シャンフロ恋愛系短中編(旧:私が君に恋したのか君が私に恋したのか)   作:オタマトーン

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最終話 決着side-k

午後6時になりケータイで指定されたアドレスを開いた

なんだかんだは私はあいつに言われたサイトを見てしまっている。

シャンフロでも幕末でもない。GHなんちゃらとかいう格ゲーだ

彼が珍しく見ていた雑誌に載っていたから知っている、彼はあまりプロゲーマーには興味ないくせに魚臣プロのところは嬉しそうに、シルヴィアプロのところは苦笑いながらも楽しそうに、アメリアプロのところはゲンナリした顔でただやっぱり楽しそうにインタビュー記事を読んでいたのだ

私はそれを見て彼の好みはシルヴィアプロなもしくはアメリアプロのだろうかと考えもしたが、人種もスタイルも顔も変えれないんだから気にしてもしょうがないと見なかったことにしたけど。

そんな彼が興味を示した人たちがこれから戦うみたいだ。一人は知らないけど会場の盛り上がりや流れているコメントから何やら有名な選手らしい。

 

「何?自分の気になる選手が出るから見ろっていうの?」

 

あの一通だけで本当に連絡をよこさなかったあいつに怒りながらもとりあえず色々と調べてた。

三人の情報はあっさり出た、全米1位と2位と日本のトッププロだ。そうしたら顔隠しとは日本二位なのかと思いながら顔隠しを調べたら謎だった。

情報は出てくるけど、誰と戦ったかなどばかりで所属も何も不明、リアルカーストプリズンと呼ばれていること彼とアポが取れるのが魚臣プロだけという本当にプロなのか全くわからないけど彼女らと張り合える選手ということだ。

 

そんなことを調べながら試合を見ていたけど、思ったよりずっと接戦だった。

顔隠しが翻弄して、魚臣プロが削る、やっていることはそれだけだが、それをやりつづけていた。

しかし、このメンツに入ると顔隠しは実力が一枚落ちるようでもう最後の一撃を食らうところだった。

 

【てめ!今日だけは何があっても勝ちたいんじゃねーのかよ!】

 

そんな叫び声が聞こえた。それは魚臣プロとしてしゃべっているのではなくただの魚臣としてしゃべっているようだった。そしてその声には激しく聞き覚えがあった。

 

同時に顔隠しの動きが変わった。すり足で相手の動きを読んで最小最速で回避した後に鋭い一撃を食らわせていた。

大振りではなく、コンパクトだけど速く強い一撃だった。

 

「え、嘘?今の動きって・・・」

 

間違いない龍宮院富嶽のような一撃だった。まさか彼以外にもAIで覚えたのかと思った。

同時に何かが頭の中でつながった。

聞き覚えのある魚臣の声、龍宮院の体捌き、今週の用事、この試合を見る意味を・・・

 

私は絶叫するように何かを叫んでいた。遠くからびっくりしたような急いで近づいくるような音がしたけどすぐに意識から外れる。

 

そして、彼は勝った。全米1位と2位相手に、よりにもよって散々やめろといった蹴りで。

 

部屋の外から声が聞こえたけど私は「大丈夫、気にしないで」と怒鳴るように返した。解説の人が何か言っているけど、全然頭に入ってこない、早くこの顔隠しの声が聞きたい、魚臣のコメントとかどうでもいい、そんな中ようやく彼のインタビューになった。

 

【優勝おめでとうございます!試合を見てる人たちに何か一言お願いします。】

 

画面にはコメントで、「くるぞ!ダイマ!」などと流れていて、読む限り何か決まったやり取りがあるようだ

そんななか彼は覆面をかぶっているのに雰囲気で全部伝わってる喜びをそのままに口元のマスクだけ開けてボイスチェンジャーを使用していないよく聞く声で、本当にうれしそうな声で

 

【おい!ちゃんと見てるんだろうな!お前に教わってた技で勝ったぞ!この前行けなかったラーメンでも大会の賞金で食い行こうぜ、それで俺と付き合ってくれ!!!!】

 

ちょっとずつ距離を詰めて私から言うつもりだったから悔しいけど、嬉しい。

そもそも私が見てなかったらどうするつもりだったんだよ、バカ

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