翔鶴と大鳳の「お焚き上げラヂオ」   作:是反

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2022年11月11日 放送分です。
お便りを送ってくださった皆様、ありがとうございます。

<本放送>
https://twitter.com/l_c_z2/status/1591046092082515968?s=20&t=IfysB8HOizb_xZRgR3YKEg


第21回放送

【第21回 翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ】

翔鶴「翔鶴と!」

 

大鳳「大鳳の!」

 

「「お焚き上げラヂオ!!!」」

 

#翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ

 

 

翔鶴「みなさんこんばんは、翔鶴です♪」

 

大鳳「こんばんは、大鳳です」

 

翔鶴「紅葉も見ごろの時期になってきたように思いますが、みなさんの周りではいかがですか?」

 

大鳳「ちょうど紅葉狩りの時期ですかね」

 

 

翔鶴「そしてなんと、ありがたいことに翌週の11/18に当番組は1.5周年を迎えることとなりました!」

 

大鳳「これもお便りをくださる方々、リスナーの皆様に支えられてこそここまで来られました、本当にありがとうございます!」

 

 

翔鶴「次回は祝1.5周年記念放送を行う予定です♪なんでも、ちょっとした特別企画があるとか」

 

大鳳「アンケートを取っていたみたいですね、先ほど結果が出たようなので、今ここで結果発表します!」

 

==アンケート==

ちょっと拡大放送(ゲスト有り):0%

過激なお便り募集放送:28.6%

パンツ特集(衣類が集まるラヂオ):71.4% ◆

=========

 

 

翔鶴「……」

 

大鳳「……」

 

翔鶴「あの……」

 

大鳳「なんですか、この結果……というか、選択肢……」

 

 

翔鶴「パンツ特集……らしい、ですね」

 

大鳳「どうして……」

 

カンペ < [パンツ!パンツです!!]

 

大鳳「うるさいですよ」

 

翔鶴「思えば、このラヂオの始まりも1枚の下着からだったわね……」

 

大鳳「初回の手紙に同封されてただけでパンツから始まったわけじゃないですよ!?」

 

 

翔鶴「でも、このラヂオにはなんだかそういうお便りもよく来るから、仕方無いのかもしれないわね」

 

大鳳「何も仕方なくないハズなんですが否定できない自分が居ます……」

 

翔鶴「それに、もう決まってしまってるみたいですし……」

 

大鳳「覚えてなさいよスタッフ共……」

 

 

翔鶴「えっと、とにかく皆さま次回の放送もよろしくお願いしますね♪じゃあ大鳳さん、気分を取り直して1通目のお便りをどうぞ♪」

 

大鳳「うぅ、納得いってませんが……ラヂオネーム:こういちくんになりたい さんからです」

 

翔鶴「お便りありがとうございます」

 

 

大鳳『突然ですがお願いがあります。大鳳さんの声を聞いていると僕の中の被虐心が疼くのです。どうか僕の煩悩を焚き上げるべく思いっきり罵っていただけないでしょうか?できれば好きで好きでたまらない人を自分好みに調教する感じでよろしくお願いします。』

 

大鳳「え、ええ……」

 

 

翔鶴「凄いお願いですね……」

 

大鳳「罵るって、一体どんな風に……それに調教する感じでって……」

 

翔鶴「どうしたらいいのかしら」

 

大鳳「えっと、言うことを聞きなさい!!……みたいな感じでしょうか」

 

=====お便り全文=====

ラヂオネーム:こういちくんになりたい

突然ですがお願いがあります。

大鳳さんの声を聞いていると僕の中の被虐心が疼くのです。どうか僕の煩悩を焚き上げるべく思いっきり罵っていただけないでしょうか?できれば好きで好きでたまらない人を自分好みに調教する感じでよろしくお願いします。

====================

 

 

カンペ < [ちょうど良い台本を用意しました]

 

翔鶴「あ、大鳳さん、台本用意してくれたみたいよ」

 

大鳳「あまり気は進みませんが、見てみます……こ、こんなの読むんですか!?」

 

翔鶴「あら……これは、か、過激というか……」

 

 

大鳳「リスナーさんに向けてこんなこと言えませんよ……」

 

翔鶴「あ、スタッフさんに向けてだったらどうかしら?」

 

大鳳「スタッフのことはどうでもいいですが電波に乗せて言うのは……」

 

カンペ < [やーい度胸無し胸無し色気無し]

