翔鶴と大鳳の「お焚き上げラヂオ」   作:是反

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2023年6月5日 放送分です。
お便りを送ってくださった皆様、ありがとうございます。

<本放送>
https://twitter.com/l_c_z2/status/1665691699480510464?s=20


第30回放送

【第30回 翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ】

翔鶴「翔鶴と!」

 

大鳳「大鳳の!」

 

「「お焚き上げラヂオ!!!」」

 

#翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ

 

 

翔鶴「皆さんこんばんは、翔鶴です♪」

 

大鳳「こんばんは、大鳳です」

 

翔鶴「近ごろ各地で大雨が続きましたが、皆さまお住いの地域は大丈夫でしたか?」

 

大鳳「梅雨の時期、と言うのもありますが、日ごろから備えておきたいものです」

 

 

翔鶴「今夜はゲストも企画もない、いつも通りのお焚き上げラヂオをお届けします」

 

大鳳「翔鶴さん、私たちのいつも通りって、何なんでしょう?」

 

翔鶴「大鳳さん?」

 

大鳳「私たち、もっと自由に生きて良いのよね??」

 

翔鶴「大鳳さん??」

 

 

大鳳「いえ、その、いつも"呪物"が届くことが多いので、これをいつも通りと慣れたくないな、と……」

 

翔鶴「でも大鳳さん、みなさん私たちに悩み相談をしてきているわけですから……」

 

大鳳「パンツ送る必要、あります?」

 

翔鶴「それは……ケジメ?」

 

大鳳「何の!?」

 

 

翔鶴「それはその、その人なりの?」

 

大鳳「どこか釈然としませんが……」

 

翔鶴「と、とにかく!みなさんのお悩み、失敗を今日もお焚き上げしましょう!早速1通目読みますね?」

 

大鳳「はい、お願いします」

 

翔鶴「ラヂオネーム:しましまちむにー さんからです、ありがとうございます」

 

 

翔鶴『執務室に設置されているバーが私の定位置で、毎日遅くまで飲んでいるのですが……聞いてください。「強すぎる」「酔った姿を見たことがない」と言われてしまいました。』

 

翔鶴「あ、親近感……」

 

大鳳(翔鶴さんも強くてずっと飲んでるもんなぁ)

 

 

翔鶴『そういえば飲んでいると皆私より先に潰れてしまって……私としては皆のいろんな姿を眺めながら飲むのは楽しいのですが、』

 

大鳳「ですが?」

 

 

翔鶴『「どうやったら酔うのか」「浴びるように飲ませれば酔うのか」「むしろ浴びせたら酔うのか」「れんじゃぁ〜♡」「顔が赤くすらなってない」「酒を飲む顔をしていない」「○○さんも脱ぎましょ〜う♡」「Ranger」』

 

大鳳「いつもの酒クズたち……」

 

 

翔鶴『「チェイサーは井戸水(日本酒)でいいか?」「いやいや麦茶(ビール)でしょ」「なんでこんなにちゃんぽんして酔わねえんだよ」「れん……じゃぁ〜(水音)」など皆酔った勢いで好き放題に言います。』

 

大鳳「凄い言われようですね……あとレンジャーさん大丈夫じゃないですよねこれ?」

 

 

翔鶴『……どうやったら酔えます?私、もう粘膜から直接吸収するくらいしか酔える道ないのかしら?』

 

翔鶴「ダメよしましまさん!」

 

大鳳「あの、本当に危険ですからダメですよ!リスナーさん方も真似しちゃ駄目!」

 

 

翔鶴『"過ぎたるは及ばざるが如し"、私の苦手な言葉です。みんなと一緒に酔って騒げないの、ちょっと寂しいです。何か良い手立てはありませんか?』

 

翔鶴「……ということでした」

 

大鳳「ありがとうございます。お酒を楽しく飲む、のは好きな言葉ですが、無理に酔わなくても良いのでは?」

 

 

翔鶴「でも、自分だけが素面というのも面白みがないというか、酔っぱらいの相手、みたいに感じちゃうかも」

 

大鳳「同じ立場、状況でなくなることの疎外感のようなものでしょうか」

 

翔鶴「きっとそんな感じじゃないかしら?」

 

大鳳「なるほど……」

 

