ザク隊長のドルフロ戦記     作:零戦之介

34 / 35
ザク隊長の参加する大演習はいよいよ開幕!

ザク隊長に嫉妬するクラウス指揮官に突如現れたハーヴェル社長…ザク隊長は無事に演習を進めることができるのでしょうか⁉

温めすぎて申し訳ございませんでした!!!!次も早く出せるよう努力します!!!!!!





31話 G&Kの大演習行動はじめ!~女神の微笑いずこに行くか~

ザク隊長「ねえ、ジャンシアーヌ指揮官。」

 

ジャンシアーヌ「なぁに?」

 

ザク隊長「クルーガー社長、ハーヴェルさんに会って厳しい顔してたけど、ハーヴェルさんと仲が悪いのかな…?」

 

ジャンシアーヌ「さあね…お上の考えなんて我々が推し量れる訳が無いわ。」

 

ザク隊長「そっか、それもそうだね。」

 

クラウス「だがあの偏屈社長がわざわざ一企業の演習に足を運ぶのは確かにおかしい。恐らくだがザク隊長、君が絡んでくる話ではないかと思うのだが…。」

 

ザク隊長「えぇ?どうなんだろう…。」

 

ザク隊長「・・・それはそうと貴方は誰ですか?」

 

クラウス「む、済まない自己紹介がまだだったな。」

 

クラウス「私はバルトルト・クラウス。旧ドイツ出身の指揮官だ、宜しく頼む。」

 

ザク隊長「これはどうも。」ペコ

 

クラウス「そしてもう1つ加えるなら私は君を良くは思ってはいない。」

 

ザク隊長「え゙?」

 

はやぶさ「ちょっと貴方!」クワッ

 

クラウス「まぁ、落ち着きたまえはやぶさ。別に私は君たちと喧嘩したい訳では無い、仲良くなりたいわけでもないがな。」

 

はやぶさ「それってどうゆう…?」

 

ロッシ「すまないなザク隊長にはやぶさ、この先輩は昔から偏屈物でね、かつて自分を負かしたAR小隊を無償で貰った事に嫉妬しているだけなのさ。」

 

クラウス「おいロッシくん。」

 

ロッシ「まぁまぁクラウス先輩、ぶっちゃけ間違いではないじゃないですか。」

 

クラウス「それは…そうだが…。」

 

ロッシ「とまあこんな感じの堅物だけど意外と真面目ないい人なので宜しくお願いするよ。」

 

はやぶさ「了解です。」ペコ

 

はやぶさ「それで…貴女は誰でしょうか?」

 

ロッシ「ごめんごめん、自己紹介がまだだったね。」

 

ロッシ「私はフランチェスカ・ロッシ、気楽にロッシと呼んでくれ。」

 

はやぶさ「宜しくお願いいたします、ロッシ指揮官。」ペコ

 

ロッシ「それで…君がAR小隊の新星はやぶさくんか。」ジー

 

はやぶさ「はい、自分がAR小隊の六番手のはやぶさです。」

 

ロッシ「…うひひ。」スーッ

 

はやぶさ「?」

 

ロッシ「そおれ。」ギュッ

 

狩人となったロッシは油断しているはやぶさに狙いを定め、後ろからぎゅっと抱きつき、ボディーをさわさわし始めた。

 

はやぶさ「わっ!?」

 

ロッシ「ほうほう、筋肉はしっかり付いているな。だが決して硬い訳では無く高級クッションソファのような心地よい柔らかさと柔軟性がある。骨格フレームもがっしりしていて…イイな。」

 

ロッシ「腹筋もポコポコしていて中々手触りがいい…筋肉の筋…いや溝もしっかりしていて触り飽きない。」

 

はやぶさ「ひ、ひいん…。そこら辺で、ひっ許してください…。」ゾクゾク

 

ロッシ「むふふふ、感度も悪くないね。声も可愛いじゃないか。」

 

ロッシ「さあて次はお尻の方を…。」ススス

 

M16A1「よう面白い事やっているなあロッシ指揮官?」PON

 

ロッシ「あっM16。」

 

M4A1「随分可愛がってくれたみたいですね?」ゴゴゴ

 

