ザク隊長のドルフロ戦記     作:零戦之介

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どうもお久しぶりです、零戦之介でございます。

投稿がだいぶ遅れてしまい大変申し訳ございません。

PS4がエラー吐きまくってぶっ壊れたり、脳にサボローが大量発生したり、動画編集で時間が無くなったりしたりして小説に注力できなかったのが原因です。

色々書きましたが頑張って書いたので、是非ご覧ください。

追記
スケアクロウ戦の編集を行いました、頑張ったぜ!!


第5話 戦の風吹き案山子は嗤う〜角砂糖は入れられた〜

スケアクロウ「ザク…。ザクⅡ……。」

 

スケアクロウは顎に手を当てブツブツ呟き始める。不審に思ったザク隊長が期待を込めてスケアクロウに質問をする。

 

ザク隊長「あれ?聞いたことある?」

 

スケアクロウ「いえ、残念ながら。」

 

ザク隊長「そう…。」シュン

 

カリーナ『 ドンマイですわ、指揮官様。』

 

素っ気なく質問を返されたザク隊長はちょっぴり残念そうに落ち込んだ。

 

スケアクロウ「それで?貴方達の目的と要件はなんですか?内容次第ですが話だけなら聞いてあげます。」

 

ザク隊長「ボクたちの目的はキミが捕えている捕虜、スコーピオンの奪取とAR小隊の援護が目的なんだ。出来るだけなら彼女を無償で返してくれた上で君は逃げて欲しいんだけど…。まぁ、聞けないよね。」

 

スケアクロウ「ええ、残念ですがそのお願いは聞けませんね。“私達を皆殺しにして是非AR小隊の所に行ってほしい”というお願いなら喜んで聞いていたのですが。」

 

ザク隊長「それは流石に聞けないなぁ。」

 

スケアクロウ「でしょうね。まぁ、分かりきった事でしたが。」

 

WA2000「…。指揮官、話は終わった?」

 

ザク隊長「うん、残念ながら交渉は決裂だ。」

 

WA2000「ふぅん、じゃさっさと蹴散らしてそこの捕虜助けに行くわよ。」

 

ザク隊長「OK!総員突撃準備。」

 

WA2000「皆、聞いたわね?突撃準備!」

 

戦術人形s「「「「了解!」」」」

 

スケアクロウ「……。リッパー、ヴェスピド、ガード、攻撃準備。」

 

リッパーA「!」

 

ヴェスピドA「…。」

 

ガードA(ウィィン)

 

AK-47「チッ、また新しく鉄血兵を呼びだされた。」

 

スコーピオン「ええ?めんどくさいなぁ、もう。」

 

カリーナ『 流石スケアクロウ、厄介ですわね。』

 

M1911「指揮官様、あれ一掃できます?」

 

ザク隊長「うーん、ちょっとあの中に飛び込むのはムリかな。」

 

スコーピオン「えー、なんでさ。」

 

ザク隊長「あのねぇ?!皆こっちにしっかり照準合わせてるのにその中に飛び込めばどうなるか分かるかい?あっという間にハチの巣の出来上がりだよ!結婚もせず子供も作らず、星流しされた挙句現地でハチの巣にされて戦死で2階級特進とかイヤだからね!」

 

M1918「あ、うん、わかった、わかったから落ち着こう?」

 

ザク隊長「……。スーハースーハー、よし落ち着いた。」

 

M1918「宜しい、そんでどうしましょう。」

 

ザク隊長「そうだねぇ。あの鉄血兵をある程度減らせたら突撃できると思う…。多分。」

 

AK-47「ふーん。それじゃあ、私たちがあの雑魚共の頭数を減らしておけば後は自分でなんとかできるってワケ?」

 

ザク隊長「うん。そんなカンジ。」

 

WA2000「そう、じゃあいくわよ。」

 

ザク隊長「あ、まって。突撃する陣形を決めてなかった。」

 

M1918「え?陣形?」

 

ザク隊長「そう、陣形。」

 

スコーピオン「えーっと、なんでいまさら?」

 

ザク隊長「いやさ、勢いに任せて突撃命令を下したんだけど、銃種とか得意な戦法のこととか考えたら陣形とか考えた方が良いかなって。」

 

