機動戦士Zガンダム―蒼窮の地球(ホシ)と宇宙(ソラ) 作:エイゼ
ジャックのガルバルティβを先頭にした…ジムⅡ×3にハイザック×3の計7機のMS隊は、撤退を開始したエゥーゴ所属のサラミス改級並びにMS隊を捕捉した。
「各機確認出来たか?」
『隊長、彼方側のジムⅡが三機に…』
『黒のズングリムックリが一機と、ジム擬きが三機』
「数的には互角か…(ならば、あの一機が指揮官機なら)…副隊長、俺がズングリをやる…指揮は任せる…」
そう言うや否や、ジャックのガルバルティβがエゥーゴの黒いリック・ディアスに向かう。
『隊長!?…全く、指揮権の譲渡確認…各機連携した上で敵を叩くぞ!」
副隊長のハイザックを中心に…連邦軍のMS隊がエゥーゴのMS部隊と交戦を開始する。
「隊長機とお見受けした…此方、連邦軍所属のジャック・オコーネル大尉だ……投降はして欲しいのだがな…」
『ッ!…貴様がジャック・オコーネルだと…コイツは上々だ!…スペースノイドの怨み、思い知れ!」
投降を呼び掛けるジャックのガルバルティβに対して、黒いリック・ディアスのパイロットは…ビーム・ピストルを撃ちながら返答にして、決裂させる。
「…私自身も、スペースノイドだよ…だがな、今の俺は連邦軍の軍人だからな!」
決裂と共に放たれたビームをかわしながら、ジャックもガルバルティβのライフルを反撃に放ちながら、両機は戦闘機動で撃ち合いを始める。
『何故だ!?…機体は此方が上の筈なのに…何故捉えきれない!?』
「機体が良くとも、パイロットが性能を引き出せねば…こうなる!」
リック・ディアスとガルバルティβは比較するとディアスは現時点での次世代機を代表する機体に対して…ガルバルティβは旧ジオン公国軍のαの改良型であり性能はディアスに有利なのだが…なまじパイロットの腕の差が撃ち合いに現れてきているのだろう。
『こうなれば、接近戦で…!』
「その手は、お見通しだ!」
リック・ディアスのパイロットがビーム・ピストルを背部に収納し、ビーム・サーベルを抜き放つ直前に…ジャックのガルバルティβが蹴り込むて共に勢いのまま、サーベルを抜刀しディアスの右腕を肩から切り落とす。
接触回線のまま、ジャックはディアスのパイロットに語り掛ける。
「勝負あったな…こうなれば、言い訳つくだろ…撤退するんだな…」
『ッ!…貴様、情けを!…嫌、すまん…ならば退かせて貰うぞ!』
互いに離れ、ディアスからの撤退信号を受けて…敵MS隊は退いていく。
「ん…一先ずは此で良かったのだろうな…では、俺も!?」
ガルバルティβを移動させる刹那、レーダーに感知反応を受け取り…自身に向かってくるMSを確認するや否や…驚きを隠し切れない表情を浮かべる。
「何故、お前がエゥーゴにいるんだ…!?」
活動報告に参加者募集をかけようと思います(苦笑)
参加して良いよって方、御待ちしてます。