ザク隊長のドルフロ戦記     作:零戦之介

30 / 35
RO635がAR小隊の下に里帰りする話です。

それではよろしくお願いいたします。


28話~RO635の里帰り~

RO635「えぇっ!私が里帰り!?」

 

マカロフ「そ、ペルシカ博士があなたのアップデートをしたいそうよ。」

 

RO635「それはいいんだけど・・・ここの守りはどうなっちゃうの?」

 

マカロフ「安心なさい、あなたがいなくなったとしてもそう簡単にやられないわ。もうちょっと私たちをもうちょい信頼して頂戴。」

 

RO635「でも・・・。」

 

92式「いいじゃない、行ってきなさいよ。」

 

ステンMK-II「そうですよ、里帰りができるならちゃんとするべきよ!」

 

マカロフ「それによく言うじゃない?孝行のしたい時分に親はなしって。」

 

RO635「縁起でもないこと言わないで!ただでさえこのご時世何が起きるかわからないのに!」

 

RO635「あーもう、分かった!行ってくるわ!」

 

マカロフ「よく言った!さ、荷造りを始めて頂戴、明日の朝には出発。いいわね?」

 

RO635「はーい。」

 

・・・

・・・・・・

 

~翌朝、車中にて~

 

RO635(久しぶりだな・・・AR小隊のみんなに会うの。M4A1やAR15、SOP2やM16は元気かな。)

 

RO635(そういえばAR小隊に新しいメンバーが加わったんだっけ。)

 

RO635(どんな子なんだろう、会うの楽しみだなあ。)

 

キキーッ

 

運転手「おーい、人形さん着いたぜ。」

 

RO635「あ、はい、ありがとうございます。」ワタワタ

 

運転手「忘れ物がないようにな。じゃ、俺はここで。」

 

ブロロ

 

RO635「さようならー。」

 

RO635「さて、指揮官の所に挨拶しに行きたいわけだけど。」キョロキョロ

 

RO635「・・・ここ広すぎ!」

 

RO635「施設もでかい、面積広い、でっかい軍艦が置いてある、何が何だかわからない・・・。」

 

RO635「どうしよう。」

 

RO635が頭を抱えていると後ろから人影がじわじわと近づいてくる。

 

????「あ、あのう。大丈夫ですか?」

 

RO635「え、あ、ええと。ちょっと指揮官に会いたいけどどうしたらわからなくて。」

 

????「それでしたら僕が案内致しますよ。」

 

RO635「あ、ありがとうございます。それで・・・あなたは誰ですか?」

 

はやぶさ「すいません、挨拶がおくれました。自分はAR小隊所属、戦術人形はやぶさです。」

 

RO635「え!?あなたがもしかしてAR小隊の新メンバー!?」

 

はやぶさ「はいそうです!それで・・・あなたは一体?」

 

RO635「私はRO635。あなたと同じくAR小隊のメンバーよ。」

 

はやぶさ「はえっ!?とするともしかして・・・M16姉さんが言ってたAR小隊の№5ってRO635さんのことだったんですね!」

 

RO635「ま、まあ、そうなるわね。」

 

はやぶさ「ようやくお会いできて光栄です!RO635さんのことは姉さんたちから聞いていたんですよ!!」キラキラ

 

RO635「そ、そうなの?なんか照れちゃうわね。」

 

はやぶさ「ここで立ち話をするのもあれですし、指揮官の所まで案内しますのでそこに行くまで道中にお話ししましょう。」

 

RO635「ありがとう。あなたがいい子でよかったわ。」

 

はやぶさ「えへへ、どういたしまして。」

 

そして二人は仲良く連れ添って指揮官の下へ向かっていった。

 

・・・

・・・・・・

 

はやぶさ「ふふんふん~。」

 

RO635「ねえねえ、はやぶさ。」

 

はやぶさが鼻歌を歌いながら連れ添って歩いているはやぶさに声を掛ける。

 