 

大鳳「あ゛?」

 

 

大鳳「スタッフが調子に乗ってるんじゃあないわよ!このヘナ*ン野郎が!!」

 

翔鶴「大鳳さん!?」

 

大鳳「その*ンポコ引っこ抜いてハラワタ引きずり出してやるわ!!!」

 

翔鶴「大鳳さんっ!!!」

 

 

大鳳「……はっ……すみません!つい、勢いで台本をほとんどそのまま……スタッフの思惑にまんまと……///」

 

翔鶴「大鳳さん落ち着いて、大丈夫よ?」

 

大鳳「うぅ……大変お聞き苦しい言葉を……」

 

 

翔鶴「こういちくんになりたいさん、今ので煩悩は十分吹き飛んだかしら?頑張ってくれた大鳳さんありがとうございますね」

 

大鳳「お恥ずかしい限りです……///」

 

 

翔鶴「スタッフさんは後でお仕置きがありますからね♪」

 

カンペ < [え゛]

 

翔鶴「それでは次のお便りは私が読ませて頂きますね」

 

大鳳「お願いします……」

 

翔鶴「お焚き上げネーム:わさび さんからです、お便りありがとうございます」

 

 

翔鶴『以前そちらでお世話になりました、お焚き上げネーム『ヅラじゃないです』の姉です。』

 

大鳳「以前のお便りは……こちらですね」

 

=====以前のお便り=====

お焚き上げネーム:ヅラじゃないです

「この所、空母寮で不祥事や情けない事態が相次いでいます。男遊びでやらかして提督から蛇拳で地獄突きされる先輩はいるし、卑猥な話(特に艦載機を模したジョークグッズ絡みの案件)に耐性がなさ過ぎてしょっちゅう吐いてる先輩もいます。地獄突きされた先輩の相方に当たる先輩や、ゲロイン化した先輩のお姉さんの方はまともな部類だというのに、これは何なのでしょうか。二人いる姉はそれぞれ不干渉と遠慮がちで役に立たないし、一航戦の大先輩や軽空母や海外艦の諸先輩に掛からなくてもいい負担が掛かっている気がします。そんな心配が続いていたらとうとうハゲができ、ある駆逐艦の子からも『気にしよったらハゲは余計ひどうなるよ』と余計な気を遣わせてしまいました。情けないです。せめてもの報復として、下手人先輩2名の下着を今朝洗濯籠から上下セットでかっぱらって来ました。呪詛は専門外とお伺いしていますので、私の気が晴れるようお焚き上げをお願いします」

追伸:翔鶴さんも大鳳さんも瑞鳳さんも、気にしてたらハゲができますし、既にハゲていた場合ハゲは余計ひどくなりますのでお気を付け下さい。

======================

 

 

翔鶴『あの時いただいたお守りが今になって効いてきたのか、妹が弊泊地の番組においてCMに起用され、当初は彼女も喜んでいました。』

 

大鳳「実際に使って頂いているのを聞くととても嬉しいですね」

 

翔鶴「ええ、喜んでもらえて良かったわ♪」

 

 

翔鶴『しかしお守りの効果というのは完全にそこまでだったらしく、その役というのがそちらでワイセヅルと呼ばれる生き物に変わり果ててしまった、個体差の一言で片付けるには残酷な瑞鶴さんの役でした。』

 

翔鶴「……」

 

大鳳「……」

 

 

翔鶴『そんな役を演じることになったストレスに加え、本家を彷彿とさせる迫真の演技から『ワイセヅラ』と呼ぶ声が既にあるらしく、治りかけた脱毛症が再び悪化していました。』

 

大鳳「あゝ……」

 

 

翔鶴『もはやワイセヅルさんに謝罪を求めてどうこうなるものとは思いませんが、妹の抜け毛を拾い集めておいてので、彼女の悪運が断ち切られるようお焚き上げをお願いします。』

 

大鳳「ヒッ、か、髪の毛……!?」

 

 

翔鶴『それと、先行量産品の害鳥アラートをお送りしておきますのでワイセヅル・オエー鶴対策にご活用下さい』

 

大鳳「こんな物が出来てしまっていたんですね……」

 

 

翔鶴『追記:お守りのリコールはこちらの番組を通じて請求という形でも大丈夫でしょうか?』

 

大鳳「すみませんこちらとしても御守の効能は保証いたしかねます……」

 