=====お便り全文=====

ラヂオネーム:しましまちむにー

 

執務室に設置されているバーが私の定位置で、毎日遅くまで飲んでいるのですが……聞いてください。「強すぎる」「酔った姿を見たことがない」と言われてしまいました。そういえば飲んでいると皆私より先に潰れてしまって……私としては皆のいろんな姿を眺めながら飲むのは楽しいのですが、「どうやったら酔うのか」「浴びるように飲ませれば酔うのか」「むしろ浴びせたら酔うのか」「れんじゃぁ〜♡」「顔が赤くすらなってない」「酒を飲む顔をしていない」「○○さんも脱ぎましょ〜う♡」「Ranger」「チェイサーは井戸水(日本酒)でいいか?」「いやいや麦茶(ビール)でしょ」「なんでこんなにちゃんぽんして酔わねえんだよ」「れん……じゃぁ〜(水音)」など皆酔った勢いで好き放題に言います。

 

……どうやったら酔えます?私、もう粘膜から直接吸収するくらいしか酔える道ないのかしら?"過ぎたるは及ばざるが如し"、私の苦手な言葉です。みんなと一緒に酔って騒げないの、ちょっと寂しいです。何か良い手立てはありませんか?

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翔鶴「あと、途中で何度かレンジャーさんが出てるけど……」

 

大鳳「最後、これ……もしかして……」

 

翔鶴「レンジャーさんは大丈夫です」

 

大鳳「そ、そうですよね!きっと、お酒を零しちゃったんでしょう、はい!」

 

 

翔鶴「本当に良くない方法だと、粘膜以外にもお酒を"ポ〇リ"や"アク〇リアス"で割ると、物凄く酔うらしいわ」

 

大鳳「吸収効率良くなりすぎるからでしょうね、とても危険なのでこれも真似してはいけません」

 

翔鶴「どちらにしても、酔うどころか急性の中毒になってしまうかもしれないわ」

 

 

カンペ < "ポ〇リ"って書くと卑猥だね

 

大鳳「矢を放て」

 

カンペ < アッー!

 

 

大鳳「もう少し度数を高めにするとか、本当は良くないですが"ちゃんぽん"で飲むとか、でしょうか」

 

翔鶴「あとは、これもあまり良くはないけど空腹時に飲む方が格段に酔いやすくなると思うわ」

 

大鳳「どれも良くない方法ですからオススメはできませんが」

 

翔鶴「どうしても酔いたいなら……」

 

 

大鳳「しましまさんは殊更にアルコール耐性が高そうなので多少は無茶しても大丈夫そうな気がしますが、それでも気を付けてくださいね」

 

翔鶴「お酒に飲まれちゃいけませんよ?」

 

大鳳「あとリスナーさん方は決して真似しないようにね」

 

翔鶴「どうにかなってしまってからでは遅いですからね?」

 

 

大鳳「どうやってお焚き上げしましょうか、酔えるように?」

 

翔鶴「んー、しましまちむにーさんが楽しくお酒を飲めるに、とかでどうかしら?」

 

大鳳「あ、それいいですね。しましまさん、注意しつつお酒を楽しんでくださいね」

 

翔鶴「もっと楽しめるようにお祈りしますね」

 

 

大鳳「お酒でも供えます?」

 

翔鶴「勢いよく燃えすぎるんじゃないかしら」

 

大鳳「じゃあスタッフでもくべましょうか」

 

翔鶴「ガソリンが必要ね……」

 

スタッフ < ぇ

 

 

翔鶴「じゃあ、次のお便りを大鳳さんお願いね」

 

大鳳「了解です、続いては、お焚き上げネーム:つぁんろん さんからです」

 

翔鶴「あら、前にもお便りを下さった方ね、ありがとうございます♪」

 

大鳳「今回も過激じゃなければ良いんですが……」

 

 

大鳳『いきなりですが相方がまずいことになりそうです。相方の恋人が提督から腕を買われる形で軍へ再就職したのはそちらもご存知だと思いますが、恋人君と相方も合間を縫って愛を育んでいます。』

 

翔鶴「以前下さったお便りですね」

 

大鳳「上手く行ってそうなのに、何がまずいんでしょう」

 

 

