翔鶴と大鳳の「お焚き上げラヂオ」   作:是反

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2024年5月25日 放送分です。
お便りを送ってくださった皆様、ありがとうございます。



第42回放送(ゲスト:長門、陸奥)

【第42回 翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ】

翔鶴「翔鶴と!」

 

大鳳「大鳳の!」

 

「「お焚き上げラヂオ!!!」」

 

#翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ

 

 

翔鶴「こんばんは、翔鶴です♪」

 

大鳳「大鳳です、今夜もよろしくお願いします」

 

翔鶴「ようやく気候も安定してきたかしら?と思ったところに台風のニュースね……」

 

大鳳「ツイでないですね……消滅か、逸れてくれることを祈りましょう」

 

 

翔鶴「早速ですが、本日のゲストを紹介しましょう」

 

大鳳「はい、今夜のゲストは長門型姉妹のお二人です」

 

長門「う、うむ、ラヂオというのは初めてだが、この長門、しっかりと役割を果たす所存だ」

 

陸奥「長門ったら緊張しっちゃって……はーい、陸奥よ♪よろしくね♪」

 

 

大鳳「お二人共よろしくお願いしますね」

 

陸奥「こういうの私も初めてなんだけど楽しみだわ」

 

翔鶴「長門さんも、もう少しリラックスしてくれでいいですから、ね?」

 

長門「うむ!私は、落ち着いて、いるぞ!」

 

陸奥「いないわね」

 

 

翔鶴「えー、それでは一通目のお便りは……陸奥さんにお願いしても?」

 

陸奥「いいわ、お姉さんに任せて♪何より長門がこんなにガチガチじゃあ、ね」

 

大鳳「はい、ではお願いします」

 

陸奥「それじゃあ……麻婆はるはるさんからのお便りね」

 

 

大鳳「麻婆さん、ややお久しぶりでしょうか」

 

翔鶴「大規模作戦中、ラヂオ放送していなかったから……」

 

陸奥「あら?初めての子じゃないのね」

 

大鳳「ええ、なかなかの頻度でお便りをくださってます」

 

長門「何、であれば麻婆はるはる氏の悩みはずっと解決していないのか」

 

 

翔鶴「えっと……解決して、ないと言えば」

 

大鳳「ないのかもしれません、が」

 

長門「?」

 

陸奥「まあ、読めばわかるわね、早速紹介していくわ」

 

 

陸奥『つい先日、他局の番組で「ぱんつによる間接キス」という話題が取り上げられました。』

 

長門「な、なに……?」

 

陸奥「あらあらあら?」

 

翔鶴「えっちなお悩みね」

 

大鳳「エッチなお悩みですね」

 

 

陸奥『自分のことかと思って動悸が止まりませんでした。やってしまったことがあるんです、成り行きで手にしてしまった姉のぱんつを穿いて、その……はい……。』

 

長門「待ってくれ、待って……どういうことだ?」

 

大鳳「えー、どうやら相手の下着を着用してゴニョニョするということらしく」

 

 

陸奥「ふぅん……マニアックなことするのねぇ」

 

長門「それは、相手の合意を取っているとみていいのか?」

 

大鳳「合意とみてよろしいかと」

 

翔鶴「こちらが介入できることでもないですし……」

 

 

陸奥『恥ずかしくて死にそうでしたが、同時にあれほど昂ったことはありませんし、とても気持ちよかったことを覚えています。今も箪笥の中には実はそのぱんつが……。』

 

陸奥「あらあらあら」

 

長門「なんということを、なんということをしているのだ……」

 

 

陸奥「恥ずかしさで余計に昂っちゃったのかしら?」

 

長門「まさか陸奥よ、このようなことをした経験が」

 

陸奥「ないわよ流石に」

 

 

翔鶴「ちゃんとお姉さんに返却して……う、うーん……」

 

大鳳「このように使われた下着を返却するのは逆によくない気が……」

 

翔鶴「そのまま持っておいた方がまだ良いかも」

 

 

陸奥『いつお返しすべきかと迷っているうちにこんなことになってしまいました、どうしたら良いのでしょう。』

 

陸奥「一応返すことは考えていたみたいね」

 

翔鶴「洗濯して返すのもそうなんだけれど……新品を買って返してあげたら?」

 

大鳳「単に借りただけじゃないですからね、用途が特殊過ぎる」

 

 

陸奥『お焚き上げした煙の出方で未来を占ったりとかできませんか?』

 

長門「そんなことが出来るのか?」

 

翔鶴「できません」

 

大鳳「陰陽タイプの空母の方ならもしかしたら……?」

 

 

