お便りを送ってくださった皆様、ありがとうございます。
【第43回 翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ】
翔鶴「翔鶴と!」
大鳳「大鳳の!」
「「お焚き上げラヂオ!!!」」
#翔鶴と大鳳のお焚き上げラヂオ
翔鶴「こんばんは、翔鶴です♪」
大鳳「大鳳です、今夜もよろしくお願いします」
翔鶴「今日も各地で気候が不安定だったようですが、リスナーの皆さまは大丈夫でしょうか?」
大鳳「梅雨の時期って降る日はとことん降りますからね」
翔鶴「もうすぐ梅雨も明けるようですし、落ち着くといいですね」
大鳳「はい、では早速ですが本日のゲスト艦娘を紹介しますね」
翔鶴「サラトガさん、アークロイヤルさん、グラーフ・ツェッペリンさんです♪」
サラトガ「Hello♪」
アークロイヤル「よろしく頼む」
グラーフ・ツェッペリン「緊張するな……」
大鳳「今日はゲスト全員空母ですね、しかも多国籍」
翔鶴「私たちも空母だから、空母ラヂオね」
グラーフ「初めてのことで不安もあるが、頑張ろう」
アーク「大丈夫だ、いざとなればこのソードフィッシュで」
サラ「どうするつもりなのよ……」
翔鶴「では、1通目のお便りを……アークロイヤルさんに頼んでもいいかしら?」
アーク「よし、任せてもらう」
大鳳「お願いしますね」
アーク「ああ、最初の手紙は……我的最強腰痛エンタルピー増加丸……という人物からだ」
グラーフ「難しい名前だ」
アーク「正直舌を噛みそうだった」
アーク『我的最強腰痛エンタルピー増加丸と申します。私は腰痛がちで、非常に悲しいことに2週間ほど前にぎっくり腰になってしまいました。』
サラ「ギックリゴシ?」
翔鶴「簡単に言うと、急激に物凄く腰が痛くなってしまうことね」
グラーフ「治るのか?」
大鳳「酷い場合は速やかに病院に行くべきですね、リスナーの皆さんもお気をつけて」
アーク『その時の衝撃とはまさに言い様もなく、私は無様にもその場に倒れ込む他ありませんでした。しかし、なんということでしょう!その床はまさにコンクリート!私の服装は制服!周りには登校中の人々!へたり込む私!』
翔鶴「学生さんだったのね」
大鳳「"腰痛"なので年配の方がなるイメージが強いですが、ぎっくり腰は誰でもなりますからね」
グラーフ「そんなにつらいものなのか?」
サラ「調べてみたけどかなり酷い場合もあるみたいよ」
グラーフ「恐ろしいな、ギックリゴシー」
アーク「同じく登校中の人間が居たのは……助かった、のか?」
大鳳「倒れ込むほどですから、周りに人が居てくれたのは幸運かもしれません」
翔鶴「見られた恥ずかしさもあるかもしれないけど」
アーク『奇怪な目を向けられ、非常に屈辱的な気持ちになってしまった人生三度目のぎっくり腰でした。私は悲しい。』
サラ「私も悲しいわ……そんなに辛いのに奇特な目で見られるなんて、かわいそうに……」
大鳳「さ、三度目……それ何かクセが付いちゃってません?大丈夫です???」
アーク『そしてつい昨日、私はよく大きなクシャミをしてしまうのですが、クシャミをすると体に力が入ってしまい、上半身が跳ねてしまうのです。
クシャミを4度、5度し、最後の6度目をした頃、魔女は私の腰を的確に破壊したのです!