AR-15「ちょっと裏でOHANASIしましょ?」ペキペキ

 

RO635「はやぶさ大丈夫!?」

 

SOP2「いい子いい子、もう怖くないよー。」

 

はやぶさ「姉さーん…。」フルフル

 

ロッシ「麗しき姉弟仲だねえ…。」

 

M4A1「随分と余裕そうですね。これからボk…話し合いになるというのに。」

 

AR-15「じゃ、私達はロッシ指揮官と裏に行ってくるから。ROとSOPは指揮官とはやぶさの護衛を宜しくね。」

 

SOP2「いってらっしゃーい。」

 

M16A1「じゃあ、お姉さん達と一緒に裏行こっか。」ギチ

 

ロッシ「んーじゃあシノ、後はよろしこ。」ズルズル

 

カルカノM91/38「行ってらっしゃい、骨は残っていたらドブに捨てておきます。」

 

こうしてはやぶさにセクハラをかましたロッシはAR小隊に拉致されて行ったのであった。

 

はやぶさ「ああもうびっくりした…。」

 

ブレント「すまないねはやぶさ、彼女は人形への愛は確かなんだけど強すぎてね…。悪い人じゃ無いから嫌わないであげてくれ。」

 

はやぶさ「は、はい。」

 

ブレント「あ、そうだ。まだ自己紹介をしていなかったね。」

 

ブレント「私はアーサー・ブレント。ジャンシアーヌ指揮官の同期だ、宜しく頼む。」

 

はやぶさ「宜しくお願いします!」ペコ

 

ブレント「しかし、ペルシカ博士はいい仕事をするね。ロッシ指揮官ほどでは無いが君には少々惹かれる所がある…。」ジーッ

 

はやぶさ(?)キョトン

 

ウェルロッドMkII(ブレント)「ちょっと指揮官!顔が近すぎです!」グィッ

 

ブレント「うぉっ!す、すまない!」

 

M1895(ブレント)「ウェルロッドの言う通りじゃ!お主まさか男色の趣味を持っているとかではあるまいな!」プリプリ

 

ブレント「そんな訳があるか!余計な誤解を招くからあまり変な事を言わないでくれM1895!」

 

M1895(ブレント)「ふーんじゃ。」

 

ウェルロッドMKII(ブレント)「知りませーんだ。」

 

はやぶさ「もしかして…嫉妬ですか?」

 

M1895(ブレント)「んな!?」

 

ウェルロッドMKII(ブレント)「にゃっ!?」

 

はやぶさ「あ、変なこと言ってごめんなさい。」

 

はやぶさ「でも、お二人とも指に指輪をはめているのを見て自分の好きな人を取られたら嫌だから、さっきはブレント指揮官にツンケンな態度を取っちゃったのかなって邪推しちゃっててつい。」

 

M1895(ブレント)「む…むむむ…おぬしよく見ておるな…。」

 

ウェルロッドMKII(ブレント)「戦術人形はやぶさ…恐ろしい子…。」

 

ブレント「凄いな…指輪をチラリと見ただけでここまで私たちの関係を見抜くなんて、高性能なAIだな…。」

 

クラウス「そこは伝家の宝刀、IOPペルシカ博士の謎技術だろうな。それにしてもAR小隊に相応しい大したAIだ。」

 

ペルシカ「だろう?この子を作るのは苦労したんだよ~?」ヌッ

 

クラウス「ペ、ペルシカ博士⁉」

 

ペルシカ「やあ試験以来だねクラウス君。」

 

クラウス「ハッ、あの時はとてもお世話になりました。」ケイレイ

 

ペルシカ「そりゃどーも、お互いに色々あったけど…ま、そこは気にせずに行こう。」

 

ブレント「しかし…ペルシカ博士。どうしてここまで来てくれたんですか?」

 

クラウス「確かに、あなたは基本的に自分のラボからはほぼ出歩かずにどっしり構えて後方から観察するのを仕事としているはずなのに急に出歩いてくるなんて非常に珍しい。何か理由が?」

 

ペルシカ「ふふん。私の息子が初めて大型演習に出撃するんだ、その活躍を記録するのは親であり開発者の私が出張るのは当然の事だろう。」

 