大鳳『しかし新米提督どころか新人士官でもない二等兵の新兵が艦娘と親しいというのは新兵の教育上問題だという声が相次いでおり、横恋慕したら頭突きでフられるという暴力事案の引き金となって恋人君が入隊する元凶となってしまった私に何とかしろとお鉢が回ってきました。』

 

翔鶴「あの、ハンマーヘッドさんの」

 

大鳳「ああ、淫乱空母事案ですか……」

 

 

大鳳『困ったので「相方恋しさにただの新兵を自分の力で出世させようと企んでいる」というデマをつるんでいる後輩や駆逐艦を使って流させたところ、予想以上の効果が出てしまいました。』

 

翔鶴「ナンデ!?」

 

大鳳「なぜそんな方向にばかり思い切りが良いんですか!?」

 

 

大鳳『提督が嘘であっても綱紀粛正に丁度いいからと罰する方針に舵を切りつつあり、差し当たり一定期間新兵君を外出禁止に加え休日返上で奉仕活動という名の奴隷扱い、相方については腕の腱を斬りこれまた一定期間戦力外にする腹積もりのようです。各司令級会議も賛成多数で可決が見込まれます。』

 

 

大鳳「」

 

翔鶴「」

 

大鳳「つ、つづき、よみ、ますね」

 

 

大鳳『腕の腱を斬られては弓も銃の引き金も引けないため、これらの仕組みを利用して艦載機を発艦させる空母艦娘にとっては一番の屈辱です。加えて言うなら犯す価値もないというパワハラの極みです。』

 

翔鶴「後半部分、そんなこと気にしてる場合ですか!?」

 

大鳳「これはひどい」

 

 

大鳳『確かにデマを流したのは私たちですが、それを嘘と知りつつ引き締めのために平気で利用する提督や元凶になった二人の方が悪いと思います。』

 

大鳳「(他所の)提督さんちのエロドラゴンいい加減にしろよホント」

 

翔鶴「ものすごい責任転嫁」

 

 

大鳳『ちょうどこの間下着を新調したので、こちらの古い物をお送りします。生贄と思ってお焚き上げの上、奴らに呪詛をお願いします。』

 

翔鶴「どうして」

 

大鳳「どうして、どうしてでしょうね」

 

 

翔鶴「その、前提としてつぁんろんさん自身の非の部分はキチンと認めてくださいね?」

 

大鳳「ええ、"廊下を走ってはいけません"と言われて"他にも走ってる人が居るのになぜ自分だけ注意されるのか"と反論するようなものです」

 

=====お便り全文=====

お焚き上げネーム:つぁんろん

いきなりですが相方がまずいことになりそうです。相方の恋人が提督から腕を買われる形で軍へ再就職したのはそちらもご存知だと思いますが、恋人君と相方も合間を縫って愛を育んでいます。

しかし新米提督どころか新人士官でもない二等兵の新兵が艦娘と親しいというのは新兵の教育上問題だという声が相次いでおり、横恋慕したら頭突きでフられるという暴力事案の引き金となって恋人君が入隊する元凶となってしまった私に何とかしろとお鉢が回ってきました。

困ったので「相方恋しさにただの新兵を自分の力で出世させようと企んでいる」というデマをつるんでいる後輩や駆逐艦を使って流させたところ、予想以上の効果が出てしまいました。

提督が嘘であっても綱紀粛正に丁度いいからと罰する方針に舵を切りつつあり、差し当たり一定期間新兵君を外出禁止に加え休日返上で奉仕活動という名の奴隷扱い、相方については腕の腱を斬りこれまた一定期間戦力外にする腹積もりのようです。各司令級会議も賛成多数で可決が見込まれます。

腕の腱を斬られては弓も銃の引き金も引けないため、これらの仕組みを利用して艦載機を発艦させる空母艦娘にとっては一番の屈辱です。加えて言うなら犯す価値もないというパワハラの極みです。

確かにデマを流したのは私たちですが、それを嘘と知りつつ引き締めのために平気で利用する提督や元凶になった二人の方が悪いと思います。ちょうどこの間下着を新調したので、こちらの古い物をお送りします。生贄と思ってお焚き上げの上、奴らに呪詛をお願いします。

====================

 

 

