができるんだ。』

 

カリーナ『エクスキューショナー!?何故ここに!!』

 

エクスキューショナー『暇だから来た。」(ジュースを啜っている)

 

ジャンシアーヌ『そう、邪魔しないなら見てても構わないわ。ちゃんと大人しくしてるのよ。』

 

エクスキューショナー『へーい。』

 

ザク隊長「うちのエクスキューショナーがすいません。」

 

ジャンシアーヌ『いいわよ別に。』

 

ジャンシアーヌ『ん?あれは……。」

 

ジャンシアーヌ『G36、ドローンを3B区域に向けて。』

 

Gr G36「了解。」

 

……

 

ジャンシアーヌ「あれは、地下輸送ライン?」

 

ジャンシアーヌ「これじゃあ包囲に成功しても落とせないわよ……。」

 

カリーナ「完全に自給自足の基地ですね……。」

 

ジャンシアーヌ「鉄血AIの権限レベルもきっと相当のものね。」

 

エクスキューショナー「そうでもねぇぞ。」

 

ジャンシアーヌ「えっ、そうなの?」

 

エクスキューショナー「お前らが出会ったボスタイプの人形のスケアクロウ、俺、そしてハンターの権限レベルは下から数えた方が早いぞ。俺より偉い奴はごちゃまんといるから気をつけろよ。」

 

ジャンシアーヌ「クッソ、知りたくなかった!!!」

 

エクスキューショナー「ケケケ、その顔が見たかったぜ。」

 

ジャンシアーヌ「全く…いい性格してるわね。」

 

ジャンシアーヌ「そういえばだけどさ、なんでアンタ達鉄血は人類に反逆したの?」

 

カリーナ「裏に高度なAIが居たって聞きますが本当でしょうか?」

 

エクスキューショナー「それは…その…。」

 

エクスキューショナー「すまねぇが言えない。」

 

ジャンシアーヌ「なんでよ。」

 

エクスキューショナー「超特秘事項だからな。ただ一つだけ言えるとしたら…。」

 

エクスキューショナー「お前ら人類は鉄血から大切なものを奪ってしまった、とだけはいえるかな。」

 

ジャンシアーヌ「大事なもの?」

 

ジャンシアーヌ「まぁ、今は置いておくか。」

 

ジャンシアーヌ「G36、ドローンで基地内部をスキャンしてそのまま待機しておいて。」

 

Gr G36「了解。」

 

M4A1「こんな事をしている場合じゃないのに…。」

 

スコーピオン「M4A1……。」

 

ハンター『ふん、本当にやってきたかM4A1。』

 

M4A1「公開チャンネルにだれかいます!」

 

SOPⅡ「この声は…。ハンターだ!!」

 

ハンター『ほう?あのガキもいるのか。」

 

ジャンシアーヌ「…こいつがハンターなの?」

 

ハンター『私の縄張りに忍び込んでバレないとでも思ったか?グリフィンのマヌケ共。』

 

ハンター『まぁいい、お前らも知ってのとおりAR-15は我々が預かっている。』

 

SOPⅡ「ふざけた口を!鉄血のグズが!」

 

ハンター『ククッ、ガキの分際でほざくなよ。お前らにこの基地は落とせない、無駄なあがきだ。」

 

ハンター『降伏しろM4A1、そうすればAR-15は返してやる。』

 

ハンター『少し声を聞かせてやろう。』

 

AR-15『来ないでM4A1!全部私の(ブツッ」

 

ハンター『フフ、感動ものだな。だがこれを聞いたらどうするべきかわかるよな?』

 

ハンター『グリフィンの軍勢ごときではどうにもできない、早く覚悟を決めるんだな。』

 

そういうとハンターは公開チャンネルから抜けてしまった

 

SOPⅡ「クソッ!降伏してM4A1を渡せだと!?ふざけるな!!」

 

ザク隊長「なんて傲慢な娘だこと…。」

 

エクスキューショナー「流石ハンター、嫌味の切れ味は相変わらずだなぁ。」

 

ジャンシアーヌ「感心するなよ…。」

 

ザク隊長「それで?どうします?」

 

ジャンシアーヌ「目的は変わらないわ、このまま偵察を続行するわ。」

 

M4A1「そんな!」

 

ザク隊長「M4A1、気持ちは分かるが焦ってはいけない。」

 

M4A1「隊長…。」

 

ザク隊長「周りを見てごらん、M4A1。君の周りには仲間が沢山いるだろう、もし君が先走ったらどうなる?君を守ろうとして多くの仲間が犠牲になる。」

 

ザク隊長「君も見ただろう?あの多くの敵を。もし、あの中に無鉄砲で飛び込めば甚大な被害を間違いなく被るし、君も無傷では済まないだろう。」

 

ザク隊長「落ち着こうM4A1、君も隊長ならわかるはずだ。」

 

M4A1「はい…。すいませんザク隊長、感情的になっていました。任務を続行します。」

 

ザク隊長「…。」

 

M4A1(これは私にとっても大事な任務、完璧にやらなきゃ。)カキン

 

ザク隊長「M4、今キミの考えていることを当ててあげる。」

 