陸奥『火種として改装前に愛用していたぱんつを同封しておきます。』

 

長門「な、な、なに!?何故ぱんつを!?」

 

陸奥「これが、お焚き上げラヂオ、なのね」

 

大鳳「それで納得されるのも不本意ですが……はい、一定数ぱんつを送られる方がいまして」

 

 

=====お便り全文=====

麻婆はるはる

 

つい先日、他局の番組で「ぱんつによる間接キス」という話題が取り上げられました。

自分のことかと思って動悸が止まりませんでした。やってしまったことがあるんです、成り行きで手にしてしまった姉のぱんつを穿いて、その……はい……。

恥ずかしくて死にそうでしたが、同時にあれほど昂ったことはありませんし、とても気持ちよかったことを覚えています。今も箪笥の中には実はそのぱんつが……。

いつお返しすべきかと迷っているうちにこんなことになってしまいました、どうしたら良いのでしょう。お焚き上げした煙の出方で未来を占ったりとかできませんか?火種として改装前に愛用していたぱんつを同封しておきます。

====================

 

 

翔鶴「これをお焚き上げした煙は、瘴気が強すぎると思うわ」

 

陸奥「麻婆さんが"愛用"していたというのも気になるものね」

 

大鳳「大変不穏です」

 

翔鶴「洗濯はされているようだけど……」

 

長門「燃やして供養してやろう、それが麻婆氏の為だ」

 

 

大鳳「麻婆さん、更にお姉さんへの色々な感情を高まらせているのですね」

 

長門「下着の無断拝借に無断使用は、犯罪ではないだろうか、姉妹とは言え」

 

陸奥「きっとそういう仲なのよ」

 

長門「……陸奥よ、私の下着は貸さんぞ」

 

陸奥「バカじゃないの!?要らないわよ!!」

 

 

翔鶴「長門さん、陸奥さんはそういう意味では言ってないと思いますよ」

 

長門「……姉妹艦事情は複雑怪奇、ということか」

 

陸奥「総辞職したくなるわ」

 

 

大鳳「えー、麻婆さん、愛用されていた下着はキッチリとお焚き上げて灰にしますね」

 

陸奥「いくらお姉さんが好きでも、勝手にパンツ持っていくのはダメよ?」

 

翔鶴「業者にクリーニングへ出すして返す、新品の下着を渡す、等ちゃんと考えてね?」

 

 

長門「パンツ一枚だけ業者に出すのはかなり勇気がいるな……」

 

大鳳「絶対なんかあったでしょって思われますよね」

 

 

翔鶴「それでは、次のお便りは長門さん、お願いできますか?」

 

長門「う、うむ、上手くできるか分からないが、最善を尽くそう」

 

陸奥「しっかりね」

 

長門「それでは……お焚き上げネーム:ボディガード料20万ガロン 氏からだ」

 

大鳳「20万ガロン……とんでもない量です」

 

 

長門「ガロン……英・米で分量が違うのがややこしい」

 

陸奥「米ガロンは液量、乾量でも違うし……」

 

大鳳「もう少し統一してほしいですよね」

 

 

長門『姉妹艦のことで悩んでいます。一人は単なるカニ好きで最近アメリカ戦艦さんのクラブケーキやクラブスープで餌付けされている程度なので特に何とも思わないし私もお呼ばれしているためむしろ得しているのですが、残り二人はそれぞれ身の程知らずと懲りない子ときたものです。』

 

 

大鳳「蟹、美味しいですけど苦手な人も多いですよね」

 

翔鶴「冬になったら食べに行きたいわ」

 

陸奥「私も、前の冬は食べられなかったから」

 

長門「しかし、クラブケーキ、蟹のケーキということか?」

 

陸奥「ちょっと味が想像できないわね」

 

 

長門『前者の身の程知らずは提督を始めとして「クソ○○」呼ばわりするほど口が悪いのですが、』

 

陸奥「あら……」

 

大鳳「それだけで概ね特定できてしまいそうです……」

 

 

長門『困ったことに提督を始めとした司令級(艦隊の指揮権を有する将あるいは将校のことを弊艦隊ではこう呼称しています)には場末の分遣隊レベルの拠点ならば単身で制圧しかねない実力の持ち主が多く存在しており、指輪持ちの戦艦クラスや正規空母クラスを負傷させたという報告すらあります。』

 

 

陸奥「それ本当にヒトなの?」

 

翔鶴「鍛錬のなせる業、なのでしょうか」

 

大鳳「種の限界を超えている気がしますが……」

 

翔鶴「改造手術とか?」

 

長門「いや、きっと血のにじむ鍛錬をしたのだろう、私はそう思う」

 

