ザク隊長のドルフロ戦記     作:零戦之介

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穏やかな日常回です。

ザク隊長達にはゆっくり休んでもらいたいですね、それではよろしくお願いします。

一ヶ月間お待たせ致しました、申し訳ございません。


19話 ザク隊長と顔合わせ

ジャンシアーヌ「お、来たわね。私の頭痛のタネ。」

 

石軍「あんまりな言い方すぎないか?」

 

ジャンシアーヌ「だってそうでしょ…。未知のロボット軍団がいるってだけでヤバイのにそれを乗っけた飛行軍艦が私の基地にやってくるのよ!?もう頭が痛くて仕方がないわ…。」

 

カモロフ「同情しますぞ…。」

 

ジャンシアーヌ「あんがとカモロフ同志。」

 

石軍「おっ、降りてくるようだぞ。」

 

ゴォオオオオオ!

 

ジャンシアーヌ「うぉっぷ!風強っ!!」

 

石軍「あちっ!」

 

カモロフ「ぬぅう。なんという風圧!」

 

フイィィガシューン…

 

石軍「おお、これがザンジバルか…。」

 

カモロフ「物凄い迫力ですな!子供心をくすぐられますぞ!!」

 

石軍「わかるぜ、かっこいいよなー。まるで要塞だぜ。」

 

ジャンシアーヌ「男どもったらあんなにはしゃいじゃって…。」

 

ジャンシアーヌ「まぁ珍しい物があったら見に行きたくなっちゃうのはわからないワケではないけどねぇ…。」

 

ウィイイン…カタン(タラップが下りてくる)

 

カンカンカン…

 

ザク隊長「ジャンシアーヌ指揮官、ザク隊長只今帰還しました!」

 

ジャンシアーヌ「ん、お疲れー。」

 

G36「ご主人様、我々も帰還しました。」

 

ジャンシアーヌ「みんなお帰り。頑張ってくれてありがとうねー。」

 

ダイナちゃん「ワンワンワン!」ダダダダダ  ピョーン

 

ザク隊長「おっとと、久しぶりダイナゲート。元気してた?」

 

ダイナちゃん「ワンワン!クルルルル。」

 

ザク隊長「ハハハ、そうかいそうかい。」ナデナデ

 

石軍「言っていることがわかるのか?」

 

ザク隊長「ええ、まぁ少しだけですけど。」

 

石軍「そうなのか…。」

 

ザク隊長「えーと、それであなたは誰でしょうか。」

 

石軍「おお、すまない。俺は石軍だ宜しく頼む。」ケイレイ

 

ザク隊長「あ、どうも。自分はザク隊長と申します。」ケイレイ

 

石軍「いやぁ、報告書なんかでその姿は何度か見たが本当にtheロボットって感じだなぁ。」

 

ザク隊長「えぇ、まぁ、MSですし。人間とは違ってスチール合金でできてますからねえ。」

 

カモロフ「フム、なかなかいいボディーですな。憧れますぞ。」

 

ザク隊長「えっと、貴方は?」

 

カモロフ「おっと、これは失礼。自分はフョードル・カモロフと申す。」ケイレイ

 

ザク隊長「あっ、どうも。ハンター討伐の時はお世話になりました。」

 

カモロフ「いやいや、同志の援軍が無ければ我々も大損害を被っていたでしょう。改めてお礼をさせて頂きたい。」

 

カモロフ「ありがとう、ザク隊長同志。」

 

ザク隊長「どういたしまして。」

 

ゲルググキャノン「おーい、隊長。仲間たちを降ろしてもいいかい?早く出せ出せってうるさいんだ。」

 

ザク隊長「ジャンシアーヌ指揮官、いいかい?」

 

ジャンシアーヌ「いいわよー。」

 

ザク隊長「いいってさー。」

 

ゲルググキャノン「了解!皆、降りて整列するぞ。急げ!!」

 

MS軍団「「「「「了解!!」」」」」

 

ザク隊長「ふぅ、これでひと段落落ち着いた感じかな。」

 

エクスキューショナー「おーっす、お疲れザク隊長。」

 

ザク隊長「ん、ただいまエクスキューショナー。」

 

AR-15「げっ!なんでエクスキューショナーがここにいるのよ!」

 