翔鶴「その上、相方さんを呪おうとするなんて、いけないわ」

 

大鳳「"元凶"というなら、自分自身に翻ってくると思わないのかしら、挙句こんなものまで……」

 

翔鶴「大鳳さん、それは?」

 

大鳳「こんなこともあろうかとゴム手袋です」

 

翔鶴「そう……」

 

 

大鳳「何が付着してるか分かりませんからね、この汚い布から変な病気を貰うかもしれません……一応二重にしとこう」

 

翔鶴「そうね……」

 

 

大鳳「当然、その過激すぎる対応自体には思うところが少し、かなりありますが、要所要所で相方を陥れてるのはつぁんろんさんではないですか?」

 

翔鶴「相方さんを大切に思うなら、貴方の口から事実を言ってあげないと」

 

 

大鳳「対応方法としても、デマを流して解決を図ろうとしたのは悪手だったと思います」

 

翔鶴「事実とは異なることだし、自分で制御できなくなってしまうものね」

 

 

大鳳「ただ、もし相方さんを大事に思ってないからこんな対応をしたのであれば……」

 

翔鶴「……それはとても、問題ね」

 

大鳳「もしこの放送を聴いている方で心当たりのある艦隊勤務者の方々が居たら、危機に陥っている艦娘を助けてあげて下さい」

 

 

翔鶴「恋人さんの経歴、かなり特殊だからわかるんじゃないかしら」

 

大鳳「そうですね……一応、別の艦隊にも情報を共有しておきましょうか」

 

翔鶴「何が助けになるか分からないものね」

 

 

大鳳「不当な罰はやはりよくありませんから、相方さんやその恋人さんが真っ当に扱われることを祈ってお焚き上げします」

 

翔鶴「このパンツは……」

 

大鳳「送り返したいところですが、それも危険なので燃料も使って念入りに焼却します」

 

翔鶴「はい」

 

 

大鳳「脳がショッキングピンク色で短絡的過ぎますね」

 

翔鶴「もう少し、こう、その、マトモになってもらえればと」

 

大鳳「オブラート貫通してきましたね」

 

 

翔鶴「事態の平和的な解決を改めて祈っています」

 

大鳳「では、次のお便り、翔鶴さんお願いします」

 

翔鶴「はい、続いては、お焚き上げネーム:女王代行 さんからです、ありがとうございます」

 

 

翔鶴『こちらでは初めてお便りを出します。その名の通り先の女王陛下の代行者として、断絶した公爵家の名跡を継いで北の泊地を含めた島々を統治する戦艦です。』

 

翔鶴「はい、よろしくお願いします」

 

大鳳「ご丁寧にありがとうございます」

 

 

翔鶴『現在私の任地では練習巡洋艦姉妹に対し「存在が茨城県に対する差別」として出身県人会による反差別カウンター行動と称した味方殺しに近い行為が行われている以外、目立って大きな問題はありませんでした。』

 

大鳳「……以外、で切り捨てた部分かなり大きいような」

 

翔鶴「つ、続けますね」

 

 

翔鶴『しかし同郷の正規空母が友軍に所属している私の同名別個体に対し、初対面でスカートを捲って下着を目視確認するという蛮行を働いていたことが発覚しました。』

 

大鳳「一体何を確認したくてそんなことを」

 

翔鶴「……柄?」

 

大鳳「そういうことじゃない」

 

 

翔鶴『夫が性の事柄には消極的であることもあってかその起爆剤として私のスカートを捲るのはよくあることで実際夜の生活に反映される形で効果も出ていますが、あろうことか味方にそのような蛮行を働くとは何事でしょうか。』

 

翔鶴「大人の戦略ですね///」

 

大鳳「味方とか以前にしちゃ駄目です」

 

 

翔鶴『友軍の彼女は寛大にもお許し下さったのですが、泊地司令長官である夫やその正妻であり私と同じ男を愛する親愛なる艦隊総旗艦、加えて女房として先任者である朋友たちの顔に泥を塗る行為です。』

 

大鳳「同名艦がそんな目に逢ってたら嫌ですよね」

 

 

翔鶴『さらに申し上げますとその下手人をこともあろうにドイツのダメ戦艦が庇い立てしたため、腹の虫が収まらずつい王尺で殴り倒して身ぐるみを剥ぎ取ってしまいました。』

 