はやぶさ「なんでしょうか。」

 

RO635「あなたはなんでAR小隊のメンバーたちを姉さんってよぶの?まさか本当に姉弟だから?」

 

はやぶさ「その通りです、実は僕M4A1姉さんの直系の弟なんです。」

 

RO635「・・・マジ?」

 

はやぶさ「マジです。」

 

RO635「あー通りでM4の面影を感じるわけね。」

 

RO635「ん?となるとあなたは私の弟にもなるのか。」

 

はやぶさ「それは一体どういう?」

 

RO635「私たちAR小隊のメンバーはM16から派生しているのは知ってる?」

 

はやぶさ「ええ、ペルシカ博士から聞いています。M16姉さんをベースにしてM4A1姉さん、AR-15姉さん、SOP2姉さんが製造されたんですよね。」

 

RO635「その通りよ、よく勉強してるわね。」

 

RO635「私も同じように製造されたんだけど、私はどっちかというとM4A1に近い形で作られたの。詳しく言うと次世代型M4A1としてって感じだけど。」

 

はやぶさ「へぇー。」

 

RO635「つまり、私はあなたの姉であなたは私の弟になるの。」

 

はやぶさ(仰天

 

RO635(目が丸くなってる・・・かわいい。)

 

はやぶさ「あ、あのRO635さん。」ドキドキ

 

RO635「な、なあに?」ソワソワ

 

はやぶさ「貴女の事を敬意と愛情を込めてRO635姉さんとお呼びしてもよろしいでしょうか!」

 

RO635「・・・いいわよ。」

 

はやぶさ「ありがとうございます!・・・RO635姉さん。」

 

RO635「どういたしまして///」

 

RO635「なんか改めてこういうの照れちゃうわね!」

 

はやぶさ「そうですね!」

 

はやぶさ「それじゃあ、指揮官のところに行きましょう!」

 

そういうと二人は連れ添って指揮官室へ歩いていくのであった。

 

~執務室~

 

ザク隊長(カリカリカリ

 

M4A1(カタカタカタ

 

M4A1「指揮官、お仕事の進捗はいかがですか?」

 

ザク隊長「もうじき終わるよ、これが終わったらお茶休憩しよっか。」

 

M4A1「了解です。」

 

ザク隊長「そういえばそろそろRO635が来る時間だね。どんな子なんだろう。」

 

M4A1「RO635ですか、彼女は銃種がSMGで生真面目な委員長気質の人形と聞いていますね。」

 

ザク隊長「ふぅーん、お堅そうな人形だねぇ。」

 

コンコンコン

 

ザク隊長「誰?」

 

はやぶさ「はやぶさです、入ってもよろしいでしょうか。」

 

ザク隊長「入っていいよ。」

 

はやぶさ「失礼します。」ガチャ

 

はやぶさ「戦術人形はやぶさ、RO635を連れてきました!」ビシッ

 

ザク隊長「お、隣にいるのがRO635だね?」

 

RO635「ハッ!AR小隊所属SMG人形RO635、ただいま着任いたしました!」ビシッ

 

ザク隊長「初めましてRO635、ぼくはザクⅡ。みんなからザク隊長って呼ばれてるんだ、よろしくね。」

 

ザク隊長「君のことはM4A1から聞いているよ。AR小隊の新型で優等生なんだってね。」

 

RO635「いえいえ!まだ私なんかまだまだ未熟ものな人形です。優等生だなんて・・・。」

 

M4A1「ROったら謙遜がうまいわね。短い間だったけど一緒に演習したときにSOP2に一番なつかれてたのはあなただったしAR-15と上手く連携してたのもあなただったじゃない。」

 

M4A1「あの時は焦ったわ、もしかしたら隊長の座を譲らなきゃいけないんじゃないかって。」

 

RO635「ヒェッ、わ 私はそんな気はありませんよぉ。」

 

M4A1「ふふっ、冗談冗談。まだ私は隊長を譲る気なんてさらさらないわ。」

 

M4A1「でも私も隊長の座に胡坐を掻いているつもりはないわ。今でも上達する気持ちは忘れないで頑張って未来へ前進していく!!」

 

はやぶさ「流石です姉さん!」パチパチパチ

 

M4A1(ムフー

 

RO635(なんかよくわからないけど奇麗にまとまった・・・のかな?)