M4A1「あぁ、そういえば言っていなかったわね。私を狙ったエクスキューショナーと私を守るべく動いたザク隊長が一騎打ちをして勝ったザク隊長がエクスキューショナーを鹵獲したのよ。」

 

エクスキューショナー「そういう事だ。」

 

AR-15「そういうことだって言われても……。」

 

M4A1「ペルシカさんチェック入っているから内通される心配もないわ。もちろんダイナちゃんもね。」

 

ダイナちゃん「わおん。」スリスリ

 

AR-15(複雑そうな顔)

 

SOPⅡ「どうしたのさ、AR-15。」

 

AR-15「いや、ね。なんだか良くわからないロボット軍団と鉄血の人形がグリフィンの基地を闊歩してるのを見ると頭がバグリそうになるというか…。」

 

SOPⅡ「まぁーいいんじゃない?別に気にする必要はないと思うよ、味方なんだし。」

 

AR-15「お前の単純な思考回路が本当に羨ましいわ。」

 

SOPⅡ「エヘッ!」

 

AR-15「褒めてはいない!!」

 

ザク隊長「仲がいいねえ。」ホッコリ

 

M4A1「フフッ、ありがとうございます。」ニコヤカ

 

AR-15「そこ!勝手にM4とホッコリするな!」

 

ザク隊長「おうっ!ご、ごめん。」

 

M4A1「AR-15、指揮官を怒鳴っちゃだめよ。」

 

AR-15「フン。」

 

ザク隊長「ありゃ、怒らしてしまった。」

 

M4A1「すいません、AR-15は気難しい所があって…。」

 

ザク隊長「長い時間拘束されていたから疲れているのかもね。」

 

AR-15(そういうことじゃないんだけど。)

 

ゲルググキャノン「あの、隊長。全員整列し終わりました」

 

ザク隊長「おう、ご苦労様。じゃ、すぐにそっち行くね。」

 

ゲルググキャノン「了解っす。」

 

ザク隊長「じゃあ、みんな行ってくるから先に休憩しててね。」

 

M4A1「わかりました。」

 

WA2000「指揮官はどうするの?」

 

ザク隊長「MS達への応援演説に行ってくる。すぐに戻るから。」

 

WA2000「そう、気を付けてね。」

 

ザク隊長「ありがとー、いってくるねー。」

 

 

~滑走路~

 

高機動型ゲルググ(V.G)「シュナイド隊長、質問宜しいでしょうか。」

 

イフリート(D.S)「…どうしたヴィンセント。」

 

高機動型ゲルググ(V.G)「俺たちは一体この先どうすればいいのでしょう。正直、とても不安です。」

 

イフリート(D.S)「そうか。実は俺も不安でな。」

 

高機動型ゲルググ(V.G)「隊長もですか。」

 

イフリート(D.S)「まぁな、聞けばここは大規模な放射能汚染で地上の大部分が住むのに適していないだけではなく、鉄血工造という謎の企業が人類に反乱を起こし多くの被害を出しているそうだ。正直な話ここまで荒れた世界だと思わなかった。」

 

高機動型ゲルググ(V.G)「自分もです。こんな所に我々を連れてきてフェネクスは何がしたいのでしょうか。」

 

イフリート(D.S)「さぁな、それはあのザクⅡがある程度話してくれるだろうな。」

 

イフリート(D.S)「噂をすればなんとやら、本人のご登場か。」

 

高機動型ゲルググ(V.G)「どんな話になるのだろうか…。」

 

 

 

ザク隊長「あ、あー諸君。ボクはザク隊長だ。」

 

ザク隊長「ぶっちゃけこういう堅苦しい話は苦手だから簡潔に話すね。」

 

ザク隊長「ボク達を取り巻く環境は最悪だ、コーラップス汚染に第三次世界大戦の傷跡、鉄血人形の大規模反乱。」

 

ザク隊長「正直ゲロ吐きそうなぐらいクッソ辛い現状だ。だけど諦めちゃいけない、ボク達はこの世界を救うためにやってきた。」

 

ザク隊長「ボク達を導いたフェネクスは言っていた、ボク達MSはこの星を良くする為の可能性の欠片だと。」

 

ザク隊長「正直可能性なんてよく分からないし分かっていない。だが、もし僕たちの力がこの星を助けるカギとなるならばボクは全力を尽くそう。」

 