大鳳「出ましたねドイツのダメ戦艦!!」

 

翔鶴「なぜ身ぐるみを……」

 

 

翔鶴『私の下着は身体と同様に夫との共有財産であり差し出す訳には参りませんので、例のダメ戦艦から奪い取ったヨレヨレで年季の入った下着をお送り致します。下手人の方も責任持ってこちらで成敗しますので、その景気付けにお焚き上げをお願い申し上げます。』

 

大鳳「まぁ……」

 

翔鶴「そうなりますよね(麻痺)」

 

 

大鳳「一応申し上げておきますが、当番組は決してパンツを募集してるわけではありません」

 

翔鶴「はい(諦観)……では、これは後で燃やすとして……」

 

大鳳「きっちりゴム手袋使ってますね」

 

=====お便り全文=====

お焚き上げネーム:女王代行

こちらでは初めてお便りを出します。その名の通り先の女王陛下の代行者として、断絶した公爵家の名跡を継いで北の泊地を含めた島々を統治する戦艦です。

現在私の任地では練習巡洋艦姉妹に対し「存在が茨城県に対する差別」として出身県人会による反差別カウンター行動と称した味方殺しに近い行為が行われている以外、目立って大きな問題はありませんでした。

しかし同郷の正規空母が友軍に所属している私の同名別個体に対し、初対面でスカートを捲って下着を目視確認するという蛮行を働いていたことが発覚しました。

夫が性の事柄には消極的であることもあってかその起爆剤として私のスカートを捲るのはよくあることで実際夜の生活に反映される形で効果も出ていますが、あろうことか味方にそのような蛮行を働くとは何事でしょうか。

友軍の彼女は寛大にもお許し下さったのですが、泊地司令長官である夫やその正妻であり私と同じ男を愛する親愛なる艦隊総旗艦、加えて女房として先任者である朋友たちの顔に泥を塗る行為です。

さらに申し上げますとその下手人をこともあろうにドイツのダメ戦艦が庇い立てしたため、腹の虫が収まらずつい王尺で殴り倒して身ぐるみを剥ぎ取ってしまいました。

私の下着は身体と同様に夫との共有財産であり差し出す訳には参りませんので、例のダメ戦艦から奪い取ったヨレヨレで年季の入った下着をお送り致します。

下手人の方も責任持ってこちらで成敗しますので、その景気付けにお焚き上げをお願い申し上げます。

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翔鶴「下手人、捕まると良いですね」

 

大鳳「誰かは分かっているようですから時間の問題でしょう」

 

翔鶴「それにしても、本題に関わってないハズなのに悪い意味で存在感が凄いわね、ダメ戦艦さん」

 

大鳳「このヨレヨレな下着からダメさがにじみ出てるような気さえします」

 

 

翔鶴「最初の"存在が茨城県に対する差別"というのが少し気になったのだけど」

 

大鳳「ものすごく大規模で婉曲的な風評被害ですね……ウチの鹿島さんにも頑張ってもらわないと」

 

翔鶴「香取さんは?」

 

大鳳「どうせ鹿島さんでしょう」

 

翔鶴「否定材料が無いのが……ゴメンナサイ鹿島さん」

 

 

大鳳「そして、どこにでもいますね、スカートを捲るいたずらをする輩というのは」

 

翔鶴「目視確認って、一体何を期待して確認しようとしたのかしら」

 

大鳳「変態の気持ちは分かりませんが、本当に柄が知りたかったという程度なのかも」

 

 

翔鶴「海防艦の子たちのようないたずらならともかく」

 

大鳳「正規空母、らしいですから……我々と同じ艦種の」

 

翔鶴「……一刻も早く下手人さんにオシオキを」

 

大鳳「お願いします」

 

 

翔鶴「下着が夫との共有財産と言うのも凄い言い方ですね」

 

大鳳「もし離婚することになったら、財産分与で下着を半分に裁断したりして」

 

翔鶴「流石にそんなことはしないんじゃないかしら」

 

大鳳「冗談ですよ冗談」

 

 

翔鶴「女王代行さん、変態さんに負けず頑張って下さい」

 

