転生先がエロザルってまじっすか!?(改訂版) 作:二斗島甚兵衛
最初に始めるのは学校での扱いの改善をしようと思いついた。
身綺麗出ないだけでも排他される時代だ清潔感、それが一番なのだ。その次にはできれば性格も反抗できるくらいには強くあってほしいがそれは後々でいいだろう。
俺達の拠点は廃屋…と言っても買い手のついていない平屋を葵が見繕ってくれた感じだ。
縁側があり日本昔ばなしに出てきそうな古びた家ではあるが、庭もあり草木もしっかり整備されている。
不良通りからも程よく離れていていい環境だ今後はここを拠点としよう。
と、そういう経緯で手に入れた(手に入れてない)平和な家に小雪ちゃん(ロリ)をお招きしている。
「ごめんね、こんなところに来てもらって」
会話の流れをせき止めんばかりの下向き加減でポツリと呟く小雪。
「大丈夫…」
その声も小さなもので相手の機嫌を伺うような声をしている。
なるほど、今までどんな環境にいたか、どんな人達に囲まれたかわかるすごく…嫌な感じだ。
ふっと怒気が体にまとわりついてきたが、俺は気を取り直すように話を進める。
「まずは自己紹介からかな、俺は福本育郎、育むに太郎のろうで育郎。よろしくな」
気まずい空気を感じさせないような爽やか紳士的発言で俺は手を出した。
「小雪…」
彼女はポツリと囁いたあとおずおずと俺の指先に触れ、そしてもう一度呟く。
「あったかい」
ポロリポロリと涙が彼女の頬を伝っていく。
「え!?えぇ!?あれ、俺なんかしたか!?」
思わずの反応に俺はしどろもどろになってしまう。
「あの、光ピカって、いくろーくんがしてくれたんでしょ」
時々つまりながら返ってくる返事。
彼女はどうやら俺を何かしらから感じ取っていたみたいだ。いや俺という存在を。
「にかいも、まもってくれた」
そう言いながら顔を上げてくれる彼女。
涙で顔はぐしゃぐしゃなのにその笑顔は世界で一番可憐で輝いて見えた。
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そんなつもりでよんだわけではないのだが。ふとぼーっと思い出してしまう。
今はお風呂に入ってもらっているもちろん健全な意味でだ。
日用品は家から拝借したり冬馬が手配していてくれた分もある。
流石に覗きやらなにかしたいというわけではないので、暇な時間にご飯でも作ってようと思い立ちコンロに熱を入れ始めたところで気づく。
あの子…水浴びてないよな???
俺は焦って風呂場に行き慎重に声を掛ける。
「こゆきーお湯加減はどうだー?」
「いつものだからだいじょうぶ~!」
こいつのいつものは大丈夫じゃねぇ!!
俺はすぐさま押し入ったがやはりお湯ではなく水であったそしてあられもない真っ白な素肌に…これ以上は良くないな、うん。
俺は一通りお風呂の説明をしたあとに目を瞑り静かに風呂場を後にした。
そのまま雑念を消すように食事を作る。色即是空色即降空色即是空。
少し遅くなり綺麗になった小雪ちゃんは見違えるほどの将来有望な顔立ちをしていた。
こころなしか少し元気な気もする。服はもちろんないのでTシャツに短パンだ。
俺は癖のように彼女の髪の毛に触れる。
ペタ
やっぱりこれ髪の毛拭いただけじゃねえか!
俺はため息を零しつつ座布団に彼女をポンポンと誘導する。
彼女ははてな顔のままぺたりと座布団に座った。
「あのな、こゆき、髪の毛はちゃんと乾かすんだよ。」
俺はそう言いつつ洗面台からドライヤーを持ち出しコンセントにセットしタオルと一緒に彼女の髪に上から下にブローする。
「こうやって完全に乾ききるまでこれ使ってこうだよ。」
俺は説明しながらやっているが彼女から空返事しか聞こえない。
「へー」
俺は完全に乾ききった彼女の髪に櫛を通して行く、なんか見たことないお高そうなやつだなこれ。
気も漫ろに髪の整備が完了した。
ふー!一仕事終えた。
俺はその場でもうういいよと合図を出すが彼女は一向に膝から降りない。てかいつの間に乗られてたんだこれ。
俺はその場で常在戦場の心について少し見つめ直す必要が出たかもしれないと思案顔になっていると前から声がした。
「きもちよかったからもういっかい!」
え、いやこの年頃の女の子だ父性愛や母性愛をいままで感じてこれていなかったのかもしれない。
これ以上やってもあまり意味はないが、それがお求めならそうしましょう。
そう思ったがそういえばご飯できてたんだった。
「でもせっかく作ったご飯さめちゃうよ?」
そう言うと身を翻して目を輝かせながら彼女は言った。
「ごはん!」
「そう、ご飯!だからまた後でね。」
そう言うと座布団に座って二人でご飯を食べた。
炊き込みご飯と鮭に味噌汁、それに青梗菜の胡麻和え
日本の平屋に合った手作りご飯だ。
まあレシピ通りに作っただけだが。
眠る前
二人で寝室に布団を並べて起き
寝転んで天井を見上げ目を閉じた。
するとふと隣からムズムズと移動してくる巨大戦艦小雪号が俺に激突した。
「どうした?」
震えた声で答えが返ってくる。