ひとのこころないよ』
翔鶴「そ、それで4度目のぎっくり腰を……?」
アーク「悪いことは言わない、医者に行こう、すぐに」
大鳳「かなり身体が参っているように見えます……」
グラーフ「……あ!ギックリゴシーとは"魔女の一撃"のことか!なるほど……」
アーク『人生最大の地獄を味わいました。幸いだったのが、家の中だったということ。私は感じたことの無い余りの激痛に、やばいくらいマヌケな声を出しながら、後ろにあったテーブルに後ろから仰け反るように倒れ込みました……』
大鳳「いや本当に危ないですって!ぎっくり腰だけじゃなくてケガしそうになってるじゃない!」
サラ「本当にそこまで痛いんですね……恐ろしい……」
翔鶴「無事だと良いのだけど」
アーク『しばし経って、
さて、そろそろ痛みも治まったか、よし立とうかとします。
おや、おかしいですね
立てません。
はい。立てないのです。』
グラーフ「な、なんということ……」
サラ「Oh……」
大鳳「立てなくなるほどの症状とは……」
翔鶴「お便りを受け取ってから日が経ってしまったけど、病院、行かれているのかしら……」
アーク『余りのぎっくり腰の衝撃により腰は抜け、ろくに柔軟体操のしていない固まった体では手で支えて立とうとも手が届かず、1度うつ伏せに角度を変えようとするも痛みで動けない。
私は絶望を超え、最早戦慄すら覚えました。』
大鳳「時間が経つ、安静にして良くなる範疇を越えている気がしますね」
アーク「私も読んでいて恐ろしい……艤装やソードフィッシュを扱うとき、もっと気を付けなければ」
グラーフ「ソードフィッシュ意外も気を付けなさいよ」
アーク『人間とは腰痛を前に、何とも無力であり、立ち向かうことは無謀だと学びました。
これはまさに現代社会。
今もせっせと私から精神力を奪うこの痛みは、資本主義経済を表しているようにも感じました。
私は悟りを開き、最早痛みを受け入れる他ないことを知りました。』
翔鶴「な、なぜ、資本主義……」
グラーフ「ガングートが聞いたら怒りそうだ」
サラ「むしろ資本主義を"痛み"と言っているから肯定しそう」
大鳳「そもそも資本主義と喩えたのはなんなんでしょうね……」
アーク『私は立ち上がる
ああ、私は自由だ。
何物にも縛られることは無い!
痛みに抗うのではなく、痛みと調和するのだ!』
大鳳「あーもうそんなことしたら……」
アーク『そう言い聞かせるも哀れ、私は立ち上がり直立姿勢になった瞬間、激痛を感じ、努力も虚しく四つん這いに伏せてしまったのです!』
グラーフ「まあ、そうなるな」
サラ「ヒュウガの真似?」
グラーフ「いや、そんなつもりはないんだが……私ではズイウンを飛ばせないし」
大鳳「別に瑞雲だけが日向さんの特徴では……確かにインパクト大きいですけど」
アーク『偉大なる神ゴッドジーザスよ……そんなに可愛くもない迷える子羊をお救い下さいませ……』
サラ「みだりに名前を呼んでは……と思ったけど、これほどの目に逢っていたら言いたくもなるわよね」
大鳳「サラさんも結構Oh my~って言ってますけどね」
サラ「うそ!?」
=====お便り全文=====
我的最強腰痛エンタルピー増加丸と申します。
私は腰痛がちで、非常に悲しいことに2週間ほど前にぎっくり腰になってしまいました。
その時の衝撃とはまさに言い様もなく、
私は無様にもその場に倒れ込む他ありませんでした。
しかし、なんということでしょう!
その床はまさにコンクリート!
私の服装は制服!
周りには登校中の人々!
へたり込む私!
奇怪な目を向けられ、非常に屈辱的な気持ちになってしまった人生三度目のぎっくり腰でした。
私は悲しい。
そしてつい昨日、私はよく大きなクシャミをしてしまうのですが、クシャミをすると体に力が入ってしまい、上半身が跳ねてしまうのです。
クシャミを4度、5度し、最後の6度目をした頃、魔女は私の腰を的確に破壊したのです!
ひとのこころないよ
人生最大の地獄を味わいました。幸いだったのが、家の中だったということ。
私は感じたことの無い余りの激痛に、やばいくらいマヌケな声を出しながら、後ろにあったテーブルに後ろから仰け反るように倒れ込みました……
しばし経って、
さて、そろそろ痛みも治まったか、よし立とうかとします。
おや、おかしいですね
立てません。
はい。立てないのです。
余りのぎっくり腰の衝撃により腰は抜け、ろくに柔軟体操のしていない固まった体では手で支えて立とうとも手が届かず、1度うつ伏せに角度を変えようとするも痛みで動けない。
私は絶望を超え、最早戦慄すら覚えました。
人間とは腰痛を前に、何とも無力であり、立ち向かうことは無謀だと学びました。
これはまさに現代社会。
今もせっせと私から精神力を奪うこの痛みは、資本主義経済を表しているようにも感じました。
私は悟りを開き、最早痛みを受け入れる他ないことを知りました。
私は立ち上がる
ああ、私は自由だ。
何物にも縛られることは無い!