大鳳「我々は応援しか出来ませんが、下手人さんに適切な対処がされることを祈っています」

 

翔鶴「先ほど恐ろしい罰が下されようとしている事例もありましたし……」

 

大鳳「あれは流石にやりすぎですが……」

 

 

翔鶴「この汚……古い下着と共にキッチリお焚き上げしますからね」

 

大鳳「跡形もなく灰にします、このような被害に今後逢われないように祈って」

 

 

翔鶴「じゃあ、次のお便りを大鳳さん頼むわね」

 

大鳳「わかりました、お焚き上げネーム くまのこうべ さんからです」

 

翔鶴「えっと、鹿島さんの番組初放送時にお便りくださった方のようです、ありがとうございます♪」

 

 

大鳳『ごきげんよう。以前鹿島さんにオトコにペニス案件でお世話になった者ですわ。』

 

翔鶴「」

 

大鳳「うぅ……一体何の案件で何があったのか……///」

 

~~~参考:当時のお便り(別番組宛)~~~

ハレンチネーム くまのこうべ

ごきげんよう、新たな番組のスタートを祝福いたします。

わたくし、この前姉たちと習い事について話していましたら、突然ルームメイトでもある三女が「男とかペニスとか習いたいねー」などと言い出して「なんてことを言うんですの!破廉恥ですわ!」って思わず叫んでしまったんです。

「何よ破廉恥って!!そりゃテニスはスカートがヒラヒラするかもだけど、お琴は思いっきり清楚じゃん!」と怒られてしまって……自分が聞き間違えていたことに気付いたのです、「お琴」と「男」、「テニス」と「ペニス」を。そもそも「男にペニス」なんて今時の親父ギャグでも言いませんし、そのうえ彼女のヒラヒラするスカートから覗く紫色の下着を想像してしまって、破廉恥なのは私の脳味噌の方でしたわ……。

鹿島先生、この破廉恥な女にご指導よろしくお願い致します。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

 

大鳳『先日のことです。長姉が全身エステの割引券を貰ってきたので、試しに行ってみるのも一興かと思い券を握りしめて意気揚々と出ようとしたら、三女に思い切り止められました。』

 

翔鶴「何故かしら」

 

大鳳「割引しても高かったとか」

 

 

大鳳『「何をするんですの!離しなさい!最近疲れが溜まってしまっているんですの!」

「よく見なよこの券!このお店がほぐしてくれるのはコリじゃなくてクリだよ!!」

「なにを破廉恥なことを言っているんですの!?」

という会話がなされ、よく見てみると券には「性感」エステと書いてありました。』

 

 

翔鶴「っ……」

 

大鳳「っ……、す、すみません、コリじゃなくてクリ、でちょっと不覚にも、笑ってしまって」

 

 

大鳳『恥ずかしくて自害してしまいたいとすら感じますわ。例え同性の施術だとしても今の私にはとても行く勇気は出ません。そもそも溜まってません。』

 

翔鶴「それは恥ずかしいですね、私も、無理、かな……」

 

 

大鳳『ありがとう、全力で止めてくれた三女。お礼に高級焼肉店と温泉を奢ってあげましたが、私の貞操の危機を救ってくれたのだからこれでもまだ足りないと思っています。』

 

翔鶴「とてもいい姉妹ですね」

 

大鳳「ええ、良かったですね」

 

 

大鳳『全身「性感」エステ、最上級コース、この割引券をお持ちならお連れ様1名まで半額で受けられるそうですわ。同封しておきますのでお好きに扱ってください。』

 

翔鶴「……」

 

大鳳「……」

 

二人「「貰ってもなぁ……」」

 

 

大鳳『P.S.私は神戸生まれですが、この文は決してご当地の言葉の抑揚で読んではいけませんわ』

 

翔鶴「というと」

 

大鳳「あ……そういうことですか」

 

翔鶴「え?」

 

大鳳「いえ、お嬢様言葉としても関西方言としても読めるので」

 

 

翔鶴「私には、難しいわね」

 

大鳳「私は一応、できなくも、ないかも(神戸出身)」

 

翔鶴「やらなくても大丈夫よ?」

 

大鳳「あと実は神通さんも喋れます」

 

翔鶴「そうなの!?」

 

 

