ザク隊長のドルフロ戦記     作:零戦之介

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前回ちらりと書いたはやぶさくんが新部隊の隊長になるお話です。

それではスタートです。

これが今年最初のザク隊長のドルフロ戦記です!張り切って行ってみよー!!!!


29話~新隊長はやぶさくん~

RO635が来てから二日目、AR小隊のメンバーはザク隊長とともにG&K社の控室で緊張しながら座っていた。

 

はやぶさ「・・・ゴックン。」

 

M4A1「緊張してるの?」

 

はやぶさ「ええ、正直とても緊張してます。」

 

M16A1「落ち着けわが弟よ。お前は十分に頑張ってるじゃないか、隊長を任せられるなんて名誉なことなんだから胸を張れ!」

 

AR-15「その通りよ。あなたは私たちの誇らしい弟なんだからもうちょっとシャキッとしなさい。」

 

SOP2「いい子いい子、がんばれがんばれ!」

 

RO635「応援していますよ!ファイト!」

 

各々がはやぶさを応援しているとブザーが鳴り響く

 

ペルシカ『はやぶさ~出番だよ~私のところにきなさーい。』

 

はやぶさ「どうやら出番ですね、行ってきます!」

 

M4A1「頑張ってきなさい!」

 

はやぶさ「はい!」

 

・・・

 

・・・・・・

 

VSK-94「やれやれ、なぜ私はここにいるのでしょうか。」

 

DSR-50「あら?私たちと一緒になるのがそんなに不満なのですか?」

 

VSK-94「まぁ十中八九そうですね。」

 

MCX「ひどいなあ~私はこうして元同僚と働けるのはうれしいのに~。」

 

VSK-94「しっしっ、鬱陶しいですよ。」

 

DP-12「はいはい、喧嘩はそこまで!新人隊長さんがおびえてしまいますよ。」

 

VSK-94「申し訳ございませんDP-12。しかし、今回の任務が新型人形のお守りとは我々を一体何だと思っているのですか・・・。」ブツブツ

 

DSR-50「いいじゃないの、噂によるとその人形ちゃんはとってもかわいい子って聞くわ。可愛がりがいがあるじゃない。」

 

DP-12「そうですね、楽しみです!」

 

コンコン

 

ペルシカ「やっ、大人しくしてたかい?」

 

VSK-94「ええまぁそれなりに。」

 

ペルシカ「よろしい、それじゃあ改めて今回君たちが集められた理由を確認しようか。」

 

ペルシカ「君たちが集められたのはある新型人形のサポートをするためだ。」

 

ペルシカ「あの子はとても大きな可能性を秘めたすごい子だ。でも、まだまだ未熟で弱い子なんだ。」

 

ペルシカ「そこで君たちのような強い熟練の人形をあの子の所に就けて成長させようっていうのが今回の目的さ。」

 

ペルシカ「君たちにはすっごく期待してるからね、頼んだよ!」

 

人形s「了解!」

 

コンコンコン

 

ペルシカ「誰だい?」

 

はやぶさ「はやぶさです。」

 

ペルシカ「お、いらっしゃい。入ってきていいよ。」

 

はやぶさ「失礼します。」

 

ペルシカ「それじゃあ皆に自己紹介を。」

 

はやぶさ(コクリ

 

はやぶさ「皆さん初めまして、AR小隊の六番手HG人形のはやぶさです。不束者ですがよろしくお願いします!」ペコリ

 

VSK-94(かわいい・・・)ドキドキ

 

MCX(ふぅーん、可愛がりがありそうじゃん。)ニコニコ

 

DSR-50(食べごろの若鳥って感じね。どんなふうに料理しちゃおうかしら♡)ジュルリ

 

DP-12(甘やかしたい)ジッ

 

はやぶさ「えっと、皆さん何か?」

 

ペルシカ「ほら、君たちも挨拶して。」

 

MCX「おっとごめんごめん。私はSIG MCX。AR人形だよ、よろしく!」ニッ

 