ザク隊長「帰りたいなら帰っても構わない、そこらへんはフェネクスが保証してくれる。」

 

ザク隊長「君たちが逃げたとしてもボクは絶対に咎めない。」

 

ザク隊長「でも、ボクはこの最前線で戦い続けるつもりだ。命尽きるまで彼女たちと共に生きる覚悟だ。」

 

ザク隊長「ボクは帰らない、ここが地獄の一丁目だったとしても全力を尽くす、それだけさ。」

 

ザク隊長「なんだかんだ言ってみたけど言いたかったことはこれだ。みんな、これからも宜しく!!」

 

パチパチパチ!!!

 

ザク隊長「ほえっ!?」

 

ゴックa「流石です隊長!!」

 

アッグガイa「あんたはやっぱり俺たちの隊長だ!!」

 

リックドムa「俺たちも頑張るぜ!!」

 

ゲルググa「おうよ!絶対に隊長は置いていかないぜ!」

 

ズゴー「みんな!隊長の決意に敬意を表して胴上げだ!!」

 

ズゴー「行くぞ!せーのっ!」

 

MS達「「「わーっしょい、わーっしょいわーっしょい。」」」

 

ザク隊長「うわああ!高い!高すぎるー!!!」

 

……

 

先行量産型ゲルググ(K.G)「ふぅん、結構信頼されているのね。彼は。」

 

イフリート(D.S)「ああ、正直な話舐めていたがここまで信頼されているとはな。」

 

高機動型ゲルググ(V.G)「しかし、なぜここまで彼は人気なんでしょうか…。」

 

スレイヴ・レイス(T.K)「そりゃそうさ。アイツはガンダムを二度墜とした最強クラスのザクだからな。」

 

リック・ドムⅡ(G.H)「ハア!?まじかよ!」

 

ザクⅡ改(R.R)「あの白い悪魔を二度も墜とすなんてナニモンなんだ?」

 

ガンキャノン重装型タイプD(M.H)「さてな、だが噂で聞いたことがある程度だがあのザクはジャブローに半年宇宙装備のまま放り出され、五体満足のまま帰還し崩壊寸前のソロモンを救ったことがあると聞いたことがある。」

 

ガンダム・ピクシー(F.R)「これも噂の話だが、あのザクが紆余曲折あって極地基地に流され、それを嗅ぎ付けたガンダムが部隊を編成し強襲したが猛反撃を受け、大損害を受けたとか。」

 

スレイヴ・レイス(T.K)「ああ、その極地基地の戦闘記録が残っていたんだがあまりにもあり得ないってんで封印されたらしいな。」

 

ティターニア(A.S)「ほえー。すごい人なんですね!」

 

イフリート・イェーガー(H.H)「あそこで目を回してるのんきそうなオッサンがそこまで凄い男とは思えないがなあ…。」

 

高機動型ゲルググ(J.R)「ふーん。あのザクが噂の戦鬼とはねえ…。」

 

ザクⅡ(A.B)「あの、ジョニーライデン少佐。」

 

高機動型ゲルググ(J.R)「なんだ?アルバート・ベル伍長。」

 

ザクⅡ(A.B)「さっきおっしゃっていた噂の戦鬼とは一体何なのでしょうか。」

 

高機動型ゲルググ(J.R)「…エース部隊でも話題になっていた話なんだ。」

 

高機動型ゲルググ(J.R)「ソロモン基地にガンダムを倒し、多くの連邦軍兵士を屠ったとんでもないザクがいるってな。その名もソロモンの緑戦鬼ってな。」

 

高機動型ゲルググ(J.R)「正直眉唾モノな話で疑ってはいるんだが、連邦にまでその噂が広がっているとなると信憑性は高いんだろうな。」

 

ゲルググキャノン「……そんなに大げさな話になってたのか。」

 

高機動型ゲルググ(V.G)「あなたはかつて、ザク隊長の副官だったゲルググキャノン。」

 

ゲルググキャノン「ザク隊長についての噂ですが、みんなが話していた事は全部本当です。」

 

ゲルググキャノン「ザク隊長はジャブローに転属し、半年ほど戦い抜きました。そしてソロモンに帰還し、そこでソロモン基地攻略の指揮官をしていたガンダムを撃退し、ソロモンから連邦軍を追い出しました。」