痛みに抗うのではなく、痛みと調和するのだ!
そう言い聞かせるも哀れ、私は立ち上がり直立姿勢になった瞬間、激痛を感じ、努力も虚しく四つん這いに伏せてしまったのです!
偉大なる神ゴッドジーザスよ……そんなに可愛くもない迷える子羊をお救い下さいませ……
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アーク「とにかくこのギックリゴシというのが如何に大変なのか、ヒシヒシと伝わってきた」
グラーフ「私も魔女の一撃がここまで重いものとは思わなかった」
サラ「私たちから言いたいことは一つです」
一同「「「「「病院に行け/行こう/行きましょう」」」」
翔鶴「この後どうされたか分かりませんが、もし治まっていても病院で診てもらった方が良いです」
大鳳「くしゃみでぎっくり腰になってしまうというのは、素人考えですがかなり深刻な気がします」
アーク「それに複数回なっているようだしな」
サラ「神を頼るよりも前にお医者様を頼りましょう?」
アーク「そうだな、この増加丸氏の健康を願って……オタキアゲ、ということになるか」
サラ「そうね、私たちに出来るのはそのくらいかしら」
大鳳「あとは、お医者に診てもらうことですね」
グラーフ「祈っても痛みは良くならないだろうからな」
翔鶴「それでは、増加丸さんの健康を祈願してお焚き上げしますね」
大鳳「病院、本当に行ってくださいね?」
サラ「私も心配です」
大鳳「では、続いて2通目のお便りを……サラトガさんにお願いしようかしら」
サラ「はい、わかりました♪えーと、お便りは よなぎ さんからですね」
翔鶴「ありがとうございます」
グラーフ「ウナギ?」
アーク「いや、ヨナギと言ったぞ」
サラ『なんとなくなのですが、提督に元気がありません。最近ご飯もそんなに食べてないみたいだし、うなぎやカレーで元気になってもらおうかなとも思うけど、逆効果な気がします。』
大鳳「夏バテ……とか?」
翔鶴「だったらお便りを送るほど深刻にはならないんじゃないかしら」
グラーフ「栄養を摂るのはたいせつだが、無理矢理に食べるのも辛いな」
アーク「ならこのレーションで……」
サラ「元気が無いって言っているのに余計に無くなっちゃうわ」
サラ『夏の大事な作戦が近づいているのに、このままだと指揮に影響が出ちゃいそうだし、何より提督の体調が心配です。』
アーク「あらゆる観点から見ても健康はたいせつだからな、作戦がどうのと関係なく」
大鳳「とはいえ、先ほどのぎっくり腰の例もそうですが、頑張れば元気になれるというものでもないですからね」
翔鶴「それに空元気では余計に辛いものね」
グラーフ「そういう状態の時は、やれることをやれるなりにやれる範囲で、やれないことはやれない、と割りきるのも手だな」
翔鶴(うちの提督はもっとちゃんと任務進めてくれないかしら)
サラ『私もお祈りしますので、チームお焚き上げの皆さんにも一緒にお祈りしてもらえると嬉しいです。火種として被弾して使えなくなった水着を同封しています。』
大鳳「下着……じゃなくて、水着、ですね」
サラ「あら、残念だった?」
大鳳「そんなことは無いです!ただ、ウチはよく下着が届くので……」
アーク「いや、普通は水着を送ったりもしないぞ」
グラーフ「それも使用済みの物を」
=====お便り全文=====
よなぎ
なんとなくなのですが、提督に元気がありません。
最近ご飯もそんなに食べてないみたいだし、うなぎやカレーで元気になってもらおうかなとも思うけど、逆効果な気がします。
夏の大事な作戦が近づいているのに、このままだと指揮に影響が出ちゃいそうだし、何より提督の体調が心配です。
私もお祈りしますので、チームお焚き上げの皆さんにも一緒にお祈りしてもらえると嬉しいです。火種として被弾して使えなくなった水着を同封しています。
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翔鶴「どうやら、パンツ型のクリーニングクロスなんかも最近は世の中に出たらしくて……」
アーク「人前で使えるのか?それ?」
大鳳「はい、パンツのことは置いておいて!今日は来てませんから!」
サラ「そうね、この水着をお焚き上げして、よなぎさんの提督さんに元気になってもらわなくちゃ」
グラーフ「水着を火にくべて元気を出してもらおうとする……という絵面は、果たしてどうなのだろうか……」