カリーナ『指揮官様…。 』(呆)

 

M1918「この土壇場で言いますか?普通。」

 

ザク隊長「その、ゴメン。」

 

スコーピオン「まぁいいや、それでどうするの?」

 

ザク隊長「うん。まずWA2000は最後列で相手の動きを読みつつ射撃、M1918はWA2000の射線に入らないようにWA2000のちょい前ぐらいでとにかく弾をばら撒いて敵をけん制、スコーピオンとAK-47は中近距離の鉄血人形を中心に撃滅、盾持ちのガードには用心をするように。」

 

WA M1918 スコ AK「了解!」

 

M1911「あ、あの。」

 

ザク隊長「なんだい?」

 

M1911「私は何をすれば良いのですか?さっきの陣形配置に置かれていなかったのですが……。」

 

ザク隊長「ああ、それね。」

 

ザク隊長「M1911には大事な役割があるから外したのさ。」

 

M1911「だ、大事な役割?」ドキドキ

 

WA2000(何故かしら、凄い嫌な予感がする。)

 

M1911「そ、その大事な役割とは一体何なのでしょうか。」

 

ザク隊長「……M1911くん。」

 

M1911「はい…!」

 

ザク隊長「ボクと一緒に、スケアクロウのトコに突撃してほしいんだ。」

 

M1911「……りありー?」

 

ザク隊長「りありー。」

 

M1911「……。」

 

ザク隊長「……。」

 

M1911「あの、他に付いて来てくれる優しい人形は…。」

 

WA2000(フィッ

 

M1918(メソラシ

 

AK-47(ムゴン

 

スコーピオン(…。)

 

M1911「は、薄情者ぉぉぉお。」

 

ザク隊長「じゃあ、行こうか。」

 

M1911「いやああ!無理無理!いくら指揮官様が一緒だからって敵の大将のトコに突撃なんて無理ですよぉ!」

 

ザク隊長「安心して、大丈夫だよ。」

 

M1911「何が大丈夫なんですかぁ…。」

 

ザク隊長「言っただろ?ボクはキミ達を決して自分勝手な理由で使い捨てたりしないって、ちゃんと策はある。ボクを信じて。」

 

M1911「ッ!はいっ、了解です!」

 

ザク隊長「そんじゃ、行こうか!突貫いくぞ!」

 

戦術人形s「応っ!」

 

ザク隊長「いくぞ、スケアクロウ。君をここで討つ!」

 

スケアクロウ「どうぞ、ご自由に。私も負けるつもりはありませんので。」

 

ザク隊長「ああ、それはこっちもさ。」

 

ザク隊長「総員突撃!!」

 

ザク隊長が突撃号令をだし、戦術人形たちがそれに呼応して駆け出す、そしてザク隊長の指示通りに己のやるべき仕事をこなしていた

 

WA2000「まったく、数だけなら一丁前ねコイツらは!」 バゥッ

 

WA2000は狙撃に徹し

 

M1918「そーれそれそれ!当たると痛いよー!」 ズダダダダ

 

M1918はひたすら弾をばら撒き、敵をけん制し

 

スコーピオン「ヒャッホゥ!恐れおののけ鉄血兵、残り残さず殲滅だぁ!」ダダダダン

 

AK-47「さっさとくたばれ鉄血兵、大人しく鉄クズに戻っちまいな!」ガガガガッ

 

スコーピオンとAK-47が怯んだ鉄血兵を屠っていく

 

そしてM1911は…。

 

M1911「うりゃあああ!」パン パン パン

 

ザク隊長「せいやあああ!」ブォオオン  ザシュザシュ ザシュッ

 

ザク隊長と共にスケアクロウの所まで駆けていた

 

ザク隊長「M1911、もうちょいでスケアクロウのトコロまでたどり着けるケド、残弾数は問題ないかい?」

 

M1911「問題ありませんよ!指揮官様…ってあぶない!」パンッ

 

ガードc「……。」ドサッ

 

ザク隊長「うぉっ!!危ない、危ない。もうちょいで当たる所だった、ありがとうM1911。」

 