VSK-94「私はRF人形のVSK-94です。よろしくお願いします、隊長。」ペコリ

 

DSR-50「DSR-50よ。うふふ、この名前はきっと、夢にまで出てくることになるわ。よろしくね、隊長さん?」ニコリ

 

DP-12「DP-12と申します、あなたの体から心までお守り致します。」コクリ

 

ペルシカ「さて、自己紹介も終わったし後の話は別の部屋でしようか。」

 

はやぶさ「はぇ?どこでやるんですか?」

 

ペルシカ「ふっふっふ・・・それは着いてのお楽しみ。」

 

ペルシカ「ついておいで。」

 

ペルシカはそういうとふらりと立ち上がり、外に出る。はやぶさたちもお互いに顔を見合わせ、ペルシカについていくのであった。

 

・・・

 

・・・・・・

 

~ザク隊長の基地に戻って~

 

はやぶさ「あれ?僕たちの基地に戻っちゃいましたよ?」

 

ペルシカ「ここでいいのさ。」

 

ペルシカ「あそこを見てごらん。」

 

はやぶさ「?」

 

ペルシカが指をさしたほうにはやぶさが目を向けるとそこには、そこそこ大きな日本家屋が基地の端っこに建てられていた。

 

はやぶさ「あれって確かちょっと前から建てられた家ですよね。急に作られ始めて何だろうなあって思ってたんですよ。」

 

ペルシカ「あれは私が建てたの、あなたのためにね。」

 

はやぶさ「僕のために・・・?」

 

はやぶさ「つ、つまりあの家って!?」

 

ペルシカ「そう、君の、君たちの家さ。」ニッ

 

はやぶさ「わあ!母さんありがとう!!」ハグ

 

ペルシカ「よしよし、とりあえず中にお入り。中を確認して引っ越しを始めよう。」

 

人形s「はーい。」

 

・・・

・・・・・・

 

はやぶさ「うんしょうんしょ。」

 

MCX「よっほよっほ。」

 

VSK-94「よいしょよいしょ。荷物はこれでおわり?」

 

はやぶさ「はい!これで全部です!」

 

MCX「ペルシカさん、終わったよ~。」

 

ペルシカ「ん、お疲れ~。」

 

MCX「いや~意外と荷物が多かったからそこそこ疲れたね~。」

 

はやぶさ「すいません・・・趣味のもの集めてたらつい・・・。」

 

DP-12「うふふ、気にしていませんよ。むしろ興味深いぐらいです。」

 

DSR-50「ええ、本の趣味もイイものばかり。むしろタイプなぐらいね。」

 

はやぶさ「えへへ。」テレテレ

 

人形s(かわいい)

 

DP-12「はやぶさ隊長、頭こっちに出してくれますか?」

 

はやぶさ「こうですか?」

 

DP-12「そう・・・いいこいいこ。」ナデナデ

 

DP-12は優しくはやぶさの頭を撫でる。

 

はやぶさ「ひゃあ・・・。」

 

はやぶさは顔を赤く染め体を縮ませる。

 

DP-12「あら、なでなではお嫌いでしたか?」

 

はやぶさ「うんん。好きです。」

 

DP-12「嬉しいわ。」ニコ

 

DP-12とはやぶさの間にあったかい甘い空気が流れ、周りの人形も穏やかな顔になる。

 

VSK-94「はいはい引っ越しの続きをしますよ。」パンパン

 

はたと目覚めて冷静になったVSK-94が手をたたき、引っ越しの音頭を取り始め空気が引き締まる。

 

人形s「はーい。」

 

~それからまた暫くして~

 

VSK-94「引っ越し終了!お疲れ様でした!」

 

はやぶさ「ばんざーい!!」

 

DSR-50「ばんざーい。」

 

はやぶさ「・・・おなか減りましたね。」グゥー

 

MCX「そう?私は特に減ってないけど。」

 