陸奥「どっちにしても恐ろしいわ」

 

 

長門『最近は学習したのか相手側が面白がって容赦しなくなったのか泣いて謝る姿も目撃されるのですが、それでも未だに殴られたり蹴り飛ばされたり、時には締め上げられたり投げられたりの失神KOでマケボノ状態で発見されます。』

 

 

大鳳「そこまでされて何故向かっていくのかしら」

 

長門「凄まじいガッツだな……」

 

陸奥「なんか良いように言ってるけどこれ下手したら反逆扱いよ?」

 

翔鶴「繰り返し同じようなことをして態度を改めていない訳ですからね……大丈夫なのかしら?」

 

 

長門『結果回収作業で私が呼び出されるため、正直うんざりしています。』

 

長門「意識の無い人間を運ぶのは思った以上に重たいし大変だからな」

 

大鳳「理由が理由なだけに、確かにうんざりもするでしょうね」

 

 

長門『もう片方も深刻で、やめるように言っているのにちょっと昔に販売されたと思われる男の人同士のえっちなビデオ、いわゆるゲイビデオ由来のネットスラングを多用してはウケることも少なくないですが顰蹙を買っています。』

 

 

陸奥「あ、なんか聞いたことあるわ……"淫夢"とかいうやつよね?」

 

大鳳「知らず知らずのうちにゲイビデオ由来の言葉がスラングとして蔓延っているのは空恐ろしいです」

 

翔鶴「うっかり軽い気持ちで使ったら、そういうビデオの語録だったりするかもしれない、のよね」

 

 

長門『せめてこういうことは昔の電子掲示板だけにして欲しかったのですが、そもそもが動画サイトより前にその電子掲示板でネタにされていたものと考えると五十歩百歩です。』

 

陸奥「あまりどっぷりと漬からない方が良い気がするわね、その沼は」

 

大鳳「そもそも何故特定のビデオがそこまで取り沙汰されたのかしら」

 

翔鶴「よっぽど面白かったのかしら……?」

 

 

長門『だから最近は鳩尾の辺りや肝臓もしくは腎臓の辺りを思い切り殴って黙らせているのですが、そのせいで私を処刑人扱いする気風が高まっています。』

 

陸奥「グラップラーねぇ……」

 

翔鶴「姉妹のお二人はなぜここまでされても懲りないのかしら……」

 

 

長門『私だって人並みに恋もしてみたいのですが、現状は回収係兼処刑人扱いです。』

 

陸奥「あら……せっかくの可愛いお悩みなのに」

 

大鳳「付いて回る二つ名が物騒すぎますね……心中お察しします……」

 

 

長門『今後に漠然とした不安を覚えてきたので、姉妹から没収した下着上下一式を一着ずつお送りします。姉妹3名のためにお焚き上げをお願いします。』

 

長門「また、下着が……」

 

大鳳「上下セットですか」

 

翔鶴「あまりなかったパターンですね」

 

陸奥「そこを珍しがるのね……」

 

 

長門『追記:お焚き上げネームの元になる人に関しては、私は無印に出てきた風紀委員としての姿しか知りません。続編のネタを振られても対応できないため、これだけははっきりと真実をお伝えしておきます。』

 

長門「どういうことだ?」

 

大鳳「色々あって続編に出演するんですよ、きっと」

 

 

=====お便り全文=====

お焚き上げネーム:ボディガード料20万ガロン

姉妹艦のことで悩んでいます。一人は単なるカニ好きで最近アメリカ戦艦さんのクラブケーキやクラブスープで餌付けされている程度なので特に何とも思わないし私もお呼ばれしているためむしろ得しているのですが、残り二人はそれぞれ身の程知らずと懲りない子ときたものです。

前者の身の程知らずは提督を始めとして「クソ○○」呼ばわりするほど口が悪いのですが、困ったことに提督を始めとした司令級(艦隊の指揮権を有する将あるいは将校のことを弊艦隊ではこう呼称しています)には場末の分遣隊レベルの拠点ならば単身で制圧しかねない実力の持ち主が多く存在しており、指輪持ちの戦艦クラスや正規空母クラスを負傷させたという報告すらあります。最近は学習したのか相手側が面白がって容赦しなくなったのか泣いて謝る姿も目撃されるのですが、それでも未だに殴られたり蹴り飛ばされたり、時には締め上げられたり投げられたりの失神KOでマケボノ状態で発見されます。結果回収作業で私が呼び出されるため、正直うんざりしています。