M1911「いえ、指揮官様が無事なら何よりですから。ねっ!」ズダン

 

ザク隊長「よぉし、これでラストだっ!」ザスン

 

リッパー「?!?!」シュウウゥ

 

WA2000「さぁ、これであんたの手駒はなくなったわよ。さぁ、どうするつもりかしら?無様に命乞いでもする?」

 

スケアクロウ「ふふっ。やはり哀れですわね、クズ人形の皆さん。」

 

スケアクロウは薄気味悪く嗤い始める。スケアクロウの不気味な嗤いにWA2000が照準器で胸元を狙いながら少し恐怖心を浮かべながら言い返す

 

WA2000「何ですって?」

 

スケアクロウ「確かに私は基本的に配下に戦いを任せ、指揮をして後ろで佇むだけの下等人形と思われがちですわ。」

 

スケアクロウ「その評価は正しい、ですが間違っているところもあります。」

 

スケアクロウ「私は指揮特化ではありますがそれ以上に得意なことがございます。聞きたいですか?」

 

スコーピオン「何が得意なのさ。」

 

スケアクロウ「雑魚散らし、ですわ。」

 

スケアクロウがそういうと後ろから小型のビットがぞろぞろと浮かび、スケアクロウの周りをくるくる回り始める。

 

M1911「!?」

 

AK-47「ヤバい!伏せろ!!」

 

スケアクロウ「それでは皆様…。」

 

スケアクロウ「さようなら。」

 

スケアクロウがそう言い終えると、周りを規則的に浮いていたビットから無数のプラズマ弾が放たれた。

 

M1918「うぎゃー!なんて弾幕!!」

 

WA2000「これじゃあ狙撃も出来ないわ!」

 

スコーピオン「指揮官とM1911は大丈夫なの?」

 

スケアクロウの猛撃に戦術人形たちは必死になって射線を切るように頭を抱え、指揮官の安全確認を取った。

 

ザク隊長「とりあえずM1911は大丈夫!ちゃんとシールドでガードは出来てる!!」ガンガンガン

 

M1911「申し訳ございません指揮官様…。」

 

ザク隊長「いいんだ、君を無理やり前線に引きずり出した僕に非がある。ちゃんと守って見せるさ!!」

 

M1911(トクン)

 

ザク隊長「とはいえ、流石にシールドもボコボコになってきてキツイ…。何とかしないと…。」

 

WA2000「ええい、1発喰らえ!」バウッ

 

何とか指揮官を助けようとWA2000が狙撃するも…

 

スケアクロウ「無駄ですわ。」キュイン

 

スケアクロウのビットに弾かれ、徒労と化してしまう。

 

AK-47「くっそー、どうすればいいのよー!」

 

カリーナ『 指揮官様、何とか撤退して下さい!これでは危険です!』

 

ザク隊長「だけど!」

 

M1911「指揮官様!私、一応ですがあのスケアクロウに1発噛ませるぐらいのある武器があるんです!」

 

ザク隊長「それは本当かい!?」

 

M1911「はい!なので、指揮官様には申し訳ないのですが兎に角撃ちまくって牽制をして下さい。」

 

M1911「そしてこの武器が効果を発揮したら、指揮官様はすぐにスケアクロウに攻撃を仕掛けてください!」

 

ザク隊長「分かった!」

 

M1911「では指揮官、ご武運を!」

 

そしてM1911はこっそり爆煙に紛れてスケアクロウに近づいていく。

 

ザク隊長「よし、喰らえ!スケアクロウ!」ガガガガ

 

ザク隊長はスケアクロウがM1911への注意を逸らすため、ひたすらにザクマシンガンを撃ち込んでいた。

 

スケアクロウ「グッ!」

 

スケアクロウも必死で防御をするものの、12mmの大型弾頭の連射には耐えきれず、次々とビットを破壊され流石に冷や汗をかいていた。

 

スケアクロウ(流石に辛くなって来ましたね…。ここまでビットを減らされると防御はおろか、攻撃ですら危うくなる…。)

 

スケアクロウ(そういえばあの鉄人形のそばに居たあのHG人形は何処へいったのでしょう…。)

 

M1911「せいやー!」

 

スケアクロウ「!?」

 