アーク「カルト宗教に見えるかもしれないな」
サラ「お、お祈り自体は健全だから大丈夫よ」
翔鶴「あと、食欲がないときは……」
グラーフ「ブルストだな」
アーク「アフタヌーンティーを」
サラ「コーヒーとコーンフレークで」
大鳳「見事にバラバラ」
翔鶴「季節とは違うけど、スープ系の物やシチューなんかはどうかしら?」
大鳳「参考になるか分かりませんが……」
サラ「あとは、お嫁さんに思いっきり甘えちゃうとかね♪せっかくだから水着とか披露してもらいましょう、夏だし!」
アーク「そうか、夏か……」
グラーフ「夏だな、ということはまたヨーロッパに……」
大鳳(なんで夏のバカンスみたいになってるんでしょう)
翔鶴「それでは、よなぎさんのところの提督さんが元気を取り戻せるように祈願してお焚き上げをしますね」
大鳳「はい、こちらのラヂオからもエールを送らせてもらいますね」
グラーフ「アオバが出していた艦娘水着写真集でも送れば元気が出たりしてな」
大鳳「そういう元気を出されても……というかそれ大丈夫なヤツですか?」
アーク「大丈夫じゃない、問題だったので発禁になった」
サラ「それとも、このラヂオらしくパンツ送る?」
大鳳「送りません!」
カンペ<[今日のお便りを下さった方々にゲストの皆さんの水着ブロマイドを送るということで]
翔鶴「次のお便り紹介をグラーフさんお願いします」
グラーフ「ああ、わか……った?」
アーク「どさくさ紛れて何か決められてないか?」
大鳳「ちくわ大明神にたいに紛れるな」げんこつ
グラーフ「えっと、コホン、では読むぞ、カペ太の大冒険 からだ」
大鳳「ありがとうございます」
サラ「どんな冒険が待っているのかしら」
グラーフ『また同郷艦で事件発生だお。なんか欧州の海がゴタゴタしてるらしくってあの辺の食材の輸入がストップしちゃって士気がダダ下がりしてんだ。』
アーク「ヨーロッパ戦線がまた不安定になっているようだからな……」
翔鶴「食は士気に大きく影響しますしね」
グラーフ『もちろん気持ちはわかるから、そこは知恵絞って色々ありもので美味しいもん出そうはと努力はするんだけど、遂に我慢の限界を迎えた長老的なヤツと若いメガネのヤツが呪文みたいにイタリア料理の名前を北から南まで片っ端から唱え始めたんだお。』
大鳳「恐ろしい……念仏のような感じでしょうか」
翔鶴「イタリア艦のみなさん、食事のことは妥協できない雰囲気ですものね」
アーク(ニホン艦もでは?)
カンペ<[川西能勢口、絹延橋、滝山、鴬の森……]
グラーフ『これは完全にテロ行為、即座にビンタして止めたら気持ちよーく吹っ飛んでいったお。やったぜ。しばらくあいつらの昼飯はソフト麺のナポリタンに決定したお、アレ結構美味しいんだよね。』
サラ「凄いわね、戦艦を飛ばせるなんて……」
アーク「新記録だな」
大鳳「美味しいですよね、ナポリタン……イタリア料理じゃないけど」
翔鶴「サ●ゼに連れて行きましょう」
グラーフ「物資不足だから、連れて行っても通常通りのメニューが食べられなさそうな気もするが」
グラーフ『だいたい乾麺とニンニクと唐辛子とオイルと塩の在庫は使い果たせないほどあるのに贅沢言いやがってロクでもない奴らだお。』
大鳳「あるんかい在庫!」
サラ「それは、確かに贅沢な悩みね……」
アーク「グルメも行き過ぎればとんだ迷惑だな」
グラーフ『っていうのは潜水艦的感覚かもだけど、ひもじくても楽しみを見出すのって大事だと思うんだ、「味が濃い」「量が多い」「しょっぱくてうまい」とか。』
アーク「ああ、しっかり味付けされた調理なら食べられるしな、ソザイのアジというやつだ」
大鳳(なんでしょう、とても美味しいものを食べた感想に聞こえない……)
翔鶴「美味しく頂くというのはたいせつですね」
グラーフ『でも現状が続くのも可哀想だし、今年の欧州作戦、お互いがんばろーぜってことで結びとさせていただくお。』
サラ「はい、私たちも頑張ります♪」
大鳳「食べたいものが食べられないストレスが続くのは辛いですからね」
アーク「ヨーロッパの深海どもを大人しくさせればまた美味しいものが食べられると思えば、やる気も出るんじゃないか?」
=====お便り全文=====
カペ太の大冒険
また同郷艦で事件発生だお。なんか欧州の海がゴタゴタしてるらしくってあの辺の食材の輸入がストップしちゃって士気がダダ下がりしてんだ。