翔鶴「その代わりと言ってはなんですが、誠心誠意お焚き上げさせていただきますね」

 

 

大鳳「それにしても瑞鶴さん、悪影響振りまきすぎじゃないかしら……」

 

翔鶴「瑞鶴……うぅ、どうしてこんなことに……」

 

大鳳「何か対策を考えないといけませんね」

 

=====お便り全文=====

お焚き上げネーム:わさび

「以前そちらでお世話になりました、お焚き上げネーム『ヅラじゃないです』の姉です。あの時いただいたお守りが今になって効いてきたのか、妹が弊泊地の番組においてCMに起用され、当初は彼女も喜んでいました。しかしお守りの効果というのは完全にそこまでだったらしく、その役というのがそちらでワイセヅルと呼ばれる生き物に変わり果ててしまった、個体差の一言で片付けるには残酷な瑞鶴さんの役でした。そんな役を演じることになったストレスに加え、本家を彷彿とさせる迫真の演技から『ワイセヅラ』と呼ぶ声が既にあるらしく、治りかけた脱毛症が再び悪化していました。もはやワイセヅルさんに謝罪を求めてどうこうなるものとは思いませんが、妹の抜け毛を拾い集めておいてので、彼女の悪運が断ち切られるようお焚き上げをお願いします。それと、先行量産品の害鳥アラートをお送りしておきますのでワイセヅル・オエー鶴対策にご活用下さい」

追記:お守りのリコールはこちらの番組を通じて請求という形でも大丈夫でしょうか?

====================

 

 

翔鶴「あと、この……アラート?は一体」

 

大鳳「こんなものまで作られていたとは全く思いもせず……あっ」

 

ポチッ

 

アラート[あ゛ぉ゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛ん゛]

 

 

翔鶴「っ!!」ビクッ

 

大鳳「っっさい!!ビックリした……」

 

翔鶴「これが……警報として鳴るのね……」

 

大鳳「せっかく頂いたのですから、このスタジオに設置して来襲に備えましょう、わさびさんありがとうございます」

 

翔鶴「瑞鶴……」

 

 

大鳳「そしてこちらの御髪……せっかくの濡羽色の綺麗な髪なのに……心中お察しします」

 

翔鶴「わさびさんと妹さんのストレスと不幸、吹き飛ばせるようにしっかり、しっかりとお焚き上げさせていただきますからね」

 

大鳳「御守りの力が及ばず申し訳ないです」

 

 

翔鶴「妹さん、せっかくCMに出られたとのことだから、もっと別の活躍ができると良いわね」

 

大鳳「しかし"ワイセヅル役"という役で出演するなんて……」

 

翔鶴「瑞鶴……」

 

大鳳「当面はこのアラートで対応して、改善を促しましょう……」

 

 

翔鶴「それじゃあ次のお便りを、大鳳さんお願いできるかしら?」

 

大鳳「わかりました、らぢおねーむ なんばーふぉー さんからです」

 

翔鶴「あら、以前も下さった方ですね、ありがとうございます♪」

 

 

大鳳『こんばんは!このあいだ、よなかにしつむしつにほうこくしにいったらていとくと大和さんがはだかですもうしてました。』

 

翔鶴「」

 

大鳳「」

 

~~しばらくお待ちください~~

 

 

翔鶴「ええ、審議の結果、投稿者の意思を尊重してそのまますべて読み上げるという結論になりました」

 

大鳳「はい……えっと、がんばります」

 

 

大鳳『がっぷりよつでくんでました。はあはあいってました。』

 

翔鶴「……」

 

大鳳『じゃましちゃいけないとおもったのでしつむしつをでて、松のあねごにていとくと大和さんがなにをしていたのかそうだんしたらかおをまっかにしてにげちゃいました。』

 

翔鶴「ああ……」

 

 

大鳳『そういえば、ていとくも大和さんもまわしはつけてませんでした。もしかしてすもうじゃなかったんでしょうか?ふたりはなにをしてたんでしょうか?』

 

翔鶴「えっと、何かしらね……」

 

大鳳「そうですね、何でしょうか……」

 

 

翔鶴「決まり手は丸出しです、大和さんの黒星です」

 

大鳳「いやどっちも丸出しでしょう!というかそれ誤魔化そうとしてるんですか!?」

 

翔鶴「回答するのが……難しいですね」

 

大鳳「それはまあ、はい」

 

=====お便り全文=====

らぢおねーむ なんばーふぉー

こんばんは!このあいだ、よなかにしつむしつにほうこくしにいったらていとくと大和さんがはだかですもうしてました。がっぷりよつでくんでました。はあはあいってました。じゃましちゃいけないとおもったのでしつむしつをでて、松のあねごにていとくと大和さんがなにをしていたのかそうだんしたらかおをまっかにしてにげちゃいました。

そういえば、ていとくも大和さんもまわしはつけてませんでした。もしかしてすもうじゃなかったんでしょうか?ふたりはなにをしてたんでしょうか?