ブレント「えっ⁉博士にご子息がいらっしゃったのですか‼」

 

ペルシカ「直系は居ないよ?何言ってるの。」

 

ブレント「では、養子…?」

 

ペルシカ「それも違うよ、私にとっての息子ははやぶさだよ。」

 

クラウス「博士…自分が造ったからと言っていくら何でも戦術人形を息子扱いするのはおかしいと思うのですが…。」

 

ペルシカ「別におかしくないさ、私にとってはAR小隊のメンバーは皆愛おしい我が子さ。」

 

ブレント「はぁ、なるほど。」ポリポリ

 

ペルシカ「それに、面白い企画も用意してきたからね。」ニヨ

 

ブレント「面白い企画?」

 

クラウス「それは一体…?」

 

ペルシカ「むふふふ、それは後でのお楽しみ。」

 

ペルシカ「ではまた後程…。」

 

そういうとペルシカは人ごみの中にするりと消えていった。

 

ブレント「一体何なんだあの人…。」

 

クラウス「わからん。」

 

クラウス「だが、ろくでもない事がおきそうではあるな。それもとびきり嫌な事がな。」

 

・・・

 

・・・・・・

 

ヘリアン「…時間だ、総員気を付け!!」

 

壇に上がったヘリアンが凛とした声で指揮官たちに号令をかける。

 

ヘリアン「諸君、これからG&Kの総合大演習を始める。今回の演習は例をみないほどの大規模なものだ、改めて気を引き締めて挑んでほしい。」

 

ヘリアン「普段の演習ならば指揮官対指揮官のポイントバトルロワイアル形式であるが今回はもう一つ演習が追加される。」

 

ヘリアン「ペルシカ博士の発案でザク隊長率いるMS&人形部隊VSその他指揮官の人形部隊の攻城戦を行う。」

 

ヘリアン「ルールは簡単。お互いに拠点をせめて指揮所を落とし、大将を討てば勝ちだ。投入できる戦力は一人につき人形小隊5つまで、MSは15機までとする」

 

ヘリアン「そしてこれは特殊ルールで、ザク隊長に挑む指揮官は複数で当たることが出来る。パワーバランスが均等になるように最低でも3人で組むように。」

 

ヘリアン「以上だ、細かい説明は配布する資料で確認してくれ。」

 

ヘリアン「では直ちに準備に取り掛かれ!!武運を祈る!!」

 

ザク隊長「・・・。」

 

ジャンシアーヌ「うっそーん…。」

 

石軍「やばいって…。」

 

カモロフ「うむぅ…。」

 

ブレント「ど、どうしたんだ四人とも。」

 

ジャンシアーヌ「いや、あの、まぁ、うん…。」

 

石軍「選ばなきゃいいってだけの話ではあるが、選んだ奴はエライことになるぞこれ。」

 

カモロフ「自分も流石に尻込みしてしまいますな…。」

 

ブレント「そんなにMSって強いのかい?」

 

ジャンシアーヌ「うーん、そうねえ。あそこにいるMS小山みたいなMSいるでしょ?」

 

ブレント「ああ、確かゾックだっけ。」

 

ジャンシアーヌ「そ、あの子はつい最近一機でハンター率いる装甲部隊の三分の一を無傷で鉄屑に変え、ハンターの片腕を吹き飛ばして退却にまで追い込んだ猛者よ。」

 

ブレント「えっマジ?」

 

ジャンシアーヌ「私はあまり冗談は言わない性格なの知ってるでしょ?」ギロ

 

ブレント「ご、ごめん。」

 

クラウス「ふん、嫌ならやらなければいいだけの話であろう?何故ザク隊長はともかく君たち三人が頭を抱えてまで苦しんでいるのかね。」

 

ジャンシアーヌ「先輩、取り敢えずこれを読んでください。」ピラ

 

クラウス「ん?これは細かいルール表か、これがどうした。」

 

ジャンシアーヌ「最後のところをみてください。」

 

クラウス「どれ…この戦いにどちらかが勝利した場合勝利した陣営に100万ルーブルを支給する。か。」

 

クラウス「100万ルーブルだと⁉」

 