もう片方も深刻で、やめるように言っているのにちょっと昔に販売されたと思われる男の人同士のえっちなビデオ、いわゆるゲイビデオ由来のネットスラングを多用してはウケることも少なくないですが顰蹙を買っています。せめてこういうことは昔の電子掲示板だけにして欲しかったのですが、そもそもが動画サイトより前にその電子掲示板でネタにされていたものと考えると五十歩百歩です。だから最近は鳩尾の辺りや肝臓もしくは腎臓の辺りを思い切り殴って黙らせているのですが、そのせいで私を処刑人扱いする気風が高まっています。

私だって人並みに恋もしてみたいのですが、現状は回収係兼処刑人扱いです。今後に漠然とした不安を覚えてきたので、姉妹から没収した下着上下一式を一着ずつお送りします。姉妹3名のためにお焚き上げをお願いします。

 

追記:お焚き上げネームの元になる人に関しては、私は無印に出てきた風紀委員としての姿しか知りません。続編のネタを振られても対応できないため、これだけははっきりと真実をお伝えしておきます。

====================

 

 

長門「それにしても、何故そうまでして二人共頑なに態度を改めんのか……」

 

陸奥「痛めつけられること以上に意地を張りたいんじゃないの?」

 

長門「そこまでするほどの意地なのかこれ?」

 

大鳳「その価値観は当人のみぞ知ることですから」

 

 

翔鶴「牛尾……じゃない、20万ガロンさんの姉妹のお二人がもしこのラヂオを聴いていたら、ご自分の姉妹の為に少し我が振りを考えてみてね?」

 

大鳳「常識的な範囲で大人しくするだけでいいですから」

 

陸奥「ガロンちゃんも、もし頼れる人が居るならそういう人に相談しても良いんじゃないかしら?」

 

長門「うむ、大和型に頼んで栗田パンチしてもらうのもアリかもしれん」

 

 

翔鶴「送られてきた下着類一式は、しっかりとお焚き上げするわ」

 

長門「姉妹の二人が大人しくなるよう祈願しておこう」

 

陸奥「なってくれるかしら……」

 

大鳳「暴力的な罰じゃない方が効くのかもしれませんね」

 

 

 

翔鶴「それでは、本日のお便り紹介は以上になります」

 

大鳳「続いてプレゼントコーナーです、ルーレットは……長門さんに回してもらいましょうか」

 

長門「この長門、全力でルーレットを回そう!スタート!」

 

陸奥「きゃっ!ちょっと長門、壊さないでよ!」

 

翔鶴「猛烈に回ってますね……」

 

 

・麻婆はるはる

・ボディガード料20万ガロン

-> 麻婆はるはる

 

 

翔鶴「麻婆はるはるさん!おめでとうございます!」

 

大鳳「当番組謹製の御守りをお送りいたします……って、麻婆さんには既に送ったことあったかしら?」

 

翔鶴「あったような気がするわ」

 

大鳳「うーんそれではせっかくなので、20万ガロンさんへもお送りしましょうか」

 

 

長門「ルーレットを回した意味が余りなかったな……」

 

陸奥「いいじゃない♪私たちも手伝うんだし」

 

翔鶴「お二人共の幸運を祈って作成しますね」

 

大鳳「中身は見てはいけませんから」

 

 

翔鶴「それでは、名残惜しいですが、お別れの時間が近づいてきました」

 

大鳳「長時間放送にお付き合い頂いた皆様、お便りを送って下さった皆様、ありがとうございます」

 

翔鶴「皆様のお陰でこのラヂオが成り立っています、本当にありがとうございます」

 

 

翔鶴「ゲストの皆さんも、今夜はありがとうございました」

 

大鳳「おつかれさまでした」

 

陸奥「こちらこそありがとう、楽しかったわ♪」

 

長門「役目は果たせただろうか?」

 

大鳳「はい、それはもう」

 

 

陸奥「良かったらまた呼んでほしいわ」

 

長門「私は、そうだな、もし呼んでもらえるのならいつでも駆け付けよう」

 

翔鶴「ありがとうございます♪」

 

 

大鳳「それではまた次回の放送でお会いしましょう」

 

翔鶴「弊ラヂオは皆様の不運が断ち切られること、そして幸運を祈っています」

 

大鳳「番組への要望、ゲスト艦娘のリクエストなどありましたら、お気兼ねなくご連絡下さいね」

 

 

翔鶴「本日のお相手は、航空母艦・翔鶴と!」

 

大鳳「航空母艦・大鳳と!」

 

長門「戦艦・長門!」

 

陸奥「戦艦・陸奥!でした♡」

 

 

「「「「皆さんに幸せがとどきますように!!」」」」

 

 

~第42回放送 おわり~

 

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