====================

 

 

翔鶴「ええと……なんばーふぉーさん、提督さんと大和さんは、とってもとっても大事なやりとりをしていたの、それはどうしても裸じゃないと出来ないことだからこっそりやっていたのね」

 

大鳳(執務室でおっぱじめておいてコッソリという言い訳は通じないと思うけど)

 

 

翔鶴「詳しくはお近くの……軍医さんに聞いてみてください」

 

大鳳「そう、医療行為のようなものです、だからなんばーふぉーさん、あまり色んな人に言いふらしたりしてはダメですよ?ダメですからね?」

 

 

翔鶴「なんばーふぉーさんがその光景を忘れられるようにお焚き上げしておきますね」

 

大鳳「正直、小さい子が見たらトラウマになる可能性もあるし認知が歪むかもしれないからお二人にはもう少し気を遣ってほしいですね」

 

翔鶴「執務室は、ダメよね……」

 

 

大鳳「それでは、次のお便りを翔鶴さんお願いします」

 

翔鶴「はい、お焚き上げ希望者:F/A-18Fの前部座席 からです」

 

大鳳「何度かお便りをくださってる"F/A-18"さん関係の方でしょうか?お便りありがとうございます」

 

 

翔鶴『地中海と大西洋を股にかけた作戦が終わってようやく母港に帰って来れて、やっと彼女とじっくりイチャイチャできるぞ〜って思ったら今度は彼女の方が秋刀魚漁支援で北方に遠征……ぶっちゃけ寂しいです。』

 

翔鶴「大変でしたね、あの作戦」

 

大鳳(私、出番無かった……)

 

 

翔鶴『こんなことなら恋なんてしなきゃよかったとは思わんし、この仕事やめたいとも思わんけど、やっぱり辛いものは辛いかな……。』

 

大鳳「覚悟していることとは別ですものね、そういった辛さは」

 

 

翔鶴『この番組、なんかお焚き上げるアイテム送るのが流儀なんだっけ?じゃあ彼女のパンツでも……いや、これはいかんな、じゃあ彼女に責められてもう穿けなくなったパン……いや、パンツから離れよう、これはなんか使い道なくもなさそうだし。』

 

大鳳「思いとどまってくれて感謝します」

 

 

翔鶴『絵刷ったやつのうち一枚ボツにしたのがあるのでそれ付けとくね、お焚き上げお願いします。』

 

大鳳「わかりました……ってこれボツなんですか、とてもお上手なのに」

 

翔鶴「なんだか勿体ないわね」

 

 

翔鶴「あ、続きがあったわ」

 

翔鶴『P.S.翔鶴さん、大鳳さん、恋人とかいないの?』

 

大鳳「……」

 

翔鶴「……」

 

「「…………」」

 

=====お便り全文=====

お焚き上げ希望者:F/A-18Fの前部座席

地中海と大西洋を股にかけた作戦が終わってようやく母港に帰って来れて、やっと彼女とじっくりイチャイチャできるぞ〜って思ったら今度は彼女の方が秋刀魚漁支援で北方に遠征……ぶっちゃけ寂しいです。こんなことなら恋なんてしなきゃよかったとは思わんし、この仕事やめたいとも思わんけど、やっぱり辛いものは辛いかな……。

この番組、なんかお焚き上げるアイテム送るのが流儀なんだっけ?じゃあ彼女のパンツでも……いや、これはいかんな、じゃあ彼女に責められてもう穿けなくなったパン……いや、パンツから離れよう、これはなんか使い道なくもなさそうだし。絵刷ったやつのうち一枚ボツにしたのがあるのでそれ付けとくね、お焚き上げお願いします。

 

P.S.翔鶴さん、大鳳さん、恋人とかいないの?