 

ゲルググキャノン「次にガンダムと戦ったのは、地球のある極地基地での戦いでした。その戦いでザク隊長は多くのMSを撃破しガンダムを撤退させた功績をもっています。流石に無傷ではなかったのですが、無事生還しています。」

 

リック・ドムⅡ(G.H)「すっげえな!!そのザク!!」

 

ザクⅡ改(R.R)「でもよ、そんな凄い人がなんで小惑星の調査なんてやらされたんだ?」

 

サイコミュ・システム試験用ザク(A.R)「確かに……。気になりますね、何故なのですか?」

 

ゲルググキャノン「あーそりゃ簡単な話。あの人は確かに凄い、だが普段はおっちょこちょいなポンコツ中年なんだよ。」

 

ゲルググキャノン「あの人の失敗談を上げるとすれば。」

 

・ギャン子にフラれたショックでヤケ酒をし、当時のソロモン基地司令に暴言を吐き脱走。後にバーのママのヒモになってしまう。

・元ビグロ総督に大口をたたき、スネられる。

・ウィルスに感染したPCに風邪薬をかけて壊す。

・三が日を泥酔して丸ごと潰す。

・添付の意味が分からない。

・スマホを指圧で壊す。

・トイレで謎テンションで騒ぎ、引かれる。

・酔っぱらってコンビニのアイスコーナーに頭を突っ込んで、その姿が晒され炎上。極地基地送りに

・バレンタインを忘れていたショックでミノフスキーボンボンをやけ食いして急性アルコール中毒で死にかける

 

ゲルググキャノン「思いだしたのを上げるだけでざっとこんなもんかな。」

 

高機動型ザク後期型(バルバラ・ハハリ)「…よくそんな情けない状態で今日まで生きていけましたね!!」

 

ゲルググキャノン「そうなんだよなあ、なんで大隊長まで上り詰める事ができたんだか……。」

 

高機動型ザク後期型(B.H)「まぁ、その件は一旦置いておくにしても。」

 

高機動型ザク後期型(B.H)「いくら何でもそんなおっちょこちょいでは危なすぎます!しっかりとした指揮官になれるよう特訓プログラムを組まなくては…。」ブツブツ

 

リック・ドムⅡ(G.H)「なあ、ヴィンセント。俺たち本当に大丈夫なんだよな?」

 

高機動型ゲルググ(V.G)「正直な話、ものすごく不安だ。」

 

ザクⅡ改(R.R)「早死にしないよう神様に祈っておくか。」

 

ゲルググキャノン「まぁ、安心しな。あの人はやるときは本当にやる男だ、本気の隊長はスゴイぜ?」

 

グフカスタム(N.P)「ほう、そこまで言うなら期待しよう。貴殿のいう本気の隊長の姿、いつか見せてもらうぞ。」

 

ゲルググキャノン「うーん、まぁそのうち見れるでしょう。」

 

 

 

バダダダダダダ

 

ジャンシアーヌ「あれ?ヘリがなんかめっちゃ来てるわね。カリーナ、今日お客さんが来る予定ほかにあったかしら。」

 

カリーナ「いえ、ありません。」

 

ジャンシアーヌ「じゃあ、あのヘリ軍団は一体……。」

 

PIPIPIPIPI!!

 

ジャンシアーヌ「こんなクソ忙しいのに通信?いったい誰よ。」

 

ジャンシアーヌ「モシモシ。」

 

ペルシカ『あー、モシモシ?私よ私。ペルシカ博士よ。』

 

ジャンシアーヌ「あー、久しぶりです。一体何用で?」

 

ペルシカ『何って、沢山珍しいMSが来たってヘリアンから聞いたからお忍びで来たのよ。』

 

ジャンシアーヌ「もしかして、あの沢山のヘリって。」

 

ペルシカ『いやー。クルーガーからせめて護衛ぐらい付けろって言われてさ。想像以上についてきちゃったのさ。」

 

ジャンシアーヌ(嫌な予感を察した顔)

 

ペルシカ『じゃ、もうじき到着するからお出迎えよろしくね!』

 

ジャンシアーヌ「はああああ!?」




あんまり進んでないねえ!

次回はお祭り回になると思います。

ご期待ください。
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