DP-12「はやぶさ隊長はご飯が好きなんですか?」

 

はやぶさ「好きというか・・・電気だけじゃパワーが足りないからごはんも食べないと僕は戦えないんですよ。」

 

VSK-94「珍しいですね。」

 

DSR-50「そうね、人形として変わってるわねえ。」

 

はやぶさ「よく言われます。」

 

はやぶさ「で、みなさんはご飯食べますか?今日は奮発してすき焼きにしようと思うのですが。」

 

MCX「おっ!いいねえ。」

 

DP-12「それは楽しみです、これは私のとっておきを出す時ですね。」

 

DSR-50「あら、あなたがとっておきを持ってくるなら私もそれ相応の物を出さないとダメね。」

 

MCX「今晩は宴だね〜。」

 

VSK-94「隊長、何か買い出しに行くものはありますか?」

 

はやぶさ「んー特には無いかな〜。」

 

MCX「無いなら早く準備しよう!」

 

はやぶさたちはなだれ込むように家に入り、晩餐の準備を始めるのであった。

 

~夜8:30はやぶさ宅~

 

MCX「いや~食べた食べた~。」

 

DSR-50「うふふ、こんなにお肉をほおばったのって何時ぶりかしら。」

 

VSK-94「ふう、美味しかった。」

 

はやぶさ「満足満足。」

 

すき焼きを平らげたはやぶさたちは畳の間で思い思いに寛いでいた。はやぶさが呑気にごろごろしているとMCX達が目配せし、はやぶさに声をかける。

 

MCX「ねぇ、はやぶさくうん。私たちさぁ、デザート食べたいんだけどぉ。」

 

はやぶさ「はぇ?デザート?」

 

はやぶさ「えーっと、なにかあったかなぁ。」

 

はやぶさが起き上がろうとするとDP-12が色気を帯びた顔で微笑み、はやぶさの肩をさする。

 

DP-12「隊長、わざわざ準備しなくてもいいですよ。」

 

DP-12「だって、ここにあるじゃないですか♡」

 

DP-12が両肩に手を乗せ、優しく押し倒す。

 

はやぶさ「え?ここにあるって・・・まさか・・・!」

 

DSR-50「ウフフ、言わなくてもいいわよ。」

 

DSR-50「ん・・・。」

 

DSR-50がDP-12を少し押しのけ、自分の体をそっと重ね、喋ろうとしたはやぶさの唇を優しく塞ぐ。

 

はやぶさ「ん!?んん!ひゃ・・・ひゃめ・・・んちゅ・・・!」

 

思う存分はやぶさの唇を堪能したDSR-50は唇を離し、優しく笑う。

 

DSR-50「ふふ、やっぱりしょっぱいわね。」

 

はやぶさ「ひ、ひぇ。」

 

DP-12「さて・・・このままお風呂に入っちゃいますか。」

 

MCX「いいねえ、ここのお風呂ならみんなも余裕で入れそうだし、デザートを食べる前に綺麗にならないとね。」

 

VSK-94「はい、それじゃあ行きましょうか。」

 

はやぶさ「ま、待って!」

 

VSK-94「ほら、暴れないでおとなしくなさい。」

 

DP-12「大丈夫・・・優しくしてあげるから、ね。」

 

はやぶさ「そ、そういうことじゃ。」

 

はやぶさ「あ、ちょ、ま。」

 

はやぶさ「きゃあああああああ!!!!」

 

翌日、ぷりぷりになったMCX達と色が薄くなり若干細くなったはやぶさの姿が食堂にあった。

 

大体の人形とMSは大体の理由を察し、静かに見て見ぬふりをしたのであった。チャンチャン

 

~つづく~




明けましておめでとうございます。ザク隊長です。

小説投稿遅れて申し訳ございませんでした。

今回は若干エッチ(?)な感じで終わりましたねぇ・・・いつかR-18話を支部に投稿したいです。

次回はザク隊長のお誕生日回の予定です。
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