====================

 

 

大鳳「私は、いません……」

 

翔鶴「私も、同じく……」

 

大鳳「もしかしたらそんな日も、来るのかしら……」

 

カンペ < [だが今日じゃない]

 

大鳳「ハイクを詠め、カイシャクしてやる」

 

翔鶴「大鳳さん、ステイ」

 

 

大鳳「すみません……やはり長期間離れるとそれだけ辛いのでしょうね」

 

翔鶴「親しい人と会えないのは辛いわよね」

 

大鳳「今の秋刀魚漁支援任務が終わった暁に、思う存分甘えるといいんじゃないでしょうか」

 

翔鶴「きっと前の作戦もそれを励みにしてたのね」

 

大鳳「そうれは、辛いですね……」

 

 

翔鶴「でも今度こそ、任務を乗り切れば年末年始もあるわ、きっとお二人で過ごせる時間もすぐそこよ」

 

大鳳「寂しい思いをしてらっしゃるとは思いますが、なんとか耐えて頑張ってください」

 

翔鶴「前部座席さんの寂しさが和らいで、恋人さんと早く会えるように祈ってお焚き上げしますね」

 

 

大鳳「それでは、次が本日最後のお便りだと思います、読みますね」

 

翔鶴「お願いします」

 

大鳳「お焚き上げネーム:ながかど さんです」

 

翔鶴「お便りありがとうございます」

 

 

大鳳『この間、妻と同じく赤毛の女優が出ているポルノ映像が収録されたDVDが発見された。』

 

翔鶴「」

 

大鳳「」

 

翔鶴「えっと……」

 

大鳳「なんか今日、こんなの多いですね……続けます」

 

 

大鳳『無論妻に比べれば及びもつかないが、放っておくのもどうかと思い一時押収した。しかし映画のDVDの中に隠しておいたのがいけなかったのか、あの忌々しいドイツのダメ戦艦が勝手に借りていった挙句こちらへ文句をつけてきた。』

 

翔鶴「あ……」

 

 

大鳳『内容が内容のせいで妻には泣かれた上横面をはたかれるし、娘たちからは『世界のビッグスケベ』と罵られる始末だ。私が悪いのは明白だがそれはそれとして腹が立ったので、奴の部屋の片隅からいつのものかも分からないブラジャーを発掘したのでお送りする。』

 

翔鶴「ま、また!?」

 

 

大鳳『色とくたびれ具合から以前のパンツとセットのものである可能性が高いので、向こうで一緒になれるように供養してやって欲しい』

 

翔鶴「お洗濯、してるのかしら、これ……」

 

大鳳「あまり素手で触れたくないような……というかドイツのダメ戦艦って、前に一度相談の手紙が来てた人か……」

 

 

大鳳「あ、続きがあったので読みます」

 

大鳳『追記:内容を視聴していない以上、私が謝る必要はないと考えるのだがどう思うかお二人の意見を聞かせて欲しい。』

 

翔鶴「わ、わかりました……」

 

 

大鳳「まずこの薄汚れた衣類は消毒もとい焼却するとして」

 

翔鶴「そのDVDは、一体どういう経緯で見つけて押収したのかが気になりますね」

 

=====お便り全文=====

お焚き上げネーム:ながかど

「この間、妻と同じく赤毛の女優が出ているポルノ映像が収録されたDVDが発見された。無論妻に比べれば及びもつかないが、放っておくのもどうかと思い一時押収した。しかし映画のDVDの中に隠しておいたのがいけなかったのか、あの忌々しいドイツのダメ戦艦が勝手に借りていった挙句こちらへ文句をつけてきた。内容が内容のせいで妻には泣かれた上横面をはたかれるし、娘たちからは『世界のビッグスケベ』と罵られる始末だ。私が悪いのは明白だがそれはそれとして腹が立ったので、奴の部屋の片隅からいつのものかも分からないブラジャーを発掘したのでお送りする。色とくたびれ具合から以前のパンツとセットのものである可能性が高いので、向こうで一緒になれるように供養してやって欲しい」

追記:内容を視聴していない以上、私が謝る必要はないと考えるのだがどう思うかお二人の意見を聞かせて欲しい。

====================

 

 

大鳳「例えば店先で偶然見つけて購入した、ということであれば、奥さんからすれば面白く無いと思いますよ」

 

翔鶴「知り合いの方が持っていたモノだったとしても、わざわざ持ってきてしまったのですから、興味があったという目で見られるのではないかと……」

 

