3話まで失踪せずに来れました。
皆様が見てくださるおかげで書く気力が放出されています!
ありがとうございます!では3話目どうぞ!
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白狼side
気がつくと今度は白い部屋に倒れていた。
先程まで、シャドウと戦っていて…確かお腹を刀で貫かれて…
「…また…死んだ…?」
むくりと起き上がって辺りを見渡す。この部屋自体ははイゴールらがいるベルベットルームとは違い、物はなく、ただただ白い空間となっている。
僕かキョロキョロと見渡していると後ろから
「目覚めたか」
と声をかけられる。
振り返るとほのかに緑色に光る球体が浮かんでいた。光るといっても太陽の様に輝いている訳ではなく、切れかけの白熱電球のような感じだ。
「き、君は…?」
恐る恐る僕が声をかけると球体が僕の顔にぐいっと寄る
「俺か?俺の名前はない」
そういうと球体が僕の周りをぐるぐると回り始める
「というか、お前の戦い方を見て思ったんだが…やる気あるのか?お前の投擲フォームも見たがあれはダサい。まるで産まれたての子鹿だ!そして自らも守れなぬ癖に他人のガキを守ろうとするなど笑えんぞ!」
と僕をボロくそに言ってくる。確かに自分の身を守れないで守ろうとしたのは少し馬鹿だとは思うけど…ぐっと拳を握りしめ球体を睨み言い放つ。
「でも…僕はみんなを守りたいから」
球体は動くの辞める、そのまま僕にまた近寄り
「覚悟は出来ているのか?」
と先程の声色より低くなって僕を脅す。
でも、僕の決意は変わらない。
「うん、出来てるよ」
僕の解答を聞いた球体は、少し離れると
「………ふっふっふ……ふっはっはっ!!面白い、面白いぞ…!」
笑い始めた、…僕、変なこと言ったっけ
「良かろう、俺の力…使わせてやる。その為には俺に名前をつけてもらわないと行けないからな…………考えろ」
ぎろっと睨まれたような気がして咄嗟に考える。
気が強くて…上から目線…
「………キングとか?」
「辞めてくれ、王になんかなったつもりはない」
速攻で却下された…
「………じゃ、じゃぁ…オゾン…とか?」
「オゾンだと…?」
「そ、そう。ほら纏ってるオーラみたいなのも少し綺麗だし………」
「…………」
「………あ、あの…?」
「気に入った、オゾンと呼べ」
すると、球体から人の腕と足が出てきて、まるで地球外生命体のようなフォルムへと変わっていった。球体部分が頭になり、そこから手足が生えてるという宇宙人のグレイタイプみたいな容姿へと変化を遂げた
「ところでお前の名前はなんだ?」
顔のない頭をこちらに向け、指をさしてくる。
「僕の名は白狼、白狼牙龍」
僕が名前を言うと、満足そうに頷き
「白狼か、覚えておこう。俺はお前のペルソナ…すなわちお前の魂の分身のようなものだ」
ペルソナ…これがイゴールさんか言っていたシャドウを倒す力の事か
「まずは現実世界に戻さなければな…よし、俺と対話する時には直話とよべ、そうしたらこの空間に連れてきてやる」
「ちょくわ…ね、わかった」
こくっと頷くと、オゾンは満足そうに頷く。
「じゃ、解散するとしよう。終話」
オゾンがそう唱えるとまた僕の意識は途絶えた。
?/? 明け方
「っ……………あ…れ?」
目を開くと目の前にあのシャドウの顔が目を見開いてあった。
「うわっ!?」
驚いて後ずさりし、よく観察するとシャドウの頭が引き抜かれていたようで、身体は別の場所にあるようだった。
(このシャドウは俺が仕留めたやつだな、無様な死に様よ)
耳元でオゾンの声が聞こえる、驚いて振り向くもそこにはオゾンは居ない
(おい、俺はお前の中にいるんだ、直接語り掛けてるんだ)
なるほど、そういう原理か
1人で頷いていると
「あんた、そんなとこで何してんのよ」
後ろから声をかけられる。振り向くと、そこには赤白の巫女服を着ており、片手には大幣?を持った少女がこちらによってきていた
「あ、えっと…これは………」
と僕が返答に答えていると少女は僕の後ろにある死体の山とシャドウの残骸を見つけたらしく
「あんた、もしかしてそれを祓ったの?」
それ、恐らくシャドウの事だろう…僕が頷くと
「そう………とりあえずこんなとこで話すのもあれだからうちに来なさい。話くらいは聞いてあげるわ」
そう言い、来た道を引き返していった
「待って…」
僕が走って追いつこうとすると手に持っていた大幣を僕の方へと向け
「言っとくけど、それ以上近づいたら…潰すわよ。今は機嫌が悪いから少し離れて行動して頂戴」
それだけいうとまた歩き始めてしまう。ついて行こうか迷っていると
(おい、白狼。シャドウの手から生えてる刀…持って見せろ)
とオゾンが命令してくる。
「え…わかったよ…」
少し駆け足で戻り、シャドウの手から生えている無銘と呼ばれた刀を引きちぎって手に持つ。そうすると刀が僕の腕に吸収され…吸収されて!?
「お、オゾン!?何が起こってるんだよ!これ!!」
(あぁ…お前の魂の形は特殊だからな。このシャドウとかやらの道具や性質を食べれそうなんだよ。だから俺が喰らってるって訳だ)
「な、なるほど…ってか置いてかれる…!」
吸収し終わって後ろを見ると遠くの方にギリギリ見える程度に少女がいた、やばい、見失う。
(ほら、もう吸収したぞ、行け)
「っ…わ、わかったよ!」
僕はオゾンに半ギレになりながらも少女の後を追う。
この少女に出会ってから、僕の物語が始まった
お疲れ様でした!
感想があればカキカキして頂けると幸いです!!!