もちろん気持ちはわかるから、そこは知恵絞って色々ありもので美味しいもん出そうはと努力はするんだけど、遂に我慢の限界を迎えた長老的なヤツと若いメガネのヤツが呪文みたいにイタリア料理の名前を北から南まで片っ端から唱え始めたんだお。
これは完全にテロ行為、即座にビンタして止めたら気持ちよーく吹っ飛んでいったお。やったぜ。しばらくあいつらの昼飯はソフト麺のナポリタンに決定したお、アレ結構美味しいんだよね。
だいたい乾麺とニンニクと唐辛子とオイルと塩の在庫は使い果たせないほどあるのに贅沢言いやがってロクでもない奴らだお。っていうのは潜水艦的感覚かもだけど、ひもじくても楽しみを見出すのって大事だと思うんだ、「味が濃い」「量が多い」「しょっぱくてうまい」とか。
でも現状が続くのも可哀想だし、今年の欧州作戦、お互いがんばろーぜってことで結びとさせていただくお。
====================
グラーフ「こちらも、食事の為というわけではないが夏の作戦は全力を尽くそう」
アーク「食事のことは、もう少し妥協点を見つけてもらって耐えてもらうしかないな」
サラ「じゃあ、カペ太さんへのお焚き上げは、必勝祈願ということでどうかしら?」
大鳳「美味しいご飯が食べられるようにじゃ締まりませんからね、それがいいですね」
翔鶴「ナポリタンも美味しいものね」
サラ「はい、次のお便り紹介は……大鳳さんかしら?」
大鳳「順番は特に考えてませんでしたが、わかりました、私が読みますね」
翔鶴「お願いするわね」
大鳳「えっと……夕立さんからのお便りのようですね」
大鳳『夕立っぽい。知らないうちに夕立っぽい生き物がおむつの柄に使われてたっぽい。入れておくからお焚き上げして欲しいっぽい。これ肖像権で使用料とれるっぽい?』
アーク「……は?」
グラーフ「度し難いな……」
翔鶴「これは、流石に未使用品のようね」
大鳳「……はぁ」ポイッ
サラ「あぁ大鳳さん!夕立さんのオムツをポイポイ放っちゃ駄目ですよ」
=====お便り全文=====
「夕立っぽい。知らないうちに夕立っぽい生き物がおむつの柄に使われてたっぽい。入れておくからお焚き上げして欲しいっぽい。これ肖像権で使用料とれるっぽい?」
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大鳳「パンツが来ないと安堵していたら、オムツとは……」
翔鶴「肖像権、でどこまで何が出来るか私も正確に把握できてませんが、製造者に物申すのは絶対出来ると思うわ」
サラ「訴訟してたくさんお金払ってもらいましょ?」
アーク「それは良い、私なら使用料を貰ってもイヤだしな」
グラーフ「他に被害に逢っている艦娘はいないのか?」
大鳳「お便りはこれだけなので分かりませんが、夕立さん以外にももしかしたら居るかもしれませんね」
サラ「いたら集団訴訟ね」
アーク「アメリカンだなぁ」
翔鶴「何故艦娘を絵にしようと思ったのかしら、オムツの……」
大鳳「軍用の製品、とか?」
グラーフ「余計あり得ないだろう、我々が使うかもしれないのに……」
アーク「妙なことを考えている発明家が作ったものだったりしてな」
翔鶴「えー、必要に応じて然るべき機関に訴えることも考慮してくださいね夕立さん?」
グラーフ「使用料が取れるか、製品製造が差し止められるか、どちらかの解決がされることを祈ってオタキアゲしようか」
アーク「そうだな」
サラ「なぜ夕立さんが選ばれたのかしらね」
翔鶴「それでは、次のお便りが本日最後の紹介となりますね、お焚き上げネーム:あさつき さんからです」
大鳳「ありがとうございます」
翔鶴『新米司令官の秘書艦に任命されましたが、早速大変です。簡単に言ってしまいますが、司令官が演習に行った先の北の泊地で現地のチンピラみたいな司令官と揉め事を起こしました。』
大鳳「本当に早速大変なことになっていますね……」
サラ「何故わざわざそんな相手と揉め事を起こしたのかしら」
翔鶴『うちの司令官は優しい人ですが薄々頼りないとも感じており、その予感が的中した形となりました。』
グラーフ「どちらかというと向こうから絡まれたような形だろうか」
アーク「かもしれないな」
