アリス)貴女が七冠の最後の一人...?
ネネカ)何か不服でも?...まぁ良いでしょう。アリス、
一度あちらの本を読んでいてください。私はこの男と話がありますので...
アリス)虚様と?...わかりましたわ!それでは後程♪
虚)...ネネカさん、一体何の用ですか。
ネネカ)まずは研究室に行きましょう。聞かれると困りますからね。
ネネカに連れられ、研究室にやってきた虚。
ネネカ)貴方は...自分の身の程をどれ程理解していますか?
虚)身の程?弱い...とか、大したことない...とか。
ネネカ)いいえ、貴方に存在価値なんてありませんよ。
いきなり自分の存在を否定され驚愕する虚。
虚)な、ない...?ど、どうして?
ネネカ)簡単な話です。貴方は弱すぎる、私の想像以上に。私の設計したスペック以下とは...失望しますよ。
勝手に呆れられ失望されてしまう虚...
虚)さっきから、何が言いたいんですか?
ネネカ)...はぁ、はっきり言ってしまいましょうか。貴方にはこの世界を救う為に死んでもらいます。
虚)っ!!?それって...僕を殺すって事ですか!?
ネネカ)何を勘違いしているんですか...この世界が何故存在しているか、知っていますか?
虚)全然...
ネネカ)この世界は、とある少女の妄執によって狂ったのです。その少女の世界で世界は同じ時を繰り返している...何を言っているかわからないでしょうが、事実なのです。
虚)...少女の妄執で狂った世界?その、少女っていうのは...?
ネネカ)その少女については、まだ話すべきでは無いでしょう。その時は...決戦の時だからです。
虚)僕に...何をしろと?
ネネカ)貴方の能力を見せてもらいます。要するに...
私と戦ってもらいます。構えなさい。
有無を言わさない口調で淡々と宣告されてしまい、桁違いの威圧感が小さな身体から放出され脚が竦む。だが...
虚)わかりました、行きます!!
剣をしっかりと握り、七冠に踊りかかる虚。だが...一本後。
ネネカ)弱い、弱すぎます。...容量の事を差し引いても
弱いです...。
虚)...っ!!あぁあああ!!!
怒りに身を震わせる虚の一撃も、帽子を掠めるのみに留まり。
ネネカ)遅い。
虚)がぁっ!?あぁっづぅっ......!!!
端的に告げられ、閃光に焼かれてしまう。
ネネカ)...ですが、やはりそのコピー能力...使いようはありますね。喜びなさい名無虚、貴方の存在に私が価値を与えてあげましょう。
尊大な威圧感を放ち続けるネネカに虚は困惑すつ事しかできなかった。
少しずつ自分の実力を理解していく11話でした!
自分を知る事ってとても難しい事だと思います...