ジャンシアーヌ「そうなんですよ~私たちがもし複数で挑む場合分配になるでしょうけどそれでも大金なんですよ~。しばしの間なら全然遊ぶお金には困らない額だから悩んでるんですよ。」

 

石軍「しかし、だ、勝てなければ100万ルーブルはザク隊長のものになってしまう。」

 

カモロフ「更に悪いことに追記に記されているが、もし挑むものが0人の場合、100万ルーブルは無条件でザク隊長の物になってしまうのですぞ。」

 

ザク隊長「ペルシカさんなんでこう…もっとあったでしょ…記録を取る方法…。」ガリガリ

 

クラウス「フム…中々やってくれるな、あの博士は。」

 

ブレント「意地が悪いなあこの演習…。」

 

ロッシ「ふーん、面白そうだ、私は行こう。」

 

ジャンシアーヌ「ロッシ⁉よく生きてたわね。」

 

ロッシ「M4からビンタ、AR-15からグリグリ、M16からコブラツイストを喰らったけど元気だよ。寧ろご褒美さ。」キラッ

 

ジャンシアーヌ「ほーんと筋金入りの変人ねあなたは。」

 

ロッシ「フフフ、お褒めに与り恐悦至極。」

 

ジャンシアーヌ「まったくもう…。で、本当に行くの?」

 

ロッシ「当然。私は100万は絶対に欲しいからね、誰も行かないなら私だけでも行かしてもらう。」

 

ジャンシアーヌ「フーッ…分かった、私も行こう。MSとは一緒に訓練をしていたから特性云々なら恐らく私がこの中じゃ詳しい筈、サポーター代わりに使って頂戴。」

 

クラウス「私も行こう、一度はAR小隊に負けた身分だが、MSの戦法を確認するための試金石代わりにはなるだろう。思う存分使ってくれ。」

 

ロッシ「よっし、これで二人は人員確保‼」グッ

 

クラウス「私にも一枚噛ませてくれ、私自身は特に役に立たないかもしれないけど人形部隊はしっかり鍛えてある、絶対に役に立てるはずだ。」

 

ロッシ「これで私含めて四人か…。二人はどうする?」

 

石軍「俺は見学だ。行こうと思ったが、SASSに睨まれてな、命の危機を感じたから辞めておく。」

 

カモロフ「私も見学に徹しさせて頂く。自己都合だけで人形たちを傷つけるわけにはいかないからですな。」

 

ロッシ「よかろう、他にはいる?」

 

男性指揮官a「俺は辞めておくよ…大金が貰えるからといってもリスキーが過ぎるし…。」

 

女性指揮官c「私も…なんか怖いし…。」

 

女性指揮官t「わざわざ負ける可能性が高い戦に出るより普段やってる演習のほうが割がいいからパス。」

 

ロッシ「・・・みんなシブチンだなあ。」ポリポリ

 

ジャンシアーヌ「私たちが異常なだけよ。さ、ザク隊長も腹をくくんなさい。」

 

ザク隊長「うー、了解。やろうじゃないか。」

 

ロッシ「交渉成立ね、じゃ行こうか皆の衆‼」

 

指揮官s「「「オーッ‼」」」

 

~屋外大型演習場にて~

 

アナウンス『これより、ザク隊長指揮官対ロッシ指揮官、ジャンシアーヌ指揮官、クラウス指揮官、ブレント指揮官連合軍の攻城戦演習を行います。』

 

石軍「始まったな、カモロフ指揮官。」

 

カモロフ「ええ、辞退した身ではありますが見ているだけで緊張しますな石軍同士。」

 

石軍「しっかし両陣営も本気だな、見ろよこの錚々たるメンバー表。大戦争でもする気かよ、ってな。」

 

カモロフ「どれどれ…。」

 

ザク隊長陣営                  

第一小隊

・WA2000

・M1911

・M1918

・スコーピオン

・AK-47

第二小隊

・はやぶさ

・DP-12

・VSK94

・DSR-50

・SIG MCX

第三小隊

・高機動型ゲルググ(VG)

・ザクⅡ改[フリッツヘルム仕様]

・リック・ドムⅡ(GH)