翔鶴『ちなみに向こうの司令官は大したことなさそうに見えて「刑務の連中なんざもう3桁は返り討ちにしてやったぜ」なんてちょっと自慢気に言い放っていて、本当か分かりませんし頭に来ますがが少なくともうちの司令官より強いことは確かです。』
大鳳「確かに随分と真偽が怪しそうな情報に見えます」
サラ「事実かどうかは別にして、ちゃんと腕っぷしはあるみたいよ」
グラーフ「それでインネンを付けられたりしたのか……?」
翔鶴『本当なら私たちが司令官を助けなければいけなかったのですが、平気で「死ね」「この文民野郎」「テメエの葬式に殴り込んで一家皆殺しにしてやる」などと喚き散らす相手の言動が余りにも恐ろしく、それだけで委縮してしまい何もできませんでした。』
大鳳「もうこれ恫喝とかのレベルですよね」
アーク「それは確かに、怖いというか、粗野というか……」
サラ「それほど怒る相手は、一体何が気に入らなかったのかしら」
翔鶴『確か司令官は膝を間接蹴りで蹴り折られ、顔面をコンクリートブロックで往復ビンタされたり後頭部に鉄槌打ちを受けていたりしました。一応息はあったので、相手が飽きた頃にどうにか回収して今は入院中です。』
アーク「よく生きていたな」
翔鶴「これ、ただ運よく生き残っただけで殺人未遂じゃないかしら」
グラーフ「普通に大問題だと思うが……」
大鳳「そこまでに秘書艦が割って入ってやれないほどだったのでしょうか」
翔鶴『一人前のレディとしての姿を見せる前に死なれては困るのですが、どうすればいいんでしょうか。妹からはこの番組には下着を送ればいいと聞いているので、敵前逃亡をしてしまった手前とりあえず送ります。お焚き上げよろしくお願いします。』
大鳳「この番組には下着を送ればいいわけではないです!!!」
グラーフ「それに敵前逃亡とは……時と場合によっては味方に撃たれかねない行為だぞ?」
アーク「死なれては困る、というならそれなりの行動を取るべきだな」
サラ「そうね、素敵な姿を見てもらいたいなら頑張らないと」
翔鶴『追記:元々は土足厳禁の場で靴を脱いだ時、私たちが靴をきちんと揃えていなかったという理由で司令官が呼び出され、それに反論したら相手が逆上したとのことでした。一人前のレディに関わらず、大人の世界というのはそこまでされるのが当たり前なんでしょうか?』
大鳳「うーん、一体どのレベルでキチンとしていなかったのか分かりませんが、それだけ聞くとそちらの非に対しての行為としては明らかにやりすぎだと思います」
アーク「普通、ではないな」
グラーフ「反論した時の態度や言葉選びが適切ではなかった可能性もあるな、あとは実は普段から別のことで恨みを買っていて、靴のことは切欠に過ぎないかもしれん」
サラ「直接の原因はもっと別のところにあるかもしれないということね」
=====お便り全文=====
お焚き上げネーム:あさつき
新米司令官の秘書艦に任命されましたが、早速大変です。
簡単に言ってしまいますが、司令官が演習に行った先の北の泊地で現地のチンピラみたいな司令官と揉め事を起こしました。うちの司令官は優しい人ですが薄々頼りないとも感じており、その予感が的中した形となりました。ちなみに向こうの司令官は大したことなさそうに見えて「刑務の連中なんざもう3桁は返り討ちにしてやったぜ」なんてちょっと自慢気に言い放っていて、本当か分かりませんし頭に来ますがが少なくともうちの司令官より強いことは確かです。
本当なら私たちが司令官を助けなければいけなかったのですが、平気で「死ね」「この文民野郎」「テメエの葬式に殴り込んで一家皆殺しにしてやる」などと喚き散らす相手の言動が余りにも恐ろしく、それだけで委縮してしまい何もできませんでした。確か司令官は膝を間接蹴りで蹴り折られ、顔面をコンクリートブロックで往復ビンタされたり後頭部に鉄槌打ちを受けていたりしました。一応息はあったので、相手が飽きた頃にどうにか回収して今は入院中です。
一人前のレディとしての姿を見せる前に死なれては困るのですが、どうすればいいんでしょうか。妹からはこの番組には下着を送ればいいと聞いているので、敵前逃亡をしてしまった手前とりあえず送ります。お焚き上げよろしくお願いします。
追記:元々は土足厳禁の場で靴を脱いだ時、私たちが靴をきちんと揃えていなかったという理由で司令官が呼び出され、それに反論したら相手が逆上したとのことでした。一人前のレディに関わらず、大人の世界というのはそこまでされるのが当たり前なんでしょうか?
