転生先がエロザルってまじっすか!?(改訂版)   作:二斗島甚兵衛

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拙い文書ですがご容赦を。

後この物語はネタバレ要素が強めですので未プレイの方はぜひ製品を購入してプレイしてからにしましょう。本当おすすめです。


7.サル、一大決心をする

五限目と六限目の休み時間にもおれは悩み続けていた。

 

何が正解なのか、どうすることが良い方向に進むのか。

 

「何か悩んでるけどどうしたの?」

「あぁ…いじめ現場目撃しちゃってそれがこゆ…いぁ!?」

 

 考えることに集中して誰かが近づいてきているのに気付くのが遅れた、あまつさえ考えてたことをしゃべってしまった。

 

「えぇ!大変じゃない!誰?今すぐ辞めさせないと。」

「大丈夫!このクラスじゃないから。」

 

慌てたようにクラスを見渡す彼女を見て俺は慌ててそう言った。

 

いや本当に困ったどうしよう…。

 

「通りで考え込んでるわけだ!で、どうするの?」

「どうするって?」

 

俺は彼女の質問の意図が理解できなくて疑問を口にする。

 

「勿論止めさせるんでしょ?」

彼女はさも当たり前のように聞いてくる。

 

俺は小笠原を見ながらどうしようかともう一度考える。

彼女の眼はそれが当たり前だと言うように吸い込まれそうな純粋無垢な眼をしている。

その彼女の眼を見ていじめられていた小雪の…泣き続けて涙の枯れた瞳を幻視する。

あの眼は確かに此方に助けを求めていたはずだ。

 

思い出せ…原作がなんだ大筋がなんだ、俺が元々鍛えたはずのこの力は何のために鍛えたのだ。

ゲームじゃない、現実になったこの世界で少しでも死ぬ危険を回避するためではなかったのか。

普通じゃない世界が現実になって、それでこの世界で彼女が死ぬ可能性はゼロではないではないか、居なくなってしまう可能性も…。

 

最初から答えは出ていたのだ。

 

助けたらどうなるとかではない。

今、この現状で救える人に気が付いているのに救わないなんて理由は存在しない。

 

それは哀れみからの同情かもしれないし、ただの偽善心からくる行為かもしれない

それがどうした?そんな理由で助けることを止めるというのならそんなもは犬にでも食わせてしまえばいいのだ。

 

答えは得た、後はどうやって実行に移すか。

家庭内不和による心身ともに歪んでしまう理由を完全に取り除く。

 

そのための第一歩は―――――――。

 

「小笠原、一緒に戦ってほしい。」

 

彼女にも協力してもらうことにした。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

先んずは小笠原の協力を取り付け、次は情報収集である。

彼女の家がどこなのか調べ、目撃と証拠写真が必要になる。

確か彼女の母親は育児ストレスにより精神が不安定になり過度な虐待傾向であったはずだ。

最終的に殺される一歩手前で反撃を行い、家から飛び出して行き倒れになっているところを冬馬と準に拾われて看護師の養子になったというのが一部始終であったはず。

 

そういえば彼らは同じ学校にいるのであろうか、いるのなら協力をお願いしたいところではある。

後日探すことにしよう。

 

話がそれたが何が言いたいかというと彼女のいじめにつながる根本的な原因すら排除する必要があるということだ。

俺がやりたいことは彼女のいじめを止めさせることだけではない。

心身共に歪んでしまう原因を取り除いてしまうことが最終目的といってもいい。

 

 そのためには心苦しいが彼女の両親は取り除く、それが俺の最適解であった。

 と言うことで俺は今彼女をつけて家まで案内してもらっている。

犯罪?この世にこんな幼気な少年のストーカー行為を咎めるやつがいるだろうか…いやいない!

ということで彼女の家に到着した。

 

古臭いアパートのような場所がどうやら彼女の家らしい。

彼女が入って言く部屋の番号を確認してその部屋にのそっと顔を覗かせる。

物音がしない暗い部屋を覗くと、彼女は四隅に小さく三角座りをしているようだ。

母親らしき人物も人影だけなら見えるが顔は見えない。

俺は相棒を構えて写真をいつでもとれるような状態にしておく。

 

「なんであんたなんて生んでしまったの…。」

 

と母親らしき人物が泣いている声が聞こえる。

 

「あんたなんて!!」

 

と彼女が空き缶を投げつける姿をフラッシュを切ったカメラのシャッターを押しながら見続ける。

部屋の四隅でびくびくし続ける彼女を見ているとみるに堪えない。

すぐに乗り込んでやりたい気持ちに襲われるがその気持ちを必死に押さえつけて耐える。

体の中の黒い何かが俺の身体をむしばんでいくように錯覚する。

 

それから数分待っていたが母親らしき人物がすすり泣く声が聞こえるだけで変化はなかった。

俺はそろそろ帰らないと心配されてしまうので帰らなくてはならない。

とりあえずの成果はこれだけかとカメラの電源を切って家から離れようとしたその時。

 

彼女の鳴き声と母親らしき人物の叫び声が聞こえた。

俺はカメラを起動しなおしてからまた窓に近づいていくと彼女の髪が母親らしき人物に引っ張り上げられ、怒鳴られてるようだ。

 

「私の声が聞こえてないの!!それとも聞きたくないっていうの!!」

 

と怒鳴り声が畳みかけるように聞こえてきた。

俺はチャンスだ!と思い、カメラのシャッターを押すと。

暗い部屋の中を明るいカメラのフラッシュが一瞬照らしていった。

 

やっべ。

 

俺はすぐさま窓から離れて二階から飛び降りを決行し、逃走を開始した。




内容がおかしければ申し訳ありません。
誤字報告・高評価・感想じゃんじゃんくだされ! 

中学生編とかないよなぁ!?

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