・ザクⅡJ型

・サイコミュ・システム試験用ザク

第四小隊

・ティターニア1名

・イフリート・イェーガー1名

・ドム・ノーミーデス1名

・アガ太(アッガイ)

・グフ重装型

第五小隊

・高機動型ゲルググ(JR)

・グフカスタム(NP)

・ズゴー(ズゴック)

・ジュアッグ

・ゾッくん(ゾック)

 

 

連合軍陣営

ロッシ隊

第一小隊

・カルカノM91/38

・カルカノM1891

・M9

・スペクトラM4

・It BM59

第二小隊

・SPAS-12

・M1014

・S.A.T.8

・M38

・Cx4 ストーム

第三小隊

・IWS 2000

・AS Val

・Gr G41

・OTs-14

・Thunder

 

ジャンシアーヌ隊   

第一小隊(AR小隊)

・M4A1

・M16A1

・AR-15

・SOP2

・RO635

第二小隊

・Gr G36

・FF FNC

・PPSh-41

・モシン・ナガン

・MP-446

第三小隊

・MG3

・FF FN49

・SKS

・M3

・P7

 

ブレント隊

第一小隊

・M1895

・IDW

・L85A1

・リー・エンフィールド

・EM-2

第二小隊

・ウェルロッドMkII

・ブレン

・ステンMK-II

・ルイス

・Gr G3

 

クラウス隊

第一小隊

・Kar98k

・MP40

・StG44

・MG42

・Gr MG5

第二小隊

・PPK

・G43

・Gr G36c

・Gr SL8

・Gr MG4

第三小隊

・Gr MP5

・Gr MP7

・CAWS

・StG-940

・P08

 

 

カモロフ「いやあ、壮観ですな。本当に…。」

 

石軍「文字通りのエースそろい踏みだからな。さて、勝利の女神の微笑はどちらに行くのやら。」

 

・・・

・・・・・・

 

~ザク隊長指揮所にて~

 

ザク隊長「さて、相手の連合軍にどうやれば一発入れることが出来るのか。」

 

アガ太「数でいえば圧倒的に不利、だけど僕らはMSであるという大きな利点がある。」

 

ズゴー「自分でいうのもアレだが俺たちは火力や機動力は人形より優れている、これを活かした雷撃戦を行うってのはどうよ。」

 

グフカスタム(NP)「悪くはないだろう、拠点防衛が問題だがそれは人形や一部のMSに任せておけばいい。」

 

ジュアッグ「俺は拠点防衛にする、エースさんの動きに付いて行ける自信がない。」

 

ゾッくん「ボクも防衛スル、ビーム砲台になっテ寄せ付けないようにスル!!」ピロピロ

 

グフ重装型「自分も拠点でザク隊長をお守りします。」

 

ドム・ノーミーデス(MB)「私も拠点周りで待機してるね。ここ凸凹が多いからホバーじゃ動けないし、木も多いから奇襲受けそうだし。」

 

高機動型ゲルググ(JR)「拠点で待機するメンバーはこれで問題なし、残りの攻撃枠も問題ないが、一部心配なのがいるな。」

 

ジョニーライデンはちらりとはやぶさとアルマに視線を送る。二人の顔は若干暗くなり、少ししんみりとした空気が漂った。

 

ティターニア(AS)「M4と戦うのかぁ、ちょっと辛いかも…。」シュン

 

はやぶさ「はい、姉さんたちに斧を振るうなんて僕には…。」ション

 

イフリート・イェーガー(HH)「安心しろ二人とも、これはあくまでも演習だ、実際に殺すわけじゃない。お互いがどれだけ鍛えているか分かるいいチャンスじゃないか。」

 

ティターニア(AS)「そうだね…よし、頑張るか‼」フンス

 

はやぶさ「はい!姉さんに成長を見せてみせます!!」フンフン

 

ザク隊長「ありがとうヘレナ曹長。」ボソ

 

イフリート・イェーガー(HH)「礼を言われるほど大層なことはしてないさ。」コソ

 

ザク隊長「ふふっ、それじゃあやろうか。総員戦闘配置!!」

 

アガ太「総員戦闘配置!急げ!!」

 

・・・

・・・・・・

 

~連合軍拠点にて~

 