 

ザク隊長「安心してRO635、大体彼女らはこんな感じだから。」

 

RO635「そ そうですか。」

 

M4A1「よし!やる気もチャージできたしペルシカさんに連絡取りましょ。今日RO635が帰ってきたのもペルシカさんにアップデートしてもらうためだから。」

 

RO635「そうね、そろそろペルシカ博士に連絡取らないと。」

 

RO635「ペルシカ博士は今どこにいるの?」

 

M4A1「ここの基地のラボに入り浸ってるわ。」

 

RO635「あれ?16labにいるんじゃないの?」

 

M4A1「最近はここの基地に住み込みで勤めてるの。MSの研究なんかで忙しいんですって。」

 

RO635「へぇ~、そんな感じになってたんだぁ。」

 

M4A1「とりあえず連絡してみましょうか、急に行ったら不機嫌になるでしょうし。」ピッピッピ

 

M4A1「出るかしら・・・。」プルルル

 

ガチャ

 

ペルシカ『もしもしM4A1?』

 

M4A1「もしもし、ペルシカ博士ですか?RO635が基地に到着しましたよ。」

 

ペルシカ『まじ?じゃあ私のラボに連れてきて、アップデートしちゃうから。』

 

M4A1「了解です、それではまた。」

 

ガチャ

 

M4A1「よし、じゃあ行きましょうか。」

 

ザク隊長「M4A1、ボクもついていった方がいいかい?」

 

はやぶさ「姉さん、僕もついていきたいです。」

 

M4A1「指揮官とはやぶさはお留守番してて。私とROだけで行くから。」

 

ザク隊長「うん、わかった。気をつけてね~。」

 

RO635「では、失礼いたしました。」

 

ガチャン

 

テクテクテク・・・

 

M4A1「こうして二人きりで歩くなんて初めてね。」

 

RO635「そうですね。」

 

RO635「・・・なんか緊張します。」

 

M4A1「なにが?」

 

RO635「いえ、その、隊長云々の事で個人的に気まずいというか。」

 

M4A1「ああ、あれは冗談よ。あなたの事は尊敬してるし、性能も新しい方が良いに決まってるけど一切合切隊長の座は譲らないつもりよ。私の眼が黒い間はね。」

 

RO635「あはは・・・私も隊長の座はまだいいかなあ。経験足りないし、AR小隊と付き合いは短いし。」

 

M4A1「でも、困ったわね。」

 

M4A1「あなたが近い将来AR小隊に帰ってきたとき、はやぶさが余っちゃうわ。」

 

RO635「そうね、基本的に人形小隊は5人が最大だしどうしても予備隊員になっちゃうわ。」

 

M4A1「それは困ったわ。あの子さみしがり屋で独りぼっちや仲間はずれが嫌いな子だから、もしかしたら泣いちゃうかも。」

 

M4A1「“仲間外れにされちゃった!!わーん!!!!”って。」

 

RO635「それはかわいそうね、何とかしてあげなきゃ。」

 

M4A1「そうねえ、どうしよう。」

 

M4A1&RO635「「うーーーーーん。」」

 

「あーーーー!!!!RO635だ!!!!」

 

RO635「!?その声は!」

 

sop2「おかえりなさーい!!!!!」ぎゅっ

 

RO635「sop2!久しぶりね!!」ナデナデ

 

M16A1「おお!戻っていたのかRO635。」

 