 

大鳳「仮にながかどさんが警察のようなお仕事で違法なDVDを押収した、としてもそれはそれで個人保有はアウトなはずですし」

 

翔鶴「誰かに無理矢理押し付けられた、であれば、まだ弁明の余地はあるかもしれませんが」

 

大鳳「だとしたら処分してあげましょう」

 

 

翔鶴「うーん、やっぱり奥さんからしたら"なんでこんなもの持ってるの"となってしまうのではないでしょうか」

 

大鳳「入手経路がどうあれ、ばっちり保管していたわけですからね」

 

翔鶴「視聴したかどうかは、奥さんとしては関係ないと思います」

 

 

大鳳「……ホントはこっそり見てて、気に入っていたから保存してた、とも思われるかもしれませんよ?」

 

翔鶴「見ていないという証明は不可能ですからね……」

 

大鳳「意地を張ってないで、奥さんに頭を下げて許しを請いましょう」

 

翔鶴「奥さん悲しんでますよきっと、優しくしてあげて下さい」

 

 

大鳳「あと気になったのですが、世界のビッグスケベ……偉大なる助兵衛ということですか?」

 

翔鶴「偉大なスケベさんって、居るのかしら?」

 

大鳳「英雄色を好むとは言いますが、相談者さんからは色を好むというよりは若干ムッツリな気配を感じます、"DVDを見てない"という辺りが」

 

 

翔鶴「素敵な奥さんがいらっしゃるということですから、大切にしてあげて下さい」

 

大鳳「この小汚い下着一式と共にながかどさんが素直に謝罪できる勇気が出るようにお焚き上げをしますね」

 

 

翔鶴「……今日のお便りは、これで全てですね」

 

大鳳「皆様ありがとうございました、そして改めて間もなく1.5周年を迎えられることを喜ばしく思います」

 

翔鶴「本当にありがとうございます」

 

大鳳「あと今日はお見苦しい所を晒してしまい申し訳ありません……」

 

 

翔鶴「とっても迫力あったわよ大鳳さん♪」

 

大鳳「どうせなら山城さんみたいなセリフが良かったです……」

 

翔鶴「あ、次回は1.5周年記念に合わせて、新番組の告知を兼ねて鹿島さんがゲスト予定だそうです」

 

 

大鳳「鹿島さん、初回からいきなり"パンツ特集"とか言われて大丈夫かしら」

 

翔鶴「……私たちで、フォローしましょう」

 

大鳳「はい……」

 

 

 

翔鶴「では、長時間の放送、お付き合い頂いた視聴者の方々、ありがとうございます♪」

 

大鳳「最後は今日の御守りプレゼントコーナーです、本日お焚き上げる方の中から抽選1名の方に、当番組謹製の御守りを差し上げます」

 

 

翔鶴「ルーレットの掛け声を、今日は大鳳さんにお願いしますね」

 

大鳳「わかりました、それでは、ルーレット……スタート!」

 

・こういちくんになりたい

・なんばーふぉー

・わさび

・F/A-18Fの前部座席

・ながかど

 

→なんばーふぉー

 

 

大鳳「なんばーふぉーさんおめでとうございます!」

 

翔鶴「えっと……災難に合わないように祈って制作しますね」

 

大鳳「中身を開けてはダメですからね?妙な声が聞こえる扉も同じように開けない方が良いです」

 

 

翔鶴「今日の放送、お別れの時間が近づいて参りました」

 

大鳳「今回もたくさんのお便り、本当にありがとうございます。皆様のお便りのお陰でこのラヂオが成り立っています」

 

翔鶴「皆様の不運が断ち切られるよう、そして皆様の幸運をお祈りしています」

 

大鳳「また次回もよろしくお願いします♪」

 

 

翔鶴「それでは、本日のお相手は、航空母艦・翔鶴と!」

 

大鳳「航空母艦・大鳳でした!」

 

「「皆さんに幸せがとどきますように!!」」

 

 

~第21回放送 おわり~

 

 

───

──

 

 

鹿島「香取姉、私もラヂオ番組に出ることになったの♪どんな番組だろう、たのしみだなぁ♪」

 

香取「鹿島……」

 

鹿島「はい?」

 

香取「強くなるのよ」

 

鹿島「え?」

 

香取「あと賢くなるのよ」

 

鹿島「えぇ!?」

 

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