スケアクロウが後ろの声に驚いて振り向くと、M1911が何かを握りしめ真っ直ぐこっちに突撃している姿が目に入った。

 

M1911「これでも喰らえ!」ビュン

 

スケアクロウ「フン!」バチュン

 

M1911が手に持っていた何かをスケアクロウに思いっきり投げつけるが、スケアクロウは難なくそれを迎撃する。なんとか迎撃には成功したものの、迎撃した投擲物はいきなり大量に煙を出し、スケアクロウの視界を奪う。

 

スケアクロウ「ぐっ、何を!?」

 

スケアクロウ「そうか、これは煙幕手榴弾!」

 

M1911「みんな、今よ!」

 

WA2000「総員一斉射撃用意!撃て!!」

 

視界を奪われたスケアクロウが攻撃を鈍らせた瞬間、M1911の合図を皮切りに人形達は煙の中に居るスケアクロウに各々攻撃を仕掛ける。

 

スケアクロウ「ううっ!」

 

スケアクロウ(このままでは不味い、早くこの煙の中から出なくては!)

 

スケアクロウ「フン!」

 

スケアクロウは後方に飛び退き煙と人形達から距離をとる。しかし、スケアクロウが攻撃から逃れた瞬間、猛烈な殺意に包まれ動きを止めてしまう。

 

ザク隊長「うぉおおお!!」

 

スケアクロウ「なっ!?」

 

ザク隊長「スケアクロウ、覚悟!!」ザシュッ

 

ザク隊長はスケアクロウに全力で斬りかかる、何とか致命傷は避けたもののスケアクロウは左腕を切断されてしまう。

 

スケアクロウ「……。」ボタボタボタ

 

スケアクロウ(なんという強さ…戦術人形の指揮の上手さに本人の巧みさもあってとても敵わない。)

 

スケアクロウ(このまま戦っても無駄死にするだけですわ。ならば私がするべき事は…。)

 

スケアクロウ「参りましたわ。」

 

ザク隊長「はい?」

 

スケアクロウ「ザクⅡ指揮官、貴方のその指揮能力と戦闘力に敬意を賞します。」

 

スケアクロウ「ですが、私はここで倒れる訳にはいきません。」

 

スケアクロウ「誠に勝手ながら、ここは撤退させて頂きます。また何時かお会い致しましょう、さようならザク隊長。」スッ

 

スケアクロウは優雅に一礼すると森の中へ静かに消えていった。

 

M1918「あっ、スケアクロウが逃げる!」

 

M1911「追いかけましょう、指揮官様!」

 

WA2000「あんた達、待ちなさい!追撃はナシよ。」

 

M1911「何故です?」

 

WA2000「スケアクロウの戦闘力は他の鉄血人形と比べると低いけど、下位鉄血兵の指揮能力等に優れているって忘れたの?逃げた先に罠とか大量の鉄血兵が置かれてたらどうすんのよ。」

 

スコーピオン「あっ、そうか。」

 

M1918「危ない危ない、もう少しで罠にはまる所だった。」

 

AK-47「そんなことよりも、拘束されてる人質を解放しないと!彼女めっちゃ辛そうだ!」

 

スコーピオン「ヤバヤバヤバッ!大丈夫?私。」

 

スコーピオン(736)「うぐっ、ううう。大丈夫だよ…。」

 

ザク隊長「WA2000、彼女に応急処置をお願い!」

 

WA2000「分かったわ!ほら、処置するからこっちに来て頂戴。」

 

スコーピオン(736)「ありがとう、WA2000。恩に着るよ。」

 

ザク隊長「M1918、AK-47、スコーピオン、M1911は周囲の警戒を頼む。スケアクロウは撤退したが、決して油断するなよ。第二波第三波が来る前提で何時でも攻撃ができるよう各自準備するように!」

 

戦術人形s「「「「了解!」」」」

 

スコーピオン(736)「あの人形は凄いね、あんなにテキパキと指示を出せて。なんて人形なんだろう、見たことがないや。」

 

WA2000「あの人形はザクⅡっていうそうよ。なんでも、宇宙からやってきたらしいわ。」

 

スコーピオン(736)「宇宙から?変な人形だね。」

 