大鳳「以前、駆逐艦への訓練時に地元の言葉で声を荒げる神通さんは、まるで、ヤの吐く人のようで」

 

翔鶴「恐ろしい……」

 

大鳳「駆逐艦それぞれに変わったあだ名をつけたりしてました」

 

翔鶴「意外ね……」

 

 

大鳳「迫力ありましたねあれは」

 

翔鶴「それにしても、"性感エステ"なんてものがあるのね」

 

大鳳「エステもなにもただのいかがわしい店ですよね」

 

翔鶴「そうだと思うけど」

 

 

大鳳「……今少しだけ検索してみたんですが、本当にあるんですね」

 

翔鶴「どこでその割引券を長女の方は手に入れたのかしら?」

 

大鳳「それは……そういう系列のお店?」

 

翔鶴「そこに行ったということかしら」

 

大鳳「お近くのソープに……とか」

 

=====お便り全文=====

お焚き上げネーム くまのこうべ

ごきげんよう。以前鹿島さんにオトコにペニス案件でお世話になった者ですわ。

先日のことです。長姉が全身エステの割引券を貰ってきたので、試しに行ってみるのも一興かと思い券を握りしめて意気揚々と出ようとしたら、三女に思い切り止められました。

「何をするんですの!離しなさい!最近疲れが溜まってしまっているんですの!」

「よく見なよこの券!このお店がほぐしてくれるのはコリじゃなくてクリだよ!!」

「なにを破廉恥なことを言っているんですの!?」

という会話がなされ、よく見てみると券には「性感」エステと書いてありました。恥ずかしくて自害してしまいたいとすら感じますわ。例え同性の施術だとしても今の私にはとても行く勇気は出ません。そもそも溜まってません。

ありがとう、全力で止めてくれた三女。お礼に高級焼肉店と温泉を奢ってあげましたが、私の貞操の危機を救ってくれたのだからこれでもまだ足りないと思っています。

 

全身「性感」エステ、最上級コース、この割引券をお持ちならお連れ様1名まで半額で受けられるそうですわ。同封しておきますのでお好きに扱ってください。

 

P.S.私は神戸生まれですが、この文は決してご当地の言葉の抑揚で読んではいけませんわ

====================

 

 

翔鶴「……」

 

大鳳「……」

 

翔鶴「長女さんのこの券の入手経路は考えないことにしましょう」

 

大鳳「物理科目の空気抵抗みたいですね」

 

 

翔鶴「そして三女さんに感謝ですね」

 

大鳳「一歩間違えればとんでもないことになってたかもしれませんものね」

 

翔鶴「お店の前まで行けば気づくと思うけど」

 

大鳳「案外外から分かりにくかったりするかもしれませんし」

 

 

翔鶴「今度から貰ったものはきちんと確認しましょうね?」

 

大鳳「細かい条件が付いていて、割引対象にならないこととかありますからね」

 

翔鶴「あるわよねそういうの、だったら普通に買います、というような条件も」

 

 

大鳳「三女さんにお礼をしているようですから、今度はあなたが三女さんが何かトラブルに巻き込まれたりしたら助けてあげて下さいね」

 

翔鶴「素敵な姉妹であってほしいわね」

 

大鳳「……割引券持ってきたのは長女のようですが」

 

 

翔鶴「そこは……変に邪推するといけないからこれ以上私たちのほうで詮索するのはやめましょうか」

 

大鳳「そうですね、もし出所が気になるなら、訊いてみても良いかもしれませんが」

 

 

翔鶴「くまのこうべさんが早とちりしなくなるようにお焚き上げしますね」

 

大鳳「何でも落ち着いて確認、判断しましょうね?」

 

 

翔鶴「以前は、"お琴とテニス"をとんでもない聞き間違いされたようですし」

 

大鳳「普通そうは聞こえないと思うんですけどね……」

 

 

翔鶴「それでは、次のお便り紹介して良いかしら?」

 

大鳳「恐らくこれが最後ですね、お願いします」

 

翔鶴「はい、ラジオネーム:呉焼きはお好み焼きに入るんかのぉ さんからです」

 

大鳳「呉焼、広島風お好み焼とはまた少し違うようですね」

 

 

翔鶴『提督さんの趣味が移ったのか分からんが、最近うちのとこでは妙に布おむつが流行っとってのぉ。』

 