RO635「M16A1!お久しぶりです!」(`・ω・´)ゞケイレイ

 

AR15「あら、騒がしいと思ったらあんたが帰って来てたからなのね。」

 

RO635「AR15、久しぶり!」

 

sop2「ねえねえ、RO635!なんで帰ってきたの?」グリグリ

 

RO635「それはね、ペルシカ博士に私のアップデートをしてもらうためよ。」

 

M16A1「成程、私たちもつい最近アップデートしてもらったしな。恐らく同じものだろうな。」

 

M4A1「みんな、積もる話はあるだろうけど今はちょっと急いでるから。」

 

Sop2「わかった!じゃあばいばい!!」

 

M16A1「二人とも気を付けてな~。」

 

RO635「みんなありがとー!」

 

・・・

・・・・・・

 

M4A1「ペルシカさーん、RO635を連れてきたわよー。」

 

ペルシカ「お疲れ、M4A1。待ってたわよ。」

 

RO635「あれ、ペルシカさんだいぶ小奇麗になりましたね。お部屋もすっきりしてるし。」

 

ペルシカ「はやぶさが定期的に襲来して奇麗にしてくるのよ、私も部屋も。」

 

RO635「いいじゃないですか、清潔は美徳ですよ。」

 

ペルシカ「私にとっては良くないの!さ、アップデートするよ!」

 

RO635「了解です、でも何を具体的にアップデートするんですか?」

 

ペルシカ「MS達との連携プラグラムやMSの戦闘データを人形向けにブラッシュアップしたものを入れるのさ。」

 

RO635「へぇ~結構大掛かりになりそうですねえ。」

 

ペルシカ「そ、だから日を分けて入れるの。」

 

RO635「大体何日くらいかかるんですか?」

 

ペルシカ「休憩もいれて大体一週間かな。」

 

RO635「そんなに!」

 

ペルシカ「だってこまめに更新するのをRO635の場合は仕方がないとはいえ一括でやるんだから長くなって当然よ。むしろこれでも短くしたぐらいなんだから。」

 

RO635「そうなんですね・・・。」

 

ペルシカ「ま、時間はたっぷりあるんだしゆっくりしていきなさい。」コーヒーズズズ

 

M4A1「あ、ペルシカ博士少し相談が。」

 

ペルシカ「ん、大体わかるよ。はやぶさのことでしょ?」

 

M4A1「!?」

 

RO635「なんで分かったんですか?」

 

はやぶさ「本人からきいたのよ。もしRO635が復帰したら僕はARに居られなくなるんじゃないかって。」

 

M4A1「そうですか・・・。」

 

ペルシカ「安心なさい。はやぶさの所属ははAR小隊のままだし、本人次第だけどあの子には別の小隊で隊長を務めさせるつもりだからね。」

 

M4A1「良かったあ・・・。」

 

M4A1「・・・えっあの子が隊長?」

 

ペルシカ「そうだよ。」

 

M4A1「あの子が隊長かぁ~う~ん。」

 

RO635「不安なの?」

 

M4A1「あの子結構アホの子だから。」

 

RO635「あぁ、迷惑掛けないかってやつ?」

 

M4A1「そう、大丈夫かしら。」

 

ペルシカ「ああ、それに関しては大丈夫。熟練の人形達を就けてあの子の先生にさせるんだ。」

 

M4A1「ああ、なるほど。それなら安心ですね。」

 

M4A1「で、そのメンバー?」

 

ペルシカ「これさ。」PCカタカタ

 

M4A1「ほう、これは・・・!」

 

はやぶさの運命が新たに動き始める。そしてRO635の短いながらの波乱多き日常が始まったのであった。




ここまで読んで頂きありがとうございます。

RO635の短い間の帰還にはやぶさの新小隊という大イベントなのに内容が薄かったなあと反省しております。

次回ははやぶさの新部隊の話です。

それでは乞うご期待!!!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。