WA2000「その変な人形が私たちの指揮官なのよね。まったく、なんでこんな事になったのかしら。」

 

スコーピオン(736)「えっ!あれが?!全然人間じゃないよね?セキュリティーどうなってんのさ!」

 

WA2000「さぁ?でも不思議な事に、指揮官用特殊端末にザク隊長の情報が登録されているのよね、何でかしら。後、あの人形はもびるすーつ?っていうらしいわよ。」

 

スコーピオン(736)「えぇ...。」

 

WA2000「よしっ、これで応急手当完了っと。」

 

ザク隊長「WA2000、応急処置終わった?」

 

WA2000「終わったわ、これで大丈夫なハズよ。アンタ、手と足動かせる?」

 

スコーピオン(736)「はい、動かせるようになりました。ありがとうございます。」

 

ザク隊長「良かった、動けるようになって。」ホッ

 

スコーピオン(石軍)「あ、あの。」

 

ザク隊長「何?」

 

スコーピオン(736)「ステンMK-2は、私以外の人形のみんなは、どうなったの?お願いです教えてください。」

 

M1911「それは…。」

 

ザク隊長「全滅したよ。」

 

スコーピオン(736)「えっ。」

 

M1911「指揮官さま?!」

 

スコーピオン(736)「そ そんな…。嘘 だよね?」

 

ザク隊長「残念だが噓じゃない。ボク達が到着した時にはもう遅かった。」

 

ザク隊長「そんな中、なんとか生き残っていたステンMK-2に願いを託されたんだ、私の友達のスコーピオンを助けてほしいって。」

 

ザク隊長「彼女はその後に倒れた。……助けることが出来なかった。」

 

ザク隊長「本当にすまない、彼女を助けれなかった。」ジワッ

 

ザク隊長「本当に……ゴメン。」ポロポロ

 

M1911「指揮官様……。」

 

WA2000「……。」

 

スコーピオン(736)「ザク指揮官。」

 

ザク隊長「なんだい?」

 

スコーピオン(736)「助けてくれてありがとうございます。」

 

スコーピオン(736)「仲間が助からなかったのは残念だったけど、私を助けてくれて本当にありがとうございました。」

 

ザク隊長「いいって、人として当たり前のことをしただけさ。」ポリポリ

 

戦術人形s((((((人、、、人、、、?))))))

 

WA2000「あっ、そういえばスコーピオン。」

 

スコーピオン「何?」

 

WA2000「アンタじゃなくて、736の方のスコーピオンよ。」

 

スコーピオン(736)「私に質問?いいよ、何が聞きたいの?」

 

WA2000「私達はAR小隊の救助の為にここまで来たの、アンタ達もそのために来たのよね?私達は特に情報とか聞かないまま飛び出しちゃったからとにかく情報が欲しいのよ。なにか情報持ってない?」

 

スコーピオン(736)「あ、情報が欲しいのね。分かったちょっとまってね。」ゴソゴソ

 

スコーピオン(736)「よっと、これでよし。立体地図起動っと。」ブォン

 

ザク隊長「うぉ、地図が急に立体的に?!」

 

M1918「驚くとこそこ?」

 

スコーピオン(736)「あのぉ、説明を始めたいからちょっと静かにしてもらっていい?」

 

ザク隊長「あっ、ゴメン。静かにするよ。」

 

スコーピオン(736)「コホン、それでは説明を解説しますね。」

 

……

 

…………

 

………………

 

スケアクロウ「ふぅ、どうやら追ってこないようですね。」

 

スケアクロウは人工血液の止血処理をしながら静かにため息をつく。

 

スケアクロウ「どうやら私の能力を過剰評価してくれたようですね。愚かとしか言いようがないですが、今回はそれに感謝しなければなりません。」

 

スケアクロウ「さてと、エージェントに報告を入れるとしましょう。AR小隊の位置情報等を入手しましたし…。」

 

スケアクロウ「ザクⅡという謎の戦術人形。彼についても報告しなければ。」

 

スケアクロウは鉄血本部に通信を送り、エージェントを呼び出す。

 

スケアクロウ「エージェント、応答を願います。こちらスケアクロウ。」

 