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大鳳「お便りにはそのようなことは書かれてませんから、少なくとも あさつき さんから見える範囲ではそういった問題は無かったのでしょうけど」
翔鶴「反論するなら、相手と状況を見た言葉と態度で臨まないとね、真っ当な理由が無ければただの言い訳になってしまうし」
アーク「相当にボコボコにされたのは同情するが、喧嘩を売るなら状況と相手を選んだ方がいいな、司令官は腕っぷしがイマイチのようだから」
グラーフ「もっと鍛えるとか、な」
サラ「勝ち目のない戦いを挑むような司令官さんは困りますからね」
翔鶴「あとは、秘書艦なのだから、あなたももっとキチンとしないと」
大鳳「靴を揃えてなかったのは あさつき さんもみたいだし、そこでキチンとしてればこのトラブル自体起きてないかもしれないですからね」
サラ「司令官さんを大事に思うなら、身体を張って助けてあげる気概がもっと必要だと思うわ、じゃないと一人前のレディにはなれないわよ?」
グラーフ「いざというときに私は守れませんと言っているようなものだ」
アーク「相手が立場のあるものだったとはいえ、少し意地を張るべき場面だったな」
翔鶴「はい、そんなわけで、あさつきさんとその司令官さんの行動にはもう少し振り返るべき点があるように見受けられます」
大鳳「とはいえ相手が過剰な暴力を振るっているようにも思いますから、正当性を主張するのであれば然るべきところに訴え出るなど、冷静で的確な判断をしてください」
サラ「逆恨みみたいに仇討ちしに行っちゃだめよ?」
グラーフ「あさつき氏の今後の成長と、司令官の回復を祈ってオタキアゲだな」
翔鶴「ええ、そうしましょう」
大鳳「しかし良く生きていましたね……これだけ丈夫なら同じ相手にも負けないくらい強くなれるのでは?」
サラ「相手も相当なようだから、カンタンにはいかない気がするわ」
アーク「肉体的な強さもそうだが、軽々と暴力を振るえる精神性も恐ろしいな……」
大鳳「サラさんの言葉を借りますが、相手のことはキチンと見極める必要がありますね」
翔鶴「それでは、本日のお便り紹介は以上になります」
大鳳「続いてプレゼントコーナーです。今回は久方振りの放送ですので、お便り投稿者皆さんに御守りをプレゼントするようです」
サラ「5人で作れば何とかなりますね♪」
アーク「皆で心を込めて作ろう」
グラーフ「中は見てはいけないぞ」
翔鶴「それでは、名残惜しいですが、お別れの時間が近づいてきました」
大鳳「長時間放送にお付き合い頂いた皆様、お便りを送って下さった皆様、ありがとうございます」
翔鶴「皆様のお陰でこのラヂオが成り立っています、本当にありがとうございます」
翔鶴「ゲストの皆さん、今夜はありがとうございました」
大鳳「おつかれさまでした」
サラ「私も、楽しかったわ♪」
グラーフ「きちんと答えられたか不安だが、役に立てたのなら嬉しい」
アーク「次は紅茶でも飲みながら出たいな」
大鳳「それではまた次回の放送でお会いしましょう」
翔鶴「弊ラヂオは皆様の不運が断ち切られること、そして幸運を祈っています」
大鳳「番組への要望、ゲスト艦娘のリクエストなどありましたら、お気兼ねなくご連絡下さいね」
翔鶴「本日のお相手は、航空母艦・翔鶴と!」
大鳳「航空母艦・大鳳と!」
サラ「CV-3、Saratoga!」
アーク「HMS Ark Royal」
グラーフ「Graf Zeppelin でした」
「「「「「皆さんに幸せがとどきますように!!」」」」」
~第43回放送 おわり~