M4A1「えっ?」

 

ザク隊長「これは私にとっても大事な任務、完璧にやらなきゃって思ってるでしょ。」

 

M4A1「!!」

 

SOPⅡ「なんでわかったの!?」

 

ザク隊長「簡単さ、もしボクがM4と同じ状況だったらどう考え行動するかって考えてから取り合えず言ってみたんだ。」

 

AK-47「じゃあ外れる可能性もあったって事だな?」

 

ザク隊長「エヘッ。」

 

WA2000「何がエヘッだこの馬鹿!」ガン!(ゲンコツ

 

ザク隊長「痛っ!暴力反対!!」ヒリヒリ

 

WA2000「うぐっ、いったーい!」ジンジン

 

M1911「あーあー、スチール合金を殴るから。」

 

M4A1「大丈夫ですか?」

 

WA2000「なんとかね。」

 

SOPⅡ「そんな事よりさ、なんでザク隊長はM4に優しく寄り添ってくれるの?」

 

ザク隊長「どうしたの急に。」

 

SOPⅡ「だってザク隊長ってM4にすっごい優しいじゃん。普通だったらここまで深入りしないし、人形の気持ちなんて考えたりしないもん。」

 

ザク隊長「えっと、そうなの?」

 

スコーピオン「まぁ、私たちなんて所詮この世界じゃ商品だからね。一種の高級家具みたいなもんさ。」

 

ザク隊長「ドシビアじゃん…。」

 

ザク隊長「うーん、まぁなんていうか元々ほっとけない感じだったし、君たちの親のペルシカ博士にお願いされたからかな。」

 

M1911「えっ、でもこの前私たちの事が愛おしいからって言ってませんでしたか?」

 

ザク隊長「んぐっ。」

 

FF FNC「わあ、大胆!!」

 

M1918「そういえばザク隊長はM4A1に情熱的な言葉を送ってたよね。」

 

SOPⅡ「えっ!?どんな感じの?」

 

M1911「ぐふふふ、生還してからのお楽しみ。」

 

SOPⅡ「気になるなぁ。よぉし、鉄血のクズを血祭りにあげて生きて帰るぞ!!おー!!」

 

ザク隊長「元気な娘だねぇ。」

 

M4A1「すいません、うるさくて…。」

 

ザク隊長「いやいや、元気があるのは良いことさ。明るいムードメーカーがいれば士気も上がるってもんさ。」

 

M4A1「SOPⅡの事を褒めてくれてありがとうございます。」

 

ザク隊長「いいっていいって。」

 

WA2000「いちゃついてる所に水を差すようで悪いけど、あの基地の攻略どうすんの?」

 

ザク隊長「あぁ、そうだね。どうしようか…。」

 

ザク隊長「個人的には空爆要請だしてインフラぶち壊してから攻撃したいけど…。」

 

ジャンシアーヌ「そんな金があると思う?」

 

ザク隊長「ないね。」キッパリ

 

ジャンシアーヌ「そういう事、さてどうするか。」

 

ザク隊長「はぁーしんどいわ。地獄のジャブロー戦を思い出すよ。」

 

ジャンシアーヌ「なんかこう、突然基地が爆発したりしないかしら。ドカーンって。」

 

カリーナ「そんな突拍子のない事がおきるわけ…。」

 

 

ドガァアァァン

 

 

ザク隊長「……。」

 

ジャンシアーヌ「……。」

 

カリーナ「……。」

 

人形s「……。」

 

ザク隊長「爆発したねぇ。」

 

カリーナ「しましたねえ。」

 

ジャンシアーヌ「うわー派手ね。」

 

エクスキューショナー「お前ら思考放棄してる場合か!!明らかに異常事態だぞコレ!!」

 

ジャンシアーヌ「わかってるわよ。G36、ドローンを基地にもう一回出して。」

 

G36「了解。」

 

ブオォォン

 

ジャンシアーヌ「……。うっわあ、列車がめちゃめちゃになってる。」

 

カリーナ「しかも鉄血同士で仲間割れを起こしてますね。」

 

エクスキューショナー「ハンターの奴、一体どうしたんだ。気でも狂ったか?」ブツブツ

 

ジャンシアーヌ「フム。」

 

ジャンシアーヌ「モシモシ、ヘリアンさんいらっしゃいますか?」

 

ヘリアン『どうした、ジャンシアーヌ指揮官。』

 

ジャンシアーヌ「実はですね、鉄血の人形が突然暴走をしはじめました。原因が不明ですがこれは絶好のチャンスです。今すぐ攻撃を開始するべきかと。」

 

ヘリアン『ふん、なるほど。ここでこの基地を落とせれば、今後の作戦も円滑に進むだろう。』

 

ヘリアン『これより貴官の任務は鉄血の殲滅だ、作戦指揮権限も同時に付与するので他の基地と連携して戦ってくれ。鉄血を殲滅せよ、ジャンシアーヌ指揮官。』

 

ジャンシアーヌ「了解!!」




次回はグリフィン対ハンターとの本格戦闘です。
頑張って書くのでお待ちください。
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