エージェント『こちらエージェント。スケアクロウ、AR小隊の位置情報は入手できましたか。』

 

スケアクロウ「ええ、無事とは言えませんが入手できました。情報を送ります。」

 

エージェント『ご苦労、直ちにAR小隊の追撃にあたりなさい。まだ戦力は残っているわね?』

 

スケアクロウ「いえ、残念ながらもう戦力は残っていません。この地区に残っている鉄血兵は私のみです。申し訳ございませんエージェント。」

 

エージェント『………何故そんなことになっているのかしら?』

 

エージェントの顔がやや険しくなり声も低くなる。スケアクロウはその様子に怖気づくことなく報告を続ける。

 

スケアクロウ「原因としては、手を出してきたグリフィンの部隊の攻撃により半分がほぼ相打ちとなってしまった事が一つ。」

 

エージェント『ふむ、窮鼠猫を嚙むといいますが民生人形の割にはよくぞそこまで噛みつけたものです。』

 

スケアクロウ「そして二つ目はザクⅡを名乗る、戦術人形を率いた謎の人形が出現、彼らの猛攻により残る戦力を削られ、私も深手を負ってしまいました。」

 

エージェント『何?それは本当かしら。』

 

スケアクロウ「本当です。あの人形は凄まじい近接格闘能力を持っており、たった一機で残った戦力の7割を削りさらに残りの3割を率いている戦術人形で撃破、私を撤退に追い込みました。運よく彼の戦闘記録の録画に成功しましたので映像を送ります。」

 

エージェント『……なるほど、これは凄まじいわね。それで、スケアクロウ貴女はこのあとどうするつもりかしら。』

 

スケアクロウ「できればこのまま撤退するつもりだったのですが、どうやらどうは上手くいかないようです。」

 

エージェント『グリフィンが迫ってきているのね。』

 

スケアクロウ「その通りです、もう帰還は困難でしょう。ですので、、、。」

 

エージェント『バックアップの準備をして欲しいと。』

 

スケアクロウ「その通りです、ご理解感謝します。エージェント。」

 

エージェント『別に構いませんわ、それではさようならスケアクロウ。』

 

スケアクロウ「ええ、さようならエージェント。」

 

ブツッ

 

エージェント「ザクⅡか……。」

 

ドリーマー「あら、気になるのかしらエージェント。」

 

エージェント「当然ですわ、正規軍やⅠ.O.P社、そして鉄血工造のカタログを何度も探しても見当たらない謎の人形。気にならないわけがありません。」

 

ドリーマー「私も凄い気になるわ。あぁ、なんて素晴らしい人形なのかしら。すぐにでもこの人形をバラバラにして、ネジ一本も残さず解析してあげたいわね。」ウットリ

 

エージェント「……そうですか。」ゲンナリ

 

エクスキューショナー「まったくよぉ、何薄気味悪い会話してんだか。」

 

少し前に呼び出されたエクスキューショナーが怪訝な顔でのそりと本部に入り悪態をつく。

 

エージェント「あらエクスキューショナー、丁度いい所に来たわね。」

 

エクスキューショナー「丁度いい所って…。オレだって忙しいんだが。」

 

ドリーマー「まぁ、そう言いなさんな。貴女が泣いて喜ぶとっておきの任務があるのよ。」

 

エクスキューショナー(うっわ、すっげえ胡散臭ぇ。)

 

エクスキューショナー「それで、そのとっておきの任務ってなんだよ。」

 

エージェント「そうですね……。AR小隊の奪ったデータの奪取とM4A1の捕獲というのはいかがかしら?」

 

エクスキューショナー「ほーう、なるほどねぇ。」

 

エクスキューショナー「クククッ。いいぜ、やってやるよ。」

 

エージェント「そうですか、ではエクスキューショナー。」

 

エージェント「M4A1の捕獲とデータの奪取を命じます。成功することを願っています。」

 

エクスキューショナー「了解!」

 

新たな逆風が吹こうとしていた。




エクスキューショナーが動き始め、いよいよ物語が本格始動しはじめました。

次回はあの主人公とザク隊長たちが出会います。

それでは次回もヨロ!!
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