ジャンシアーヌ「やれやれ、どこから攻めれば良いものか…。」

 

M4A1「ジャンシアーヌ指揮官、攻撃重視より防衛重視のほうがいいと思います。私たちは数でザク隊長の部隊を上回っていますが、優位なのはそこぐらいです。火力や機動力などは圧倒的にMSのほうが格上です。」

 

M16A1「それに人形部隊も油断はできない。なにせ向こうには我らが弟はやぶさがいる。」

 

AR-15「厄介ね…あの子耐久や防御が高くて瞬発力もあるし近接格闘が箆棒に強いから近寄られたら基本的に打つ手なしよ。」

 

RO635「おまけにあの子の部隊の人形も熟練ばかり…。分断できるといいけど…。」

 

SOP2「ROは甘い!はやぶさは無理やり味方から剝がそうとすると滅茶苦茶抵抗するし、剥がせても全力で暴れて大打撃を与えてくるから逆効果だよ‼あの子に効果的なのは選択肢を取奪って身動きを取れなくさせること。枷を付けさせて動かせにくくさせて一気にあの子を叩くのが効くと思う!」

 

AR-15「SOPが賢い⁉」

 

M4A1「何か変なものでも取り込んじゃった⁉」

 

SOP2「失礼だな!私だってお姉ちゃんになったんだよ?弟を引っ張っていくためにも勉強するのは当然じゃん‼」プンプン

 

ロッシ「あんなに無邪気な暴れん坊だったのに、家族が増えて賢くなったなんてお姉さん普通に感動…。」ジワ

 

ジャンシアーヌ「そうねえ、資料で見たときは本当にザ・子供って感じだったのに、ちゃんと大人の階段を上ってるみたいで感無量だわ。」

 

クラウス「そら君たち、雑談は結構だがまずは作戦会議だ。」パンパン

 

ジャンシアーヌ「すいません、うっかり…。」

 

ロッシ「申し訳ない。」

 

クラウス「ウム、宜しい。」

 

クラウス「で、改めてどうする?相手は高性能なMS軍団だ、生半可な突撃部隊ではあっさり壊滅させられるぞ。下手をすれば部隊を削られた後に猛烈な攻撃を掛けられて、全部隊殲滅ゲーム終了やり直しはなしという悲惨な結末になる。ここは防御に徹すべきだと思うぞ。」

 

ブレント「私もクラウス指揮官に賛同します。あの人らを相手に攻撃を仕掛けるのは自殺行為だ。」

 

ロッシ「だが、攻撃をしなければ相手は倒せない、防御したっていずれは追い込まれる。」

 

指揮官s「「うーーーーーん。」」

 

ジャンシアーヌ「・・・賭けではあるけど、ワンチャンザク隊長に一矢打ち込む案が浮かんできた。」

 

ブレント「本当か⁉」

 

ロッシ「流石だねジャンシアーヌ指揮官。訓練学校で主席だったのは伊達ではないね。」

 

クラウス「フン、私はなんとなくだが予想はついた。」

 

ジャンシアーヌ「ほう、ではその答えをお聞かせくださいなクラウス先輩。」

 

クラウス「私もやられた口ではあるが、AR小隊を筆頭とする少数部隊での奇襲作戦。それが君の考えた案だろう。正解かな?ジャンシアーヌ指揮官。」

 

ジャンシアーヌ「当たりです、流石先輩お見事!」パチン

 

ブレント「無茶だジャンシアーヌ指揮官!いくらAR小隊が強いからってやられる可能性が高い奇襲部隊に入れるのはリスクがありすぎる‼」

 

ジャンシアーヌ「なら誰に任せるの?AR小隊は独立行動ができる貴重な人形部隊よ、普通の人形部隊を突入させても消耗させてしまうだけ、ならば考えて動けるAR小隊を投入するのは必須よ」

 

クラウス「防御戦を提案しておいてなんだが、私もジャンシアーヌ指揮官の案に同意する。彼女らの力は手元に置いておくだけでは機能しない、考えさせ行動を起こさせて完成される。AR小隊が力を振るい、敵陣中央に入り込めれば、鋭きダガーのような一撃でザク隊長を討つことが出来るやもしれない。」

 