「こわいの、これが、夢で、明日になったら全部消えててとなりに…いくろうがいないかもしれないのがこわい」
その声からは何を考えているのかは想像できない。だけどそれでも彼女を助けることに悔いを残したままでいたくなかった。
だから俺は俺の手を探しているであろう小雪の手を握り痛いくらい握り返されたのでお返しに離せなくなるくらいの力で握り返してやった。
「ふふっ」
笑い声が楽しく踊っているように俺には聞こえた。
朝、規則正しく起きた俺は横で引っついる引っ付き虫を引き剥がすのは可哀想なので布団を身代わりに置いておき、朝の鍛錬に出かけた型・気。それぞれ修練をする。
日々の努力がこの世界でものを言うのだ。
汗を拭きシャワーを浴びてから朝ご飯の準備をする。
和風な朝飯だとまだ足りないのでここは洋風な料理に挑戦する。
といってもただのハムエッグなのだが。
そして小雪を起こしに行く。
「小雪~ごはんだぞ~」
優しくとんとんと叩いてみるが微動だにしない。
なるほど、これは低血圧系女子と見て間違いないな。
俺は強めに揺すると目をポワポワさせた小雪が座った。
どうやら安心してぐっすり眠れたようだ。
俺は膝に乗せ櫛を使い髪の毛を解きながら小雪にご飯の歌を歌う。
ゴッハンができたぞーゴハンできたぞー
ゴッハンができたぞーゴハンできたぞー
ゴッハンがヨンデルーゴハンヨンデルー
少しした後小雪の肩が笑ったように震えた後、だんだんおかしくなったのかリスムに乗せて鼻歌を乗せてくれた、これまたきれいな声してるな~。
その後、ご飯をたくさん食べた俺達は外に散歩に行く
雑多な通りを歩き買い食いしながらたくさんのものを見てまわった。
その後、日が傾いた頃に家に戻った。
家には靴がいくつかおいてあった綺麗に横並び。
子供らしくないのか、親の躾がいいのか。
俺は無視して靴を脱ぎ小雪の手を引いた。
居間には葵と準がいた。
小雪は不意の来客だと思っているんだろうソロリソロリと顔をのぞかせる。
「おや、お邪魔してます。」
「おじゃま~す」
華やかスマイルと体育会系野郎が挨拶をする。
「いやお前のお陰でここ本拠地ができたからな。ありがたいよまじで邪魔してるなんて言うなよな。」
「いえいえ、その件はその件でありがたいですよ何しろ英雄も巻き込めたので大丈夫です。」
「おぉ、対象はやっぱ英雄か」
「はい、こちらにはあまり来れそうにありませんがね」
「それで、例の件どうなった?」
「どうもこうもありませんよ、案外簡単でした。」
それから葵は今回のいきさつを語ってくれた。
事の全貌はあまりにも肩透かしな内容であった。
実際動いたのは冬馬並びに英雄の戦果だと言えよう。
母子の現状。育児放棄。それらを告発という形にしたのだ。
児相ならなんやらは九鬼財閥の力でなんのその。
そういった周りの力を借りてどうにか一見落着させてもらった。
その後のことは考えていなかった俺だが、ひとまずは葵のところに引き取られるようだ。
できれば妹に・・・なんてそんな甘い展開は存在しない。
多分うちの親も意味がわからないだろうし。
「敷いて言うならばこんなところに収まりましたかね」
「すまんな、ただの友達の俺のためにここまでしてくれて感謝する。」
俺は頭を下げて礼を言う。
「そんな私達の間で礼なんてやめてくださいよ。」
それを照れくさそうに返す。
「いやそういうわけには」
俺が二の言葉をかける前に止められた。
「それに2つ目の条件もありますしね、お互いのリスクとリターンを考えた結果ですよ。それに僕達仲間ってやつじゃないですか。」
「そうか…そうだな!よし俺も切り替える!ありがとな葵!」
「そうしてください。まあ貸しはまた後日…ね。」
キラリと光が出てそうなうウィンク。やっぱイケメンには敵わねぇや。
俺達が話してる横でどうやら小雪は準と遊んでいたらしい。
「ツンツンやめないの?」
「しょうがないだろ!これは髪質なんだよ!子どもはおしゃれ禁止なんだ!」
先程からつんつんと髪の毛を触りながらじゃれている。
「準はああ見えて結構大人ですからね。心をひらいてくれるまで時間はいりませんでしたね」
「そうみたいだな」
俺はここにいる全員に声を掛ける
「俺達は今から英雄ファミリーだ!信頼できる仲間であり熱く語れる同士であり正義を行うものだ!」
「団長がいないからここは俺が代理団長として声を上げる!」
「英雄ファミリーに栄光あれ!!!」
パチパチ音がする小雪ちゃんは見惚けているが準はノリノリでいえーいと声を上げている。
ここに新たなファミリーが誕生した。
この運命が世界の分岐を変えてしまうのかそれは未来が知っている。
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小学生編完!!ってことで中学生編いる?いらないよね?ね?
中学生編とかないよなぁ!?
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ある
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ない