大鳳「なぜそんな……」

 

翔鶴「余程長期任務が多いのかしら」

 

大鳳「にしてもわざわざ布にする意味が……」

 

 

翔鶴『同室の涼月も『これなら(紙おむつを)節約できますね』って割と乗り気なんじゃが、うちは洗い物の時間まで考えるとそこまで変わらんように思えるのぉ…。お2人さんはどう思うね?』

 

大鳳「そ、そんなに日常的に使ってるんですか」

 

翔鶴「もしかして、赤ちゃんが施設内に居るとか」

 

大鳳「それは普通無いと思いますが……」

 

=====お便り全文=====

翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ 宛

ラジオネーム:呉焼きはお好み焼きに入るんかのぉ

 

提督さんの趣味が移ったのか分からんが、最近うちのとこでは妙に布おむつが流行っとってのぉ。同室の涼月も『これなら(紙おむつを)節約できますね』って割と乗り気なんじゃが、うちは洗い物の時間まで考えるとそこまで変わらんように思えるのぉ…。お2人さんはどう思うね?

====================

 

 

翔鶴「ちょっと想定が難しいですが、そうですね……やはり紙の方に軍配が上がるのではないかしら」

 

大鳳「私もそう思います。お便りに書かれている通り、結局洗う時間のコストを考えると高くなってしまうかと」

 

翔鶴「そうじゃなかったら、まだ布が主流でもおかしくないものね」

 

 

大鳳「ええ、布おむつが殆ど見られなくなった理由を察するのが良いかと」

 

翔鶴「何もコストというのはお金だけじゃありませんからね」

 

大鳳「紙の方がより衛生的に保てるでしょうし」

 

 

翔鶴「呉焼さん、貴方が思うようにいろいろな意味で"布の方が割高"だと私たちも思うわ」

 

大鳳「しっかり理由を説明すれば、涼月さんも分かってもらえるんじゃないでしょうか」

 

翔鶴「全否定するんじゃなくて、しっかりと説明してあげてね?」

 

大鳳「説得が上手く行くよう、そして出来ればオムツが不要になるように祈ってお焚き上げしますね」

 

 

翔鶴「ところで、呉焼、美味しいわよね」

 

大鳳「広島風とは違うものなんですね」

 

翔鶴「ええ、麺や形がちょっと違うの、美味しいわよ」

 

大鳳「鳳翔さん、作ってもらえないかしら」

 

翔鶴「今度話してみたら?」

 

 

大鳳「日進さんや浦風さんも、もしかしたら作れるかもしれませんね」

 

翔鶴「なんとなくそんなイメージあるわよね」

 

 

大鳳「さて、本日のお便り紹介は以上になります、皆様ありがとうございます」

 

翔鶴「最後はプレゼントコーナーです、本日お焚き上げる方から抽選1名の方に当番組謹製の御守りを差し上げます!」

 

大鳳「ルーレット、早速回しちゃいますね……構え……狙って……回れ!」

 

・しましまちむにー

・つぁんろん

・女王代行

・くまのこうべ

・呉焼き

 

→しましまちむにー

 

 

翔鶴「おめでとうございます、しましまさん♪」

 

大鳳「お名前にちなんで縞模様の御守りを作らせてもらいますね」

 

翔鶴「中は絶対に開けちゃだめですからね、絶対ですよ?効果が無くなってしまいますから」

 

 

大鳳「それでは、名残惜しいですがお別れの時間が近づいてきました」

 

翔鶴「本日お便りを下さった皆様、長時間放送にお付き合い頂いた皆様、ありがとうございます」

 

大鳳「皆様のお陰でこのラヂオが成り立っています、本当にありがとうございます」

 

 

翔鶴「皆様の不運が断ち切られることを祈っています、そして皆様の幸運をお祈りしています」

 

大鳳「番組への要望(ゲストや企画について)などありましたら、お気兼ねなくご連絡下さい」

 

 

翔鶴「本日のお相手は、航空母艦・翔鶴と!」

 

大鳳「航空母艦・大鳳でした!」

 

 

「「皆さんに幸せがとどきますように!!!」」

 

 

~第30回放送 おわり~

 

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