ブレント「よく見ていますね、クラウス指揮官…。」

 

クラウス「前に勝てそうな所まで追い詰めはしたんだが逆転されてな。割と傷ついた。」

 

M4A1「ふっ、あなたにも傷つくぐらいのプライドあったんですね。負けかけた時になりふり構わず私を殺そうとしたくせに。」

 

クラウス(イラッ

 

ロッシ「どうどう、クラウス先輩。M4も煽らないの。」

 

ブレント「ええっと…分かりました、ではAR小隊に付いていく人形の選別を行いましょう。」

 

ジャンシアーヌ「…ここはAR小隊に決めてもらいましょうか。」

 

M4A1「えっ何故ですか?」

 

ジャンシアーヌ「んー?何故ねえ…。」

 

ジャンシアーヌ「簡単に言うなら頭の体操みたいなモノよ。人形の特性や武器を見て研究したうえで事前情報を確認、両方のデータを元に部隊編成をして勝つ!」

 

ジャンシアーヌ「現場指揮官にとって大事な事よ。これはジャンシアーヌ先生からの宿題です、ちな提出期限は15分後でーす。はい、頑張って!!」

 

SOP2「うぇええ…そういうの私苦手だよお…。」

 

AR-15「私たちだけで行動はナシ?」

 

ジャンシアーヌ「ナシよ。あのザク隊長やはやぶさ、アガ太やズゴーがAR小隊の奇襲を考えないで行動するなんて天地がひっくりかえってもあり得ないわ。」

 

AR-15「そうよね…。ああ、ROをトレードしてでもはやぶさ連れてくれば良かった。」

 

RO635「何故に⁉」

 

AR-15「あ?昔演習でM4を犠牲にして勝って嬉しそうな顔でペルシカさんに報告してた事を未だに恨んでるからよ。」

 

RO635「うう…。」

 

AR-15「ま、いいわ。今は多少違うみたいだし許す。」

 

RO635(ホッ

 

M4A1「う~ん、よし決めた。」

 

M16A1「流石隊長、もう選定が終わったのか。」

 

M4A1「はい、とりあえずメモでまとめてみました。もしよければジャンシアーヌ指揮官、ご確認ください。」

 

ジャンシアーヌ「どれどれ、ふーん。」

 

ジャンシアーヌ「いいと思うわ、あなたがそう決めたなら自由になさい。私が許可する。」

 

M4A1「ありがとうございます。」ペコリ

 

ジャンシアーヌ「よし、これで奇襲隊のメンバーが決まったから残りの人形はは防衛に就かせましょ。じゃあ、ロッシ指揮官。音頭をとってくれる?」

 

ロッシ「やだ。」

 

ジャンシアーヌ「ありがt…やだ?」

 

ロッシ「だってザク隊長と付き合い長くてAR小隊と仲いいのはこの中じゃ貴女だけないか、どう考えたって君のほうが指揮に向いている。私たちが補佐するから頑張って勝利へ導いてくれ。賞金の分け前は多めでもいい。」

 

ジャンシアーヌ「ああもう~分かったわ。私が指揮を執る、みんなサポートお願い!」

 

ロッシ「おうとも。」

 

ブレント「了解!」

 

クラウス「わかった。」

 

ジャンシアーヌ「ありがとう…。それでは、総員戦闘配置に!M4A1、任せたわよ。」

 

M4A1「はい、行ってきますジャンシアーヌ指揮官。」

 

ジャンシアーヌ「絶対に負けないでね!」

 

M4A1(グッ

 

クラウス「それでは我々は指揮所に行こう。」

 

ブレント「はい、ではお先に。」

 

ロッシ「急ごう、ジャンシアーヌ。」

 

ジャンシアーヌ「ええ、今行くわ。」

 

ジャンシアーヌ(ザク隊長、私は絶対に負けないわ。あなたがどんな手を使っても真正面から砕いて見せる。)

 

ジャンシアーヌ(勝つのは…私たちだ‼)




ここまで見てくださりありがとうございました。

投稿期間があいてしまって申し訳ございません。

次回は激突!ザク隊長対連合軍の大決戦です。

お楽しみに!!!

追記
クラウス隊メンバー増やしました。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。